初恋の人と、大人になって出逢えたら、
別の何かがあったんだろうか。
誰もが一度は想像した、そんな未来。
懐かしく、瑞々しい感情が湧き上がる。
引き続き、情報量多めも、
良いところが、絶妙なバランスで、くまなく詰まってる。
神から火を盗み、人間に与えたプロメテウスは、岩山に縛り付けられた。
人が進化し、未知を開拓をしていくのは罪なのだろうか。
2つの視点と、3つの時間軸が、
ランダムに入り乱れ、展開されていく。
まる>>続きを読む
チェスの盤面のように、
一手一言ずつ、緊迫した局面が揺れ動く。
正解が分かりづらい時代だからこそ、
見えるだけ、入ってくるだけの情報に惑わされず、自分の考えて判断することが大事。
それが最良の結論>>続きを読む
野良猫が、ある日心を開いてすり寄ってきた、
という感覚と、嬉しさのレベル。お互いに。
無垢で生まれ、
知識と経験を得て成長し、
世間と欲望を知って、哀れなるものになっていく。
それが人間。
効率化されたルーティンと、
それを彩る、こだわりのエッセンス達。
どんな環境、世界にいても、
周りのちょっとした変化に気づける感性と、
それを幸せに感じられる感受性があれば、
幸せに生きていけるのか>>続きを読む
こんな時だからこそ。
人が生まれるのも、人が生きてるのも、
きっと奇跡の賜物なんだよね。
繊細な味のイタリアンを、手掴みで食べた、
という感じ。
元気になる要素が、
絶妙なバランスで詰まってる。
ご飯食べて、体動かして、好きなことをして。
何だか良く分からないが、
観た後、少しだけ気持ちよく、少しだけ幸せな感じになる。
目を閉じて、少しだけ仮眠したような。
前作よりも、スリリングさとスピード感がアップ。一瞬たりとも気が抜けない。
ただでさえ、悩み多き思春期に、性の葛藤の重み。
大丈夫じゃないけど、大丈夫。
アクション映画の要素を、全て詰め込んだ感じ。
これ以上の追加は、インポッシブル。
淡々と進む法廷劇とは裏腹に、
提示されるテーマの重さと深さと複雑さ。
何かに特化することは、強くもあり、弱くもある。
どこでも生きていけるのは、幸せなこと。
優しさ、思いやり、嫉妬。
様々な感情のやり取りが、丁寧に描かれる。
カフタンの刺繍を一針一針紡ぐように。
価値観、偏見、勘違い。
些細な違いから生み出される、無数の怪物。
あなたも誰かの怪物。
私も誰かの怪物。
あの時察していれば、の後悔はどんな選択をしたとしても、必ず生まれてくるもの。
時が経つごとに、感情の波が、ジワジワ重くなり押し寄せてくる。
まるで一本のクラシック交響曲を具現化したよう。
観客という指揮者によって、解釈は全く別物となり、180°違った一面を出し始める。
正解は無いし、全て正解。
仕事の醍醐味って、こういうとこだよね。
マッドデイモン × ベンアフレックの、誰も不幸にならない感じが良き。
なかなかのカオス。
気を抜くと、マルチバースの世界に置き去りにされる。
希望と言う名の未来への光と、
それを見守る、眼差しと言う名の優しい光。
映画館で観るべき、圧倒的な映像体験。
政治批判な側面もあるが、それを加味したとしても。
進化した人型ロボットは、人間になりたいと思うんだろうか。
憧れられる人類でありたい。