シネマdeりょうちんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

シネマdeりょうちん

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バンド・ワゴン(1953年製作の映画)

3.9

ミュージカル映画のお手本のような作品ですね。最初から最後まで陽気で心地よくて、心が踊りだしそうになりますよね。
特に、後半30分の畳み掛けるような歌とダンスの連続は、本当に楽しくて素晴らしいです。
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バーン・アフター・リーディング(2008年製作の映画)

4.3

めちゃくちゃ好き(笑)
最近のコーエン兄弟の作品は、どうも綺麗すぎてモノ足りなさを感じていましたが、本作は個人的には完璧に近いですね。くだらなくて最高です。
ブラピの使い方や、しょうもない下ネタが素晴
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グリーン・ゾーン(2010年製作の映画)

-

重いテーマの割には、とってもライトな作品ですね。
『観やすい』という点では好感がもてますが、妙にまとまっていて、よくあるパターンの作品という印象でした。
個人的にボーンシリーズもあまり合わないので、自
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カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.3

何とも言えないモヤモヤの残る作品ですね。
生きるとは何なのか、何をもって死と定義されるのか。人間にとって、如何に自由が大切なものなのかを痛感させられます。
ロボトミー手術に関して取り扱った作品は、何本
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彼女について私が知っている二、三の事柄(1966年製作の映画)

3.6

シンプルなストーリーにも関わらず、哲学的台詞のオンパレード&ドキュメンタリータッチで綴る、コテコテのゴダール映画な印象。
どんなに美味しい高級フランス料理も、毎日のように食べると飽きてしまって、不味く
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.5

もの凄くシンプルなお話も、ゴダールが撮ると『特別なモノ』になるから凄いですね。一流シェフの作る野菜炒めって感じです(笑)
アンナ・カリーナが、手紙を書きながら身長を測るシーンがとても好き♡

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.2

芸術は爆発だ!
アンナ・カリーナになら、転がされて捨てられたいっす。

無防備都市(1945年製作の映画)

-

ロベルト・ロッセリーニ監督の代表作で、ネオレアリズモ映画の代名詞ともいわれる作品ですね。
当時の時代背景や社会情勢などを、もっとよく理解していれば楽しめるのかもしれませんが、お勉強不足の自分には、ちょ
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炎628(1985年製作の映画)

4.4

とにかく凄まじい映画ですね。この痛々しさはトラウマになるレベルです。
ストーリーは、ソ連版『地獄の黙示録』といった印象で、上手く表現は出来ませんが、なんか心がグシャっとなりますね。
絶望の中、驚くほど
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クルードさんちのはじめての冒険(2013年製作の映画)

4.1

映像が凄まじいですね。途中からアニメであることを忘れてしまうくらいのリアリティで、逆に現実世界より美しいです。
ストーリーも明るくて楽しいですね。かなり優秀なラインだとは思いますが、自分の中で『ヒック
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映画 ドラえもん のび太と緑の巨人伝(2008年製作の映画)

3.5

新ドラえもん映画、オリジナル作品の記念すべき1作目。
オリジナル作品とはいうものの、実際のストーリー自体は、ファンの間で絶大な評価を誇る『さらばキー坊』を元に、長尺用に追加要素を加えたもの。
取って付
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映画ドラえもん のび太と奇跡の島 〜アニマル アドベンチャー〜(2012年製作の映画)

-

何回か観たようなストーリーですよね…。
『ねじ巻都市冒険記』と『太陽王伝説』を足して2で割ったような作品ですね。正直クオリティは、その2作品よりも圧倒的に低い気はしますが。
新ドラえもん映画はアタリハ
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マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

4.5

女性の魅力が、もの凄く詰まっている作品だと思います。お化粧やファッション、振る舞いでこんなにも美しく輝けるのは女性ならではですね。
『踊り明かそう』に代表される名曲の数々、上映時間、雰囲気、衣装や小道
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NYPD15分署(1999年製作の映画)

3.5

ユンファはハリウッドでもユンファでした!!
当時、男たちの挽歌信者だった自分としては、男臭さ120%のユンファが観れただけでも、最高に楽しかった作品ですね。
あー、やばい観たくなってきた。年末年始は『
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バトルシップ(2012年製作の映画)

-

このクラスの大規模な作品で、日本人が活躍してくれるのは嬉しい限りですね。浅野忠信さんは本当に目立ってました!
作品的には、よくあるパターンでパンチは弱めですが、おじいちゃん達のハリキリ具合は可愛かった
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サボテンの花(1969年製作の映画)

4.0

フィルマークス内のフォロワーさんからのオススメで観賞。
ゴールディ・ホーンがとにかく可愛過ぎてやばいです。もうなんていうか顔が好きです。いや、もう全部好き。あーん、リアルタイムに生まれたかったなぁ。
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ラテン・アメリカの旅(1942年製作の映画)

4.2

ディズニーにしては珍しい、オムニバス風の長編アニメーション作品。それぞれの作品が短編として扱われることもあるみたいですが、やはり一つの作品としてセットで楽しみたいですね。
どれも素敵な作品ですが、個人
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メルシィ!人生(2000年製作の映画)

4.2

すごい面白いと思ったら『奇人たちの晩餐会』のフランシス・ヴェベール監督なんですね。
独特のシュールな笑いというか、あり得ないようで、妙にリアリティがある感じがたまりませんね。
ゴム帽子が真剣に欲しい!
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

3.7

映画を愛するすべての人々に、ウディ・アレンが贈る夢物語。
『一度でいいから映画のような恋をしてみたい』映画ファンなら、誰もが一度は夢みる憧れの世界ですよね。
もしも実現するなら、自分はやっぱりオードリ
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

4.3

映像、セリフ、音楽、全てが美しくて芸術的ですね。ただ楽しいだけではなく、映画の素晴らしさを本当に感じさせてくれる作品だと思います。
ひとつひとつのシーンを切り取って、美術館に飾っておきたくなりますね
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シティ・オブ・エンジェル(1998年製作の映画)

-

一応はリメイク作品ですが、ここまで印象が変わるのも珍しいですね。
天使目線のモノクロ映像ではなく、全編カラーで表現されていますし、舞台は重々しいベルリンではなく、華やかなロサンゼルスに設定変更されてい
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処女の泉(1960年製作の映画)

3.6

鑑賞後、何とも言えない気持ちになりますね…。
実際の事件や事故でもそうですが、結局のところ被害者は、何をしたって救われない気がします。宗教色の強い部分はありますが、理解し易く、シンプルな作りなのがよい
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コップランド(1997年製作の映画)

-

スタローンが華麗な肉体を捨て、役作りの為にデブになってまで挑んだ作品。
彼がなぜ本作に、そこまでの力を注いだのかは不明。鍛えるべきは肉体ではなく、作品を見極める為の眼光なのかもしれない…w
キャストが
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.4

ほのぼのしていて、本当に心地のよい作品ですね。ストーリーは至ってシンプルですが、どこか懐かしい感じが心癒されます。
主人公の子供が、自分なりに一生懸命に頑張ってはいるのだけど、全然上手くいかない感じが
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ドクター・ドリトル(1998年製作の映画)

3.5

犬が大好きなので、動物とお話が出来る主人公が本当に羨ましかったですね。正直、くだらなさは相当なレベルの作品だとは思いますが、動物愛補正でだいぶ楽しかったです。
死んじゃった愛犬ボビー君と、一回くらいは
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炎のメモリアル(2004年製作の映画)

3.9

タワーリング・インフェルノやバックドラフトなど、ハズレの少ないイメージの強い消防士モノですが、本作も例外ではなく面白いですね。
それにしても消防士はかっこいいですね。炎という悪魔に立ち向かう姿には憧れ
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.1

ストーリーは単純そのもので、インディ・ジョーンズ並の試練の連続と、アメリカ的な間一髪な奇跡の連続。
映画に何を求めるかではありますが、映像美という点では、時代を変える作品になるレベルかと思います。現時
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赤ずきん(2011年製作の映画)

-

アマンダがとにかく可愛いですね。こんな赤ずきんちゃんなら、狼じゃなくても食べたくなっちゃいますよね…♡

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

『笑いあり涙ありの超大作』という言葉が似合い過ぎる作品ですね。本当に面白かった!
話がものすごく単純で、先は読めまくるのですが、そこが逆に安心感があって心地よかったです。
ストーリー、音楽、映像の全て
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ドラえもん のび太と雲の王国(1992年製作の映画)

4.1

大長編ドラえもんの中でも、3本の指に入るくらい大好きな作品です!
雲の王国ですよ?こんなにも子供の心をつかむ舞台はないと思います。当時初めて観た時は、心踊る感じが楽しくて仕方なかったです。
でもこの作
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ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

3.5

発想はかなり素晴らしい作品なのですが、『夢の中』を舞台にしたために、ジャイアンやスネ夫の活躍が薄い気がしますね。その分、しずかちゃんが一人二役という大役をこなし、大活躍をしていますが(笑)
それにして
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ドラえもん のび太の大魔境(1982年製作の映画)

3.7

大長編ジャイアンの男気たっぷり感には本当に惚れ惚れします。現代のいじめっ子とは違い、これぞガキ大将といった感じですね。
この作品の素晴らしいところは、本当にありそうな気がしてくる点だと思います。『まだ
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野いちご(1957年製作の映画)

4.8

冒頭の10分間、美し過ぎる映像は言葉にならないレベル。こんなにも強烈なオープニングは、他に類をみないのではないでしょうか。
ストーリー自体は、至ってシンプルではありますが、テーマはとにかく深いですね。
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デビル(1997年製作の映画)

-

『セブン』や『スリーパーズ』で人気絶頂だったブラピと、大スターのハリソンフォードが共演ということで、話題になった作品ですね。
出演者やタイトルからすると、一見デートムービーのように思いますが、実際には
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アルジェの戦い(1966年製作の映画)

3.8

アルジェリアの独立運動を生々しいタッチで描いた歴史映画作品。たまに映画であることを忘れてしまう、ドキュメンタリーのような緊迫感がすごいですね。
テロ行為は当然いけないことなのですが、自由を勝ち取ろうと
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血のバレンタイン(1981年製作の映画)

-

ホラー映画のお約束を全て兼ね備えたような作品です。独特のB級感溢れる演出が、次から次へと襲いかかってくる様子は、ベタ過ぎて逆に楽しくなってきますね。
タランティーノが『史上最高のホラー映画』と絶賛して
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