これは1968年にあった実話を元にした感動の衝撃作だ。メディアが大きな権力の影響を受けて報道内容を忖度することは、長いメディアの歴史の中でも紛れもない事実。この作品で描かれる時代もその前からも、そして>>続きを読む
僕と教授(坂本龍一の愛称)との出会いは、YMOの「ライディーン」という曲だった。小学4年生だったと思う。エレクトーンを習っていた友人の家で演奏しているのを聴き、衝撃が走ったのを鮮明に覚えている。あれ>>続きを読む
この『KIDS』は、目まぐるしく輝いて世界を席巻していく90年代のストリートカルチャーの片鱗を痛烈に感じさせてくれる。
僕は当時、この映画に登場する若者たちと似たような年頃だった。流石にNYほど>>続きを読む
いやもう…最高だったの一言。
勿論、劇場にも観に行ったが、先日U-NEXTでレンタル配信されたので、2度目を鑑賞したけど、井上先生って本当に凄いと思う。漫画も素晴らしいし、映画もここまで1つの試合を濃>>続きを読む
僕はこのドキュメンタリーに触れて、人間は過去や歴史から学び、成長することは本当にできないのだろうか……それとも、どんなに沢山学ぼうとしても、その学びを超越するほどのなにか大きな力が世界中に作用していて>>続きを読む
この映画が初めて上映されてから30年。今作は「AI」が当たり前になり、体をサポートする義体化(機械との融合)が当たり前になった世界線で描かれているのだが、30年経った今と比べてどうだろうか。この作品が>>続きを読む
日本でiPhone(アイフォーン)が発売され人気を博したのは2008年だった。あれから17年が経ち、今では携帯電話所有者の97%前後がスマホを持つという。かつてはテレビや新聞や雑誌などが情報の主軸であ>>続きを読む
浮世絵がこの世に初めて言葉として表されたのは1681年だとされているが、340年以上たった今でも、その技術と志は受け継がれている。基礎的な技術や知識と歴史はしっかりと学び、受け継ぐべきノウハウとして「>>続きを読む
映画に関わるものとして、1人の映画好きとして、もちろん彼の名前は知っているし、彼が手がけた映画音楽もそれなりに知っているつもりだったが、この映画を観たあとではまるで彼への認識も敬意も変わってしまった。>>続きを読む
まるで街の中にふと差し込む光のように、人と人との間に流れる目に見えない空気をすくい取っているようで、日常の中でつい見落としてしまう小さな思いやりや、不器用なまなざしをユーモアとともに映し出しているかの>>続きを読む
一言で素晴らしかったと思う。
近年稀に見る大作の邦画だと感じた。
歌舞伎という日本が誇る伝統芸能において、「血」と「才能」という2つの大きなテーマを垣間見せながら、才能に溢れた主人公もまた自分の「血>>続きを読む
まず大前提として、私はシュルレアリスム(超現実主義)というムーブメントに詳しくないが、それは芸術表現という曖昧な行為に対して、自動書記という試みを重ねた先に提唱された概念であるならば、意図的な行為を嘲>>続きを読む
どうして世界では国や人間同士の争いが無くならないのか。最も重要かつ最大の課題(疑問)であるはずなのに、大衆の中ではなぜか「対岸の火事」として扱われやすい。
現地を取材し今作を制作した川上泰徳さんは、>>続きを読む
学校は決して子供や学生だけの学びの場ではない。
近年、教育を題材とした映画はドラマでもドキュメンタリーでも多角的な目線で制作されているが、その中でも「義務教育」によりフォーカスを当てている作品が多い>>続きを読む
実話をもとにしたこの物語は、住民をも巻き込んだ苛烈な地上戦として知られる「沖縄戦」という歴史からこぼれ落ちた断片だ。戦況を知らぬままガジュマルの枝の間に揺れる二つの影。やがて突如訪れる虚無感、それに抗>>続きを読む
歴史的に多大な影響を与えたミュージシャンは、薬物や事故などで若くしてこの世を去るケースは多々あるが、彼(テノーリオ・ジュニオル)はとある誤認識からこの世を去ってしまった、とてもとても惜しまれる存在だ。>>続きを読む
おや?画家の名前?最初は少しだけ戸惑ったが、この作品が描いていたのは、色彩ではなく“余白”だったんだと思う。
子どもから見る大人の背中は、時にあまりにも不器用で、それが妙にリアルで切ない。何も語らな>>続きを読む
『海がきこえる』というタイトルには、不思議とノスタルジーさやエモーショナルさが漂っている。それは海=波の音というより、誰かの声や、言いそびれた言葉の残響が混じって聞こえてきそうな気がする。
ただ、ス>>続きを読む
日常生活の中にある、世界で起きていることの縮図的な現象や光景。いや…むしろ、何気ない人の営みの中で起きているからこそ、それが国同士でも起こり得るとも言えるような気がする。
人間特有の防衛本能からくる>>続きを読む
生きとし生けるものには必ず始まりと終わりがある。終わりがあるからこそ、生きているこの瞬間がとても尊くて愛おしい。その逆も然り。終わりを嫌い遠ざけようとしてしまう心理もまた理解ができる。むしろ、嫌うとい>>続きを読む
デモクラシーとは、民主政体、民主主義、日常生活での人間関係における自由や平等などの意味合いを持つ言葉。昨年元旦に発生した能登半島地震に対する民主主義は果たされているのだろうか。
国が、行政が、という>>続きを読む
あくまでもインターネットにある情報ではあるが、おそらく4万年前から「文様」は使用されていた。意図的に発する「音」もそれぐらいからだそうだ。地球の歴史そのものからすれば一瞬の出来事だが、縄文と音楽好きの>>続きを読む
「こんな大変なときに人間よりも動物を助けるのか?」という、決して戦争中や戦後に限ったことではなく、震災が発生したときにも同じような論争が起きている。実際に能登半島地震のときにもそれは起きていた。なかに>>続きを読む
マルタ共和国という地中海に浮かぶ小さな島国が、世界屈指の「猫島」と呼ばれていることをご存じだろうか?なんと人口53万に対して100万匹もの猫が住む、猫好きにとっては夢のような島である。
日本にもその>>続きを読む
1991年にソ連からの独立後、大いなる歓喜から一転して新たなる紛争を経験。その27年後のジョージアを舞台に描かれる、あらゆる「風」を感じさせる作品。
その「風」という現象は、生きている中で自然界が>>続きを読む
まだ無知だった当時の自分。観たあとの衝撃は今でも忘れられない。ここから生き方が大きく変わったといっても過言ではない1本。
効率的かつ大量生産可能なフードシステムのリアルを映し出した前作「フード・インク」を観たのは確か2011年だった。その頃の僕は慢性的な蕁麻疹を患っていて、薬を飲んでもなかなか症状が改善されずに思い悩んで>>続きを読む
高石あかりのキャラが良い!ベビワルの時も良かったけど、今回のような役柄もまた良かった。そしてなんといってもアクションシーンの見応えが凄かった。最後まであっという間に鑑賞。映画館で観るとより緊張感もあっ>>続きを読む
1つ1つの音に命が宿るかの如く
金儲けの目線じゃない音楽が生まれる瞬間の素晴らしさをしっかりと感じられるドキュメンタリーだった。音の良い環境で観ればその良さは何倍にも膨れ上がるだろう。
素直に面白かった!
途中で驚くような展開もあったり。
最後まで楽しく没頭した良作◎
一瞬で終わるぐらいの痛快さ
スナッチから知って、後からこちらを観たけど、これもめちゃ面白かった◎
気がつけば聴いてる音楽の中でたくさん彼の音を聴いていたことに気づくドキュメンタリーだった。偉大だな。
近年の音楽系ドキュメンタリー映画はカッコいいものが増えた。画や演奏パートもいい感じ。
さりげなくジワジワ効くアクセントと、じっくり魅せてくるストーリーがとても良かった。音楽も活きてたな。画や色味なども良き◎
冒頭から入り込む良作◎
じっくり観せつつも、素晴らしい画と間に魅了されてあっという間にエンディング。
メッセージは決して軽くはないが、シリアスにもポップにも自由な解釈で受け取れるのがまた良いなと感じ>>続きを読む
グラフィティからストリートアートへと変化した様子や、バスキア、キース・ヘリング、バンクシー辺りの着目点で描かれるこの手のドキュメンタリー映画はなかったので、そこが嬉しかったな。
過去にあった「ビュー>>続きを読む