krishnaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.1

ニキータをPOVで撮った感じ。
トイレのショットはアンヌパリロー、ブリジットフォンダときてキムオクビンと全員同じ構図。丸パクリというか、もう形式美だな。

しかし、上手い具合にPOVを切り替えてスムー
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.0


お母さんのラコステの黄色の服が良かった。
70年代って感じがしていいな。
主人公、親父に似てるなぁ。フィリップシーモアホフマンは良い役者だった。

上手い監督で映像も素晴らしい。流れるようなカメラワ
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春を背負って(2014年製作の映画)

3.0

立山連峰、綺麗だなぁ。フィルムで撮った画質の味がなんとも言えなく暖かい。
木村御大の映像は文句無く素晴らしい。

でも壮絶にダサい。
演出だけでなくセリフもダサい。
ラストシーンは秀逸にダサい。
思い
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

書きかけでアップするの忘れてた。

ウルトラQのオープニングや、巨大化する時の効果音を最初に使われ、スタートからテンションは上がったけど、そこがMAXだったかも。

カット割多すぎ。動きが無い会話劇だ
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

3.0

ソーの単独4作目。
ここまでガンズLoveとは思わなかった。楽曲だけでなくAXLまで持ち出すとは。個人的には『November Rain』をあそこで使うのが上がった。

新作が出る度にソーの脳筋キャラ
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ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.0

記録するの忘れてた。
典型的な青春モノだったな。ラストも覚えてないなぁ😅

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.9

これはアカン。ズルい。
自分でもビックリしたけど、オープニング5分だけで涙出てた。何の涙か分からん。
子供の頃見た映画はずっと覚えてるから一気に昔の感動が甦るからなんかな。



映画というエンタメに
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.2

だいぶ日にちも経ったので感想を。

エンドクレジットがサムライミの本質。
ホラーテイストは誰でも撮れる。緊張と緩和。緩和の凄さなんだよな。
とはいえホラーテイストはさすがに素晴らしい。ワンダもストレン
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.1

ファミリーとソサエティ。
差別と迫害の歴史は世界各国どこにでもある。絶対に無くならない。
宗教となると見た目では分からない(敬虔なユダヤ教は分かるけど)。名前で分かるとか、分からなかったら人に聞くとか
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.0

CGも良いし、童心に帰れる。

イギリスだから色味が暗いんだよなぁ。雰囲気出てるけど、どうしても続けて見ると滅入る感じがするな。

ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ(2014年製作の映画)

3.0

途中迄昔見てたの忘れて再鑑賞。
ゾンビ物、30歳超えて見た、配信での鑑賞などあると記憶は曖昧になる。B級になればなるほど思い出すのに時間がかかる。

マジで歳とったな。。。

しかし、腐るほどあるB級
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.1

個々の強さを感じる。
学校でのイジメなどはメインシークェンスに持ってきそうだがサラリと流すだけ。それよりも家族での絆があるから意に介さず。家族の絆はある種雑さが強さになってる。

美人なお母さんだなと
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.0

この作者同窓で広告ゼミ上がりかな。私小説だろ。
同窓だから個人的には刺さる映画。
宮古ってまだあるんやな。俺らの時代は3、4年になると茶水だから3年になってからは行かなくなったけど懐かしい。宮古の2階
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モービウス(2022年製作の映画)

3.0

なんかどっちらけた感じかな。編集が雑過ぎる。
駆け足でモーピウス誕生とスキルの紹介をした感じ。ストーリーを重視してるわけじゃないから内容はこんなもんだと思うけど、繋ぎの雑さが酷かった。黒人の女の子は亡
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.1

サスペンスだったのか。
自分のせいだが、ファンタジーの気分で入ったから違和感。まぁ、雰囲気もいいしデルトロっぽいかな。展開も多いけど少し長いと感じた。考えずに見てしまったから、細かい所は見落としてるだ
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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

3.4

個人的に素晴らしい出来だと思った。
まず題名がいい。この厨二心をくすぐる題名。
世界設定も好きな感じ。タランティーノやロバートロドリゲスを見てた学生時代を思い出す。シンシティの様なコミック雰囲気。
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.1

編集の妙。
削ぎ落とし過ぎて内容が飛びすぎて繋がらない。けどそんなことどうでもいい。舐めてかかったら最強だった系の亜流。この系統はスカッとする。ただジョンウィックみたいに結構やられる。全身ボロボロだけ
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ヴィクター・クロウリー 史上最凶の怪人(2017年製作の映画)

2.9

ハチェットか。昔見た気がする。
なんか知ってると思ったわ。
しかし、グラインドハウス系では金のかかってる方だな。あえてのB級感も感じるし。しかし、殺される人々のそれぞれのキャラの立ち方に統一感が無さ過
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

オープニングからスタイリッシュ。全編通じて映像のカッコ良さはノーランどころか最近ではピカイチに凄い。
ゴッサムの小悪党がバットマンを認知し始め、恐怖を感じている一連のシークェンス、もう、ここだけでスタ
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モータルコンバット(2021年製作の映画)

2.9

最初と最後のスコーピオンとサブゼロのバトルシーンだけ良かった。真田広之は流石としかいいようがない。
この映画を見にくる人は何が見たいのか?が分かってない。残虐なバトルシーンやいつものキャラクターが思っ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.1

ヤクザの破天荒ではないな。ヤクザというよりサイコパス。
実録物というよりスタイリッシュさを感じた。仁義シリーズに役者達はどうしても影響があるだろうし、時代背景の熱量を比べてはいけない。いかに魅せるか?
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.2

クレイアニメは少しホラーっぽいのが似合う。世界設定とクリーチャーも合っていて設定を作り込んでる感じがある。展開も散漫だけど落とし所が見えないのが逆に引き込まれて飽きさせない。
しかし、一番の見どころは
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.1

絢爛豪華な映像。CGだけど俯瞰で見せるからエジプトの雄大さと豪華なホテルなどは見応えがある。アブシンベル宮殿も壊れてなくて完璧。俳優の間も優雅でゆっくり見ることが出来る。愛を全面に押し出しているので、>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.0

普通。
お金かかっており映像もキレイ。空中アクションも良かった。アクションの新規性もあり楽しかった。でもワクワクしなかった。淡々と進む謎解き、怖いのかコメディ要素なのか分からない敵、今ではそぐわない都
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.1

フツーに映画『ウエストサイドストーリー』のリブート版だった。映像は綺麗だし、広がりも画角の奥行きも色彩も俳優の躍動も全てエンタメで今の最高峰。素晴らしい出来でスピルバーグの技術の凄さが分かる。「アメリ>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.2

Disney +にて配信されたので視聴。見る時期によって感想は変わるのかな。多分学生時代に見てたら『ほーん』って感じだったと思う。
ノマドという生き方の選択を良し悪しではなく淡々と描いている。ファーン
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.2

エスプリを効かせたフレンチpop。雑誌を元にしたオムニバス3話構成。有りそうでなかった。アート性とエンタメ性をぎりぎり両立させている。テーマとかイデオロギーとかではなく、単純にコメディなんだと思う。ウ>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.0

森見ワールドの可視化に努力していると思う。ただ、あの言葉の紡ぎ方は可視化は難しい。京都の雰囲気や幻想世界を描くのは文字じゃなきゃ無理だろう。ただ本の装丁、イラストと同じ作画だったのは正解だった。

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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.1

一応テーマはジュブナイルなのかな。反体制や反権力というより成長期における親からの自立と葛藤かな。色々な台詞がメタファーになっているのだろうけど、そこまで入り込んで見てない。ザンのパフォーマンスなど唐突>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.9

久々に贅沢な映画をみた気がする。MGMはこういうのは上手いな。素晴らしい時間を過ごせた。
家の歴史を語ると叙事詩になる。
女性版ゴッドファーザーみたいな感じ。マウリツィオ主役で描いても良かったかもな。
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片腕ドラゴン(1972年製作の映画)

3.0

時代や資金を考えると、拙いけど一生懸命作ってる感じが微笑ましい。
当時は色々な熱量とか時代の流れとかあり、ワクワクする時代だったんだろう。
ゴッドファーザーとかと同じ時代に作られた物だと思うけど、比べ
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

2.9

唐突感や粗は仕方がないな。
これで終わりと言いつつ、最後は分からん感じで次回作も作れそう。
しかし、前作のリアリティ追求の映像から火薬をいっぱい使った派手さを訴求。
どちらかと言えば前作の方が重厚感が
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残酷で異常(2014年製作の映画)

3.0

粗が酷いけど、ループ物としてはそこそこ面白い。サラッと観たら面白いかも。
ただキリスト教的な宗教観なのかと思ったけど違う。エドガーの最後は自己犠牲でアガペーであり、救済されるべき。ラストシーンのエドガ
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

3.0

どストレートなジュブナイル映画。
ニューヨークの映し方、2人での散歩の長回し、サリンジャーの使い方など小粋感が鼻に付くなw
ミドルネームのオチも脚本家がニヤニヤして書いたんだろう。主役の子のチャーミン
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フューリーズ 復讐の女神(2019年製作の映画)

3.1

基本的な構成だからしっかり作られているのがわかる。設定は面白かったし、登場人物の掘り下げもしっかりしていたと思う。人物同士のやりとりから殺人に持って行くのも上手い。ゴア描写もちゃんと金がかかって良い感>>続きを読む