KeigoWatanabeさんの映画レビュー・感想・評価

KeigoWatanabe

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ライフ・イットセルフ 未来に続く物語(2018年製作の映画)

3.7

「信用できない語り手」という文学的な手法を映画の主題、撮り方、ストーリーテリングにまで反映させてる徹底ぶり。前半のパルプフィクションのオマージュ、映画を5つの章に分ける手法、めっちゃタランティーノ好き>>続きを読む

狼たちの午後(1975年製作の映画)

3.5

ニューシネマっぽい結末。
70年代の反社会規範的な人達の鬱憤が描かれている。アルパチーノの人々を扇動する演技はピカイチ。

パチーノが銃を持っているのに、誰も殺さない映画は新鮮だった、

夫たち、妻たち(1992年製作の映画)

3.7

キューブリックが晩年に称賛した映画。

男と女、妻と夫、彼氏と彼女
それぞれの関係に内包される脆弱性と強靭さ。この映画見てる時になんかわからないけど、スーパーフライの「綺麗なものは遠くにあるから綺麗な
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

2.8

A24の映像美が一人歩きしてしまった映画。

音楽の使い方は、君の名は。くらい直接的で興醒めするし、執拗な長回しは見てる人を混乱させる気がする

もしかしたら、この映画はアメリカのティーン向けの映画な
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レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

4.3

ウッディアレン好きを陶酔させてくれる90分間
ジャズとニューヨークの風景と知的ウィットがテンポよく混ざりあうアレン節が炸裂!!

それぞれのキャラクターにアレン自身を投影していたのが面白かった。もしか
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.4

20世紀末は今を代表するハリウッド監督が生まれた時代だったんだなぁと思った。デビットフィーチャーしかりサムメンデスしかりこの映画のシャマランしかり。
既存のプロットを打ち破る斬新さが次々と出てくる感じ
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.6

当時の韓国警察の実態をリアルに描いていて、ポンジュノらしい自国風刺映画
焼肉、トンネル、群がる虫や鳥、一つ一つのシーンに何か意味があるのではと考えてしまう自分がいて、これなんかの感覚と似てるな〜って思
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.9

劇中に定期的に挿入される引きの画は17世紀のオランダの風景画を彷彿させ、マーチ家の姉妹が相互にもたれかかるシーンはどれもラファエロやボッティチェリが描いた聖母マリヤと近似する。映画全体が1つの絵のよう>>続きを読む

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.8

でてくるやつがクズばっかりで最初から最後まで面白い

ケンドリックラマー、、、

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.2

最高に楽しい2時間だった
エルヴィスに陶酔してる者、無知な者、恨んでる者達が彼に振り回されながらもメンフィスという居場所のない土地で、奇しくも同じホテルに滞在する。それはまるで行き先は別々だが同じ車両
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ブギーナイツ(1997年製作の映画)

2.8

ザ・ハリウッド映画
ドラック、セックス、銃、この映画はこの時代のアメリカの権化のようなもの
ポルノというアメリカンドリームによって振り回される人々の決して幸せになれない顛末を描いたPTAの作品

マグノリア(1999年製作の映画)

3.5

PTA2作目でした。プロット自体はよくあるオムニバスで最後もご都合主義かなと思った。ただ最後の最後までリアリズムにこだわった監督がなぜこんな終わらせ方なのかと疑問を抱く。
さらに、トムクルーズのクラブ
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ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.5

引用と参照が最高。
一気通貫した映画のコンセプト。
真っ向から既存の愛に対抗

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.4

やっと見れた一作
監督のマクドナー自身が南部へ訪れた時に同じような怒りに満ちた看板をみて、その人のことを想像して作ったとか、、着眼点と想像力あっぱれ
暴力警官のディクソン、南部の警察っぽい描かれ方。そ
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八月の鯨(1987年製作の映画)

2.9

登場人物の平均年齢70歳映画。
要所要所に海や景色を挟むことで、あのゆっくりとした空気が伝わってくる。70歳でもう一度見返したい
そして、鯨🐳

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.5

途中でかかるフランクオーシャンが最高。
終始笑ったけど、アメリカ人が好きなブラックとダーティージョークが盛り沢山て感じ。
シャーリーズセロンだから出せた女性の強さ

スキャンダルも見なきゃ!

天気の子(2019年製作の映画)

3.7

最後のシーンで気候変動、異常気象に対して、妙に楽観的な人達の声が諦めにも似たような表情だった。主人公が最後に放った「大丈夫だよ」は現代人を代弁したセリフなのかも。毎年毎年、異常気象と叫ばれ100年に1>>続きを読む

セールスマン(2016年製作の映画)

4.0

なぜ妻がレイプされた男をあんなにかばうのか疑問に思ってたがリアルサウンド部の考察をみてとても納得した。

夫エマッドが持っていたあの衝動的な暴力は自分を傷つけた類の暴力と同類であることを妻は感じ取って
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泥棒成金(1954年製作の映画)

4.0

普遍的なクスッとした笑いがヒッチコックの映画を見てしまう理由。この伝説的なキャストをスポイルしないヒッチコックの力量が顕在化してる。
フード理論的なのが垣間見えるシーンも

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.2

回想シーンの斬新なカット、ボーリング場でのいきなりのクローズショットなどから実験的なアート映画だと感じた
最後、安易に死ぬ結末じゃなかったので0.2ポイント自分の中で上がりました。
ファッション的に評
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ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001年製作の映画)

3.6

ブタペストより10年前に作られてるのにびっくり。形式自体はそこまで変わってないけど、内容の奥行きが出たのかも、、

レイジング・ブル(1980年製作の映画)

2.9

最後の30分だけおもしろかった
スコセッシの主人公ってなんであんなにクズばっかなんだろうって思う。パラノイアで癇癪もちとか最低すぎる笑
恐らくスコセッシ自身の内面にその気質があるに違いないですね

スノーピアサー(2013年製作の映画)

4.5

大好きなタイプの映画。
世界の構造を列車という限られた空間に落とし込むことで、顕在化される”バランスのとれた”秩序。一見、地球温暖化や格差社会を主題としたストーリーテリングであると思いきや、最後生き残
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