アンダルシアの蚊さんの映画レビュー・感想・評価

アンダルシアの蚊

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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.7

マカロニ・ウェスタン?西部劇?違う違う、これこそバック・トゥ・ザ・フューチャー

マルケータ・ラザロヴァー(1967年製作の映画)

4.6

“全身全霊で感じる乱暴狼藉と純粋無垢”[89]
[男たちの罰、女たちの運命]

偶然によりできたチェコ映画史上最高傑作。僕の大好きな「七人の侍」「アンドレイ・ルブリョフ」と同じ様に大絶賛されているから
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憎しみ(1995年製作の映画)

5.0

“狂ってる奴、狂ってるかまともか分からない奴、まともな奴と思いきや狂ってる奴が贈る人生と落下”[100]
[悪は存在しなかった][落下という動作しか出来ない悩ましい若者たちよ]
今年No.1 今
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.7

[93]

良くも悪くもよく出来すぎてる映画
そんなことどうでも良くなるぐらいの面白さがある

ストーカー(1979年製作の映画)

4.4

“神々が哀れなるものたちを招き嘲笑う場所=ゾーン”[70]
[奇妙な自然と神々の博愛][タルコフスキーが後世に贈る人類の生き方]
宮崎駿やビクトルエリセなどの数々の映画人が絶賛した作品。

全然良さが
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.8

“第四のハリウッド黄金期へ突入”[95]
第一は10〜20年代のサイレント時代
第二は40〜60年代のトーキー突入時代(この時代が今伝説になっているだろう)
第三は70〜80年前半のアメリカン・ニュー
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スモーク(1995年製作の映画)

4.9

“タバコとは友を呼び、人生を豊かにし、悪を中和する”[97]
[「火はいずれ消える」、煙は消えない]
これを見たらタバコがかっこよく見えてしまう。本当に洒落てる映画だった。アメリカン・ニューシネマ感が
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ファンタスティック Mr.FOX(2009年製作の映画)

4.5

“人類を真似した動物たちの反逆”[85]
ウェスアンダーソンだからやっぱり童話のような雰囲気でかわいらしい。自分はまだ「ムーンライズキングダム」しか見た事ないけど、しかもつまらなかったからあんま期待し
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A.I.(2001年製作の映画)

4.7

結構酷評されてるけど、スピルバーグでは一番好き。
キューブリックが作ったらとてつもなかったんだろうな〜

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

5.0

“帽子兄弟2人と別嬪さんの栄華之夢”[100]
[楽園よりも奇妙な旅]
黒澤明が絶賛していた映画でありインディーズ映画の最高傑作の1本。まさに金字塔にふさわしい。

あらすじは、ニューヨークでヤクザな
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

“バードマン?いやそれイマジナリーフレンド”[69]
[SNSとかゲームなんかどうでもいいから映画を見よう!]
正直これがアカデミー作品賞取ったとは思えないね、なんか”アカデミー賞”っていう世界一の映
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リトルマン・テイト(1991年製作の映画)

4.2

[60]

ジョディ・フォスター初の監督作品にしてはクオリティが高すぎる。さすが名監督たちの下で演技をしてきた名優

ガッツリメッセージ性がある映画はあんま好きじゃないからどうなんだろうって思ってたけ
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8 1/2(1963年製作の映画)

5.0

“映画監督が贈る’祭’というなの人生。そして映画の真髄とは?”. [99]
«ぼくがつくったさいきょうえいが »
映画の到達点の1つ。名作すぎる。
前は完璧に良さがわかっていなかったから再視聴。や
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.4

”欲望は人生の燃料“[60]
「ビフォアサンライズ」の完璧な続編

最初再会したシーンは微笑ましく、思わずニヤけてしまった

映画の時間は80分、二人でいる時間も80分。「ビフォアサンライズ」が公開さ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

5.0

“マカロニ・ウェスタンの集大成ここにあり”[100]
西部劇の最高傑作の1本であり、マカロニウェスタンの最高傑作でもある。レオーネ作品のマカロニウエスタンはあまり好きじゃない。「荒野の用心棒」は黒澤明
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.7

“純粋な愛で満ちた一日”[89]
ロマンス映画の金字塔
あのロッテントマトでは脅威の100点。正直自分は100は言い過ぎじゃないかとは思った。でもめちゃくちゃ面白かった。

列車、運命、偶然、遭遇、淡
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

4.9

“十二人の侍達と一人の獣が贈る祭り”[95]
かなり絶賛されていたから見た

あらすじは、江戸時代末期、島田新左衛門は、幕府内で秘密裏に進められる明石藩主の暴君・松平斉韶の暗殺計画の実行を命じられる。
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影の列車(1997年製作の映画)

4.9

“死人どもを映像という名の霊としてこの世に復活させる”[99]
[[映画バカが作る映画バカの為の映画]]
““映画””というものを”生物”と”音楽”と”過去”と”映画”で語る。

究極の映像実験、美の
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チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

3.8

暗闇の中には何かがある。[65]
色気、眼光、魔女、音楽、暴力、偽りの愛、商品、ネオン色に光る世界、寂しげな死、暗闇に飲まれた空間

半分がただのクラブのオーナーの日常的にでそれが退屈に思う人もいるか
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はなればなれに(1964年製作の映画)

4.2

こいつらの人生って変だな〜[75]

しっかりコメディしているし、犯罪映画としても良作。ロマンス要素もあったりして飽きない。異質

(1974年製作の映画)

5.0

“継承する愛と教え”[100]
再視聴。1回見た時はタルコフスキー映画が初だったから「あ〜タルコフスキー映画ってすごい難解で長回しするなー、苦手かも」って感じだったけど2回目は「とてつもねえな」って感
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

4.9

“暗闇・悪夢・絶望の具現化”
伝説のカルト映画であり、カルト映画の最高傑作の一つ

あらすじはヘンリーはある日、過去に肉体関係をもったことのあるメアリーXの家に招かれる。そこで告げられたのは、メアリー
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サスペリア(1977年製作の映画)

4.3

“異次元のホラー”[70]
芸術映画の最高傑作の1本

色彩豊かすぎて、もはや禍々しく感じるほどすごい。音楽の付け方や照明、すべてが独自の美しさがある。それにサントラはかなり有名、どこかで聞いたことが
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

4.7

“共感と羞恥心の嵐”[95]
公開当初感「映画の神々の贈り物」って言われるほど評価されている映画

あらすじは、中学校生活の最後の一週間を迎えたケイラは、「学年で最も無口な子」に選ばれてしまう。不器用
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レック(2007年製作の映画)

5.0

“シン・カメラを止めるな!”[99]
適当に思いつきで見て、想像の100倍面白かった。しかも今まで見たホラー映画でダントツで面白かった。
まさに絶望の極地に立たされた人々の哀れなる祭り。

2007年
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レベッカ(1940年製作の映画)

4.5

“罪人の博愛”
ロマンス映画の最高傑作の1本
個人的にヒッチコック作品では、今のとこ1番好き。
約80年前の映画なのに今見ても奇抜で新しいのがすごい。さすがヒッチコック

ちょっと古典な感じは拭いき
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.8

“すばらしいと思わないと生きていけない世界”
これまた「孤狼の血」みたいに、役所広司主演だったから見たけど、度肝抜かれた。
社会と人間の複雑さを身に染みるほど語っている映画であり、刑務所帰りの元ヤクザ
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