ケネディ長野さんの映画レビュー・感想・評価

ケネディ長野

ケネディ長野

犯罪都市(2017年製作の映画)

3.8

マドンソクの暴力で駆け抜ける120分。

目新しさこそないけども、正統派ストーリーだからこそのスピード感と、韓国らしいコミカルさ、あとは何より"マドンソク"が前面に出てた所がすごい良かった。

ヒート(1995年製作の映画)

3.5

アルパチーノ×ロバートデニーロ、それだけで価値がある。

ストーリーは特段いいってわけでもないけど、技術とキャスティングが飛び抜けてる。
ラストの、手に汗握る一騎討ちがお気に入り。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.5

思春期×任侠×コメディ。
混ぜるな危険と思いきや、まさかまさかの化学反応。

とにかくストーリーが面白いし、綾野剛のオーラが半端ない。北村一輝出してくれたのも個人的に嬉しかった。

ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

4.0

決して曲げない、曲がらない、高潔な漢の実話。仮説思考の鬼。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.2

キアヌの戦闘シーンが無限に続く至福。

ストーリーとかはもはや「何だっけ?」って感じだけど、雰囲気にやられて結局は丸め込まれちゃうあたり、「ジョンウィック観てるな」って感じする。

それにしても大阪コ
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.2

「願い」は自分で叶えるものだって民衆が気付くまでのストーリーの流れがすごく好き。

皆んなそれぞれの正義を持っていて、客観視すると誰も悪くないよねって所もディズニーらしくて推せるポイント。

あとはな
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ハッピーフライト(2008年製作の映画)

4.2

時任三郎演じる原田機長の、普段は理論整然とした論理的アプローチなのに、有事の際は思い切った野生的なアプローチをとるシーン、パイロットほどの重責は無いしにろ、コンサルでもあるある過ぎて好きすぎた。
平成
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

2.8

一言で表現するならば、「粒揃いなキャストと、凡庸なストーリー」。

クリード 過去の逆襲(2023年製作の映画)

3.0

ただの"続編"ではなく、"外伝的位置付けでの続編"って感じで、ストーリーに捻りがあるのはとても良い。

ただ、デイムのキャラクター性が終盤の感動を奪ってて、「この結論は知ってた」って感じで終わっちゃう
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.0

典型的な続編って感じで、捻りが効いてるって訳でもないけど、シンプルにして面白いストーリー。

燻し銀スタローンも大好き。

デス・レース(2008年製作の映画)

3.5

頭空っぽで観れる。
ワイスピよりこっちのが好き。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.0

キャラクターの人間味とメッセージ性がすごくいいのは間違い無いと思うけど、風味が好きじゃないなぁ。普通に喋ってほしいのだよォォォ〜〜〜〜〜〜。

ミュージカル風味が好みでかつ信心深けりゃいいのかもね。

きみがくれた物語(2016年製作の映画)

4.2

原題の「The Choise」がしっくりくる。

「どうすべきかは大概、自分自身が知ってるから、自身が後悔しないよう選択を続けると言うことが生きるということなんだ」ってメッセージがストレートに届いてき
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

3.0

"学問としての学問"と、"生活としての学問"のコントラストが活きてた。

他方で、ファクトベースで作ってるからだということは百も承知で、「とどのつまり一番言いたいことはこうだ」というメッセージ性に欠け
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.5

全新米夫婦に捧ぐ。

ラストシーンは言わずもがな最高なんだけど、病名が判明したあとの「毎日恋愛できるじゃん」って打ち返すシーンがすごく好きなんだよなぁ。

シンプルにして秀逸なストーリーだし、何より配
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半狂乱(2021年製作の映画)

4.2

「演技の演技の映画」の映画。

伏線回収が凄いのはいうまでもないけど、ストーリーのなかに一見意味があるようで意味のないハプニングを織り交ぜる技巧が策士すぎる。

演技に関しては下手なようで、やっぱり下
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.5

ストーリー性はあまり感じられないけど、ぼーっと観れて元気になれる感じ、イイね。

たまにはこういう系も悪くない。

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.2

キーワードは「マッチョ」と「ロープ」と「粘着テープ」。

持つべきものは愛する家族と、ドウェインジョンソン。

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.0

ストーリーはぐっちゃぐちゃだし、14年も経てばエスターも老ける。

個人的に入れ歯がバレるシーンが一番好き。

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

5.0

思い通りにならないからこそ、思いがけないからこそ素晴らしい。

行き詰まる度に観直したい。そんな人生の一本。

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.6

ムラ特有の湿度の高さが前面に出せてたって側面ではめちゃくちゃポイント高い。

一方で、ゴミ処理場と年一の"能"だけであそこまで集客望めるかっていうと個人的には"NO"だと思う。もう少し現実路線に寄せて
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.5

綺麗すぎるノースカロライナの湿地帯で、綺麗すぎる伏線回収。これはいいものだ。

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.5

誰も知らないし、知りようもない。

実際の事件はもっと救いがなくて、視界がモノクロになる(ハチワレ)。

元ネタが西巣鴨とのことで、泣いても涙が出ないや(ハチワレ)。

さかなのこ(2022年製作の映画)

4.0

ほのぼのシュール。
キャスティング神だしコンセプトも超イイ。
好きを貫けるって羨ましい。

若干間延びを感じだけど、逆に90分に収めるとすると、それはまたこの作品の良さが薄まっちゃう気がするし、結果こ
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.8

無駄な人間模様は少なめで、この映画のほとんどが最新鋭の銃撃戦。クリヘムのカッコよさは言うまでもなく、アクター総勢が黒塗りSUV乗ってるのもポイント高め。

無駄な人間模様が少なめだからこそストーリーは
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.8

独特すぎる"地獄"の解釈。
死ぬ前に観れてよかった系の珍作。

「罪を認めたからこそ罰を受け入れられる。痛みから安心を感じられる日が君にも来るよ。」という達観した"地獄"の住人。よくもまぁこんなセリフ
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ガチ星(2018年製作の映画)

3.8

「クズ」とのことだけど、濱島を馬鹿にできるほど人生もがけてる人って、そう多くないんじゃないかな。

もがけもがけもがけー!

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

2.5

期待値高かっただけに…。

ラストの終わらせ方にしてももう一捻り欲しかったし、ストーリーも大方推測がつくような展開。

阿部サダヲの演技力が頼みの綱。

ブラッド・アンド・ゴールド ~黄金の血戦場~(2023年製作の映画)

1.5

どこにでも転がってるナチスドイツのストーリーに「グーニーズ」要素を加えたような映画。

最後のメッセージを伝える上でナチスドイツ要素は無くてもよかったし、ともすればこの映画の存在意義が、根底から揺らぐ
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

1.0

「学生が趣味で作りましたよ」みたいな映画。ストーリーも演技も撮影技術も編集技術も何もかもがチープで、千手観音ですら全力で中指を立てるレベル。

FPS視点にした意味もわからないし、手ブレが酷くて画面酔
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