krishnaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.2

A24製作。
相変わらずメタファーだらけのハイコンテクスト映画。
好みは別れそう。

監督の要求なのか分からないけど2人の俳優の力量が凄い。圧倒的な人間の狂気を描き切れている2人芝居。特にモノクロフィ
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.2

東京は劇場公開、絞られ過ぎ。
公開が全部取り止めになった訳では無いので、配給・劇場関係者はどんな裏事情で動いたのかな?
配信鑑賞は嫌なので初めて池袋で鑑賞。


ナターシャ版Superhero lan
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.0

アマプラ配信。
パラマウント、スカイダンス制作。
まぁ、制作会社を見たらミスはなく予算もいっぱいで映像だけはそこそこ面白い。

タイムマシンの理論は色々だけど、一点だけしか動けないという制約がこの映画
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.1

こんなんで良いんだよ、ゴジラ映画は。

『パシフィックリム』もそうだけど、街が壊れるところ、デケェ怪獣が闘うところが観たいだけ。

求めてる物を提供してくれているのだから、意味のわからない人間パートや
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ゾンビーバー(2014年製作の映画)

3.0

『まぁB級だから』と、色々しながらの鑑賞。

設定は適当で良いんだけど、どの様に観せるかなんだよな。ちょっと間延びしたり、都合よく避けたりするのは良いんだけど、画面で映らないところで死んだらあかんやろ
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.1

監督の力量が分かる映画。

設定が素晴らしいディストピア映画の2作目は、どこかで扱われたシークェンスをつなげるだけになるパターンで駄作になるパターンが多い。

ディストピア映画は設定が素晴らしいと、ど
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エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.0

ジェラルドバトラーは、男臭さが画面から漂ってくる。
臭いを感じさせるのは素晴らしいと思うが、太り過ぎじゃないか?

3作目になるとテーマも何も無いので内容については特筆すべき事は無い。

アクションシ
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湿地(2006年製作の映画)

3.0

アイスランドについてほぼ知識ゼロ状態での鑑賞。
白夜のどんよりとした天候とテーマがメチャメチャ合ってる内容。重厚なテーマと、アイスランドの社会的な問題がドキュメンタリーっぽく(意図的では無いと思うがそ
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.1

デルトロ脚本。
ジュブナイルと見せかけた中年向け映画。
子供時代に観たらトラウマになるような造型のクリーチャーを作るの上手いよな。
しかし、郷愁を呼ぶような映画だったな。

そろそろ映画館に行きたいな
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.0

前作が素晴らしかったから続編作って全然ダメな典型。

サスペンス感も間の取り方も全然違う。
ただのアクション映画。メヒコ国境の雰囲気とか題材とかは良いから社会派クライムアクションになれたのにもったいな
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.1

ザックスナイダー節は相変わらず。
CGのキレイさ、アニメの様なカット割と楽曲の組み合わせ。スローモーションの多用。
結構期待していたけど、普通の大作映画の域は出なかったかな。ネトフリだから編集も自分で
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パペット・マスター(2018年製作の映画)

3.1

中学生ぐらいの時に鑑賞した映画の続編。子供心に人形の造型が怖かったのだけ覚えてる。ストーリーは覚えてないし、そんな物無かったと思う。
今回、懐かしさもあり鑑賞したが、お手本の様なB級映画で素晴らしい。
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.0

フラッシュバック技法の意味は?
この技法を使う意味が全く理解出来ない。
みんな謎解きを求めているのか?しかしこの技法を使って謎が謎のまま終わるのもモヤモヤするのでは?
最初からサンドラブロックと子供2
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ファイティング・ファミリー(2019年製作の映画)

3.0

子供に観せるならいい映画。
家族愛と自立とサクセス。単純明快。
ファミリー基盤で、属するコミュニティに対してのボランタリー活動は(日本のいい意味での)村社会に通づるものがある。WAWの活動か個人による
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ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

3.1

設定が古い。
トムクランシーだから仕方がないか。
設定は懐かしい感じだったけど、映像は最新で今風。飽きずに観れるかな。

サイレンス(2016年製作の映画)

3.0

ワンシチュエーションでは少し間を持たすのが厳しい。
作り手も分かっているのか、なんとか別人を登場させたりする事で転換しようとしているが、少し遅い。

犯人の怖さ不気味さはもっと高められた気がする。仮面
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テイキング・オブ・デボラ・ローガン(2014年製作の映画)

3.1

久々のモキュメンタリー映画。
設定が素晴らしかった。最初の違和感から展開も上手く素直に観ることが出来る。

デボラ役の女優の素晴らしさが際立つ。上品で気の強い感じからの変化はなんとも言えないな。

おとなの事情(2016年製作の映画)

3.1

久々に観たワンシチュエーションの会話劇。元は舞台劇かな?
登場人物の紹介も説明臭くなくすんなり入っていける。コメディというよりスリラーやな。しかし、ラストはまさに大人の事情だったな。若い時はこれをニヤ
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.1

時代もあるけど、フィルムの質感や長回し、ロケ地やら何気ない音など不安感を増す作用がある。萩原聖人のふわふわした感じも役所広司の常に怒りを抱えている演技も素晴らしい。

すごく失礼な言い方をすれば、撮影
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ラスト・シフト/最期の夜勤(2014年製作の映画)

2.9

最初からFun house のレベルでおかしいのに建物から出て行かない。縛り付ける動機が弱いのに不自然過ぎる。
偶然設定?ちょっと雑かな。
原案、脚本、撮影、編集を経て、なんか大事なモノが落とされてい
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デビル(2010年製作の映画)

3.0

舞台劇のような感じ。
キレイにまとまっているけど、個人的にはセブンのような終わり方の方がしっくりきたかな。
狂言回しとしての役割のメキシカンをもう少し活用していたら二転三転していたかも。

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

2.9

尾を食べる蛇、卵が先か鶏が先か。

タイムパラドックスだけでなく並行世界線の概念もぐちゃぐちゃに入れてしまってるから理解は不可能。

登場人物の少なさといい、最初の爆弾処理での顔の怪我といい、フリもわ
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.0

ホラーというか、folklore。
最後にオチ作らなくても良かったかな。
集団から弾かれた人間が、行き着くのは魔女やジプシーや河原って万国共通だしな。

結局、運の悪さや通常と違う事など説明がつかない
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クライモリ/間違ったターン(2003年製作の映画)

3.0

シリーズ化された第1作目。

シリーズ化されることはある。王道のスラッシャー映画。フリもオチもしっかりだし、展開も王道というかベタで、ちゃんと作っている。
最初の方に殺人鬼は出してしまうし、というか、
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.1

綺麗なゴシックホラーだった。
久々にガブリエルバーン見たな。

50年前ならいざ知らず、現代にこのプロットを持ってきてしっかり怖く作れるのは監督の力量。俳優陣も素晴らしい。メチャメチャクローズアップを
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イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

3.0

面白いんだけど、もやもやするなぁ。

タイソンは微妙かなぁ。香港では人気あんのか、プロデューサーと知り合いなのか何で出演したのかな?あんな闘いだけだからもやもやポイントの一つだわ。
あと後半巻き返すよ
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

3.0

映画の芽生えはジャッキーだったから、やはり久々にサモハンキンポーを見るとテンション上がる。サモハンとの対決は素晴らしい出来。
昔は、ゴールデンハーベスト社制作ばかり観てたのが懐かしい。

1作目2作目
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.1

知っていたけど触れていなかった『イップマン』。こんだけシリーズが出て完結してからやっと鑑賞。

良いねえ。ストーリーは単純明快。適度なアクションを散りばめて盛り上げてクライマックスに向かう。すんなり観
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.2

前作の素晴らしいコンセプトだった電車という閉塞空間で作られているのはなく、世界観だけ踏襲しているので全く別の映画になっているけど関係ない、レベルが高い。しっかりエンターテイメントになっている。
単純な
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.2

前段が長い。もう少し摘める。
だが面白い。しっかり作ってる。キャラもいい。主役の女の子、可愛い上手い。
B級になりそうな脚本もしっかりエンタメしてる。

続編作るみたいだから期待。

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.0

何を求めて観に行ったかによって評価が分かれるな。

DCコミックスの映画を観に行ったらlove storyだったからモヤモヤした人が多いのでは。
売り方が間違ってるな。女性に的を絞ってしっかりマーケテ
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ファウンド(2012年製作の映画)

3.2

ジュブナイル映画にアメリカンサイコを混ぜた感じ。シティ舞台では無く中西部。しかも80〜90年代。
アメリカンサイコもあの時代を表現したモンスターだけど、これも同じものを感じる。
ノスタルジックで懐かし
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.0

未知のウイルスを題材にして、人間の愚かさを見せている、って聞くと、ありがちなイメージだけど一味違うかな。更にホラーっぽい作りにしてるけど全く違う。嫌な感じが残るというか、不安が残る。

何が起こってい
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.1

マンクを観ようとしてたけど、こちらのリメイクの噂が流れてきたので観てなかったのに気が付き視聴。

zodiacではなくジェイクギレンホールが狂気やな。ジェイクは目がヤバい。

じっくりとミステリを描く
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ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.0

プロットいいし、バイクのアクションシーンは良かった。それだけだった。

スクリプトはダメだし、オチも弱い。
何も残らなかった。

トレイラー観たときは良い映画だと思ったんだけどな。

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

3.1

ネトフリのショートフィルム。
10分そこそこにキレイにまとまってた。

子は鎹とはこういう使い方のような気がするな。

邦題は素晴らしい出来だった。