satoshiさんの映画レビュー・感想・評価

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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.7

続編としては期待以上だった。相変わらず演出は気が利いてて最高。

ただ全体的に既視感のある画と展開が多くて、一作目ほどは興奮しなかった。アポカリプス描写はほぼウォーキング・デッドだし、クリーチャーとの
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.8

実写シリーズの中ではダントツで脚本の質が高くて、映画らしい映画になってた。特に中盤の池田屋まではほぼ完璧やん…と思いながら観てた。映画好きにオススメできるのは個人的にこれだけかな。

The Fina
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

かなり好き!
演出も音楽もセンス良くて90分でちゃんとカタルシスもあるし大満足だった。めっちゃアクションするボブ・オデンカークと無敵のクリストファー・ロイド最高。

るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.0

いくらキャストが豪華で殺陣のクオリティが高くても、これだけ脚本がダメなら感動できない…

ターゲットの客層を考えれば説明的になるのは仕方ないのかもしれないけど、クドイ会話と同じシーンの繰り返しが多くて
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.6

3部作の1本目とはいえ、1本の映画としては正直満足感に欠けるな〜と思ってしまった。市街地戦の描写はかなり良かった。

クルエラ(2021年製作の映画)

4.4

視覚的な満足感だけで言えば、この数年でベスト級。コスチュームデザイン、プロダクションデザイン、シネマトグラフィあたりはオスカーノミネーション確実でしょ…

音楽もブロンディにザ・クラッシュってもはや"
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.5

自分にとってはダントツで今年の暫定ベスト。新鮮な題材、圧倒的な演技、緻密な脚本に計算されたショット。自分の興奮するポイントが全部詰まってる。

アンが常に青いブラウスを着てる理由をずっと考えてたら、ラ
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

デヴィッド・バーン×スパイク・リー。

ただ音楽に身を委ねてカタルシスを得るっていうエンタメ的な意味でも、その瞬間は分からなくても反芻して気付きを得ることでより深い興奮を味わえるっていう知的な意味でも
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.9

面白かった。脚本のテンポ感にライアン・ジョンソンのナイヴズ・アウトを思い出した。というかツイストを重ねて盛り上げていく感じとかラストの仕掛けとか全体的にナイヴズ・アウトぽいな、と思ってたら終わった。コ>>続きを読む

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

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宇宙世紀サーガの再履修、やっと逆シャアまで完了…!!!

少年時代に逆シャアを観た時は、単に機体のカッコ良さ、戦闘シーンの多さ、アムロとシャアの物語の完結に興奮したけど、改めて観るときわめて人間的でパ
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機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982年製作の映画)

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10数年ぶりに3部作完走〜

劇場版だとキャラにフォーカスした脚本になるけど、ファーストの場合はそれが奏功してるよな…ア・バオア・クーのカタルシスはアニメ本編とあまり変わらないレベルだった。

そんで
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機動戦士ガンダム II 哀・戦士編(1981年製作の映画)

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ランバ・ラル、ハモン、ミハル、リュウ、マチルダ、そして最後にジャブローで流れる哀戦士…総集編とはいえ、一本の作品としてテーマ、脚本、演出がバッチリ嵌った傑作。

機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

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劇場版を観たの超久しぶりだけど、怒涛のように名シーン、名台詞が雪崩れ込んでくる…「やれるとは言えない。けど、やるしかないんだ。」は会社員にとって身につまされすぎる台詞。

当時20歳の"シャア少佐"こ
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新機動戦記ガンダムW Endless Waltz -特別篇-(1998年製作の映画)

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15年ぶりぐらいに鑑賞。
改めて観るとプロット自体は蛇足でしかないけど、思い出補正、ロマンしかないMSに神曲LAST IMPRESSIONの加点で100万点になってしまう。

実家のガンプラもほとんど
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エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

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フラッシュバックでのウォルターとジェシーの会話〜ラストシーンで5億点だった。

"ハイゼンベルク"になるまで、才能に恵まれながら何者にもなれない人生に甘んじたウォルターの悲哀。そして、ウォルター、マイ
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街の上で(2019年製作の映画)

4.2

サイコー。今泉監督でベストかも。関西弁を捨てた関西人の自分ですが、イハちゃんの関西弁にはやられた…。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

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金曜日のFWS最終話に向けて、改めて。ワンダヴィジョン、FWSを経て今観ると、ワンダ、サム、バッキーへの感情が更に高まってたし、スティーブとサムのラストから繋がるFWS5話もやっぱ最高…

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

4.0

かなり好きだった!

オールドスクールなホラーのオマージュとブックスマート的現代アメリカ青春映画感のバランスが絶妙。

スリリングなシークエンスの緊張感は流石のブラムハウスだったし、ハッピー・デス・デ
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

4.0

トマト見る限り海外のcriticからの評判は良くないみたいだけど普通に楽しめた。

NYを舞台にしたクライム映画を今の状況で観ると、"こういうアメリカ映画が観たかったんだよな感"で超ノレた。マンハッタ
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.7

ループもののラブコメで表面上はおバカ映画だけど、本質的には人間の実存を問うサルトル的哲学映画だと感じた。とはいえ、シリアスにはせずあくまでおバカ映画やってる塩梅が丁度良かった。

休日の朝にぴったりな
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.9

年金とか社会保障、ひいては老後の生活どうなんの?な我々ミレニアル〜Z世代にとって示唆的な映画だった。

家族や物質的な豊かさを失った、もしくはそれに価値を感じなくなった時、何に価値を見出して生きていく
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

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今までのエヴァ作品は勿論のこと、デビルマンとかAKIRAを始め数々のジャパニーズクラシックの面影を感じて、嗚呼これを日本語ネイティブとして鑑賞できることに感謝!!!という見当違いの感動で胸が一杯になっ>>続きを読む

ミナリ(2020年製作の映画)

4.1

良かった。

いかにもA24的で娯楽性は無いから能動的な鑑賞が必要だけど、何気ないホントに細かいところが心に残ったし、折に触れて思い出して色々考えたりするだろうな、と思う。(むしろこういう映画において
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.9

東京と社会階層と文化資本。そういう題材を意識的に描いた日本映画を観たことがないから新鮮だった。とはいえ、結局もっと普遍的な部分で華子と美紀が共鳴するのが良かった。

個人的にも、就職で上京して初めて幼
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ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

3.7

こういう題材ってセンセーショナルに撮るとテロのプロパガンダにもなりかねないし、演出とか脚色のバランスが難しいだろうな。そういう意味では、派手な演出はなくても映画的な脚色でちゃんと面白くなってることに感>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.9

社会の理不尽さを嘆いても個人で変えられるものではないし、幸せになるには仕事だろうが家族だろうが自分にとって大切なものに全力でコミットするしかないんだよな。それでも個人レベルでは、少しでも他人に寛容であ>>続きを読む

ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.8

ベタな題材だけど演出と脚本がかなり新鮮。お涙頂戴も説明的なシーンも全く無くて、淡々と進んでいくのがむしろ泣ける。

ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている(2021年製作の映画)

4.2

1st制作の裏側からグラミー主要部門独占までの足跡を収めたドキュメンタリー。

少なくともこの先10年はビリーみたいな才能って出てこないだろうけど、じゃあ一体何がビリーの魅力なの?ってところがかなり分
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あの頃。(2021年製作の映画)

3.2

今泉力哉監督の新作。

題材的には最高だから絶賛するつもりで観に行ったけど、脚本と演出が微妙で映画として散漫だな〜と思ってしまった。

90分に収められそうな内容で2時間は冗長に感じたし、長回しの会話
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あの夜、マイアミで(2020年製作の映画)

4.0

トマト批評家スコア98%、Golden Globeノミネーションで、オスカーにも絡んでくること必至ということでやっと観た。

Mank、シカゴ7裁判と同じように、観客にリテラシーがあること前提のハイコ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

坂元裕二脚本。

冒頭から恥ずかしくなるほど固有名詞の羅列。カルチャーへの接し方も、カルチャーを共通点に持つ男女の恋愛描写も、「これはまさに自分の物語で〜云々」みたいな自意識を持っちゃう自分がホントに
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サウンド・オブ・メタル 聞こえるということ(2019年製作の映画)

4.5

海外のソーシャルメディアでの絶賛を見てたけど、なかなか食指が動かずやっと観た。これ、年内に観てたら確実に年間ベストに入れてたな。

"当たり前の日常を噛み締めること"こそが人生の幸せだなんて安直なメッ
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.8

確かに良い映画。だけど、日常の尊さとか自己肯定を謳う他の名作と比べて図抜けてるかって言われると…って感じだった。まぁ自分の感性が乏しいだけかな。
それにしても、トレント・レズナーはマジでどんな劇伴も出
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.0

ただ人物の姿や形を描く「人物画」とは違って、「肖像画」は特定の人物の内面まで切り取られていることが優れた表現とされるらしい。
そういう意味で、まさに「肖像画」が相手の内面を知りゆく過程のメタファーであ
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

4.1

なんか分からんけど冒頭からずっと泣いてたし、身体が今求めてるエンタメだった。

ミュージカルが元にあるとはいえ、"保守的なアメリカの片田舎×マイノリティ×プロム"って映画的には擦られ倒してる題材だけど
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THE CROSSING ~香港と大陸をまたぐ少女~(2018年製作の映画)

3.6

今年は青春映画がかなり豊作というのもあって期待して観た。局所的にはすげえ良いと思う演出もあったし、香港での学生生活の描写自体は新鮮で楽しく観られたけど、決定的に響くポイントはなかったな。

香港に関し
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