tomひでさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.0

午前十時の映画祭で久しぶりの鑑賞。前回観たのは自宅テレビでのレンタルビデオ鑑賞だった。映画冒頭で2018年レストアされたという説明字幕が入る。好きな映画を劇場大画面でしかもレストアされた形で観られるの>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

3.0

午前十時の映画祭で久しぶりに「マトリックス4Kリマスター版」を鑑賞。前回観たのは劇場初公開時なので二十数年ぶり。映像が先走った作品にありがちな「今観るとボロボロ感」は全くなく、2022年現在でも十分鑑>>続きを読む

Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.0

トランスジェンダーの少年が少女になろうとする話。映画は終始主人公ララの自分の体への違和感、他者が自分を理解してくれないという苦しさに溢れている。観ていてかなり重い映画。

彼女の意思・視点を重視して展
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アルマゲドン(1998年製作の映画)

3.0

午前十時の映画祭で「アルマゲドン」を鑑賞。久しぶりに観なおしたが普通のポップコーンムービーだったな。とりあえずドラマが薄い。厳しくてゴメン。この映画、過去の色んな作品を継ぎはぎして作ってる感じが否めな>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.0

総理大臣が記憶喪失となるという好き勝手な設定にしたわりには面白さがあまりない。特に前半部分の笑いには全く乗れなかった。中盤に記憶喪失のまま総理大臣の仕事を全うしようとし始める所はちょっと面白くなりかけ>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.0

結構良かった。

大好きな是枝作品だが、前回フランス資本で作られた『真実』が個人的に全く嵌まらなかったので、今回も韓国映画としての是枝作品という事で嵌まらないかもな…と思いながら観たが期待を超えていい
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ライトスタッフ(1983年製作の映画)

3.0

午前十時の映画祭で久しぶりに「ライトスタッフ」を鑑賞。昔観た時もあまり嵌まらなかったが、今回もあまり嵌まらなかった。個人的にはかなり好きな題材なのだが、嵌まらない理由は多分、画的な魅力が少ないからなん>>続きを読む

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.0

機動戦士ガンダム劇場版めぐりあい宇宙から40年以上経って、ファーストガンダムの新作が観られるとは思わなかったので素直に嬉しい。安彦良和監督作品では「クラッシャージョー」と「アリオン」は過去に観た事があ>>続きを読む

アポロ13(1995年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭で『アポロ13』を久しぶりに鑑賞。前回観たのはDVDだったので劇場大画面で観る『アポロ13』はまた格別だった。月面着陸アポロ系の映画は沢山作られているが、その中でもこの『アポロ13』は>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

前作トップガンは87年に劇場で観たが、それほど面白いとも思わなかった。どちらかと言えばもうこんな感じの映画は観なくていいなと思っていた(笑)なので続編が出来ても観るつもりは全くなかったが、フィルマーク>>続きを読む

エデンの東(1954年製作の映画)

3.0

劇場大画面でジェームズディーンの「エデンの東」4K版が観られるというので劇場へ。昔ビデオで観て以来久しぶりに2度目の鑑賞。昔観た時も今回も映画的にはそれ程面白いとは思わなかったが、ジェームズディーンの>>続きを読む

イメージの本(2018年製作の映画)

3.0

ゴダールは「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」の2本しか観ていない。ゴダールとは相性悪くて殆ど嵌まらない(笑)今回もあまり乗れなかった。

過去の様々な映画の映像とニュースドキュメント映像を絡めて新たな
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その日のまえに(2008年製作の映画)

3.0

画の質感はビデオ的で度々出てくる合成シーンもとてもチープ。いまどきのテレビドラマでもこんなに安い感じでは作らないと思う。おそらく大林宣彦監督の映画を作る上での興味が違う所に移っているような気がする。ワ>>続きを読む

理由なき反抗(1955年製作の映画)

3.0

ジェームズディーンが劇場大画面で観られるというので、午前十時の映画祭、『理由なき反抗』を久しぶりに観てきた。多分今の若い人はジェームズディーンって誰?って感じなんだろうな。そういう自分も若い頃にジェー>>続きを読む

ゴッドファーザー(最終章):マイケル・コルレオーネの最期(2020年製作の映画)

3.0

先々週、先週にひき続き、午前十時の映画祭でゴッドファーザー4Kリマスターを鑑賞。今週は昔公開されたPARTⅢを再編集したという『最終章』

昔観たPARTⅢもイマイチだったが、この再編集版の『最終章』
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

5.0

午前十時の映画祭で3週連続ゴッドファーザー4Kリマスターが上映されるという事で、先週に引き続き今週も劇場大画面でゴッドファーザーを観てきた。今週はパート2。DVDやブルーレイでは何度も観ているが、劇場>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

沁みる映画だった。

思い通りではなかった人生の後悔、寂しさ、やるせなさ…。ちょっとしたボタンの掛け違いで人生が大きく変わっていく怖さ…。スマホの影響で今では殆ど書かれなくなった「手紙」をモチーフに子
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.0

かなり捻くれた映画で結構好きだった(笑)

彗星の地球衝突によって人類が危機を迎える。似たような映画は過去にも沢山作られていて普通に作っても既視感があり面白くない。この題材に対しては新しさを感じるブラ
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

3.0

矢口文靖監督の超絶くだらないドラマ作りとマジになる瞬間との振り幅、揺れが好きなので矢口作品は過去にも6本程観ている。今回もミュージカルを題材にいつものように全くあり得ないドラマ展開で見せていくのだが、>>続きを読む

ドリームプラン(2021年製作の映画)

3.0

全く期待しないで観に行ったが、意外と良かった。ベースがビーナス&セリーナ・ウィリアムズの実在テニスプレーヤーの話になっているので、とても興味深く観られる。

とにかく癖の強い父親の言動・行動がいちいち
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機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

4.0

今年6月にファーストガンダムの新作「ククルス・ドアンの島」が安彦良和監督で公開されるというので、ファーストガンダム劇場版の三作目「めぐりあい宇宙」を4KUHDで観直してみた。個人的にガンダムはファース>>続きを読む

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.0

絵画を題材にしている映画なので、画の質感がとても気持ちいい。ワンショットワンショット、丁寧に撮っている感じが伝わってくる。男性画家を題材にした映画は観た事があるが女性画家が主人公の映画は今までに観た事>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.0

午前十時の映画祭でやるというので久しぶりに観てみたが、昔観た時より良かった。当時はあまり出なかった感情が自分が歳をとった事で感じられるようになったのかもしれない(笑)

2022年に観る「スタンドバイ
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.0

先日観た「ドライブマイカー」の監督、濱口竜介が脚本を担当したこの作品がNHKBS4Kで放送されたので観てみる事に。この映画の監督は黒沢清。

それなりに楽しめたが、映像の質感が普通のテレビドラマの様で
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.0

スピルバーグが何故この2022年に「ウエストサイドストーリー」をリメイクするのだろう?という疑問を抱きながら映画館へ。

トランプ大統領を経由して、同じ国民でありながら分断されていく現代のアメリカに投
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

とても良かった。
179分の上映時間も全く長いと思わなかった。むしろ登場人物の次のセリフが気になってどんどんどんどん引き込まれ、あっという間に終わってしまった。

主人公は舞台俳優兼演出家。全編に渡っ
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男はつらいよ 寅次郎真実一路(1984年製作の映画)

3.0

男はつらいよシリーズは50本観てしまっているが、BS4Kでの4Kリマスター版を久しぶりに鑑賞。

34作目「真実一路」を初めて観たのは1984年の劇場公開時だった。それまで時々テレビなどで観た事のあっ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

かなり前にこの「イエスタデイ」の予告編を映画館で観て気になってはいたが、まぁ全てが大体想像つく感じなので(笑)ずっとほったらかしていてWOWOWでようやく鑑賞。全く期待しないで観たが素敵な映画で良かっ>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.0

2013年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作。同性愛を描いたフランス映画。

個人的にフランスは思想信条に対してかなり自由な国というイメージがあるのだが、冒頭のクラスメートに同性愛を隠すシーンがあった
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ザ・ビートルズ:Get Back(2021年製作の映画)

4.0

50年以上経ってからこんな映像が見られるとは思わなかった。めちゃくちゃ満足。メンバー4人が曲を仕上げていく過程の様々な表情が、とても50年前の映像とは思えないクリアさで迫ってくる。こんなのよく撮ってた>>続きを読む

モスラ(1961年製作の映画)

3.0

午前十時の映画祭で4Kリマスター版「モスラ」を鑑賞。昔テレビで見たと思うが、殆ど記憶に残っていないので新作を見る気分だった。

映画としてはそれ程面白いとは思わなかったが、ミニチュアワークだけでここま
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浅草キッド(2021年製作の映画)

3.0

ビートたけしの若い頃の話というエクスキューズがなければ、観ていられない感じがある。ビートたけしという背景がなくても引っ張られる青春映画であって欲しかった。悪くはないが良くもない感じ…。数年後には観たこ>>続きを読む

ザ・ダート: モトリー・クルー自伝(2019年製作の映画)

3.0

メタルバンド・モトリークルーの自伝映画。噂に聞いていた SEX、Drug、Rock'n'rol を地でいくメンバー達のろくでもないツアー生活の映像化。Netflixで偶然見つけて鑑賞。

世の中には、
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泣くな赤鬼(2019年製作の映画)

3.0

病気モノの映画は概ね予想通りの展開となる事が多い。一番泣かされるのは亡くなった人のメッセージが後で本人に伝わるパターン。「そりゃ泣くでしょ」というこの王道パターンで感動させようとする映画には最近厳しく>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.0

デヴィッドリンチ監督作品は大好きだが、リンチ監督作品で唯一全く合わなかったのが「砂の惑星」だった。ドゥニヴィルヌーブ監督作品の「メッーセージ」「ブレードランナー2049」はとても好きな作品だが、ヴィル>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.0

デロリアンが映画のなかでタイムスリップした日、10/26に合わせて今年の10/26に全国の映画館で「バックトゥザフューチャー4Kリマスター版」が1日限定で劇場リバイバル上映された。チケットをゲットして>>続きを読む