Kohriさんの映画レビュー・感想・評価

Kohri

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無言フォロー失礼します。劇場観賞作品のみレビュー。熱い映画が好きです。ベストムービーは18年上半期作品から。

映画(226)
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.9

悪事で南米に逃亡した4人が、金欲しさの為にニトロ爆弾を積んだトラックでジャングルを抜ける話。

脂ぎった顔に無精髭を生やした必死な男達。
荷台で揺れる爆弾。
悪路を荒々しいカメラワークで映し、常に死と
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.5

家賃も払えない夢追い男が、不思議な世界に迷い込む話。

都市伝説やロックミュージックなどのサブカルチャーをフューチャーし、モラトリアム青年の生き様を皮肉ったストーリー。

伏線が非常に多く、迷宮に誘う
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教誨師(2018年製作の映画)

5.0

死刑囚6人と対話する牧師の話。大杉漣の遺作。

横幅が狭いスタンダードフィルムによる閉塞感。
世間から隔離された部屋でひたすら繰り返される会話劇。怯える者、スノップな者、勘違いしている者、不幸な者…。
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

4.4

感染症が蔓延した世界で、二組の家族が籠って共同生活を送る中、突然“それ”に襲われる話。

何が真実であるのかを曖昧にしながら、夢遊病的なカメラワークで魅せる。

一軒家という狭い空間で、人間の自己都合
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8

妻を残して事故死した男性が幽霊になって彷徨う話。

ほぼ真四角の画面。
そして冒頭で見られる極度な長回しなどから、覗き見しているような感覚に。

様々な要素を含んだファンタジーで、難解と言える作り。
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.4

監督が変わっても、脚本がテイラー・シェリダンであるならば素晴らしいことがわかった。

私怨に取り憑かれた男を演じるベニチオ・デル・トロ。
このシリーズはこの男で成り立っていると言っていい。目がヤバイ。
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生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)

4.8

冒頭の趣里が叫くシーンの連続。
生きづらい。でもどうしたら良いかがわからない。

手を差し伸べる人も現れる。繋がりたい人もいる。
でも、どうしたら良いのか、まったくわからない。

この恋に出口はあるの
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.4

傑作。
映画が好きなら、音楽が好きなら、愛を求めているなら、この作品を観るべきだ。

フレディ・マーキュリー。
彼が何と戦ってきたかが語られる。

厳格な父親、同性愛、成功と挫折。
名曲誕生の瞬間も見
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旅猫リポート(2018年製作の映画)

4.1

壮絶な人生を歩みながらも多くの人々に愛された青年が、飼っていた猫の引き取り手を探す話。

もう号泣。
主人公が竹を割ったような性格なのもまた良い。

言葉が見つからない。
それほどの傑作でした。

マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.8

18歳でハーバード大学を卒業した天才少女がニート状態のため、親の勧めでセラピーに通い、人生のヒントを見つける話。

不器用だけど、傷つきながらも、前に進む
彼女だけが特別なのではなく、みんながそう。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.6

行方不明になった娘を父親がGoogle検索を活用して追跡する話。

これはアイデア賞ですね!
映像がPC画面のみでここまでのミステリー・サスペンス劇になるなんて。
主人公である父親の視点で物語が進むた
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

4.0

姿が透明な青年と盲目の少女の恋愛を描いた作品。

全編を通して「感じる」ことを焦点に置かれる。異性を初めて意識する髪、肌に触れるショットを詩的に紡いでいく。

かつて青年に言った母親の言葉が、こだまの
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.1

両親を事故で亡くした少女が、祖母が営む旅館で若おかみになる話。

悲劇を全く感じさせないのは主人公おっこが明るくて純情な少女だからか。
彼女が旅館で出会う不思議な仲間たちのエピソードも含めて、終盤での
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テルマ(2017年製作の映画)

4.1

学校で突然癲癇のような発作を起こした女性の、不思議で怖い話。

不穏な演出と展開に「何かが忍びよる恐怖」を味わせて、終盤で見事な伏線回収及びネタばらしさせる極太な人間ドラマでした。

鑑賞後の重厚感は
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.7

不器用で素朴な女性が茶道を通して成長する話。

茶道で培われた感性によって人生での大切な事を学ぶというストーリーがあまりにも素晴らしい。

黒木華ちゃん、多部ちゃんの純朴さ、そして樹木希林さんの安定感
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バーバラと心の巨人(2017年製作の映画)

3.7

巨人を倒す使命があると信じて疑わない少女。だが彼女には秘密があった…

奇行が目立つ主人公とお洒落な親友とのコンビが素敵

これは彼女の幻想?それとも現実??
どっちに転がるかは是非ご自身の目でご確認
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.0

苦労人の母親に育てられた中国系アメリカ人の女性と、シンガポールの大富豪の息子との恋愛を描いた作品。

とにかく金持ちたちの豪遊が眩しい!ギャグも多くて笑えます。

豪華絢爛なだけはなく、身分の差で葛藤
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.5

タイの天才女子高生がカンニングに協力して金を稼ぐ話。

高校生版オーシャンズ11という評判は決して伊達じゃない。冒頭からスリリングで一気に引き込まれる。

学生のピュアな友情・恋愛の要素をちらつかせな
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.4

元CIAの“始末屋”が、殺害された親友の復讐を果たすために同じ“始末屋”と決闘する話。

国の命令で殺人マシンにされた者の孤独と信念。
妻と親友を守れなかった男は、自分を見失っているヤク中の若者に希望
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.8

音に反応する人喰い未確認生物に侵略された地球で、逃げ回るある一家を描いた作品。

敵に見つからない為に会話の殆どが手話というのが斬新だし、この静かな世界での敵の登場シーンがあまりにも心臓に悪いです(笑
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.8

40過ぎて女っ気無い男が外国でお見合い結婚して(金が買って)、実家の母親と揉めてグチャグチャになる話。

前半の変態ラブコメで充分に笑わせて、後半のグダグダな展開で閉口させるのはこの監督さんらしい仕
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1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.4

かつて独裁国家であった韓国が民主主義へと変わっていく波動の時期を描いた感動作。

エンターテイメント的な要素以上に歴史的な資料として(実話を脚色していますが)非常に価値のある作品だと思いました。

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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

泣いたわ〜。
大人になるにつれて捨てていってしまうものを、再度咀嚼して蘇らせても良いかもしれない、そんなことを教えてくれた作品です。
また、これからも愛と夢は大切にしていきたいです。

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.3

20代モラトリアム期間の奇妙な男女三角関係の話。
バイト、酒、タバコ、ビリヤード、クラブ、オール、セックス。とにかくその場凌ぎで暮らす若者の青さと、彼等が何かに本気になる瞬間を掬い上げたような作品。
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.4

‬‪偶然出会った男が失踪した元カレに瓜二つ…な話。
どんよりとした色彩空間と、微妙に聞き取りづらい台詞、そして同じ顔の男たちなど、全編に渡ってポエティックな作品。
途中の間延びした展開を「猫」で表現し
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

5.0

長年イスラエル・パスレスチナ問題で揺れる地域での訴訟話。
当事者二人の単なる些細な喧嘩が国家レベルに発展していくところにハラハラ。
そして二人の素朴なやりとりで泣いた。
正しい戦争などはなく、誰もが人
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.4

‬余命僅かの友達の為にコギャル時代の仲間を集める話。‬

‪逆光カットと90‘s JPOPミュージックはまさに「青春」で絶妙な演出。

‪台詞で笑わせながらも友情で泣かせる脚本に圧倒。‬

‪広瀬す
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.8

‬キムタク演じる私怨に固執するエリート検察が、自然体でありながらどハマり。
吉高由里子の存在感は言わずもがなだが 、二宮和也も好演。

「正義」と「狂気」をシンメトリーで見せる巧みなストーリーとスピー
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.3

前作同様、ギリシャでの煌びやかな恋と友情模様をABBAの歌に乗せたゴキゲンな作品。‬

‪若き頃の母親を演じたリリー・ジェームズの力強い瞳と歌唱力に魅了される。

是非I MAXで⭐️‬

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.4

ある事件を調べる女性FBI捜査官と地元の雪山ハンターが、思わぬ真相にたどり着く話。

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の大傑作『ボーダーライン』で脚本を手掛けたテイラー・シェリダン監督・脚本作品とのことで観な
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