1992年スペイン映画。元娼婦の娘は下着メーカーの御曹司と恋人関係でありながら、御曹司の母親に認められない。その母は広告オーディションに来た男に息子の彼女を誘惑するように仕向けるが…登場人物それぞれの>>続きを読む
1993年 香港映画。京劇の養成所に半ば捨て子のように預けられた小豆子と兄のように振る舞う小石頭。二人は京劇「覇王別姫」を女形と覇王役としてコンビを組み人気を博すが…中国史をなぞりながら二人の因果が美>>続きを読む
2023年 米/韓映画。ソウルで幼馴染みの男女、女の子はアメリカに移民する。それから12年、24年それぞれの現在が描かれる。互いの存在を意識しつつ。韓国を捨て名前を捨てアメリカ人と結婚した女と韓国で暮>>続きを読む
1999年アメリカ映画。監督・脚本M.ナイト・シャマラン。幽霊の存在が見える少年、それを治療する精神科医。精神科医はかつての患者から銃弾を浴び、以降妻との関係も芳しくない。少年を治療していくうちに自身>>続きを読む
2015年アメリカ映画。監督・脚本M.ナイト・シャマラン。かつて家出し二人の子供を儲けるも夫は去る。二人の子供は初めて祖父母を訪れるが奇妙な出来事が続く。やがてとんでもない事実が判明する。じわじわとく>>続きを読む
2019年アメリカ映画。監督・脚本M.ナイト・シャマラン。「アンブレイカブル」三部作の最終章。超人的な力を秘めた3人が精神病院に収容され、すべての力は妄想の中でのことと治療され始める。その真相は…。全>>続きを読む
2017年アメリカ映画。監督・脚本M.ナイト・シャマラン。女子高生3人が誘拐され監禁される。犯人は解離性同一性障害を患っている。ころころと変わる人格とそれを司る奥底に潜む悪の正体とは？見どころは犯人役>>続きを読む
2000年アメリカ映画。監督・脚本M.ナイト・シャマラン。大規模な列車事故でただ一人生き残った男。何か秘密の力を備えていると思う画商の男が近寄ってくる。不可思議な現象をサスペンスタッチに描く。淡々と展>>続きを読む
2023年 米/英映画。監督・脚本クリストファー・ノーラン。第二次世界大戦下、アメリカの極秘プロジェクト マンハッタン計画に参加した科学者ロバート・オッペンハイマーの原爆開発の軌跡を描いた作品。終戦後>>続きを読む
2023年ドキュメンタリー作品。2022年グラミー賞11部門にノミネートされたジョン・バディステ。カーネギー・ホールでのコンサートまでの創作過程と妻の白血病治療を追ったドキュメンタリー。才能溢れる創作>>続きを読む
2024年 イギリス映画。ホームレスワールドカップ出場のイギリスチーム。経緯はさまざまであるがホームレスで構成されたチームに新たなストライカーが加入する。他の選手とはサッカーキャリアが違う男の葛藤をチ>>続きを読む
2022年 台湾映画。夫がうつ病の末に自殺した刑事はトラウマを抱えながら新たな殺人事件の捜査にあたる。新人刑事を指導しつつも事件を追究していく。ありがちなサスペンスドラマの展開、シナリオや映像的に特別>>続きを読む
2020年 中国映画。極度の潔癖症のピアノ教師は大雑把なシンガーと偶然に出会う。シンガーが出演するオーディション番組に出演していく中で、互いの変化を認識していく。コミカルで大胆かつ大袈裟とも言える演出>>続きを読む
2023年アメリカ映画。監督M.ナイト・シャマラン。町外れで暮らすゲイカップルと養女の家に不審な男女グループがやってくる。目的は人類救済のために命を捧げることを促す。突飛な言論に不信感を抱く一方、不審>>続きを読む
2017年ドキュメンタリー作品。デニス・ホッパーの右腕とされる男がインタビュアーとなり、「イージー・ライダー」以降のハリウッドから追放されていたホッパーと関わりのあった映画関係者の証言。やや冗長である>>続きを読む
2024年 アメリカ映画。生き残ったポールと母の行く末は？ポールの覚醒と出生の秘密が明らかになる。今作の見どころは砂虫の搭乗シーン。ハンス・ジマーの重低音サウンドと相まって迫力あるシーン。各国の勢力争>>続きを読む
2023年 日本映画。主演 杉咲花。プロポーズを受けた翌日失踪する市子。彼氏の長谷川は捜索願いを出すも彼女のことは何も知らないことを知ると同時に、市子の過去には多くの謎めいた事実が明らかになっていく。>>続きを読む
2023年 日本映画。多くの人とは異なる欲求をひた隠し生活する人々。一般的には理解され得ない欲望に引け目や負い目を感じている。偶然にもそんな欲望を共有することで新たに生きる力を持って得る。設定として奇>>続きを読む
1950年 日本映画。監督 小津安二郎。性格が全く真逆の姉妹。結婚生活がうまく行ってない姉は過去の恋愛を引きずっている。一方、妹は自由奔放に姉の過去の恋人とも親しくする。小津作品の家族、父娘のストーリ>>続きを読む
1951年 日本映画。監督 小津安二郎。結婚適齢期の娘を巡り父母、兄夫婦、友人などがあれこれお節介を焼く。当の本人はどこ吹く風だが意外な瞬間に結婚を決意する。娘をめぐる家族の風景が絶妙に描かれている。
1957年 日本映画。監督 小津安二郎。次女が幼い頃に妻に逃げられた父。長女は夫とうまくいかず実家に赤子と出戻っている。奔放に振る舞う次女を思い、長女、父は心配するが…。小津作品には珍しく結末は悲しく>>続きを読む
1949年 日本映画。監督 小津安二郎。父と娘二人暮らす。父の世話を甲斐甲斐しくする娘も結婚適齢期。そんな娘を心配する父。縁談遠進めるために父は一芝居打つ。父と娘の関係性は現代から見るとやや異様にも感>>続きを読む
1961年 日本映画。監督 小津安二郎。造り酒屋の家族を舞台に、父のかつての恋人との関係、娘たちの縁談話が進む。コミカルなトーンが終始漂う中、小津特有のアングルとカットが際立つ。特に最後の葬列シーンの>>続きを読む
1974年 アメリカ映画。先鋭的なジャズミュージシャンとしても後世に名を残すサン・ラー。彼のキャラクター（設定）を利用したSF。チープな展開とストーリーにB級作品の匂いがするが、サン・ラーの肉声と演奏>>続きを読む
2023年アメリカ映画。売れない作家は大学の職を追われ、故郷に帰るも姉が急死し母はアルツハイマー病となり、経済的にも困窮する。自身が嘲笑うステレオタイプな黒人を題材にした小説を偽名を使い冗談で書くが大>>続きを読む
2024年 韓国映画。主演ソン・ジュンギ。北朝鮮から脱北しベルギーにて新たな生活を試みる男。難民申請が思うように行かぬ中、偶然にも知り合った韓国女性との関係で自身の存在を模索する。ソン・ジュンギの落ち>>続きを読む
2022年 日本映画。原作・平野啓一郎。夫と離婚し新たに出会った男と結婚し子供を産む。数年後、仕事中の事故で亡くなった夫は正体不明な男と知る。身元の摺り替え、血縁と家族の姿遠テーマにミステリアスな展開>>続きを読む
2023年 フィンランド/ドイツ映画。監督・脚本アキ・カウリスマキ。スーパーマーケットを解雇された女とアルコール中毒の男がカラオケバーで出会う。不器用にも惹かれ合うが、物事はスムーズに進まない。ダメな>>続きを読む
2023年 インド映画。仕立て屋を首になった男が泥棒に入る。その家の主人は人生に落胆し生きがいもない。その主人は同じような老女と公園と出会う。泥棒に入った者と入られた者たちがやがてすれ違い、人生につい>>続きを読む
2024年 インド映画。児童保護施設の女児虐待の真相を極小ニュース番組の女性キャスターが探る。よくある犯罪ものだが女性活躍の視点と男性優位のインド社会へ対するメッセージが強い。ストーリーとしては単純明>>続きを読む
2023年 日本ドキュメンタリー作品。アントニオ猪木のルーツ、そしてプロレス界における功績、影響を受けた人々の証言で構成された内容。特にプロレスに明るくなくても知っている名試合やエピソード、政治家とし>>続きを読む
2023年 台湾映画。シャンプーガールとして務める美容室にヤクザの親分が負傷してやってくる。追ってから匿ってもらったヤクザはシャンプーガールに好意を持ち、交際へと発展する。コミカルな要素を交えた恋愛ス>>続きを読む
2022年 韓国映画。実際の事件を元にしたストーリー。医者の息子が肺の病気で倒れ、数日後に妻も同様の病気で死亡する。原因は加湿器の除菌水によるものと分かるが、相手企業があの手この手で裁判を有利に進める>>続きを読む
2023年 台湾映画。ニュースキャスターの父に恋人ができるが、その恋人と過去付き合った男は全て自殺をしている。実の父に安否を気遣うとともに、とくダネをスクープしたいキャスターは証拠が曖昧なまま、女に不>>続きを読む
1996年 監督・脚本ホン・サンス。監督デビュー作で現在に通じる作家性が漂う。短編オムニバス風の構成でありながら、それぞれの登場人物が絡み合う。現実と夢の境目、男女の駆け引き、そして繰り返さられる同じ>>続きを読む
2018年韓国映画。日本統治時代の名残のある都市 群山。男と先輩の元妻との旅、なぜ彼らは群山に来たのかは後半に分かる。不思議な主人と娘のいる民泊、微妙な関係、明確なストーリーは感じられないが、後半で色>>続きを読む
