僕は何者にもなれていないし、
あれ以来変わったとはとても思えないけど、多分少しずつ。
ほんの少しずつ。
壊れていったものがあったんだろうな。
そんなに面白くもないんだけど、まあザックスナイダーが張り切ってるからいいか、ってなる。
脚本:吉田玲子で主題歌:BUMP OF CHICKENってだけで優勝。
ともすればチープなドラマに仕上がりそうなものを、ゴジラを付与することによって、見事にゴジラの可能性を示した逸品に産まれ変わらせている。お見事!
試みとしては面白いけど、泣き落としに近い形で主人公の主題を片付けるのにはあまり賛同できなかった。
舞台転換というか、1本としての流れが本当に流麗。
描かれる事実はとてもヘビーで残酷なモノなのに、終始上品さを纏ってる。
お見事。
もはや小田島×轟がいなければ観ないかもってくらいビジュもキャラもトップレベル。
次もしまたやるなら村山、さっちークラスのライバルおなしゃす。
なんとも言い難い……。
まあ、相変わらずというか、さらに映像は狂ってるほどヤバかった。
"社会"という怪物を手懐けられない人間は、どこまでいっても虚しいなと、思ってしまいました。
この地獄に終わりはあるのだろうか。
I LOVE YOU GUYS!!!!
M・ナイト・シャマランは、『レディ・イン・ザ・ウォーター』で言うところの"伝道師"だと思う。
物語は、語る者、そして伝える者がいないと語られない。
彼らのストーリーは、人によっては虚言かもしれない>>続きを読む