ピンクマンさんの映画レビュー・感想・評価

ピンクマン

ピンクマン

フィルマークス最近始めました!思い出した映画からどんどんレビューします٩( ᐛ )

映画(158)
ドラマ(0)

レオン/完全版(1994年製作の映画)

5.0

仕事をしているとき以外はとてもシャイで寡黙なレオンという殺し屋と、活発で気丈で賢いマチルダという正反対の性格をもった2人。「裏世界を生きる男と12歳の少女」というまったく接点の無い2人。
しかし2人に
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.8

この作品の「タイムリープ」は、それを行う者がある過去の一時点の自分と入れ替わるというもので、タイムマシンで移動した場合と違って自らを他者として見かけることがない。そして意識はタイムリープ前と継続性があ>>続きを読む

愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.0

複数分野の要素を備えた映画はさほど珍しくはないが、コメディ、アクション、社会派、サスペンス、ホラー、ロマンスその全てが、一つ一つエンタメとして力強く際立ち、全体が不可分かつ自然に連動している稀有な作品>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

2.5

クライマックスシーンで10歳の息子が狼に変身して山へ行ってしまう時に母親が「しっかり生きて!」と激励するが…

息子が狼の生活を選んだ理由が、小1で虐めに合い、不登校のままズルズル4年過ぎ、家で小6の
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.5

本作品の冒頭。抜群な能力と生真面目な性格で卓越した業績をあげている主人公の警官は、ある日突然田舎町に左遷を命じられる。辞令に納得できない主人公に上司たちは真顔で言う。「君があまり優秀だと我々が無能にみ>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.2

性への違和感、 人生を壊した男への憎悪、 自己嫌悪、 絶望。タイムトラベルの矛盾から生まれた1人の人間の物語。運命に選択肢はあるのか、それとも定められたものなのか。タイムパラドックスが、1人の人間の年>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.6

こういう系統の作品は、驚かせたあとにいかに登場人物のその後を想像させることができるか、いかにもう一度観たいと思わせるかが勝負どころだと思うが、これは見事に成功している数少ない作品。アイディア自体は数限>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.8

アカデミー賞主演男優賞・脚本賞獲得も納得の素晴らしい作品。時系列を巧みに入れ替え、主人公リーの人となり・心情、そして心の傷を、台詞による説明を多用せず細やかに描いていく過程が素晴らしい。
リーの抱える
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エンド・オブ・トンネル(2016年製作の映画)

2.5

意味不明な展開、全てに意味がありそうで、実は何の意味もない設定。最後までギリギリ観れるレベルの暇つぶし映画。

テッド(2012年製作の映画)

1.8

紳士的なパディントンの足元にも及ばない下品なクマが下ネタを連発する映画。下ネタ好きから言わせれば、下ネタは料理のスパイスのように適量が望ましい。多けりゃいいってもんじゃない。駄作。

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.4

本作は感動して泣ける映画ではない。世の中の理不尽さや非情さに対して憤りを感じる映画である。

泣かせようと思えばもっと具体的に描写できた結末をあっさりと表現したのも、お涙頂戴映画にしないために「何が問
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.2

映像が個性的、そして正方形の画面、窮屈さを感じさせる構図もお見事。正方形に収める構図はとても難しい。単に奇をてらっているのではない絶対の構図、それは映画終盤近くに母の願望の映像として現れるシーンでスク>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

映像、ストーリー構成、家族愛のテーマとメキシコの音楽、どれをとっても高水準の素晴らしい作品。
特筆すべきはリメンバーという歌。この映画の核となるリメンバーミーという歌がとにかく良い。物語前半と後半とで
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砂の器(1974年製作の映画)

4.4

「善意」の人の「良識」がいかに残酷にかけがえの無い親子の絆を切り裂くかということを暴いた映画。テーマである「宿命」はハンセン病そのものではなく、むしろ苦境にある親子の絆の「宿命的強さ」を当時の「良識」>>続きを読む

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.8

この映画は、HIV患者の辛い人生を訴えた作品ではなく、むしろその少年が母に愛され、かけがえのない友人と出会い、その短くも充実した子供時代を、どんなに楽しく、どんなに幸せに過ごしたか…という作品であり、>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.6

凍てついた心の孤独な老人が隣人との交流で少しづつ人間味を取り戻してゆく、そんな中で語られる過去、少年時代の父との思い出、妻との出会い。それは観客にも鮮烈で、オーヴェの不器用な純情ぶりにも心打たれるし、>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

話のネタそのものは滅茶苦茶だが、でたらめな話ながらもしっかり主人公に感情移入して最後まで観れるだけの演出・脚本・カメラワークが用意されている。

過激な描写は特に出てこないが、それでもクライマックスで
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.2

こういう幸せいっぱいの映画って、現実じゃこんな上手くはいかねーよな…って思ったり、こんないいヤツいねーよ…って思ったりして、手放しでいい映画だな!と思えることって少ないんだけど、脚本が素晴らしいからな>>続きを読む

女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンでエリザベス・スローンが喋り始めたときは、あー最後の演説始めちゃったよ…誰でも簡単に銃が所持できる社会の現状を批判するのかな…ここまで観て負け犬の遠吠えエンドか…と完全に思い込んで冷めた目>>続きを読む

あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

3.2

役者たちの熱演によって、それなりに見所のあるシーンにはなってはいるが、全体を通していまひとつ流れが見えず、ただダラダラとした挿話が続くだけ。靴を何回も出すのも、いかにもすぎて、なんだか今ひとつのれない>>続きを読む

キリング・フィールズ 失踪地帯(2011年製作の映画)

1.5

キリングフィールドを借りようとしたら間違えて本作を借りてきてしまったので仕方なく鑑賞。結果、めちゃくちゃ面白くなかった。シナリオも構成もシンプルなはずなのに、不思議と先が気にならない。クロエちゃんだけ>>続きを読む

ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

4.5

最も好きなSF映画の一つ。最初から最後まで無駄のない展開、愛すべき登場人物たち、ニヤニヤできる伏線など全てに自信を持って好きだと言える要素が詰まっている。本当に脚本が素晴らしいのだろう、こんなにバカバ>>続きを読む

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.2

父娘&ゾンビ映画。ハリウッド映画だったらまぁ娘は大丈夫だろうと思えても韓国映画なだけに全く予断を許さず、最後の最後までドキドキは続く。秀逸なのは、そこに織り交ぜるドラマの質とバランス。過剰にベタつかな>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

ありそうでなかった設定。ご都合主義で何でもない話。でも、逆にそれがスゴくイイ。この映画は観るんじゃなくて、音楽と映像に身を委ねて体感するべき映画だから。主人公がいつもipodを聴いてるっていう設定も物>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

4.5

CMでパディントンがバリカンで人様の頭を刈ったりお尻で窓を拭いたりするシーンを見て、プーさんみたいな動物キャラクターで客集めする感じのお子様向け作品か…と決めつけてスルーしていたが、みんなが観たら世界>>続きを読む

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)

2.5

起承転結と言えるほどのストーリーがなくて起→結で終わった暇つぶし映画。

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.8

青春を感じずにはいられない作品。どうしても前半の反復部分にシンパシーを感じまくる。学校の屋上とか、喫茶店とか、中華屋とか、カツアゲとか…繰り返しというのは青春の一つの要素だと思う。毎日のように同じ時刻>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.8

近未来の東京を舞台に超能力者や暴走族、軍隊、ゲリラたちの戦いを描くアニメ。めちゃくちゃ面白い。原作ファンとしては話が中途半端なのと、第二の主人公だと勝手に思っていたミヤコ様の扱いが酷いのと、おばさんが>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.0

南の島でヤクザが遊ぶシーンがサイコー。ごく普通の青春映画でもありえないくらいのきらめきが表現されていてめちゃくちゃ楽しそう。それと対比するかのような迫力あるバイオレンスシーン。物凄い緊張感。何度でも観>>続きを読む

明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.6

ポールニューマン演じるブッチは人を撃ったことがない。ロバートレッドフォード演じるサンダンスは射撃の腕がいいけど泳げない。完璧ではないし情けないときもあるけどいつも明るくて、いざという時ここぞという時に>>続きを読む

秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.9

過ぎ行く時間の中で、変わっていく相手への気持ちを、日常の中でのごく普通のこととして描かれるがゆえに、一層身近に感じられる。
それでも決して退屈させられないのは、山崎まさよしの『One more tim
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

5.0

やれ不倫を肯定しているだの美化しているだのとあまりにも稚拙な書き込みが多いのを見て苦笑い。それってヤクザ映画を観て、ヤクザはダメ!戦争映画を観て、戦争はダメ!犯罪映画を観て、犯罪はダメ!って言ってるの>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

4.2

真実や正義よりも勝つことにこだわって悪党の弁護をして荒稼ぎしてる弁護士が、被告の真実を知ってショックを受けるというストーリー。

正義とは何か?真実とは何か?なんて難しいストーリーではなく実にシンプル
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ハイ・フィデリティ(2000年製作の映画)

3.8

レコード店の中年男性が、自身の過去の恋愛を振り返って何がダメだったのか考える映画。決して人の失敗談を聞いて楽しいわけではないが、それをコミカルに、開き直って解説してくれる主人公に非常に好感が持てる。休>>続きを読む

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0

ミッション中に事故にあった宇宙飛行士の視点だけで描かれた宇宙体験映画。自分が宇宙空間に漂っているかのような無重力体験を味わえる。映画館で観るべきとかそういうレベルではなく映画館で観ないと意味がない映画>>続きを読む

自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.5

気が付けばお父さんとブルーノと俺の3人で一緒に泣いていた。

お父さんは仕事がしたかった。仕事をして、お金を稼いで、お母さんや子どもたちにご飯とか服とか生活用品とか、生きるために必要な物を買ってあげた
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