もちこさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ベイマックス(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人を救うため事を目的にしたロボットという設定が肝となる優しさをテーマとした作品。なんかそういう部分って日本ぽいなぁと思った。情状酌量みたいな。
人の優しさって正義の中に含まれなきゃいけないもの。正義の
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アリスのままで(2014年製作の映画)

3.6

言語学者が若年性アルツハイマーになるっていう設定が面白いなぁと思った。
言語によって自己肯定感を培ってきたし、自分を表現してきたけど、表現する言葉が出てこない苦しさ。
それでも一瞬を大事して過ごす彼女
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渇き。(2013年製作の映画)

1.5

終始グロくて無理だこういう作品。
頑張って見たけど不快感しかない

チチを撮りに(2012年製作の映画)

3.8

知ってる俳優さんが殆ど出てないから色眼鏡なしで演技や演出に焦点を当ててみれた。
人を思う気持ちって何にも変えられない熱い想いで、その想いを踏み躙ってしまったりする事って相手を傷つけてしまう。
自分にも
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ハートビート(2016年製作の映画)

3.8

クール過ぎる。バイオリンの音色もバレエの優美さも目を見張るほど素敵で圧巻。
すごい、カッコいいという言葉で片付けたく無いけど、本当にそう。

バイオリン弾ける男の人カッコ良すぎ

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

3.9

子どもが主人公の作品だから見たいなぁー!と思ってチョイスしたけど思った通り良い作品🌟

子どもには大人が見る肩書きや言葉に当てはめられた抽象性の中にある具体的な要素を引き出す能力がある。観察眼。

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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.2

めちゃくちゃコメディで内容も破天荒すぎた!ザコメディで面白かったけど、続編はいいかなー笑

マイ・ベスト・フレンド(2015年製作の映画)

3.3

女性の感情、人生、幸福は家族や友人、仕事などで変わるだろう。

私はまだまだ分からない事も多いけど、それでも彼女にとって凄く大きな存在なのが友人であって良くも悪くも有りのままの自分を出せた居場所だった
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.5

心がほっこり。
人と人との関係が人生の幸福度を決めるなぁと改めて感じる作品だった。

ここに出てくる夫婦の会話のやり取りが素敵でこんな人に巡り会えて、その人と一生大事に思える場所に住めたらいいなぁって
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スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ落ち込んだ時に見た映画。
全ては運命で決められると思うとあとは今を精一杯生きるだけなんじゃないか。

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.7

ミュージカル王道作品!素晴らしい!

アニーの純粋な心によってその周りの人たちをも変えていく、じわじわ優しい世界が広がる感じがとても好きだった。

明日は晴れると辛い時でも思うこと。
そんな明日の自分
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

誰しもみんな嘘を付いている。かもしれない。それは真相の陰でもあり、本当の人間の心である。

最後の阿部寛の言葉がぐっと来た。

どうしたら嘘をつかずして前を向いて生きることができるんだろうか。何が有れ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.8

働き方は生き方や暮らし方と同義であって、それは人間関係の中にも生きてくる。

その人の幸せな姿はみんなを幸せにするなぁとほっこり。

どうやって生きていきたいかって考えさせられるよね。

メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.5

予習して大正解💮

リターンズの中に、前作の曲とかキャラクターとか絵のレタッチ、登場人物、場所など散りばめられててその度に懐かしい気持ちに...この光景見たことある...って!!!

ストーリーも音楽
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

インド映画いいな〜

憎しみではなく愛をー。

コメディも有りつつ、大事な要素を素直に取り込んでるのがインド映画だなと思った。優しさや愛は誰にも、何にも負けないし人間ってその部分を必ず持っているはずな
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しゃぼん玉(2016年製作の映画)

4.0

心の底からどんどん愛が溢れて来て、気づいたら目から涙がぽとぽと垂れていた。

「ええ子やねぇ」

この一言がどんなに自分を許し、相手を受け止める力をくれただろう。

自分が苦しくて、でもその苦しさに向
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

まるで是枝監督の作品のような家族のあたたかさが伝わる。

複雑な宗教観、教育観がぐっと深みを増していて映像も前半と後半では対照的に描かれてる。

お父さんは間違ったことをしてないと思いながら、やはり自
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あしたは最高のはじまり(2016年製作の映画)

3.5

内容は結構在り来たりだったんだけど、フランス映画っていうのがこの映画のステキな部分を引き出してる!

お父さんの愛たっぷりで真っ直ぐな思いは子供にも伝わっていて。

気づいたらグロリアには沢山信頼でき
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.0

やっぱりミュージカル映画って最高。
この時代にこのクオリティの高さはなんだ?!すごすぎないか!!
半世紀ぶりにやるというリターンズが余計に楽しみになった。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.7

ミステリアスな雰囲気を纏う小松菜奈という配役。京都の街並みが舞台設定なのが素敵。
凄いロマンチックでありながら文学的で古くさい日本の運命的な昔話のような。

葛城事件(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

観るのが辛すぎた。
生まれた時は無条件に愛してたはず、結婚した時もきっと。
でも家族そのものが自分にとっての肩書きの一部にしかなってなくて、一人ひとりを確かに愛していたのか。
自分で築き上げた城も最後
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.7

自分がダメだと思う程に
痛みは感情や欲望に流されて生まれる。
だけど、弱くても強くなろうと立ち上がってみることで
痛みを回避できたり、痛いと感じたこともそれは努力の裏腹にできた自分の成長になる。
そん
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.9

子供だけじゃなくて全ての人にとって
愛は無敵だ。
愛の解釈は沢山あって、お金があることや洗練された環境にあること、側にいてくれることとか。
愛には条件なんか本当は無くて、ただその人の存在を受け入れるこ
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

生きてるということ。
自分が育てられたということ。
帰る場所があるということ。

それは奇跡とも言えることで、いかに素晴らしいことかを教えてくれた気がする。
そして、子どもを無条件に愛する親の偉大さは
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セッション(2014年製作の映画)

3.9

いやーかっこよかった。
ここまでのストイック先生は いないんじゃないかってくらい見ててツラくなる事もあるけど、だから頑張れたわけで。
うーんでもその一線は人にもよるよなとも思うし。まぁ教育的な面でどう
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.0

是枝監督がこの作品を通して何を伝えたかったんだろうと考えながら見ていたのだけど...
“今を愛しなさい”という事だと思う。
変えられない過去を変えようと固執したり、届かない遠い未来に手を伸ばしたりする
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ぼくと魔法の言葉たち(2016年製作の映画)

3.0

障害分野を少しかじってるからこそ、もっと学問的に知りたいと思った。
自閉の人の世界観や特性、どうなってるのかー。
ただ当事者の家族目線で描かれてるのは凄い興味深くて、やっぱり近い距離にいるからこそ物凄
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何者(2016年製作の映画)

3.0

目の前のことを丁寧にやってみること、感じてみることがとても大事だと改めて気づけた。相手も社会も自分も雑に扱うことなく丁寧に。
自分のスピードで自分の何者を見つけていきたいよ。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

人生のバイブルのような作品。
最初はイエスマンみたいなコメディータッチの話でうーんと思ったけどじわじわと、これは全てメタファーなのであって観る側の人生に当てはめて考えるととても深い作品なんだと気付いた
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