tomひでさんの映画レビュー・感想・評価

tomひで

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ジャンルや年代問わずに何でも観ます。
Filmarksは観た映画の記録用として使っています。

映画(128)
ドラマ(0)

ファミリー・プロット(1976年製作の映画)

3.0

巻きこれ型のヒッチコックサスペンス「ファミリープロット」なかなか面白かった。ヒッチコックの作品歴ではこれが最後の作品となるのですが、この作品が最後だとは思えないヒッチコックらしさを感じる良作でした。特>>続きを読む

トパーズ(1969年製作の映画)

3.0

今まで観たヒッチコックの中では一番面白くなかった。

所々でみせる演出でヒッチコックらしさを伺う事も出来るが全体的に自分が思うヒッチコック映画ではなかった。監督自身何かを模索している感じが映画に漂って
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

3.0

アンリジョルズクルーゾー版は観ていたが、ウィリアムフリードキン版は観た事がなかった。LIVE ZOUND上映されるというので観る事にした。

1977年作品でありながら古くささを全く感じさせない良作。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.0

全編パソコン画面で展開されるというアイデアが全て。PC画面は現代の人間にとって一番リアルに感じる事が出来るツールとなっているのでとても効果的だったと思う。

ただこの映画がもし普通に撮られていたなら、
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Ryuichi Sakamoto: CODA(2017年製作の映画)

4.0

素晴らしいドキュメンタリーだった。坂本龍一側に寄りすぎず、離れすぎず絶妙の距離感で撮られている。画面からその感じがとても伝わってくるので何気ない日常の画も全く退屈しないで見る事が出来る。

オープニン
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

相当好き。ジムジャームッシュ作品の中では「ストレンジャーザンパラダイス」の次に来るくらい好きかも。

ジャームッシュが作る世界観が本当に心地良くてずっとずっと観ていたくなる。「この映画終わらないで」的
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

Queenはまったく聴かないが、それなりに楽しめた。Queenファンは凄く満足出来る映画になっていると思う。

個人的には演奏シーンよりも妻メアリーとの様々なシーンが印象に残った。プロポーズのシーン、
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タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密(2011年製作の映画)

4.0

CGアニメーション映画という事でスピルバーグ監督作品でありながら、唯一観ていなかった同監督作品ですが、ようやく観てみる事にした。

とりあえず素直に映像のクォリティの高さに驚いた。とくにカメラが素晴ら
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

パーティー会場で渡された一枚の写真。亡き妻が友人の子供たちと笑顔でいる写真。亡き妻の想いをその友人の子供たちと暮らす経験をした事で亡き妻の本当の気持ちを理解する。悔やんでも悔やみきれないその後悔…。映>>続きを読む

緑の光線(1985年製作の映画)

3.0

ヴェネチア映画際金獅子賞受賞作。周りの人々とうまく生きてゆけない女性が一歩を踏み出すためのきっかけを見つける話。

主人公デルフィーヌは女性なのだがエリックロメール監督自身が投射された人物設定になって
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TOKYO FIST 東京フィスト(1995年製作の映画)

3.0

それぞれの想いが拳に込められる。それは男も女も関係無く直接的に。
都市で生きるという事はある意味全てが誰かとの殴り合いなのかもしれない。

軸となる話はありふれていて面白くない。ただ塚本監督の新しい映
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.0

大根仁監督の「バクマン」が面白かったのでこの作品も観てみたが、この作品もなかなか面白かった。ありがちなパパラッチの前半のくだりからこの映画を終わらせるための展開も良かったと思う。

福山雅治は実際に写
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2001年宇宙の旅 新世紀特別版(1968年製作の映画)

5.0

映画館に向かうのにこんなにワクワクして出掛けるのは久しぶり。キューブリック作品がIMAXの大画面で観られるなんて!先日の70mm特別上映には行けなかったので尚更テンション上がる。

観始めて思ったのは
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セールスマン(2016年製作の映画)

3.0

イラン映画を観る機会は殆どないが、この作品は撮影のクォリティも高く最後まで集中して観させてくれた。

仕事を掛け持ちで舞台俳優もしている夫婦の話なので舞台のシーンが平行して描かれる。舞台俳優夫婦という
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ダンシング・チャップリン(2011年製作の映画)

3.0

前半ドキュメント、後半舞台の二部構成。前半のドキュメントは面白く見られたが、舞台になってからがとても辛かった。個人的にチャップリンは大好きでチャップリン作品は殆ど観ているが、この舞台を見にいこうとは思>>続きを読む

ミッション(1986年製作の映画)

3.0


「主の御心に従い…」同じ教徒でありながら都合のいい「主の御心」を主張する支配者側。「神はなぜ心変わりを?」同じ教徒でありながらその「主の御心」に翻弄される原住民。

同じ神を信じていても受け取る「神
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プロメテウス(2012年製作の映画)

3.0

コヴェナントより後にこのプロメテウスを観る事になったが、コヴェナントより面白かった。これを観てるとコヴェナントは期待してしうまうかも。個人的にはコヴェナントにはガッカリしたので、プロメテウスで止めとけ>>続きを読む

三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.0

これまでの是枝作品と同様、観客に投げてくるような観客に委ねるような余白のある作り方が好き。

映画冒頭で示される三隅が人を殺した事実。その事実を軸にそれぞれの立場で「真実」を模索主張していく様が面白い
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.0

病気を題材にした映画の型を変えた王道パターン。
新しさなどは無いのですが、こういう作品は涙無しには見られない。

いつも明るく感情豊かな人間にも反対の暗く重い側面があり、
暗くて感情を表さない人間にも
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

自分が困っているのに人を助ける。ダニエルの生き方に心動かされる。人を助けるはずの社会のセーフティーネットは機能せず人を追い込んでゆく。誰もが思っているのに誰も口にせず、口にしたダニエルは排除される。社>>続きを読む

(2017年製作の映画)

4.0

河瀬直美はやっぱり良い。彼女の作品は世間に流されてない感じがとても好き。

目の病気に苦しむカメラマン中森と視覚障害者の為の映画音声ガイド制作者、美佐子の話。「映画」が直接絡んでいる話なので、河瀬直美
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ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

3.0

山下敦弘監督の「リンダリンダリンダ」があまりに素晴らしい作品だったので、この「ぼくのおじさん」も見てみる事にした。しかし全体的に演出のユルさをとても感じる作品だった。家族の演技、一目惚れのシーン、写真>>続きを読む

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.0

全編に漂うなんともいえない浮遊感や覚めた空気感、疎外感はとても好きなのだが、そこから感じられる新たな感覚、感情を期待していたので正直ガッカリした。それでも日本に滞在した事もあるソフィアコッポラの視点は>>続きを読む

ヒッチコック/トリュフォー(2015年製作の映画)

3.0

映画的映像表現を模索し続けたヒッチコック。トリュフォーの著書「映画術」でヒッチコックにインタビューした音源を元に構成されたドキュメント。

その映像に魅了された世界の映画監督達がヒッチコックの映像表現
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ギャラクシー街道(2015年製作の映画)

2.0

全く面白くなかった。何が伝えたいのか分からない。興行的にそれなりに成功を収めてきた過去の三谷作品。制作現場では誰も口出し出来ない状況になっているのでしょう。誰も止められない…(笑)裸の王様の域に入って>>続きを読む

殺人魚フライングキラー(1981年製作の映画)

2.0

ジェームズキャメロン監督でなかったら絶対に見なかったタイトル「殺人魚フライングキラー」(笑)

ジェームズキャメロンの才気を微塵も感じさせない超B級パニック映画。調べると監督交代劇など様々な事情があり
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BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(2016年製作の映画)

3.0

映画の天才スピルバーグ。彼の初期作品は製作費に恵まれていなくてもその才能で魅せる面白い作品ばかりだった。

今スピルバーグが製作費に困るという事はほぼ無いと思われるが、製作費や撮り方に困っていた時代の
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.0

ビートルズ全盛の1960年代に10代20代だった人が羨ましいと思った。ロックバンドがアートティストとして変遷していく様をリアルタイムに感じるってなかなか出来ない経験だと思う。

オープニングライブ、マ
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ミニヴァー夫人(1942年製作の映画)

3.0

戦時中に作られたプロパガンダ映画なので、大きな縛りが監督ウィリアムワイラーにもかかっていたと思われます。ワイラーの本意ではなかったかもしれませんが、映画中盤の戦争の影が見えてからはなかなか見応えがあっ>>続きを読む

セトウツミ(2016年製作の映画)

2.0

薦められて観たが全くハマらなかった。個人的こういう映画になっていないテレビ的な作品が本当にダメ。画の質感あまりに安すぎ。一期一会というけれど…。

ブルックリン(2015年製作の映画)

4.0

オープニングからこの映画の画づくりがとても気持ちいい。撮影照明が本当にいい。画面の構図や配色、人物配置がとても巧い。

全編素晴らしいが特に好きなのが故郷に戻って訪れる意地悪なケリーの店、ツーショット
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教授のおかしな妄想殺人(2015年製作の映画)

4.0

「教授のおかしな妄想殺人」という邦題はもう少しなんとかならなかったのかと思うが、映画自体は凄く楽しめた。

ウディアレンが作る映画的時間が本当に心地良すぎる。冒頭のカント倫理学の授業が自分に返ってくる
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夏の嵐(1954年製作の映画)

3.0

ヴィスコンティ作品はこれで9本目の鑑賞。なかでも圧倒的に好きなのが「ベニスに死す」今回の「夏の嵐」はヴィスコンティにとっての長編3本目の作品。まずは1954年のカラー作品に驚く、当時の衣装、背景、風景>>続きを読む

エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事(1993年製作の映画)

3.0

マーティンスコセッシは映画オールタイムベスト5として、「8 1/2」フェデリコフェリーニ、「市民ケーン」オーソンウェルズ、「山猫」ルキノヴィスコンティ、「赤い靴」マイケルパウエル、「捜索者」ジョンフォ>>続きを読む

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

2.0

画面のトーン暗過ぎ、上映時間長過ぎ、悪役の魅力無さ過ぎ。ラストの戦闘シーンなどは壮大な人形劇を見ているようだった。VFX頑張ってどれだけリアルに作ってもこんな作品をまた観ようとは思わない。あとダイアン>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

4.0

なかなか面白かった。漫画を描くというとても静的な行為を巧く動的表現に変えて映像化していると思う。ジャンプ順位バトルの漫画家の対立を実際の漫画のコマの投げ合いで表現した感じも面白い。
この手の表現は走り
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