「そうか、オレ今幸せなんだ」
毎日の暮らしのなかで、見過ごしがちで、ささかだけど、大切な、幸せのかけら”タマネギ”を味わえる。
異性愛者には”ありふれた”ものが、同性愛者、特に日本の同性愛者には、>>続きを読む
「世界一有名な殺人鬼を追うことになったわけだ」
切り裂きジャック。
1888年、イギリス、ロンドン、未解決連続殺人事件。
100年以上経った現在、犯行現場ホワイトチャペルで、模倣犯による連続殺人事件>>続きを読む
これぞ”モース”クオリティ。
派手なアクション、猟奇的殺人、奇抜な当時人物なしで、1時間30分”目撃者”の視線を逸らせない。
事件と人間ドラマを絶妙なバランスをとりながら、緊張の糸を切らさない。>>続きを読む
「みんな私を甘く見るのよ」
今シーズンの個人的目玉は、なんといっても容疑者リンジー・デントン警部補を演じるキーリー・ホーズ。
「人を巧みに操る女だ
信じてはいけない」
化粧っ気のない顔で、何を考>>続きを読む
いけすかない女。
とてつもなくコミカル。
これを同時に”同居”させる女優は、そういない。
ヴェラ・スタンホープを演じるブレンダ・ブレシンを初めて見たのは、映画『リバー・ランズ・スルー・イット』。
ブ>>続きを読む
耐えきれない哀しみに打ち砕かれた時。
人は静かに微笑む。
涙を浮かべながら。
第5話のネイサンの表情のうつろいが網膜に焼きつく。
“秘密”をさらに抱えたハンナ。
“2人”と言うべきか。
やはり”>>続きを読む
「離婚は戦争だ」
人生最大の”修羅場”離婚。
「”麻酔なしの開胸手術”と表現する人もいる
手術後が どうなるか誰にも保証できない」
イギリスBBCドラマ+ニコラ・ウォーカー出演にしては、”小綺麗>>続きを読む
かなり恐ろしい。
恐怖とは違う。
これが事実だということ。
このようなことが起こりうるということ。
このようなことを行う理由がはっきりしないのが、うすら怖い。
本人も分からないのだろうか。
“戦利品>>続きを読む
母vs恋人。
警視から警視正に昇進したバンクロフト。
殺人事件に、疎遠になっていた息子ジョーが絡む。
事件から外されるバンクロフト。
もちろん、黙って引き下がるタマじゃない、バンクロフト。
殺>>続きを読む
「リングに戻らなきゃ勝てない」
クルトは現場復帰する。
過去の陰惨な事件が影を落とす。
「僕は感情を抑えてられてない?」
クルトは感情を抑えすぎと感じていたので、オセイの指摘は意外。
ヴァラ>>続きを読む
「ロケットが宇宙を飛ぶ時代」
1950年代後半、冷戦時代。
核爆弾落ちてくる恐怖に怯える英国。
「ロシア生まれですが英国暮らしが長い」
監督のステーヴン・ポリアコフの父アレクサンダー・ポリアコフ>>続きを読む
シェットランドの浜に、死体の一部が流れ着く。
事件は島で暗躍する巨大な闇の組織につながってゆく。
事件が少しずつしか進まず、事件がさらに起こるが、どうつながるか見えない。
そのため間延び感は拭えな>>続きを読む
今日、心の底から大笑いしただろうか?
リサの天真爛漫な笑顔を見ながら、自問する。
大口を開けて笑う。
笑顔が減ったのは、コロナ禍だけが理由だろうか。
「元のトニーだ」
「元に戻ることはない」>>続きを読む
事件は海を越えて、「海外」にまで飛び火する。
1994年に解決したはずの事件の再捜査。
(イギリスに時効制度はない)
「スコットランドでは同一の犯罪で再度裁ける」
アメリカの「二重処罰」(同一の>>続きを読む
感情移入の深度が深まるセカンドシーズン。
ただいま、シェットランド。
「シェットランドは北海に浮かぶ非日常的な島だと思われてる
とても平和だと」
「なぜか郷愁が掻き立てられる」
シーズン1のレビ>>続きを読む
6粒の淡水パールをつないだような、やわらかな光を放つ小品。
トラウマ級の衝撃的なオープニング。
強盗がオープンルームに立てこもる。
人質解放時に犯人は消えていた。
「”ニワトリ”と呼ぶべきだ
何>>続きを読む
「この美しい島は神の恵みなのかしら」
シェットランド諸島。
英国スコットランド北東、大小約100の島からなる諸島。
警察署にもいる犬。
(エピソード2から変わる)
シェルティの愛称で有名な、コリー>>続きを読む
ゲラルト
シリ
イェネファー
三本の糸を、豊穣の女神メリテレが三対の腕で「たぐり寄せ」、物語を紡ぎ始める。
キャスト以外、スタッフ一新。
より分かりやすく、さらにパワーアップし、進化したセカンド・>>続きを読む
アメリカ版ジェームズ・ボンド。
主人公モンク役のコスタス・マンディロアは、このドラマの後、映画『ソウ』シリーズでマーク・ホフマン刑事を演じている。
ドラマの内容はほとんど覚えてない。
まさに往年>>続きを読む
「死をも恐れぬ連中です」
文字通り、彼ら、ヴァイキングは死を恐れない。
「ヴァルキュリヤが彼をヴァルハラへ導く」
戦いのなか、勇敢に死んだ者は天国に連れてゆかれる。
それが彼らの幸福。
「勇士>>続きを読む
間欠泉のように、不意をついて襲いかかる緊迫感。
「政治家は臆病者 そして嘘つきばかり
口だけで自分の血は流さない」
その政治家を守る。
自ら血を流して。命をかけて。
それが職務だから。
デイビッ>>続きを読む
カーペンターズで始まるシーズン2。
毒舌度のレベルは下がっても、トニーは健在。
その分優しさのレベルは上がる。
リサの思い出を語る時のトニーの表情を見ていると、目尻にシワがよる。
それだけに、せつ>>続きを読む
「最低の奴になってやりたい放題やって
それが限界超えたら自殺する
一種の超能力(スーパーパワー)だ」
妻を亡くしたトニー。
自殺しようとして、愛犬に救われる。
リッキー・ジャーヴェイス主演、監督、>>続きを読む
予告編で号泣した。
予告編というよりは特典映像だろうか。
『キャストが読むカミングアウト・レター。』
「君は1人の人間
君が好きだよ
だから君も僕を好きになっていいんだ」
LGBTQ+では、収ま>>続きを読む
「アリスは死んだ」
「余波」は思わぬ方向に。
「普通はあり得ないが
だからといって見過ごせると思うか?」
エマ・レーン巡査部長、登場。
『ゲーム・オブ・スローンズ』イグリット役のローズ・レスリー>>続きを読む
「あなたの正義が問題なの
自分の信念に固執して
愛する人を失ってくのにやめない」
「死神」ジョン・ルーサー。
彼の「愛犬」、ジャスティン・リプリー。
エピソード2のラスト、ジョン・ルーサー同様に、>>続きを読む
ラストには、ほろ苦く、熱い涙が浮かぶ。
そして深い深い余韻が残る。
いぶし銀の輝きをにじませる西部劇。
「刃物と銃が物を言う 神のいない国だ
(It’s godless country.)」
1>>続きを読む
制御不能レベルの面白さ。
なぜこれほど惹きつけられるのか、自分でも分からない。
まったく知らないチェスの話なのに。
最終話では、3回泣いた。
2つの電話とひとつの公園。
「天才と狂気は紙一重」>>続きを読む