オリオンをなぞる上条さんの映画レビュー・感想・評価

オリオンをなぞる上条

オリオンをなぞる上条

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

3.7

少し苦い恋愛と友情。
でも、最後は…

バンドメンバーに女性達が付いてくるという文化がわからず、最初は戸惑いました。
昔はそういうのがあったんですね…

この作品の登場人物、殆ど碌でも無いです。
それ
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.7

美しきは友情かな。
男同士がやたらと仲が良いと「ゲイか?」と弄られる事がありますが、別に恋愛が全てではないのです。

本人達が一番楽しければ色んな形の付き合い方が合って良いんだなと思いました。

ポー
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.7

1人の黒人男性の一生から多様性を描いてます。
周りや自分の「こうなって欲しくない」という願いとは裏腹に、黒人男性のテンプレの様な生き方をしてしまう男性。

この作品のLGBT要素はそういったテンプレか
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.8

この世界に人権はないのか…
高度に発達した文明は人から心を取り除くのでしょうか?
登場したAIの方が人間らしいというか…

こういうのを観ると人間の定義が曖昧だなと思ったりしてしまいます。

ラスト・アクション・ヒーロー(1993年製作の映画)

3.7

「映画より現実の方が酷い」って言葉はなんだか響きました。
酷い現実があって、それから逃げるように映画館に足を運ぶ事って確かにあるよなあと。

そう考えると、映画を観るという行為は一種の異世界旅行なので
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.4

難解だと感じました。一回で理解するのは難しいです。
話がとにかく静かに進みます。
なので今は何の話をしてるのか?を理解するのに苦労します。

役者陣が豪華で演技力で魅せてくれてるなと思いました。
数回
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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.7

記憶を取り戻す話かと思ってましたが、思った以上に話が大きくて驚きです。
ミュータントや、エイリアンなど、語られてない設定も多そうです。

展開もドンデン返しがあり、最後まで飽きずに観られました。

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プラトーン(1986年製作の映画)

4.0

残酷な作品です。
戦地で戦う者たちは消耗品でしかなく、人間的な扱いを受けてません。

そんな状況下で、味方同士で争ったりと気がおかしくなっても不思議ではありません。

敵についてもほぼ描写がなく、「誰
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.5

石を巡り色んな陣営が入り乱れてます。
SF設定で登場人物の見た目が『いかにも』な感じなので、混乱する事なく観れます。

ミラ・ジョヴォヴィッチのキャラが無邪気で可愛いです。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

心暖まる素敵な作品です。
チョコレートがクスリみたいな表現をされてる事にクスッとしつつ、まるで魔法のような表現もありチョコレートが食べたくなります。

ミュージカル調な演出で楽しく時間が過ぎていきます
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.9

対話の話でした。
亡くなった人と対話をする事は大事ですが、それをいつまでもやってても双方にとって碌な事にはならないという事でしょうか。

亡くなった人ではなく、生きてる人とどう対話していくか…という事
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

3.9

男に酷い目を遭わされて来た女性2人が『逃げる』話です。

最初の方は可愛い2人ですが、後半になるにつれてどんどん強い女性に変化していく姿は驚きます。

砂埃が舞う演出がカッコよく、カーチェイスを見応え
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幸せの教室(2011年製作の映画)

3.8

良い話です。

人生は学ぶ事なのかもしれません。
年齢を重ねてもいつまでも学んでいきたいとこの作品を観て思います。

また、学ぶと変化はあるんだと勇気を貰える作品でした。
最後の2人のやり取りはニヤニ
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.4

昔の仲間が集まって結局は仲直り…みたいな展開かと思ってたんですが、違いました。

昔に戻りたい自分と未来に進みたい自分の葛藤の様に感じました。
それを宇宙人を使って表現してるのかもしれません。

彼は
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ドミノ(2023年製作の映画)

3.6

インセプション的な話かと思ってましたが、蓋を開けてみると幻術使い同士のバトル映画でした。

NARUTOの月読の様に何処から幻術で何処から現実か分からない感じを映画で観ると面白いですね。

ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.8

イギリスの人たちってこういう生活してるのかな?と想像出来る話になってます。
話のテンポ感もよく、リズミカルに進むのも小気味が良いです。

後半のQueenのDon’t stop me nowに合わせて
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リーサル・ウェポン4(1998年製作の映画)

3.8

「香港だったら死んでいる」
老いた2人に対してジェット・リーを持ってくるのは中々皮肉が効いてます。

一作目では妻を亡くして自殺しようとしてたリッグスがまさか最後は父になるなんて…泣ける!

最後の写
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.8

シンプルな内容で、エンタメ性重視に感じました。

話としてはフィービーの成長物語に感じました。ほろ苦い感情あり、家族の話ありと素敵でした。

古参組も活躍してました。老いてるんでしょうけど、それでも元
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リーサル・ウェポン3(1992年製作の映画)

3.5

3になっても何も考えないで観れます。
全然引退出来ないマータフが見てて面白いです。

ヒロインのローナが魅力的です。強い女性というのは惹かれますね。
リッグスは誰のモノにもならないのにモテますよね。罪
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リーサル・ウェポン2 炎の約束(1989年製作の映画)

3.6

政治的メッセージがある割に、やる事が派手で笑ってしまいます。これがこの作品の良いところなのかもしれません。

ヒロイン、美人だっただけにあの結末はなんだか悲しいですね…。

リーサル・ウェポン(1987年製作の映画)

3.5

破天荒ですね。タイトルの通り中々火力が強い2人です。

ルールなんて知らないと言わんばかりに暴れてる2人を観ると気持ちがスカッとします。

最後の決闘シーンは最高でした。

ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.8

ー2回目視聴ー

ボーンの起源もこの作品で一旦終わり。
一貫してCIAの邪悪さを描いてたと思います。恐ろしいですね。

ボーンには幸せに生きて欲しいです。

ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.8

ー2回目視聴ー

この物語はボーンの贖罪の物語に感じました。
非公式の「最初の任務」その秘密が彼をここまで苦しめる訳ですが…

ボーンが記憶を思い出していく度に彼がヒーローの様に見えてくるのは自分だけ
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.7

ー再視聴ー

案外月日が経つと内容覚えてないもんだなと。しかしジェイソン・ボーンのカッコよさは覚えてました。

CIAを翻弄するボーンの姿は観てて快感だなと改めて思いました。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

史実に基づいてるのもあり前知識があった方が楽しめる気がしますが、それでも観てて飽きないのは演出と脚本、演技等が素晴らしいからなのではないかなと思います。

凄いものを観たからなのか、鑑賞後は一瞬茫然と
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スナイパー コードネーム:レイブン(2022年製作の映画)

3.5

スナイパーの緊張感が伝わります。まるでこちらも声を出してはいけない気持ちになります。

これが今実際に起こってる戦争と考えると悲しいです。

スピード2(1997年製作の映画)

3.3

主人公交代は驚きました😦
やはりイレギュラーな状況下で結ばれたカップルは長続きしないという事でしょうか。

ウィリアム・デフォーの演技が1番の見所かなと思います👀

スピード(1994年製作の映画)

3.7

撮影にCGを使ってるように見えず、現場の緊張感が伝わってきます。
その分映像に迫力があります👀

登場人物の台詞回しが面白く、癖になりそうです。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

『救い』『邪悪』など宗教的な言葉が多く、彼を救おうとする人は居るんですが、彼は救われようとしません。
その姿は言語化が難しい哀しさがり、同時に尊厳も感じました。

『大きくて哀れな生き物』の一節はまる
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.7

恋愛って時に正しくない関係ってあるよなと思ってて、これもその一つだと思いました。
お互い正しくない事を理解してるので一線は超えませんが、それでも湧き上がる感情描写が観てて切なかったです。

グレムリン(1984年製作の映画)

3.7

ギズモ可愛いですよね。観てて癒されます。

グレムリンになるのはなんだかメッセージ性を感じました。モグワイが何かのメタファーになのかな?と。

バトルシップ(2012年製作の映画)

3.8

男のロマンが詰まってて最高ですね。
エンタメはこれぐらい派手でロックな方が良いと思わせてくれる作品です。

退役した爺さん達がイケメンです…!!

フェイク シティ ある男のルール(2008年製作の映画)

3.3

必要悪的な役所のキアヌ。彼がやると全てがスマートに見えます。

話の展開がだいぶ早く、結局誰が正義で誰が悪なのかがボヤッとしてます。
完全な善などないという話なのかもしれません。

第9地区(2009年製作の映画)

3.7

エイリアンvs人間なのかと思いきやそうでもないんですよね。
明らかにエイリアンの方が優れた身体能力を持っているのに、スラムで暮らしているんです。

どちらかと言うと人間の方が残酷で、もしやエイリアンは
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

3.7

BGMもなくただ戦場の様子を映しおり、とてもリアルです。

爆弾処理にフォーカスがあたってますが、一瞬で命が弾ける姿は恐怖を感じる余裕すらないです。
人間爆弾も自爆テロも人がする事とは思えません…
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