KaraPさんの映画レビュー・感想・評価

KaraP

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櫻の園(1990年製作の映画)

3.5

中盤終わりのほうで中島ひろ子さんとつみきみほさんが語り合うシーンがあるのですが、そこで「私はいじめっ子にされたことを絶対忘れない」みたいなことを中島さんが言うんですね。
つみきみほは、それに応えて「忘
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映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

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全く内容を覚えてなく、20年ぶりくらいに観たんですけど、まだ顔も映らない、階段を上がって道に出てきた瞬間に「あ!ジャン・ピエール・レオだ!」ってわかるから、彼はスゴイと思った笑。

ところでいきなりで
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木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

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ロメールの政治もの。

例によって喋りまくりなんだけど、内容が政治的なものも多いので、字幕を追うのが忙しく、一度では理解が難しいと思われます。2度目くらいから少しずつ苦行が快楽に変わってくるでしょう。
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コレクションする女(1967年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

久々に観たら脳内記憶が「海辺のポーリーヌ」と混ざってしまっていました。やはりメモはしておかないと!笑。


タイトルの意味だけど10年代風に言えば「収集女子」、もしくは内容に沿って言い換えれば「カタロ
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レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

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ロメールの二人組女子もの。

相変わらずよく喋るけど楽しいです。

自転車トラブルからの出会いって、これ「北の国から〜初恋」のモチーフではないですかね。製作年はほぼ同じです(86年と87年)。

「あ
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恋ごころ(2001年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ジャック・リヴェット作品にしては短く(2時間35分)見やすかったです。笑。


とっても長い舞台を見ているような内容でしたが、一番に思ったことは「なんでみんなそんな発情ばかりしているの!?」でした。
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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

20年ぶりに再視聴。

コレに限らずなんだけど久しく観ていなかった映画では、覚えているのはだいたいショッキングな場面だけになってしまうのですよね。その記憶だけが後々まで残り「なんか気が重いなあ」となり
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天使が見た夢(1997年製作の映画)

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切ない映画なんです。

観たのは20年ぶりなんだけど、そのことだけしっかり記憶していました。もちろん結末も覚えてたんですよ。

偶然に出会って意気投合した二人がルームシェアするところから始まるんだけど
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乙女の祈り(1994年製作の映画)

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ケイト・ウィンスレットのデビュー作として有名ですが、監督もロード・オブ・ザ・リングのピーター・ジャクソン監督でして、みんな出世して何よりでしたなあ…と遠い目になること間違いなし!


さて私。これ20
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エトワール(2000年製作の映画)

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これは2003年くらいにオンエアされたものを録画したまま観ていなかったです(たぶん)。パリオペラ座のバレエのドキュメンタリー。


公演のドキュメンタリーというよりはダンサーたちのプロとしての生きざま
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高校教師(1972年製作の映画)

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ヌーヴェルヴァーグ系を見慣れていると他の普通のフランス映画ですら「難解なのではないか」みたいになり見返すのもなかなか気が重かったりしますが、実際そんなこともない、観たままの内容だったりします。

とは
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花より男子(だんご)(1995年製作の映画)

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https://karakawamakoto.themedia.jp/posts/6897804

意外に知られていない、内田有紀さんバージョン「花より男子」。

なんと私これ、リアルタイムで「ららぽ
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ジーン・セバーグ:アメリカン・アクトレス(1995年製作の映画)

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前回(マリリン・モンロー)と同じく女優さんのドキュメンタリーですが、こちらは映画のようです。1995年制作。

それにしても、不幸な結末になる人のドキュメンタリーが多いこと。そういう人のほうが「物語」
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姉のいた夏、いない夏(2001年製作の映画)

3.5

60年代の反社会革命運動に魅せられ、活動のためヨーロッパに行って挫折し自殺してしまった姉。そしてその「死の謎」を解く妹の「自分探しの旅」というお話。

原題は「インヴィジブル・サーカス」。よくわからな
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高校教師(1993年製作の映画)

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「南アルプス天然水」で登場した遠山景織子さん映画デビュー作。1993年作ということだが、自分が観たのは1996年のこと。その後は1度くらいしか見返してなかったから、たぶん今回15年ぶりくらいの再見かな>>続きを読む

幻の光(1995年製作の映画)

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有名な映画なので見た方も多いと思います。1995年。江角マキコさんデビュー作。僕も(たぶん)15年ぶりくらいで見ました。
浅野忠信が出ていることもあり、大阪のシーンはどれも好きです。しかし一転、能登に
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はつ恋(2000年製作の映画)

2.0

1999年の映画ということで、ちょうど20周年となります。最後に見たのは10年くらい前かな。しかもその時、エンディングの15分前くらいで止めてしまって、そのまま最後まで見なかったから、ラストまで含めて>>続きを読む

火星のわが家 MARS SWEET HOME(2000年製作の映画)

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若き日の堺雅人さんが出ており、へーと思いつつ映画のまったりした空気に癒やされてから10余年。その時は他人事だった「脳梗塞で父が倒れる」という出来事が、その後自分の身の上にも起こり、今見返すと、どの事柄>>続きを読む

コンセント(2002年製作の映画)

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18年ぶりくらいで見返したが、中原俊監督だったというのはスッカリ忘れており、まずそれにビックリした。さすが日活ロマンポルノ出身だけあり、その方面の描写は惜しみない。それにしても市川実和子さんの行為シー>>続きを読む

愛する(1997年製作の映画)

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遠藤周作の作品を元にした映画。見た人みんなが言っているが時代設定がよくわからない。一応「現代(1997年)」という設定らしいのだが。原作通りの時代設定(60年代)で作り始めたが、事情があって途中から現>>続きを読む

(2002年製作の映画)

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柳美里さんの実話を元にした原作を元にした映画。初見(2002年)のときはリアルすぎて辛すぎて見るのがキツかった。当時の僕は映画というものを「どこかへ連れて行ってくれるファンタジー」として見ていたので、>>続きを読む

楽園(1998年製作の映画)

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そして、その「楽園」ですね。

これも20年くらい前の映画で、監督は前述「萌の朱雀」で助監督をやった方です。プロデューサーも同じなのだから、どおりで両者の空気感も同じはずだわね。

これを15年ぶりく
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萌の朱雀(1997年製作の映画)

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20年ぶり!に見てみた。当時 wowow に加入してて、この手の映画をたくさん8mmで録画保存しておいたのだけど、何故かこの映画だけは「要らないかな」と思って消してしまったのだね。ところがその後、ヒロ>>続きを読む

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

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(2016年。記)
ロメールと女たち特集。やっと観れました。何にしようか迷ったのだけど「海辺のポーリーヌ」を観ることに。「夏物語」でも出ていたアマンダ・ラングレさんが、なんだか切なくて、しかしメゲても
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ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

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「ラブ&マーシー」を観る。
滅多に映画を観に行かない僕ではあるが、これはリアルタイムで「映画館」でちゃんと観なければならない、と思った。1988年に僕を救ってくれた人の映画だからだ。
内容を端的に言う
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緑の光線(1986年製作の映画)

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最近わけあって撮り溜めしてあった映画ビデオを見まくってる。

未見のも多数。

ロメールは好きな監督だが「緑の光線」イイ!

実際に光が見えたかどうか関係なく普通に良い映画だった。

実は僕のHPにひ
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