MasaShimizumさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

私たちの青春、台湾(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

2014年に台湾議会を23日間占拠した「ひまわり運動」。
その2大スター、陳為廷(チェン・ウェイティン)と蔡博芸(ツァイ・ボーイー)に密着したドキュメンタリー。
でもその主題はその二人ではない。傅楡(
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

スパイの妻
海外の監督賞を受賞したということで鑑賞。
最近の日本の戦争映画は避けていた。被害者としての側面や、一部の人物に絞って取り上げることが多かった気がして、不条理に向き合っていないように思えたか
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本気のしるし 劇場版(2020年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

深田晃司監督の『本気のしるし』。あきさせない動き続ける4時間だった。
最近の作品では不気味な存在が明らかだった。『淵に立つ』の浅野忠信さん演じる八坂のように、『よこがお』の筒井真理子さんや市川実日子さ
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日の名残り(1993年製作の映画)

4.0

 完璧に仕事をこなす執事スティーブンス。執事たる者は粛々と主人に従いながら、日々をサポートする。
 使える自分の立場では何も言えないか。頭の中まで主人に預けるのか。仕事に意思を持ち込んではいけないか。
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マイルス・デイビス: クールの誕生(2019年製作の映画)

3.8

人が嫌いで、自己顕示欲が強くて、女性に暴力を振るい、コカインにハマり。どうしようもない。音楽を除くと悲劇的な人生かもしれない。
そんな男の唯一のコミュニケーションが音楽だったんだな。差別に苦悩しながら
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タイガーテール -ある家族の記憶-(2020年製作の映画)

4.0

もしもifを抱えながら生きるって、誰しもあるんじゃないかな。ジワッときます。映像も綺麗だしダンスの時の音楽もいい。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.8

これはこれで良かったけど、エピソードⅧが好きだったから、うまくまとまり過ぎている気がしてならない。他の終わらせ方も思いつかないけど。。。
シリーズの作品だから、しかも最終作だから試練が大きなものになる
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レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-(2019年製作の映画)

4.2

#NETFLIX オリジナルドキュメンタリー『レボリューションー米国議会に挑んだ女性たち』を観た。私ではなく「私たち」」にで考える。日本はいつまでたっても私の人生、大きな問題を掲げれば無党派層もまとま>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.1

ケン・ローチ最新作が話題になっている中で、『わたしはダニエル・ブレイク』を #NETFLIX で今更見た。ドン詰まりの状況でもユーモアを忘れない。わたしは属性ではない、わたしはわたし、わたしという人間>>続きを読む

i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

4.0

『i 新聞記者』 #望月衣塑子 主演 #森達也 監督。
メチャクチャが通ってしまう長期政権の権力。
誰も文句を言わない、言えない。
正当なクレームが変質者扱いされる。これを違和感と感じない神経ってなに
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.4

『ジョーカー』を観終えた。劇場で観て以来、2度目。社会に見棄てられてアーサーがジョーカーになったとはいえない。なぜなら現実と妄想、事実と虚言、その曖昧さで誰もアーサーを断罪できない構成になっている。だ>>続きを読む