satoshiさんの映画レビュー・感想・評価

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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

3.8

メタル愛に溢れたおバカB級コメディで楽しかった!コメディの中に教訓じみたメッセージがある訳でもなく、最後までひたすらおバカに突っ走るところが、良い意味でメタルヘッズが作ってる感が滲み出てて良かった。>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

『この世界の片隅に』とも通ずる話だけど、ただ戦争の悲惨さ、残酷さを描くことで反戦を訴えるのではなくて、2020年に生きる我々から見れば異常な状況の中でも、一般国民がどうやって戦争と向き合っていくのかを>>続きを読む

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.2

うわ~、最高だ~…。
いや、映画音楽が最高だなんて分かりきった事だけど、たった90分の中にアガるポイントが凝縮されすぎてる…。
それにしても誰もが知る偉大な作家が次々に紹介される中でも、ジョン・ウィリ
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インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

3.9

これラグビーW杯前に観てたら、南アの優勝が数倍エモーショナルだったな。多少の脚色はあれど人類史でも重要な実話をベースに、人種の分断をスポーツによって乗り越える物語にカタルシスが無い訳ないけど、今の自分>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

2020年の映画初め。
プロットについては観る前のイメージほどエキセントリックな感じはしなかったけど、ポイント毎の演出が巧すぎてグイグイ引き込まれたし、強烈に記憶に残る映像がてんこ盛りな映画だった。題
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オクジャ okja(2017年製作の映画)

3.7

『パラサイト 半地下の家族』の前に。

虚構に現実世界の問題を織り込むタイプの映画だけど、企業、労働者、畜産農家、動物愛護団体、それぞれの論理がニュートラルに描写されているのが良かった。

一見ハッピ
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失くした体(2019年製作の映画)

3.9

仏製作のNetflixオリジナルアニメーション・フィルム。
謎だらけの冒頭から、"右手"が本体を求めてパリの街を彷徨う中で、次第に謎が明らかになっていく話。自分の"右手"もこんな風に"手"視点で、色々
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.1

心臓に病を抱えて職に就けなくなるも妻が先立ってて身寄りもない上に、社会のセーフティネットが機能せず、ジリ貧になっていく主人公ダニエル・ブレイク。
こんなケース、高齢化社会で未婚率も上昇してる日本でもリ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

2019年のハイライト的映画。

あの意味深なラストシーンについて一番シックリきてるのは、"経済格差を背景に生まれた、可哀想なジョーカー"を描くこの映画のストーリー自体が、実はジョーカーが大衆を扇動
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.5

ケン・ローチの新作。今年は経済格差を題材にした映画がトレンドだったけど、中でも群を抜いてキツかった。
日本に置き換えて考えても、たとえ大卒正社員だとて一歩間違えればこんな状況に陥る可能性のある社会にな
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スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます


総評
良かったところもあるけど、EP7~8で伏線・設定を広げすぎた弊害と、EP8にキレてるファンへ忖度しすぎた結果、新しい挑戦も出来ず、脚本も演出も中途半端なまま、詰め込みに詰め込んで何とか2時間半
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

4.4

地味で目立たない中二の女子が"なりたい自分になる"ためにもがきながら少しずつ成長していく中で、自分らしい生き方を見つける話。

要約するとよくあるティーン青春映画だけど、流石のA24×元YouTube
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.1

銀行強盗を繰り返す理由、元妻との関係、シシー・スペイセクへの想い等々、主人公の内面について語られないのにロバート・レッドフォードの演技を見てるだけで劇中で描かれてる事以上をあれこれ想像できて、そこに撮>>続きを読む

ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.3

前作から10年経って、主要キャストの格が数段上がってしまったけど、相変わらず大真面目にB級ゾンビコメディやっててマジ最高。いや、もう冒頭メタリカのMaster Of PuppetsをBGMにゾンビを殺>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.4

今年の音楽映画で最も楽しみにしてた作品だったけど、フタを開けてみればビートルズの名曲もエド・シーランもあれだけ贅沢に使えた割に、音楽的なカタルシスに欠ける映画だった。例えば、ライブシーンはジャックとエ>>続きを読む

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.0

自分が好きなものの聖地的な場所に行き、そこでタイムスリップの奇跡が起きることによって、自分が好きなものを生み出した偉人達に直接会って話を聞けて、しかも自分を肯定してもらえる。これって、特定の愛するもの>>続きを読む

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

"人をいたわれ。みんな闘っている。"
オギーだけの物語かと思いきや、それぞれのキャラクターが抱えてるものが次第に明らかになっていき、最後は皆が理解し合って大団円。現実ではこんなに上手くいかないケースが
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.6

傑作。冒頭10分を除いては、離婚調停の過程しか描かれない実質"ディボース・ストーリー"なのに、物語が進むにつれて夫婦の間で確かに存在した愛が痛切に伝わってくる演技と脚本が秀逸。