Adachiさんの映画レビュー・感想・評価

Adachi

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イエスタデイ(2019年製作の映画)

1.8

このレビューはネタバレを含みます

この映画を観てビートルズや音楽を好きになる方が居るのは冗談抜きで、本当に素晴らしいことだと思うので、以下の戯言は燃えるゴミとかと一緒に燃やして、焼き芋でも焼いちゃってください。

ビートルズの認知が消
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

4.1

死霊館シリーズ史上最高に楽しかった。
ちゃんとホラーでありながら、鑑賞後はとても優しい心地よさが残る。然るべき解説者が居れば、子どもへの教育的にも良いんじゃないかなと思うほどの心配りの丁寧さと、物語の
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.3

「ジョン・ウィック」を鑑賞するつもりでしたが、時間が合わずこちらを選びました。
結論から言うと、もうめちゃくちゃ良い映画だったし、めちゃくちゃ感動しました。

この映画は天才達の話ではあるのですが、た
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.9

大袈裟ではなく、たかが映画で人間の心と歴史を変えてしまいそうな大傑作だった...たかが映画で。

アーサーの「悲劇」は「喜劇」となり、そして強烈な何かが起こる。

すでに伸びきったバネを更に千切れるほ
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ元気が出るし、なんならもう元気しか出ない。

これは真利子哲也流の「そして父なる」お話であり、【ディストラクション・ベイビーズ】からの続く暴力への解答なのだと思った。

僕は基本主人公が努
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

もう好きすぎて言葉にならない。
死ぬまで見続ける映画なんだと思う。

どうしてこんなにも胸を打たれるのでしょうか。
改めて映画(おとぎ話)とは、個人の認識の範疇において、計り知れない多様性に溢れており
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天気の子(2019年製作の映画)

4.8

賛否あるみたいですが、個人的には相当刺さりました。
新海誠作品の中でも一番好きです。

言わずもがなではありますが、やはり象徴的なのは全体の「画作り」でして、物語は病院の窓を流れる水滴から始まり、強く
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

皆様の高評価とグロ描写に惹かれて鑑賞(なんか社会人として色々アウト)

個人的に犯罪の方の調査による真実味がイマイチ感じられない部分に納得できなかったりするわけですが、それでもこの映画は全編通して優し
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あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

4.0

嫌いじゃない、、、むしろ好き。
基本恋愛映画はあまり観る気しないですが、こういう映画ならずっと観ていたい。

‪もちろん誰でも「やり直したい過去」はある。ただ一方で例えば自分が過去に戻って全ての選択
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

4.7

こんな映画を前・前・前世から僕は探し続けておりまして、この『怪・怪・怪・怪物』という映画は、僕の中で忘れられない大・大・大・大・大傑作となりました。

食人鬼的な怪物ホラーなのはもちろんコミカルな味付
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

1.2

劇中「大抵のことは知恵と工夫次第で乗り切れる」的な、素晴らしいセリフがあるわけですが、「知恵と工夫が無ければ、こういった映画が出来上がるんだ」という、ある意味ダメな邦画のお手本となる作品だと思った。>>続きを読む

イコライザー2(2018年製作の映画)

4.8

とても素晴らしい映画に出会ってしまいました。ストーリーも暴力描写も本作の全てが好み。
もう一度言います。とても素晴らしい映画だった。

この手の「舐めてた奴が実は...」映画につきものの、オープニング
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

満月の下に凍てつく大地を少女が必死に逃げているオープニングタイトル、山羊を狙う狼を一匹は撃ち一匹は逃がすコリーの仕事、彼と元妻らしき女性が子をよりよく育てようとしてのやりとり、息子に教える先住民式の馬>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.5

ある種の現代的コミュニケーションを絶妙な映画的演出により繰り広げられる場面場面に、わたくしのような「人と関わりたいくせに踏み込まれすぎると嫌」なワガママクソ野郎の心に見事に刺さりまして涙が止まらないの>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.9

なるほど、愛のある表現とはこういうことかと思い知った。

顔合わせの一幕を締める日暮監督の困り顔にふと多幸感を覚え、そうか、皆(世の中)がこの映画を好いているのは、全ての人、大仰に言えば森羅万象への愛
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

感傷的な描写の数々が、気にならないばかりか物語の軸になっているようにすら感じられて、所謂「泣くポイント」が悲しくて泣くのではなく、嬉しくて感動できる構造で、いい意味で裏切られた。想像していたよりずっと>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

この家族の関わる汚くも愛おしい世界をいつまて観ていたい。そう思った。

家族とは結局、個の集合体で、自らが選択した集団生活こそ本当の家族の在り方であり、そこにこそ人間らしさが生まれる。
「家族の定義」
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.4

『万引き家族』と迷ったのですが、こちらも家族映画でしたね。

もうめっちゃ元気が出る。というか最早あらゆる意味で元気しか出ないっす。このバカ映画。

スクリーンから直接的に観客に喋りかけてきたり、映画
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

4.5

そういえばこの映画大人になってから一度も見てない、というか避けてた...今見たらどんな気持ちになるのだろうと。当時とはやはりまた違った感情を抱いた次第です。

「任務完了」って、正しさと正しさのぶつけ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

2.8

久々レビューで微妙な点数ごめんなさい。(久々すぎて操作忘れてる)

ギターの弦を滑らし爪弾き響かす表現等は、もう流石はピクサーとしか言いようがないクオリティーの高さで脱帽したわけですが、本作における「
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.5

年齢層の高い役者陣によるこのシリーズは、所謂アクションの代わりが怒号や啖呵なんだなと思いまして、アクションと違ってカット割りや吹替ができないから却って難しいよね。ついでに車が走るシーンが多いのも足で走>>続きを読む

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.4

なんというか黒沢清という人の視点とセンスは本当に素晴らしい。
人間の頭の中から様々な概念を奪い、直接それを自分のものにしていく。「自分・他人」だったり「所有する」という概念を奪い取られた被害者たちは、
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.1

ハッキリ言って観る前は舐めきってました。個人的には相当刺さりました。なんというか物語も情景も非常に美しかったです。

描かれている事は特別新しい何かをしているわけではありませんが、ストーリーも起承転結
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

例えば映画は「詩」とかに似ていて(詩について全然知りませんが)、登場人物の感情の掘り下げを描く作品が叙情詩。またある事象に対してストーリーを構築された作品が叙事詩。だとすれば、本作は自然の風景などを主>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.3

なんといってもワンダーウーマンを演じていた、ガル・ガゼットの魅力に尽きるのかと。
今思い返せば、すでに『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』で彼女が演じたワンダーウーマンは、MCUと比べて
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

2.3

原作をうまく抽出しようと「頑張ってるな」という印象です。ただその反面、独特な世界観をなぞろういう意識が強すぎて、実写「映画」としての意匠やケレン味が少なく、なんだかとても無難に作られた映画だったなとい>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.3

これ今までスパイダーマンシリーズの思春期学生ものよりさらに若い。もう”ジュブナイルもの”といっても差し支えないくらいお馴染みのピーター・パーカーは純真で無垢な少年でした。キャプテン・アメリカからシール>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

4.3

確かに「思っていたのと違った」という感想もよくわかる。予告やジャケットを見るだに、「夏」「田舎」「地方」「青春」「恋愛」「学生」などという最近よくあるやつ。例えばアイドルが「趣味はアニメです!夢は女優>>続きを読む

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

4.2

冒頭、元小学校の音楽教師である父親ヴィンフリートの暮らす家へ男の子がピアノのレッスンを止める旨を伝えに来るのですが、その理由は「練習する時間が無いから」という。確かに自宅で練習しないんじゃピアノを習う>>続きを読む

ライフ(2017年製作の映画)

4.0

同じ火星系映画でいうなら、例えば去年公開された『オデッセイ』が、人間による科学の力や知識の蓄積を武器に逆境に立ち向かう「人間様を舐めんな」系映画だったとすれば、本作はまさしくそのカウンター的な、火星の>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.1

安定の楽しさといいますか、安定のアホらしさともいいますか、今作の『コンチネンタル・ホテル』と呼ばれる凄腕の殺し屋たち御用達な宿泊施設が存在することと、そのホテル内において、殺しや争いはしてはならないと>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

5.0

物語のテーマ性や戦場の臨場感のクオリティに関しては言わずもがな。加えてシリアスとコミカルの絶妙な作劇バランス。前後半に分けられた構成においてのキャラクターの描き方とキャスティング。小道具の配置や、その>>続きを読む

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.7

凄まじい「真実」に打ちのめされ、ただただその真相に呆然とする。本作の優れている点は真実が明かされた瞬間に、断片的にあった部分の全てが一本の線で繋がるという構成力の高さ。
母と娘のパートが交互に描かれて
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(2006年製作の映画)

4.5

もう間違いなく黒沢清の作品において、廃墟は不可欠な存在であるわけでして、一体どこで見つけたのだろうかと疑問に思えるほどに美しい廃墟がどの作品にも必ず登場します。そして驚くことにその廃墟のほとんどが東京>>続きを読む

こどもつかい(2017年製作の映画)

1.0

ビックリするほどのつまらなさ
タッキー&つまらなさ(…すません)

映画内に配されたストーリーもテーマも映像も、その全てが陳腐という言葉に尽きると思う。タッキーが纏う衣装や小道具は、これ冗談抜きでスタ
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キング・アーサー(2016年製作の映画)

2.8

良くも悪くもとにかく「ガイ・リッチー」らしい作品だと思う。ガイ・リッチー演出のスローモーションや早回し演出が好きな人は堪らなく楽しいだろうし、苦手な人はひたすら怠いだろうし、僕はどちらかといえば後者で>>続きを読む

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