Kenjiさんの映画レビュー・感想・評価

Kenji

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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.6

お馴染みのNYを拠点に、繰り広げられるゴーストバスターズのアフターストーリーの2作目。前作よりもコメディ要素が多くなった感じで、ポップさがある作風になっていた。

フィービーや旧ゴーストバスターズの面
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.9

原作未読。前情報をあまり入れずに鑑賞。
キービジュアルやポスターで、気になり鑑賞した。
ミリタリーとSF、日常ものをかけ合わせたものかと思っていたが、斜め上行く所もあってかなり面白かった。

摩訶不思
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

1作目鑑賞済。
全てのSF長編シリーズの原点とも言える実写化の第2弾。
前作が「起」ならば、「承」・「転」となる今作。復讐劇かつスペクタクルなSF叙事詩として仕上っていた。
ストーリーも練られており、
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パリピ孔明 Road to Summer Sonia(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

TVアニメ『パリピ孔明』を劇場風に編集し、まとめ上げた総集編!
一度視聴したので、展開が分かってましたがライブシーンや音楽を扱う場面で映画館の空間を使いこなしているのが良かった!

個人的に面白いシー
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.4

SSU特有の2000年代の雰囲気がある作品で、スパイダーマンのスピンオフ作。

スパイダーサーガの新たなる要素や他の方向性で、キャラを登場させる心意気は感じた。
前評判でハードルを低くして観たが、独立
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「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

構成としては、以前の『上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』と同じくそのシーズンの最終話と次のシーズンへの1話を組み合わせた感じになっていた。
しかし前回と違い毎度オープニングを流さずに、終盤にEDを入れて一
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

『ゴールデンカムイ』、原作でも好きな作品で観る前はどうなるかと思いましたが予想以上の実写化の完成度で、面白かった。

アイヌの料理や飯テロも美味しそうに描写されていたり、血生臭く泥臭いアクションも格好
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

エマ・ストーン、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォーと好きな俳優さんが、出演しているので気になり鑑賞。

古典SFのような世界観で、お伽話のような作風とデザインでセットなどの拘りを感じた。
そして価値
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

淡々と過ぎ去る何気ない日常を過ごす平山という、公共トイレの清掃員の仕事をしている1人の男を描いた作品。
劇中出てくるカセットテープから流れてくる音楽もシーンに合わせて、映る東京や平山のシーンも微かな感
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

前作でアトランティスの王となったアクアマン/アーサー・カーリー。息子のアーサージュニアも生まれ、王と父親、ヒーロー活動の両立に悪戦苦闘していた。父親のトムと話する中で異父兄弟のオームのことを知ってから>>続きを読む

劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.8

今作は、劇場版オリジナルのストーリーで繰り広げられるドタバタ家族旅行エンターテインメント!

『SPY×FAMILY』を知らない人でも入りやすい導入になっており、凄腕スパイのロイドや暗殺者のヨル、エス
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

チョコレート店を開く夢を叶えるために、街に来た純真な青年ウィリー・ウォンカ。
お金が無くなってしまった彼は、悪徳な宿屋に借金を作らされ孤児のヌードルたちと一緒に洗濯の仕事をさせられる。
チョコレートの
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(2023年製作の映画)

3.7

『アウトレイジ』や『座頭市』などでお馴染みの北野武が動乱の時代、戦国時代をバイオレンスかつ三英傑らも型破りにぶち壊す作品。

安土桃山時代活躍した武士たちをコントチックな会話劇ややり取りで、滑稽さを漂
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ある廃村にやってきた鬼太郎と目玉の親父と猫娘。目玉のおやじが、廃村であったことに思いを馳せる。

昭和31年、哭倉村を拠点に富を築いた龍賀一族の当主が亡くなってしまう。血液銀行に務める水木は、自らの出
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駒田蒸留所へようこそ(2023年製作の映画)

3.8

P.A.WORKSが贈る、お仕事ムービー!

静かにじっくりと物語が進む作品で社会人たちへの悩みを入れながら、仕事への向き合い方を描いていました。
ウィスキーを通して、登場人物たちが向き合っていく過程
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マーベルズ(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

MCU最強キャラの1人キャプテンマーベル/キャロル・ダンバースは、宇宙空間を漂っていた時友人のニック・フューリーから通信が入りあるポイントで謎の光があると言うことで調査に向かう。
時を同じくしてセイバ
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劇場総集編 SSSS.DYNAZENON(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

今作は、『SSSS.GRIDMAN』のシリーズ2作目『SSSS.DYNAZENON』の劇場公開された総集編

TRIGGERのロゴがアップし、河原が映る演出になっていました。
ダイナゼノンは、500
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劇場総集編 SSSS.GRIDMAN(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

今作は、24年前に円谷プロが生み出したネットワークを舞台に怪獣に立ち向かうヒーロー『電光超人グリッドマン』がアニメーションとなった作品の総集編!

最初は、TRIGGERのロゴがアップし穴から空が見え
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

3.9

70分の短さですが、キャストさんたちの演技やアニメーションも良質で温かさが込められた作品で不覚にも涙腺が緩みました…。
いい話だった…。

北極百貨店の役割や出てくる動物たちも、特徴や特色を表していて
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

特攻部隊に配属された敷島は、死への恐れから大戸島の整備場に逃げ出してしまう。
その夜、整備場に二本足の恐竜の様な怪物“ゴジラ”が姿を現し整備員たちを殺していった。
当時、特攻にもゴジラにも逃げ生き恥を
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.7

AIの発達が進み始めている“現在”だからこそ生まれた新たなSF超大作。

今もなお議論やテーマとして挙げられている『AIと人類の戦争』、往年の題材を描きながらも現代社会への警鐘と皮肉、複雑な関係を入れ
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

3.9

独特な色合いとアートチック🎨な描き方で、線も歪さとも上手く調和されておりアメリカンコミック調振りが際立った作品に仕上がっていました。

ミュータント・タートルズを知ってる人、知らない人、老若男女受け入
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.0

約99年前の福田村(現千葉県野田市)で、起きた凄惨な事件…。

このようなあまりに酷い事件が、曾祖母の頃にあったのかと目を疑いたくなりました。
人の醜い部分と日本人の負の1面を描いており、悲しさだけで
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

コンチネンタル・ホテルでの死闘を乗り越え、主席連合に復讐を誓うジョン・ウィック。
首長を殺したことでNYのコンチネンタル・ホテルに主席連合のトップ、グラモン侯爵から厳しい処遇を言い渡される。
ジョン・
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

アイドルを卒業し、女優業へと転身した霧越未麻。アイドル業では、やらなかった仕事をなんとかこなしていたが彼女の周囲で不可解な出来事が起こるようになる、、、。

卓越した作品を世に送り出し、亡くなられた今
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劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.7

舞台が現代になってから活躍する“シティーハンター”こと冴羽獠らを描いた平成31(令和1)年2月公開の劇場版1作目。

そして再び帰ってきた2作目、前作同様アップデートした作風も引き継がれていて良かった
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.8

穏やかに時間が流れる貴船の老舗料亭旅館「ふじや」、いつも通りの日常が過ぎ去っていく。
しかしある日、記憶が引き継がれたまま2分ごとに時間がループしてしまう。解決策を探るために各々奔走するが…。

本作
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.8

今作は、実際にいたヴァチカンにいた悪魔祓いのガブリエーレ・アモルト神父を主人公にラッセル・クロウが演じた作品。

不真面目だが貫禄あり頼りがいがある役どころをラッセル・クロウが演じられていて、観てる側
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.9

春秋戦国時代を舞台とした『キングダム』の実写化シリーズにして、秦と趙との戦いを描いた3作目!
今作は、吉沢亮演じる嬴政にも深堀りさせていました。
そして信の成長ぶりも随所に描かれており、1作目から観て
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

『風立ちぬ』で引退を発表した宮崎駿監督が復帰し、10年ぶりとなるスタジオジブリ新作。

情報化社会の中で、ビジュアルも予告編もあらすじも公開されずにキービジュアルのポスターだけしか明らかになっていない
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

湖が広がる小さな街。そこには、シングルマザーの早織と息子の湊、生徒思いの保利先生が住んでいた。
しかし息子の不可解な行動と、言動から雲行きが怪しくなっていく。

是枝裕和監督と坂元裕二のタッグによる作
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーグウェンことグウェン・スティシーは、自分の世界で洋皮紙タッチのヴァルチャーと交戦する。そのときに、ハイテク装備を纏ったスパイダーマン2099やスパイダーウーマン/ジェシカ・ドリューも参戦する>>続きを読む

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

セントラルシティで科学捜査官をしているバリー・アレン。彼は、雷に直撃し近くにあった化学薬品を浴び光速の能力を持つヒーローフラッシュとして“ジャスティスリーグ”に加入し、ヒーロー活動をしていた。
彼の母
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最後まで行く(2023年製作の映画)

3.8

各国でリメイクされている韓国の作品の日本バージョンとなる本作。

社会派クライムサスペンスな作風で終始、緊張と焦りがスクリーンから伝わり一切中弛みせず楽しめました。

主要人物たちがヤバい奴しか居ない
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クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.7

現役を引退し、ボクシングジムを経営しているアドニス・クリード。ある日、彼の前に幼馴染のデイミアンが現れる、、、。

『ロッキー』から継承されたクリードの己の過去と向き合い宿敵となった親友と対決が描かれ
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.8

『銀河鉄道の夜』、『注文の多い料理店』、『雨ニモマケズ』などを執筆した宮沢賢治とその父親と二人三脚で歩んだ伝記作品になっていました。
父親視点で見る宮沢賢治像を現代風に1つの解釈として描き、これまで作
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