Larx0517さんのドラマレビュー・感想・評価

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Larx0517

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きのう何食べた? season2(2023年製作のドラマ)

4.0

「そうか、オレ今幸せなんだ」

毎日の暮らしのなかで、見過ごしがちで、ささかだけど、大切な、幸せのかけら”タマネギ”を味わえる。

異性愛者には”ありふれた”ものが、同性愛者、特に日本の同性愛者には、
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ホワイトチャペル 終わりなき殺意(2009年製作のドラマ)

3.2

「世界一有名な殺人鬼を追うことになったわけだ」

切り裂きジャック。
1888年、イギリス、ロンドン、未解決連続殺人事件。
100年以上経った現在、犯行現場ホワイトチャペルで、模倣犯による連続殺人事件
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刑事モース〜オックスフォード事件簿〜シーズン5(2018年製作のドラマ)

4.3

これぞ”モース”クオリティ。

派手なアクション、猟奇的殺人、奇抜な当時人物なしで、1時間30分”目撃者”の視線を逸らせない。
事件と人間ドラマを絶妙なバランスをとりながら、緊張の糸を切らさない。
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ライン・オブ・デューティ シーズン2(2014年製作のドラマ)

4.1

「みんな私を甘く見るのよ」

今シーズンの個人的目玉は、なんといっても容疑者リンジー・デントン警部補を演じるキーリー・ホーズ。

「人を巧みに操る女だ
信じてはいけない」

化粧っ気のない顔で、何を考
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ヴェラ~信念の女警部~ シーズン1(2012年製作のドラマ)

4.0

いけすかない女。
とてつもなくコミカル。
これを同時に”同居”させる女優は、そういない。

ヴェラ・スタンホープを演じるブレンダ・ブレシンを初めて見たのは、映画『リバー・ランズ・スルー・イット』。
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ザ・スプリット 離婚弁護士 シーズン2(2020年製作のドラマ)

4.2

耐えきれない哀しみに打ち砕かれた時。
人は静かに微笑む。
涙を浮かべながら。

第5話のネイサンの表情のうつろいが網膜に焼きつく。

“秘密”をさらに抱えたハンナ。
“2人”と言うべきか。

やはり”
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ザ・スプリット 離婚弁護(2018年製作のドラマ)

4.0

「離婚は戦争だ」

人生最大の”修羅場”離婚。

「”麻酔なしの開胸手術”と表現する人もいる
手術後が どうなるか誰にも保証できない」

イギリスBBCドラマ+ニコラ・ウォーカー出演にしては、”小綺麗
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リリントン・プレイス エヴァンス事件(2016年製作のドラマ)

3.2

かなり恐ろしい。

恐怖とは違う。
これが事実だということ。
このようなことが起こりうるということ。
このようなことを行う理由がはっきりしないのが、うすら怖い。
本人も分からないのだろうか。
“戦利品
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警視正バンクロフト~新たなる犯罪(2020年製作のドラマ)

3.6

母vs恋人。

警視から警視正に昇進したバンクロフト。

殺人事件に、疎遠になっていた息子ジョーが絡む。
事件から外されるバンクロフト。

もちろん、黙って引き下がるタマじゃない、バンクロフト。

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新米刑事ヴァランダー:殺人犯の影(2022年製作のドラマ)

3.5

「リングに戻らなきゃ勝てない」

クルトは現場復帰する。

過去の陰惨な事件が影を落とす。

「僕は感情を抑えてられてない?」

クルトは感情を抑えすぎと感じていたので、オセイの指摘は意外。

ヴァラ
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サマー・オブ・ロケット スパイにさせられた男(2019年製作のドラマ)

3.5

「ロケットが宇宙を飛ぶ時代」

1950年代後半、冷戦時代。
核爆弾落ちてくる恐怖に怯える英国。

「ロシア生まれですが英国暮らしが長い」

監督のステーヴン・ポリアコフの父アレクサンダー・ポリアコフ
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シェトランド シーズン4(2018年製作のドラマ)

3.5

シェットランドの浜に、死体の一部が流れ着く。

事件は島で暗躍する巨大な闇の組織につながってゆく。

事件が少しずつしか進まず、事件がさらに起こるが、どうつながるか見えない。
そのため間延び感は拭えな
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After Life/アフター・ライフ シーズン3(2022年製作のドラマ)

4.0

今日、心の底から大笑いしただろうか?

リサの天真爛漫な笑顔を見ながら、自問する。

大口を開けて笑う。
笑顔が減ったのは、コロナ禍だけが理由だろうか。

「元のトニーだ」
「元に戻ることはない」
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シェトランド シーズン3(2018年製作のドラマ)

3.9

事件は海を越えて、「海外」にまで飛び火する。

1994年に解決したはずの事件の再捜査。
(イギリスに時効制度はない)

「スコットランドでは同一の犯罪で再度裁ける」

アメリカの「二重処罰」(同一の
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シェトランド シーズン2(2016年製作のドラマ)

3.8

感情移入の深度が深まるセカンドシーズン。

ただいま、シェットランド。

「シェットランドは北海に浮かぶ非日常的な島だと思われてる
とても平和だと」

「なぜか郷愁が掻き立てられる」
シーズン1のレビ
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不機嫌な人々(2021年製作のドラマ)

3.4

6粒の淡水パールをつないだような、やわらかな光を放つ小品。

トラウマ級の衝撃的なオープニング。

強盗がオープンルームに立てこもる。
人質解放時に犯人は消えていた。

「”ニワトリ”と呼ぶべきだ
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シェトランド シーズン1(2014年製作のドラマ)

3.7

「この美しい島は神の恵みなのかしら」

シェットランド諸島。
英国スコットランド北東、大小約100の島からなる諸島。

警察署にもいる犬。
(エピソード2から変わる)
シェルティの愛称で有名な、コリー
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ウィッチャー シーズン2(2021年製作のドラマ)

4.2

ゲラルト
シリ
イェネファー

三本の糸を、豊穣の女神メリテレが三対の腕で「たぐり寄せ」、物語を紡ぎ始める。

キャスト以外、スタッフ一新。
より分かりやすく、さらにパワーアップし、進化したセカンド・
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シークレット・エージェントマン(2000年製作のドラマ)

-

アメリカ版ジェームズ・ボンド。

主人公モンク役のコスタス・マンディロアは、このドラマの後、映画『ソウ』シリーズでマーク・ホフマン刑事を演じている。

ドラマの内容はほとんど覚えてない。

まさに往年
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ヴァイキング ~海の覇者たち~ シーズン1(2013年製作のドラマ)

3.8

「死をも恐れぬ連中です」

文字通り、彼ら、ヴァイキングは死を恐れない。

「ヴァルキュリヤが彼をヴァルハラへ導く」

戦いのなか、勇敢に死んだ者は天国に連れてゆかれる。
それが彼らの幸福。

「勇士
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ボディガードー守るべきものー(2018年製作のドラマ)

4.2

間欠泉のように、不意をついて襲いかかる緊迫感。

「政治家は臆病者 そして嘘つきばかり
口だけで自分の血は流さない」

その政治家を守る。
自ら血を流して。命をかけて。
それが職務だから。

デイビッ
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After Life/アフター・ライフ シーズン2(2020年製作のドラマ)

3.7

カーペンターズで始まるシーズン2。

毒舌度のレベルは下がっても、トニーは健在。
その分優しさのレベルは上がる。

リサの思い出を語る時のトニーの表情を見ていると、目尻にシワがよる。
それだけに、せつ
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After Life/アフター・ライフ(2019年製作のドラマ)

3.8

「最低の奴になってやりたい放題やって
それが限界超えたら自殺する
一種の超能力(スーパーパワー)だ」

妻を亡くしたトニー。
自殺しようとして、愛犬に救われる。

リッキー・ジャーヴェイス主演、監督、
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メリー・アン・シングルトンの物語(2019年製作のドラマ)

4.2

予告編で号泣した。

予告編というよりは特典映像だろうか。
『キャストが読むカミングアウト・レター。』

「君は1人の人間
君が好きだよ
だから君も僕を好きになっていいんだ」

LGBTQ+では、収ま
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刑事ジョン・ルーサー4(2015年製作のドラマ)

3.5

「アリスは死んだ」

「余波」は思わぬ方向に。

「普通はあり得ないが
だからといって見過ごせると思うか?」

エマ・レーン巡査部長、登場。
『ゲーム・オブ・スローンズ』イグリット役のローズ・レスリー
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刑事ジョン・ルーサー3(2013年製作のドラマ)

3.7

「あなたの正義が問題なの
自分の信念に固執して
愛する人を失ってくのにやめない」

「死神」ジョン・ルーサー。

彼の「愛犬」、ジャスティン・リプリー。
エピソード2のラスト、ジョン・ルーサー同様に、
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ゴッドレス 神の消えた町 シーズン1(2017年製作のドラマ)

4.2

ラストには、ほろ苦く、熱い涙が浮かぶ。
そして深い深い余韻が残る。

いぶし銀の輝きをにじませる西部劇。

「刃物と銃が物を言う 神のいない国だ
(It’s godless country.)」

1
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クイーンズ・ギャンビット(2020年製作のドラマ)

4.2

制御不能レベルの面白さ。

なぜこれほど惹きつけられるのか、自分でも分からない。

まったく知らないチェスの話なのに。

最終話では、3回泣いた。
2つの電話とひとつの公園。

「天才と狂気は紙一重」
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