"ヒッチコック\トリュフォー"観て、トリュフォー作品気になり遠方からレンタルで。TSUTAYA新宿店品揃え、いつの間にか充実しておりました。
序盤の語り口から、この物語が寓話であることがわかりますが>>続きを読む
まさか対談本が映画化?
"映画術"はパラパラ見た作品を眺める程度ですが、この作品は楽しめました。
今から考えるとこの時ヒッチコックは傑作群を撮り終え、映画監督としてはキャリアハイを過ぎています。ただ>>続きを読む
序盤、次々に切り替わる場面に辟易しますが、終盤からの畳み掛けに胸いっぱい。
もともとスカイウォーカー家の話である物語の裏に、もう一つの既に途絶えてしまった家族の話があったという物語の骨格だけで泣けま>>続きを読む
フランスの学校での移民クラスで、ナチスについて扱うってだけで、非常に危なっかしいことであるとわかります。
"サラの鍵"でも描かれていたヴォシー政権"ナチス支配下"時代が現代と切り離されて扱われるのは>>続きを読む
スペクタル溢れる素晴らしい作品であることは十分にわかりますが、今の自分にはちょっと青過ぎるというか中二すぎるように思いました。
いつまでウジウジ悩んでるんだよーの後に、なんでいきなり元気になってるのー>>続きを読む
ノンフィクション作品を元に、物語を組み上げる。
脚本の向井さん、山下監督作品の中でも個人的に大好きな"マイバッグページ"でも生かされてたその手腕が爆発した作品だと感じました。
村山さん側にたった羽生>>続きを読む
うかうかしてたらいつの間にか公開終了間近になってたので、メンズデーに急いで。
原作もジャックタチの同名映画も未見。
小沢健二原理主義おじさんとして彼の同名エッセイは読んでます(小澤征爾について)。>>続きを読む
"この世界の片隅に"に掴まれたまま、追いかけ鑑賞。同じく"笑う"ことの意味と難しさを問いかける物語で、子供目線でありながら確立された作家性にぐっときます。
時間軸を超えて、千年前でも70年前でももち>>続きを読む
最終日に滑り込みで。
前作"きっとうまくいく"がイマイチハマらなかったので、どうかなと思って尻込みしてましたが、これは良かった!
宗教の嘘を部外者が暴く、という子供っぽいテーマだねえ中二病だねえなん>>続きを読む
全然前情報無しで鑑賞しましたが、リアリティの線引きと画面の作り方が"天才スピベット"みたいだなあと思いながら観進めました。
時代背景とタイトルからこの映画が描くことがわかってきて、そこに移民という視点>>続きを読む
あー、素晴らしい、としか言葉がありません。
難しいことは何もないんだけど、もう一回見ないと消化できない気がします。
魔法みたいな夢みたいな世界で出会ったふたりが、現実のなかで必死に生き残って、その間>>続きを読む
本編前に、"あの感動原作、遂に映画化!"、"この恋、一生忘れない!"で、号泣!!みたいな予告が3本続けて流れたのですが、そんなの全て吹っ飛ばす快作。
いきなり惹かれて、いきなり叫んでって唐突さについ>>続きを読む
蒼井優を新しく発見した気分になる。
"本当の性格"など意味がないのでしょうが、下衆いニュースを通した彼女に凄く近く感じる、魅力的なハマり役です。
オダギリさん扮する主人公が苦悩する自身の"最低さ"は>>続きを読む
一番近しい人がいなくなる経験があるので、抉られるような気分で観ました。
現実に放り出されたみたいで、自分がどんな風にしたら良いのかわからないで何となく振舞っていて、突然喪失感に襲われて慟哭を繰り返>>続きを読む
旅行先でやってたので、ようやく見れました。
原題"Beatles "は小説から、なんですね。
その通りに全編彼らの曲が流れるけれど、曲とストーリーが密に絡み合う瞬間はほとんど無い不思議なバランスに。>>続きを読む
フランス映画と思って観に行ったけれど、ヨーロッパ、特にバルト三国の映画、日本で言えば荻野監督作品的な、
現実的に見せようとしてる無菌室の中での御伽噺におもいました。
好き嫌い分かれそうですが、自分は好>>続きを読む
午前十時の映画祭で。
四時間近い長編なのに長いとは思わずに引き込まれました、60年前のしかもハードルが上がりきった作品なのに!
会話は至極聞き取りにくくて、慣れの問題かと思っていたら、春日太一さんも>>続きを読む
残酷描写苦手なので、PG12でも"これはグロ?エロ?それとも倫理的なアレ?"とか下調べしてから劇場に行くのです。
この作品はGなのですっかり安心していたら途中でアレアレ?これは大丈夫かな?と思うくらい>>続きを読む
なめてました。
サービスデイなので軽いやつを、なんて観ましたが、市民ケーンなオープニングから、前のめりになり、アレよアレよと。
二階堂ふみさん下着どまりはそりゃガッカリだし興醒めだけれどそれでも匂い>>続きを読む
黒澤清監督の新作が間違って上映されているのではないか?と何度も思うくらいに、想像してたのと異なる作品でした。
嬉しい驚きと、堪らない胸糞悪さ。
浅野忠信さんの涅槃から見つめてるかのような視線と身のこ>>続きを読む
朝井リョウ加藤千恵のANN パトロンだったので、映画化が決まった時から楽しみにしてて、公開日に鑑賞。原作のテイストを活かしながらしっかりと映画になっていて、驚きました。
いや、満足しました。
もとも>>続きを読む
どうしてもうまくいかない素直になれない家族の中に他人が一枚噛むことで、なんとか保っていくのは、現実にもあることだけど、ホントにそうだよなーと思います。
名前がつけようがない共同体について、名前がつけよ>>続きを読む
李監督前作の"悪人"、納得しかねる作品だったので少し手が伸ばしにくかったのですが、初めのショットからずっと惹きつけられました。
前作は後半話が大きくなってからのリアリティラインが前半と繋がらない気が>>続きを読む
映画についての映画が好きなので、まず間違いないと思っていましたが、やはり。
実際の人物をエンドロールで登場させる手法の手際の良さや、根底にあるお話の類似性に、"ハドソン川の奇跡"をおもい。エンドロー>>続きを読む
評判いまいちに迷っていましたが、ずばりディズニーとスピルバーグ監督の組合で期待してるものを余すことなく見せてくれました。
技術的にすごいことをしてることは理解できるけど退屈すぎて寝てしまった"タンタン>>続きを読む
自分は90年代ブリットポップ時に起こった何度目かの再評価+アンソロジーシリーズでビートルズの歴史を理解したので、この作品に出てくる事実はほとんど知ってはいます。
この作品ならではの切り口は彼らのライ>>続きを読む
クリントイーストウッド監督の根底にあるリバタリアン的な思想が、世間の価値観に沿った形で表現された作品だなと思いました。
一人一人が普段から常に準備してきたことを、滅多に起きないような危機的状況を乗り>>続きを読む
中国映画館で。
日本だったら小規模上映もしくは配信のみになりそうな作品を、田舎の深夜回でも数組のカップルと劇場で見れるのは、映画大国中国ならでは。
国際テロを扱った大きなテーマはありますが、基本おっ>>続きを読む
中国IMAXで。
Make some noise !からのbeastie boys !!で大満足ですが、そこだけじゃなく見所盛り上げどころのてんこ盛りで、しかも最後に打ち上げまであって。
根底にはし>>続きを読む
宿泊先の隣の映画館で上映されていたので、ようやく観れました。
女の一代記を切り取った物語であり、その中に大きな破綻があるわけでもなく、つまり一昔前の"NHK朝の連続ドラマ"に似た品のよさ、収まりのよ>>続きを読む
新海誠監督作品?
ふーん、あのナルシスト丸出しのやつね。
しかもラッドリンプス?
うわー、無理無理!!痛い痛い!
なんて
思っていたのに、いつの間にかすっかり夢中で、しかも涙が止まらなくなりました。>>続きを読む
ずっと見たかった作品で、初ホウシャオシェン監督作品を鑑賞。
"シングストリート"と同じ映画館ではしごできる至福の1日でした(最初数分見逃してしまいましたが)。
母親の入院中、夏休みを田舎で過ごす兄弟>>続きを読む
まず、ジョンカーニー監督の音楽映画が悪いはずがないのです。
"ワンス"には胸が躍ったし、前作"はじまりのうた"があまりにも素晴らしくて、飛行機の中でノリノリになってしまったし。
今回もすごく楽しく見れ>>続きを読む
前評判では期待してなかったけど、公開後の絶賛を見聞きして、ようやく。
前置きなく始まり、POV的視点で一気に引き込んで、細かな説明をしないままに最後までノンストップで突っ走るこの爽快感に、"フィーリー>>続きを読む
'序""破"と順番に見進めてもここで流れが変わるのがわかります。まどマギみたいな話になったなーというか、まどマギがエヴァみたいな話だったというか。
物語の骨格を作って壊して、後は独白と概念で埋めるの>>続きを読む
シンゴジラ予習として。シリーズの知識はほとんどないのでまっさらな気持ちで見ました。
まず、背景に311が無い段階でのこの展開に驚き。そういやあの頃に"ヤシマ作戦"って言葉をよく聞いたなー、これか。>>続きを読む