邹启文さんの映画レビュー・感想・評価

邹启文

邹启文

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.3

最高すぎじゃない?こんなんマーク・ハミルのところで泣くの確定じゃん

とはいえ多分本作のほぼ後日談かつ舞台裏無しなのが「サタデーモーニング・オールスターヒッツ!」って考えるとロード&ミラーのお陰でかな
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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

3.8

なんかめっちゃポップでサイケデリックなデヴィッド・ボウイ論を体験したような気分
ボウイの曲を背景に、作者の論と本人による自分論を同時に話したような感じ

やっぱこういうのはIMAXで見た方がいいね。
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.8

さらには冷たい森の中の生活やよーわからん地下格闘技場描写が続いた時、これってポストアポカリプス物だっけ?と混乱しちゃったのに、なんかほっこりしちゃった。

やっぱニコラス・ケイジって演技力えぐいわ
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ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

3.3

ビリー・ホリデイは魅力的だが、話はそんなに魅力的じゃない
リーの方のダニエルズはもっと低予算でやるかフォレスト・ウィテカーを出した方が魅力的に撮れるはず
その理論でいったら次はフォレスト・ウィテカー主
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クラッシュ・ダイブ(1997年製作の映画)

3.5

思ったより結構面白かった
沈黙の戦艦からセガールとストリップを抜いても面白くなるんだね
やっぱ戦艦内って映画の舞台としてはぴったりだと思うわ

ベルイマン島にて(2021年製作の映画)

3.5

ミア・ハンセン=ラブもふつうに面白い映画を作るようになったんだな
これで周りの人たちにおすすめできると思ってたけど、ミア・ワシコウスカががっつり脱いでてちょっと引いたわ
こりゃ人に勧めるのももう少し時
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.9

思ったものとは結構違ったが、これはこれでかなり満足
変態チックなイーサン・ホークや強強な兄妹愛、毎回必ず良いところに配置されてる黒電話君達など、好感溢れる要素が沢山ありながら100分ほどに収めているの
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.5

やっぱ2と言えばターミネーター2だよな!!!
もっとも、本作はT2レベルで面白いのだがな

おもろい方のコーエンことイータン・コーエンも脚本協力としてクレジットされてる時点で勝ち確定だよね

クルードさんちのあたらしい冒険(2020年製作の映画)

4.0

「長ぐつをはいたネコ」がドリームワークスアニメの転換期になりそうな気がするので、それを見る前に鑑賞
そういや本作の主演ってニコラス・ケイジなんだね、マッシブ・タレントの予習作品にもなってちょうどいいや
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インシディアス(2010年製作の映画)

3.6

パラノーマル・アクティビティと住んでる家一緒。そう考えると家系ホラーは家が広いほど面白いよな
四畳半でホラー映画撮っても90分間がもたないな

パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

3.7

普通に怖くてびびった
てかメリケンって普通のカップルでもシャンデリア付きのでっかい家に住んでるんやな
でっかいクマのぬいぐるみだけを置く部屋とかあったけど、他の家もそうなんかな

2ガンズ(2013年製作の映画)

3.8

今作ったら予算が1.5倍になってそうなバディ映画
やっぱマーク・ウォルバーグはチキン食いながら人に説教し、ストレス発散後に銃で鶏の頭を撃ち抜く系の役が一番うまい
流石は生粋の差別家

陰陽師 〜おんみょうじ〜(2001年製作の映画)

3.4

本格的時代劇かと思いきや、ゴリゴリの夢枕獏全開作品で笑った。
これならもっとクリーチャー路線で突っ切っても良かったのに

ヘアー(1979年製作の映画)

3.9

まさかここまでグッとくるとは思わなかった。ようやくヒッピーに感情移入する日がやってきたよ
ミロス・フォアマンがハリウッド行ってから撮った映画、全部面白いね

ブリット(1968年製作の映画)

3.8

やっぱこの時代のマックィーン映画って濡れる作品多いね
フィルムの名残か夜のシーンが質感ガビガビになるのも正直好感が持てる

少林寺三十六房(1977年製作の映画)

4.0

いよいよ生え際が隠しきれなくなってきたんで、こういうちょー強いハゲが出る映画がより身に沁みるようになった。
いざハゲを隠せなくなったら全部剃ろう、そんな勇気が湧いてくる映画でした

導入〜少林寺入りを
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.7

庵野監督が"ハニメーション"の夢を捨てていないことに感動した

耳をすませば(2020年製作の映画)

3.1

オリジナルストーリーもジブリ映画の再現ビデオパートも共に微妙、エンディングもアニメと同じ感じにしながら何も面白味がなかったのは、サイドストーリーを作らなかった影響だよね

せっかく公衆電話時代を舞台に
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.7

宇多丸も言ってた通り、かなり真面目で水準の高いアクション映画
そのお陰か刑事も悪役もみんな真面目、一歩間違えてたらアカデミー賞ノミネートも夢じゃなかった

ただ僕的にはもっと道を踏み外してブルックリン
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サポート・ザ・ガールズ(2018年製作の映画)

3.8

ポスターの叫んでる画からわかる通り、ほぼ自主制作映画的作り、なんなら芸大の卒制でこういう感じの最後に力いっぱい叫ぶ系映画を見たような気もする。なのにこの後味のモヤモヤ感はなんなんだ

黒沢清的にいう「
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欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.3

サム・ウィトウィッキーがオプティマスの力なしで大人になる映画
別名オプティマス無しのトランスフォーマー、まぁ普通
せっかく不死身の3兄弟っていう最高の設定を使うんだから、もっと遊んでも良いと思ったんだ
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テス 4Kリマスター版(1979年製作の映画)

3.8

省略の表現うますぎ、1カットで3シーン分の要素読み取れたぞ

プロデューサーの要望で30分ぐらいカットしたって言われてるけど、多分完全尺版を作るには後1時間30分は必要だと思う
ドラマの一挙上映を3時
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柳川堀割物語(1987年製作の映画)

4.3

紛れもなくスタジオジブリ作品
ただしアニメ寄りではなく小冊子『熱風』寄り
つまりは多くの人にはハマらないが、民俗学などが好きな人にはドストライクでブッ刺さる

約3時間も川の歴史描くなんて正気の沙汰じ
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.9

物事の発端〜儀式までめちゃくちゃ丁寧に描いてくれるので好感度爆上がり
タイの原一男くんもめちゃくちゃ優秀だね

共想(2018年製作の映画)

3.7

結構良かったなと思ったら他作品とテイストが違うみたいなんだって。
何年後になるかわからないが、再上映企画があったら行ってみようね

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0

古巣に戻った時のデルトロ映画大大大好き
20年に1本のスパンでいいからたまには故郷でグログロファンタジー映画撮って欲しいよね

劇中出てくる文字は全部読めなさすぎて既に異世界に来ちゃったのかと勘違いす
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音のない世界で(1992年製作の映画)

3.9

フィリベール作品は被写体がカメラを意識する瞬間が常にあるから好き
作風としてはいつも通り引いた目線で淡々と描いているから下手をすれば眠くなるけど、本作は登場人物全員がイキイキしてたから最後まで楽しく見
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.3

ラストカットで100点が10000点に変わった
遂にスピルバーグが映画上手男から映画神男に変わったぞ

アラビアンナイト 三千年の願い(2022年製作の映画)

3.8

青いウィル・スミスが出る映画より面白い

ストーリーの運び方が上手すぎて、画面が暗転した瞬間もうエンディング来ちゃうの?!と5回勘違いしちゃった
挙げ句の果てには「Three Years Later(
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ユンヒへ(2019年製作の映画)

4.0

なんかもう…登場人物全員が幸せにってくれ!ってずっと願い続けちゃった

ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い(2011年製作の映画)

2.4

ブルース・ウィリスが活躍するのを待ってたらスタッフロールが流れ始めててビビった。
代わりによーわからん若者が頑張って最後の最後にちょっと火事になってた

まぁ、こんな駄作でも僕の目に届いたわけだからブ
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友情にSOS(2022年製作の映画)

3.9

アフリカ系青年3人が住む部屋に泥酔した白人女子が倒れ込む→どの助け方をしても白人警察に射殺されるかもしれんと分かったあたりからのサスペンス感がとんでもない。
そっから熱い友情話に持っていけるとか化け物
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

5.0

原恵一版クレヨンしんちゃん × インターステラーって感じ
前半くだらないギャグで笑いまくってたのに突然えぐいほど感動的な描写が入ってきて後半40分泣きっぱなしで脳内ぐちゃぐちゃになった。

ブタのヒヅ
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