yukikiさんの映画レビュー・感想・評価

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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

スピルバーグ監督自身の話。
脚色されすぎておらず、とてもリアルに感じられた。傍から見たら誰もが羨むような家庭に見えても、当事者たちには葛藤があり、目まぐるしい環境変化に耐えなければならないこともある。
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

英語字幕で鑑賞。
4割くらいしか分からなかったのであまり参考にならないレビューですあしからず。
technically successと言っていたのはとても印象的だった。原爆の父と言われるオッペンハイ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.6

一言でいえば監督の「狂気の中の正気」。
好き嫌いはかなり分かれるし、間違いなく20代の私だったら「嫌い」一択だった。
好きになれたかどうかは置いといて、メッセージは明確だった。
成人女性の頭に胎児の脳
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

17歳の少女が抱える様々な悩みと幸せ、苛立ち、焦り、欲、家族との関係性などほぼ全てを詰め込んだような作品。
10代後半特有の何でもできそうな気がするけれど、何者でもない自分という心境、状態を視覚的に非
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

2.8

暗いのと、割とあるあるな展開。
音楽はよい。あと、レディー・ガガの歌声と素顔が本当に美しい。

ハッピーフライト(2008年製作の映画)

3.2

飛行機のワクワク感をもう一度感じたくて昔見そびれたこの映画を見つけたのでなんとなく視聴。
CAにフォーカスばかり当たる映画だと思っていたのだが、昇格テストを受ける副操縦士、管制官、グランドスタッフ、オ
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コンタクト(1997年製作の映画)

3.9

古き良きとは正にこの作品のこと。
この時代だからこそ描けるSF超大作。
若かりし頃のジョディ・フォスターが本当に美しく演技が素晴らしい。

主人公のように優秀で一つの物事に熱中し達成したいと思える研究
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皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

3.2

友人のお気に入り映画ということで鑑賞。心に残るという程ではなかったのと、暴力が苦手な私には刺激は強めだったがイタリア社会の説明をされると深いと思われる作品。
ジンガロの最初から最後まで狂気を体現したよ
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.5

往年の名作映画化のため、新しさはないかもしれないが、ナイル川で贅を尽くすリネットの新婚旅行の模様とエジプトの現地が対比的で皮肉で歪曲した美しさがある。
ここまでトントン拍子に人死ぬのか、と思ったが原作
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿さんの頭と心の中を覗くことはできないけれど、大叔父様が自分の世代を引き継がない展開になった時なんだかまさに宮崎駿さんを見ているような気分だった。
胸がきゅっと苦しくなるようなそんなシーンが沢山あ
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.5

絵画的な画角に究極までこだわった作品。
心情描写を過度な音楽やカメラワークで表現することの多い昨今において、一際輝くものとなったから話題になったのかもしれない。

一方で、評価されるのは頭では理解でき
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セブン(1995年製作の映画)

4.0

本当に後味が気持ち悪い結末。
少しずつ露呈していく事実や手かがりを解き明かしていく過程が殆ど刑事2人と同じ目線で見ることができ、ある意味途中から完全に犯人の手玉に取られていることに気づきはじめ、終わっ
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.3

魔法は永遠に続く。死んだ人は心の中でいつまでも生き続けている。
ハリー役のダニエルは私と同い年だし、ずっとこの作品と一緒に成長してきたから、どの映画よりもシリーズとしては思い入れが強く、同じ時代を一緒
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シカゴ(2002年製作の映画)

3.9

ミュージカル映画なので、ストーリーの整合性や世間から見た正義を期待せず観ると良い。大切なのはシカゴの世界に存分に浸ること。
ビリー(リチャード・ギア)が操るマリオネットの楽曲と演出が1番好きだった!派
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.8

有名になるということがどういうことか。ヒット曲を生み出す天才だしもちろん努力があっての名声なんだけどその分伴う代償は凄まじいものだったろう。本人がプロデュースに関わった映画なので、描写が多かれ少なかれ>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.1

狂気と冷静の絶妙なバランス!
ウェス・アンダーソンが最高を更新している。彼の類稀なる文才と美的な視点が一般ウケもニッチウケもしそうなユーモアと相まって素晴らしい後味となっている気がする。
ちょっと絶賛
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.0

実話をもとにした作品であり、とてもリアルに描かれていた。一番胸がきゅっとするのは、心から愛する彼女が離れていってしまうシーン。夢と、現実の生活、恋愛を、バランス保ちながらも人生を前に進めていくのは本当>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.1

青年期を過ぎた大人たちが過去の恋愛を振り返って懐かしんで作った作品なんだろうなあと思う。ペルソナ設定が私達絶妙にセンスの良い人達です、みたいな感じでちょっと違和感を感じたのと、自分はホロリとした程度だ>>続きを読む

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.2

軽い、子ども向け。笑
頭を使わずに笑えるような映画。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

有り得ない程の映像美。この時代に生まれて良かったと思える。終始暗いシーンが続くけれど、異世界を非常に上手に表現してくれる。どのキャラクターもリアルで、美しく、洗練されている。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

3.9

これが実話に基づいた作品であることが信じられないけど、自分を犠牲にして家族を守ろうとする姿勢や、自分に与えられた使命に真正面から向き合う主人公と相棒に胸を打たれる。心痛むようなシーンも多々。
でも絶対
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.4

1/3過ぎた辺りから、ストーリーが分からず迷子になった。それにより、感動も半減してしまった、期待し過ぎたのかもしれない。アクション映画+ちょっとSFくらいな気持ちで見ると相当面白いと思う。重要な説明が>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.0

風刺やブラックジョークが多いので、そういうのが好きな人は好きだと思う。ただ、同じ笑いでももう少し明るい笑いがある映画の方が好き。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

この上映時間の長さで飽きさせない展開を作るのがまず素晴らしい。ツッコミどころがあったり、このご時世でこのテーマはキツいと言わざるを得ないけど…作品自体はよくできていた!
ボンドが家庭的なおじさまになっ
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.7

ストーリーの始まりは、あの夏のルカに似ている。(モアナの方が製作年は古いから時系列逆だけど)
古来から崇められている神を怒らせる、という所もありがちなんだけど、モアナの、あの年齢だからこそできる無鉄砲
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

3.9

そんじょそこらの映画よりも素晴らしい。絶対に観てほしい。このためにNetflixに加入した方がいい。タコがここまで感情を持っている(持っているように見える?)生き物だとは知らなかった。儚く短い生のなか>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.3

ティーン向けの映画って感じだったけど、めちゃくちゃ発想が独特でありそうでない世界観。ツボが違ったのかココ笑ってほしいんだろうなというシーンで爆笑することはなかったけど、明るい気分になりたい時に観たいと>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

EXOのDOが出てたから観たかった訳じゃありません。ありませんよ。
もっと良いストーリーライン見えると思いきやいきなりシリアスになるのは韓国映画らしい。
正直、米国監視下でそこまでできんやろ、という非
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.6

水の質感が素晴らしかった、夏にぴったりの涼しげな映画。少し子供向けかなーと思ったけど、内容は安定のハッピー&ハートフルな感じで良かった。深読みかもしれないけど、この世界の人間が恐れる"シー・モンスター>>続きを読む

悠久の地、サッカラ遺跡: 眩き時代を語る(2020年製作の映画)

4.0

つい2〜3年前にエジプトのサッカラ遺跡から見つかったワフティー(聖職者)の家族の墓について、その発掘作業と研究についてのドキュメンタリー。Netflixプロデュースだからか、構成やアニメーションが現代>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.5

去年観て、レビューし忘れて今更書いてます。なのでうろ覚え。
設定が好き。そして、昔から知られた名作ではあるけれど、当時の時代背景や四姉妹が仲良くしたり、喧嘩したり、そういったシーンを観ると幼かった頃の
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