kikajima2さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

スター・トレック BEYOND(2016年製作の映画)

4.2

重力の流れで吹っ飛んでいくイドリス・エルバ。

銀河に爆音のビースティ・ボーイズを響かせるのは嬉しかった。あとジャスティン・リンのワイスピノリでラストには打ち上げ飲み会。

スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013年製作の映画)

4.0

トムクル走りで追いかけっこするベネカンとザカリー・クイント。

序盤の赤い森での追いかけっこが大変良かったので、『スカイウォーカーの夜明け』のムスタファーのパートを見返さなくてはならないな。

スター・トレック(2009年製作の映画)

4.0

惑星に突き刺さる刺々しい巨大ドリル、めちゃカッコいい。

「オルソンが死にました!」、爆笑した。

Beastie Boysがカーラジオで流れながら爆走する未来、いいね。

水道管映画。

真昼の用心棒(1966年製作の映画)

3.8

とにかく殴る・蹴る・鞭で叩くの暴力が執拗で人間の皮が裂けまくるのが野蛮。
早撃ちアクションも、馬にぶら下がる・馬車から飛び降りるなど活劇的でカッコいい。皆殺しにされる一家の写し方にはフルチホラー的な耽
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.5

三途の川映画。
歳の若い兄弟たちが認識してない頃に亡くなった長男が、1人その存在を覚えてる兄弟が三途の川向こうで合流した瞬間に、その幼い視点で現れる所で泣く。
誰かが言っていたが、三途の川での兄弟合流
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

4.0

妊婦の切り開いた腹から膜状に包まれた物体を取り出し手術台にゴツリと置き、そこにメスをブスリと刺してプシュッと液体が噴き出す流れの興奮よ。

黄金の棺(1966年製作の映画)

4.5

良い映画や。銃弾が放たれる瞬間や投げられたものが人に刺さる瞬間の編集がカッコいい。
とにかくその場しのぎの策や欲掻いた衝動的な行動でどん詰まりになっていった末の「労多くして報いなし」な結末が沁みる。
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さすらいのガンマン(1966年製作の映画)

3.7

銃で撃たれて倒れ込んだバート・レイノルズが咄嗟に掴んでぶん投げた斧が人間の頭部に刺さるところ、超カッコいい。
先住民のジョーと連帯するのが軒並み町のはぐれもの達なのも、テーマ的に利いてる。あの露骨な色
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続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

4.4

俺のような欲深い人間にこの映画は効く。
金盗むために頑張って棺を上げたり下げたりして小細工で弾丸を撃ちまくったり、金を追って底なし沼に飛び込んだりするフランコ・ネロの泥臭さがいいんだ。

続・夕陽のガンマン/地獄の決斗(1966年製作の映画)

5.0

「何故生きるために、死ぬほど働かなきゃいけない?」
俺も、そう思う。

ミシマ:ア・ライフ・イン・フォー・チャプターズ(1985年製作の映画)

4.0

美術むっちゃカッコいい。

製作のルーカス&コッポラ、『キャプテンEO』コンビだな。

TOKYO EYES(1998年製作の映画)

-

吉川ひなのも武田真治も自然体の奇人であるが、その2人が溶け込むように映される東京の街が良い。

眼球を舐めるなら、舌が眼球表面に触れる瞬間をしっかり写すのが、筋ではなかろうか。

RHEINGOLD ラインゴールド(2022年製作の映画)

5.0

初っ端の、母親が戦場で産気づき洞窟まで走って力んで主人公を出産し、そこら辺の石で臍の緒を切る下りの疾走感から最高。
母親が足の裏をビシバシ叩かれる拷問だったり、人をぶん殴るたびに拳の皮が剥け血塗れにな
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ファンハウス/惨劇の館(1981年製作の映画)

5.0

名画。

見世物の裏側として映されるのが、休憩中や仕事終わりの人々の、緊張感の抜けた様子なのが良い。薄いテントの膜一枚隔てた向こう側としてカーニバルと地続きのように感じられるので、不思議な引力がある。
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.0

浜が砂浜でなく小石を敷き詰めたようになっているのがこの舞台の箱庭感を決定づけているし、ラストのトンネルを隔てて一気に解放感がやってくるのも巧い。

水族館に行きたくなります。巨大な箱庭なので。

FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

4.0

目的地をさっさと提示してひたすらアクション的快楽と場所移動で数珠繋ぎにしていく作りはかなり好感が持てるし、飛んできた鍵が幽閉された鳥の手に収まり、解放されて天井をぶち抜き飛び上がる一連の流れには、ここ>>続きを読む

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

-

ファイアマスター、あそこでデカく見得切らせられないのはダメすぎる。

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

映像的快楽皆無。

前半は時折コンマ数秒挿入される原子のイメージ映像のつまらなさや常に流れるゴランソンの音楽のメリハリの無さも合わせてかなり怠い。原爆開発の流れや起爆の瞬間は拍子抜けではあったけど、カ
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夕陽のガンマン 4K復元版(1965年製作の映画)

4.5

おもろすぎ。

とにかく、眼球の動きで物事を伝えるのが巧い。

イーストウッドのキャラの名前、何故とは言わないが、笑ってしまう。

ブリックレイヤー(2023年製作の映画)

-

残念。
初っ端の土砂降り落雷の格闘はアガったのだが、以降そのテンションは持続せず。主人公のレンガ職人の設定とアクションがほぼ絡まないのも辛いし、バディものとして成長を見せるべき相棒も、最後まで全くツラ
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天国の日々(1978年製作の映画)

4.0

編集はかなり冴えてて、リチャード・ギアが水面に突っ伏すカット割は超キレてるし、写し出される様々な動物の挿入も気持ちが良い。
洗面台の水溜りに浮かぶイナゴの気持ち悪さも良かったし、燃えさかる炎の中に現れ
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ナイト ミュージアム エジプト王の秘密(2014年製作の映画)

3.5

積極的に着いてくるのが、軒並み集団行動できないタイプの奴らなので、楽しい。

ラスト、Earth Wind and Fire使って欲しかったなという思いはある。

ナイト ミュージアム2(2009年製作の映画)

4.0

現代美術コーナーにエジプト兵たちが槍持って入ってくるチグハグさが良い。

総じて人の話を聞かない奴らばっかりで、楽しい。

ナイト ミュージアム(2006年製作の映画)

3.5

肉食恐竜、エジプトのミイラなどのそれっぽいイメージで悪役にされがちな存在が人懐っこかったり紳士的だったりするのが、優しくて良い。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

-

これはまずい。アクションは寄るばかりで身体の動きが捉えづらくアガらないし、場所移動の多さに対してあまり時間経過の感覚が伝わってこないのもノリ辛い。しかし、ライダーキックの瞬間は超カッコいいし、ハチオー>>続きを読む

SHAME シェイム(2011年製作の映画)

4.0

何より濡れた街が良い。夜のNYを走る長回しも、ファスベンダーの走り方と街並みは非常に綺麗だし、ゲーム世代としては、右から左に移動していくのは特別感あって、カッコいい。
泣きそうな顔で腰を振るファスベン
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バイオレンス・レイク(2008年製作の映画)

5.0

地に足のついた暴力映画で、非常に面白い。

報復に乗り気じゃない少年たちが「今更後には引けない」の精神でエスカレートしていく暴力に加担させられてしまうやり方は怖いし、暴力が過激化してくキッカケを作って
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.0

体温の感じさせない役柄を演じることの多かったマイケル・ファスベンダーであるが、暑い地域で喝を飛ばしまくるのも意外に似合ってる。

総じてギャグかどうか一瞬判断しかねるタイプのギャグを予兆なく畳み掛けて
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

今の時代にこの救世主譚をやる意義を十分に感じる作品だった。

フェイド=ラウサの誕生日祝い試合の所はIMAXの凄みをこれまでになく感じたし、ジェディ・プライムの水上の闇に打ち上がる白い花火は、ショット
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

オーニソプターが飛び立つところをじっくり映してくれるの、嬉しい。降下の際に羽をしまうところや、爆炎の中で目を光らせながらホバリングするのも、カッコ良いです。

フレメンたちと合流した辺りから、なんか急
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

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Kの車周りの描写は軒並み良かった。ドアの開き方とか、雷に当たって機能停止して墜落するとこの挙動とか。
ラヴ周りも、ネイルしながらミサイル撃ってくるとことか、水辺に墜落して水飛沫を上げながらドリフトする
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砂の惑星(1984年製作の映画)

3.0

放電しながら現れるワーム、100点!!最初の変な水槽に入ってる変なクリーチャーはキモくて良かったし、ブラッド・ドゥーリフの階段下りはすげえ。

トゥームストーン(1993年製作の映画)

4.0

カート・ラッセルとヴァル・キルマーが同時に1人の人間の額と胸を撃ち抜くところ、痺れた。

「死んだら光が見えるというが、何も見えやしない。」、なんかむっちゃ怖くなったな。