花梛さんの映画レビュー・感想・評価

花梛

花梛

映画(390)
ドラマ(6)

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.0

脚本が酷いなぁ……と思いながら見てた。
原作は未読なので、映画を見たあとネタバレあらすじを読んでみた。原作もまぁまぁ強引な設定もあるけど登場人物は丁寧に描かれているようだった。(でも30歳になると女は
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

Fan's Voiceさんのオンライン試写会で。
肖像画を描かれる女性を、描く女性がじっと見つめているという筋のせいか、画面がずっと絵画のようで美しく、なんというか『この瞬間を目に焼き付ける』という
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.7

Fan's Voiceさんのオンライン試写会で。
ストックホルム症候群の語源になったノルマルム広場強盗事件を題材にした作品。
緊迫した状況の筈なのに情けない行動ばかりの強盗犯を演じるイーサン・ホーク
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キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

3.7

オンライン試写会にて。解りやすいが安っぽい邦題がついてるせいでB級感ハンパないけど、しっかり作られていてなかなか良かった。
第二次世界大戦後のイギリス。捕虜となっていた元ナチスのトラウトマンが、サッカ
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ゴリラのアイヴァン(2020年製作の映画)

3.0

ゴリラからサム・ロックウェルの声がするのが楽しみだったけど、サム・ロックウェルは軽薄で優しい中年男って感じの声だから、めちゃくちゃおじさんゴリラ感が強くて子供向け……?中年の悲哀を感じるけど……???>>続きを読む

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.5

邦題に違和感があるが、実話とは思えない荒唐無稽な話で楽しかった。割とヒヤヒヤしっぱなし手放しに楽しい感じではないけど。
シールタウン、凄いな〜。黒い資金とは知らずに受けた恩恵はあまり気持ちの良いもので
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ザ・ウォール(2017年製作の映画)

3.4

壁……進撃の巨人並みのデカい壁を想像してしまって、身を守るにはあまりにも心許ない……となってしまった。
見えない敵との会話を聞いていると、何を背負って、何を理由に戦争をするのか?というのを考えてしまう
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ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

3.7

「バブル時代にカップル向けとして流行っていた映画」という印象でしかなくて、当時恋愛映画を恋人と見に行くような年齢でもなかったので見る機会がなかったのだけどたまたまBSかなんかでやっていて見てみたら面白>>続きを読む

博士と狂人(2018年製作の映画)

3.9

Fan's Voiceさんのオンライン試写会で。
オックスフォード英語辞典の編纂に纏わる実話を元にした作品。(全然知らなかったのだけど、本国では古いベストセラー本という事で鑑賞後に読もうと電子書籍版
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ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.8

Fan's Voiceさんのオンライン試写会で。
土地価格が高騰して元々存在していたコミュニティは事実上散開、そんな中でも祖父の建てた家にこだわるジミーと、それに付き合ってくれるモント。
元の住人と
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ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「プレゼント・ラフター」(2019年製作の映画)

4.0

Filmarksさんのオンライン試写会で。
普段あまり演劇は見ないけど、予告動画のアンドリュー・スコットの演技を見て、当たり前だけど、映像作品とは全く違う迫力を感じて「これは見なければ……!!!」と思
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ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.5

サイコメトリーの使い手の対立と共鳴みたいな話だった。
大筋は面白いんだけど、もっとアクションを入れたかったのかなぁ……みたいな感触がして、アンソニー・ホプキンス老にそれはちょっと、と見ていて冷めてしま
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最終目的地(2009年製作の映画)

3.5

亡き作家の伝記を書くため遺族に許可を貰いに行くライターが一応主人公なんだけど、群像劇でもあって複雑な人間関係を見ていて誰に感情移入して良いのやらというのがちょっと疲れてしまった。
アンソニー・ホプキン
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.8

30年ぶりくらいに見たけどやっぱり怖かった!生きている人間が一番恐ろしい……。

ところで子供の頃見た時はキャシー・ベイツのこと「太ってるおばさん」と思ってたけど、今見たら健康的でかわいかった。
ジェ
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.8

原作の翻訳版がルルル文庫という女性向けラノベ系から出版されていて、挿絵も見るからにティーン向けなので本家のようなミステリーではないだろうなとは思ってたけど、ジャンルでいうと冒険少女もの…かな?ミリー・>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

-

悪さに憧れる、というのも今は昔というか、若い世代は効率的じゃないと切って捨てるような部分を掬った作品。
警察が来たときの合図が「ファイブオーだ!」っていうのがHawaii5-0のポピュラーぶりが知れて
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.8

インドの受験戦争の悲喜こもごも。
主演の方が亡くなった事は事前に知っていたので、話が進むにつけ「なぜ」「どうして」という気持ちが大きくなるばかりだったが、青春群像劇的に面白かった。

マーティン・エデン(2019年製作の映画)

3.6

Fan's Voiceさんのオンライン試写会で。
ジャック・ロンドンの自伝的小説の映画化。
貧しい生まれで学もなくその日暮らしの根無し草状態だったマーティンエデンが、良家の娘に釣り合うようになりたい
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.8

Fan's Voiceさんのオンライン試写会で。
恋に落ちていく過程、同性に惹かれるんだ、という自覚を持つ過程と葛藤が丁寧に描かれていて、なんか懐かしかった。
JUNEの時代にこういうのいっぱい読んだ
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.0

ホラーはあんまり好きじゃないけど、亀梨のエセ関西弁が怖さを中和してくれそうだなと思って見た。
途中までは普通に事故物件での心霊現象と瘴気に憑かれてどんどん悪い方向に進んでいくドキドキで良かったのに……
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グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.6

余命宣告をされ、好きに生きようと決意したリチャードの破天荒な最後の日々。くたびれとやさぐれ具合が現実のジョニー・デップとマッチしてて妙にリアルだった。普通の男なジョニー・デップも良いね!(でもそういえ>>続きを読む

赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

3.4

ホロドモールを題材にした作品。
悲惨なところは悲惨なところとしてきちんと描こうとしているけど、全体的に綺麗すぎるかなー。いやでもあえてレイティング的にこの位にしたのか……?取っ掛かりに見るにはちょうど
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

3.3

実際にこういう死因があったっていうのが何とも……笑うより前にどうしてそうなった!?っていう驚きの方が強い。
無理でしょ!見れば解るよね!?っていう……。
まぁとんでもなくくだらないけどこういうワンアイ
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守護教師(2018年製作の映画)

3.5

押し出しの強くないマ・ドンソクはいつ見てもなんか可愛くて微笑ましくなってしまう。

ポルトガル、夏の終わり(2019年製作の映画)

3.7

余命宣告をされた大女優とその家族、最後の夏の過ごし方。
大女優らしく、きっといくつもの大恋愛があって結婚し離婚し、一人息子と、現在の夫の連れ子一家がいて、複雑だけどそれなりに上手くやっている。自分が死
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マルリナの明日/殺人者マルリナ(2017年製作の映画)

3.6

法治国家……ではないね……?
とにかく生首を持ってバスに乗るという画に度肝を抜かれてしまった。
生き抜く強さが凄くてスカッとする部分はあるけど、インドネシアがどんなところか、どんな暮らしで倫理観はどう
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ヒットラーの狂人(1943年製作の映画)

3.5

エンスラポイド作戦から血の報復によるリディツェ村虐殺を描いた作品。42年の6月4日にハイドリヒが死に6月10日にリディツェ村の虐殺、その翌年にこの映画が作られているというのが凄い。
学校の舞台演劇みた
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ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

3.6

毒親との付き合い方というか縁の切り方というか、子は親を選べないなーというリアルなしんどさがあった。
子煩悩なのは間違いなく、でも自分が自分がで、子供にとって一番良い事は何か?という観点から生き方を選択
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ヨハンナ・ドーナル 女性大臣・フェミニスト(2020年製作の映画)

3.7

あっ、作品登録されてる!

EUフィルムデーズにて。
こういう人をこそフェミニストと言うのだよな〜。ヨハンナドーナルの人生を掛けた女性問題への取り組みを見たらSNS上の一連のからかいがとても恥ずかしく
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復讐の十字架(2017年製作の映画)

3.6

神父に性的虐待を受けた事を誰にも話せず抱え込んだまま中年になり、そこへ件の神父が再び近くの教会に戻ってくる。トラウマが噴き出して情緒不安定さがヤバいことになりジタバタするもキリスト教の大きなテーマであ>>続きを読む

ドイツ零年(1948年製作の映画)

3.9

敗戦間もないドイツ。
敗戦後の風景というのはどこも似たようなものだね、日本で散々見ているから親しみさえ覚えてしまった。
皆が皆、心底信奉していた訳ではないだろうが「ユダヤ人は殺して当然」という生粋のア
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私が結婚した男(1940年製作の映画)

3.6

夫の帰省を兼ねたただの旅行のはずだったのに、ドイツへ行った途端にナチスに傾倒していく夫が不気味。
愛国心て都合の良い言葉よ。
「自分の国は強い!」「自国こそ世界を牛耳るに相応しい!」という、どこか現在
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グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.9

都会に暮らしていると渡り鳥に出会えることはまず無い。実際生態がどういうものか殆ど知らずに見に行ったけど、感動してしまった。
鳥から見たら人間はどんどん自然を破壊しているだけの存在で、クリスチャンのよう
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透明人間(2019年製作の映画)

3.8

科学者が奇天烈な発明をし、それによって異常な現象が起きたり人が死ぬというのはホラーの定石だけど、現代風(近未来風?)にアレンジするとこうなるんだ!という面白さがあった。
ホラー的な怖さと人間の怖さが融
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

3.4

タイトル通りなんだよねぇ。もう少し驚きが欲しかった。
あと、いくら父が嫌いという設定でも不愉快だなっていう台詞が多くて少し疲れてしまった。

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