Ketchupさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Ketchup

Ketchup

映画(110)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.0

短編集を繋ぎ合わせて全体ストーリーが成る、ようないかにも小説らしい作りの映画だった。いろんな役者さん達がコロコロ出てくるから余計にそう思ったのかもしれない。なので見ている方は、有名な役者がたくさん見れ>>続きを読む

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

4.2

セリフの繰り出される間、シーンの切り替わるテンポが絶妙に思う。コメディ要素も入れつつチープな感じにならないのはすごい。長澤まさみの安定感もそうだけど、周りを固めるキャストが上手くて邪魔しない程度の存在>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

小説とは別物で、コメディ感満載。特に野村萬斎は大事なところで本業の演技になるし、笑いどころ多し。他にも歌舞伎や芸人など多様なキャストなのでまるで演劇を見ているよう。そして同じ池井戸潤とは言え何でこんな>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.8

強くて無双主人公と、プチどんでん返し、そしてSF要素も入った、王道ストーリー。アメリカ国内での話が都市レベル以上に広がらなかったのがストーリーがコンパクトにまとまったのが良かった。キャプテンマーベルは>>続きを読む

THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

3.5

最高の2人のエッセンスがそのまま入ってるから、間違いない。むしろあんまり違いを感じなかったのでもうちょっとアメリカ感盛り込んでも良いかも。

運び屋(2018年製作の映画)

3.7

オールド版バリー・シール。家族の大事さや尊さにはなかなか気付けないもんだ。

十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.0

うーん浅くてあんまり面白くないと感じる。密室での内輪の謎解きはよくあるテーマだけど、これはまったりしてる。強いホラー要素やどんでん返しがもっとあると思ったのに。テンポとか間とか声のトーンとか、杉咲花の>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

4.3

なんと言っても映像美。そして走ってる車が波に追われるシーンのポニョ感、笑。非常にお金がかかって作られてる感じがするし、海の中や海の生物が美しい。空が飛べたり、力が強かったりするヒーローはいたし、舞台が>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

3.8

「上手く生きる」の究極系を体現したような。なかなかキツイ内容だけに最後の場面は良い保険として入れてる感じかな。詳しい感想に関しては史実の勉強不足なのでし兼ねるし、あまり知ったかぶりしたくない内容。画面>>続きを読む

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.6

ストーリー展開は割と淡々としてて、予想通りだなって感じ。主軸は家族の話、と感じたのが意外だった。全体的に老齢のシルベスタスタローンに合わせてまったりした空気感。でもやっぱり彼がいなきゃ成り立たない物語>>続きを読む

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.0

けっこうムカついたしボランティアの人達と同じような気持ちになったので、大泉洋は演技上手いんだと思う。親の気持ちになると辛いものがあるけど、頑張って生きた鹿野さんにあっぱれ。自分なら…と置き換えて考える>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

全く接点のなかった2人が仲良くなる類の映画としては、一見割とライトなストーリー構成に思うが、じわじわと感じ入るところがある。大体の場面が夜だからか、深みを持った演出に見えるし過度な演技や盛り上がりのな>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.3

題名はこの物語の一部というかキッカケに過ぎない。アリー、というよりも才能を持つ二人の人生の重なりと生き様を描いた愛しく儚い物語。全編を通して少し落ち着いた空気感で進行。そこでレディーガガがど直球で聞か>>続きを読む

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.8

バンブルビーの動きや表情が感情豊かで可愛らしくてコミカル。子供受けも意識して作られた割とシンプルなストーリーなのですっと入ってきた。ギャグ要素多めな印象。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.9

高揚感や感動する物語ではなく、色んな大切なものを失いながらも懸命に前を向いて進む不器用なエンジニアの物語。月面に到達してヤッター、という展開かと思ってたから意外だった。宇宙の描写も美しいけど、そこにお>>続きを読む

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.6

もちろん本家だが、印象はハリーポッターインスパイア系の別の作品。たしかにジョニーデップ対ジュードロウってのは豪華で人を惹きつける。ただジョニーデップは入り込んでるけど、ジュードローはジュードローの域を>>続きを読む

くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.0

ザ・ファンタジー。作り込まれた世界観、キャラクターが素敵。ストーリーは奥行きが無く単純。回収しない伏線とか背景をもっと仕込んで、謎めいた感じにしても良かったと思う。

億男(2018年製作の映画)

3.4

映画全体として考えると、パンチが弱いかな。最初の段階で結末が想像できるし、どんでん返しも無いし、気分が高揚したり落ち込んだりする場面が無い。お金にまつわるハートフルな"気付き"を伝える映画。恐らく、本>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

フレディーマーキュリーの本名も、その生い立ちも、クイーンのバンドメンバーも、歴史も、もともと知らなかったので、波乱万丈な彼と彼らの物語を見れて面白いと思った。愛と孤独と才能と衝動は複雑に混じり合って表>>続きを読む

オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.2

霊能力という設定がしっかりと組まれている感じがして、余計なスーパーパワーが物語を邪魔することがない。能力がヒューマンドラマに使われて、バトルは人間の力で、というのが良い。予知とか問題解決を行なっていく>>続きを読む

ホワイト・ボーイ・リック(2018年製作の映画)

3.5

日本でのウケは良くないかもしれないけど、こういうリアル物は結構好き。盛り上がりとか、見所で見せるのではなくて、空気感や演技、リアルさで見せる。80年代のデトロイトは空っぽのようでギラギラしてるようで何>>続きを読む

銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

2.8

ギャグ部分に改良の余地あり、やっぱり皆んな俳優さんだなっていうギャグ演技。真面目シーンは真っ当にカッコ良いし、銀さんと神楽強すぎ。やっぱりジャンプ読者を意識してか、シンプルで難しくないストーリー。子供>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.1

全身版ミギー。街中を失踪したり戦うアクションシーンは見応えあり。ダークなイメージの映画だから、夜のシーンが多いですね。うふ、と思うようなヴェノムのお茶目な部分が見れたら、面白いかも。

クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

3.0

スマップという天界から降りてきた3人が、下界でどんな風な気持ちでこれから歩んで行くのか?を壮大な皮肉とともに表した決意表明。映画としては破茶滅茶だけど、この3人が出るから成立するという自信を感じる。最>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.4

空気感がステキ。あの家の一人一人が、人物像が、深い。それぞれの気持ちを考えると、心の中を思うと、モヤモヤするしホッコリするし切なくもなる。取り調べ刑事のボンクラ感も、あの家族の心情の表れを盛り立ててい>>続きを読む

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.2

もっとゴリゴリの中華映画かと思ったけど、俳優さん達がアメリカ系?だからか、想像以上に欧米的。ハイソな人達って感じ。発音もブリティッシュ寄りな人も多かったし個人的に好印象。ストーリーは最後間延びしてしま>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

4.3

うまく騙されたというか、うまく作られたストーリーだと思った。確かに今思えば、前半は壮大なフリだよなぁ。みんな演技もうまくて、2時間の中に展開もコンパクトにまとまっていて、良い映画だと思います。これもダ>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

プーさんやピグレットの表情が秀逸。なんとも言えない物憂げなお顔を見ると、物寂しくなるし非常に愛らしい。歩きたての赤ちゃんのような動きも可愛い。ストーリーは音楽で場面を作るのではなく、天気や人々の忙しな>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.9

ドキドキヒヤッとする場面が少なかったかな。侵略って感じのストーリーじゃないから、恐怖、を描く描写はあまり無いんだろうね。成り行きで仲間になった奴らとの友情がステキ。バトルに関しては主人公補正がちょっと>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.5

爽快ストーリー。過去と現代がうまい非率で混ぜられて見入ってしまった。篠原涼子が控えめなので他のキャラが立ってて画面のよいアクセントになってる感じ。変に恋愛要素を詰め込まなかった点も、話がスッキリするの>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.8

全体的に俳優さん達の演技の上手さが印象的で、キムタクやニノも負けてない。正に最近流行りのダークヒーローというか、悪いんだけど主人公ってのが斬新でカッコいい。ニノの子分感が結構好き。ただ、話の理解が難し>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.5

最近の映画ぽくアジア圏というか中国を意識した映画だな。パニック映画というよりはもっとライトなサメとの戦いのストーリーで、そんなにビビる場面は無かった。映画館で見てたら違ったのかな。良かったのは主人公が>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.2

第1作を見てないけど拡大縮小バトルを楽しめた。車やビルまでサイズ変わると思ってなかったのでビックリ。量子世界という難しいジャンルには深く突っ込まずに進んだので、シンプルで分かりやすいストーリー。悪者と>>続きを読む

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.6

非常に作り込まれた世界観とビジュアルデザイン。プチサバイバル、プチSF、プチホラー、って感じ。現象には意思はなくて、好奇心と影響力の持つ爆発的な力を表しているような。模倣して自分のものにして昇華させる>>続きを読む

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.9

原作読んだことなかったけど、ザ池井戸潤、というような物語。高橋一生の銀行内での活躍、メーカー現場の物語も見てみたかったけど限られた時間の映画だと厳しいか。ディーン藤岡が最初は悪役かと思いきや味方側とは>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.8

パーク崩壊→人間世界に恐竜、というのは前回作と同じ流れ。次もあるのかな。チャイニーズ系科学者がまだ生きてそうだし。マグマから逃げようと海に落ちていく恐竜達や港に取り残される一頭が可哀想に思う切ないシー>>続きを読む