昔のハリウッドの青春映画風。サービス精神旺盛。安心してみれる。楽しい、幸せな映画体験。こういう映画、語るのは簡単だけど、撮るのはむずかしいいんだとおもう。
人物造形が甘いのでは? 大家族は賑やかだが、キャラクター映えしてるのは2人だけ。結果的に不在の母の影も、薄い。
文句の付け所が何もない完成された映画。でも、だからこそ、面白みに欠ける面も。
素晴らしい。構成とか映像とか俳優とか、いろいろ指摘できると思うが、なにより「日常」がそこに描かれていることに、感銘をうけた。
「ぽい」だけの映画。神話なのに、頭でっかち。たぶん、国際賞受けを狙ったんだろうけど、地盤が緩んでいるかんじ。
カラクリを知ってるから面白いが、映画としての面白みには欠ける。面白くないということが、意味もつ映画ではある。最後のシーンにはおどろく。
長い、そして濃密。疲れる。正直眠気にも襲われる。でもーー永遠の小宇宙をこの映画は映し出している。
辻褄が合っていない。物語も回収できていない。期待していただけにがっかり。ノワールではなく、ホラー。でも、怖くない。韓国にとっての「悪魔祓い」がイマイチ肌感覚として理解できないからか。
めちゃくちゃ。ツッコミどころ満載。でも、突き抜けてる。もはやノワール映画とかの枠をこえてる。
スピードとトレインスポッティングとジョニートー映画を足して3で割った感じ。
役者のレベルは高い。かわりに、これまでの手作り感がない。高級感がただよう。そこをよしとするかどうか。個人的には、ドランファミリーとでもいうべき、彼らに会いたかった。
裏切りと友情。スパイと警察。おきまりの展開だが、シュリ、JSAより感情移入できるかも。やはりソンガンホ最高。
ゴンドリー版ストレイトストーリー。心地よいスピードで物語が展開していく。
安定感はあるが、新鮮味があきらかに薄れた。それは、この映画のアクションや謎解きがすたれたというわけではなく、他のスパイ映画がボーンシリーズ的な手法を取り入れたから。
よく当事者の取材してる。金正日の肉声、そしてその内容は、見る人の心にインクのシミのような不気味な広がりを見せるだろう。
最後がもったいない。もっとあっさり終わらせて欲しい。新しき世界以後の韓国映画の一つのパターン。なんとなく予想できた。