MBacさんの映画レビュー・感想・評価

MBac

MBac

映画を愛してやまない高校生でございまする。
あくまでも自分の感想をメモする為の場所なので、変なことばかり書いています。又、ベスト・ムービーの設定はしていません。

映画(47)
ドラマ(0)
  • List view
  • Grid view

マップ・トゥ・ザ・スターズ(2014年製作の映画)

4.5


「キャリーが言うの、貴方の事を運命の相手だと。貴方は美人。それに貴方の内面はとても似ている。 ハバナ・ゼクランに。」こんなに愉快で痛快な映画もない。自己の栄光に溺れた馬鹿が、生理を嘲笑った直後に、自
>>続きを読む

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

4.0


「"俺の娘"の金を"お前の息子"の為に使ったのか!?」人間は所詮、他人の体に火をつけてまでも、自分の心に火を灯したいのだ。いつもの皮肉めいたアレン作品である。映像がおどろおどろしいのも美点だ。

>>続きを読む

レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.7


観たらびっくり、優しくて生真面目で健全な映画だった。最近どうしたの?アロノフスキー。

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

1.0


現実に存在する障害や病気は、善悪の定義などといった普遍的かつ抽象的問題とは逆に位置した個人的で具象的な問題といえる。又、それらの医学的問題は詰まる所、具体的解決策が見つかる事のみが突破口であると私は
>>続きを読む

つかのまの愛人(2017年製作の映画)

4.5


めちゃくちゃ面白かった。
計算され尽くしたフィジカルで淫らな構造には快感すら覚え、随所に『ママと娼婦』を彷彿とするもやはり違う味わいには豊かさしか覚えない。又、70分程度に物語の一部始終を(文字通り
>>続きを読む

菊とギロチン(2016年製作の映画)

4.2


映画を通し、大時代的な昔の事実を過去のモノとし、もう2度と同じような事は現代、未来で起こさないようにと見つめ直す事が出来るのは大切な事である。

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

1.0


これは最悪だ。いつものアレを期待しての事かは知らないが、プーさんに思入れのかけらもない(むしろこれで「ある」なんて言えばぶっ飛ばしてやる)優等生たちが寄ってたかって作った結果、プーさんの大切な核は跡
>>続きを読む

オーソン・ウェルズが遺したもの(2018年製作の映画)

4.0


◉感想
映画における制作過程のドキュメンタリーは映画の本質的ネタバレになるのか?そんな事はない。今作は一般的なドキュメンタリー程度の情報量で、製作者が考えるウェルズ的な?演出にうざったさも覚えるが、
>>続きを読む

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

1.0


観てる間、頭の中でスチャの『あんた誰?』がずっと流れてた。何でもいいけど、向こう側の人間がハメ撮り写真を"恥ずかしい写真"って言うのはどうなの?

blank13(2017年製作の映画)

1.0


全てが退屈。タイトル後の不謹慎なやりとりの殆どがボケとツッコミ調な点は監督のセンスを疑うほどにつまらなく、悲惨である。ジョンウォーターズ先生曰く、良い悪趣味と悪い悪趣味がある。と。それに従えば、今作
>>続きを読む

人狼(2018年製作の映画)

3.0


なんとも微妙な感想を持っている。はっきり言って設定には序盤から笑っちゃうほどにガタ(=ツッコミどころ)を感じる。よって現実味という点は限りなく低い。これについてはこの映画の設定上、良い事とは言えない
>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

2.2


物語のほぼ全ての情報を1画面の中に集約させている為、空間表現は限りなく無いに等しい。故に、息苦しさを覚えてしまった。この点については観客によって好みが分かれそうではあるが、私としては(極端なマイナス
>>続きを読む

テルマ(2017年製作の映画)

4.5


不条理な恐怖を体現した時、その普遍性を帯びない心を救ってくれる対象は権威主義の宗教概念か?
いや、愛すべき人の悪意なき微笑みである。その素直で普遍性を帯びたメッセージを優等生な人間が集まって作ったよ
>>続きを読む

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.2


物語の構成は素晴らしく、映像も音楽も心地良い。しかし、怖くない。残念ながら、ホラーとしてはあまりにも怖くないのだ。その奇抜なアイデアに対する興味・関心はたいへん持てる。しかし、ホラーとなればスリリン
>>続きを読む

ダブル/フェイス(2017年製作の映画)

1.0


大した意図もないくせに"代理母"という設定を利用し、知った風にカテゴライズする姿勢は極めて悪質。そもそも、物語の設定が特別異質ではない為、興味が持てず、その上ダラダラと同じような会話、同じような展開
>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

5.0


物語に一本筋を通しても尚、残り続ける謎や違和感の魅力は計り知れない。今作は様々な意味でおそろしく愉快で、おそろしく暴力的な作品だ。又、正しくない人間の一人称視点で殆どの物語が進行される為、どれが虚構
>>続きを読む

エスター(2009年製作の映画)

3.5


狂気の少女エスターの余りにも悲劇的な冒険に終わりはあるのだろうか?この話自体、実際にもあり得るという点を考慮すると、快楽ホラーとしてのみ消費する姿勢は暴力的になってしまうが、今作はそこのバランス(つ
>>続きを読む

ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

2.6


乾燥しきった薄っぺらな世界をギリギリのリアリティラインで血生臭く描いている。これが成功した最大の要因は柳楽優弥がそれを体現してみせた点にある。それでもかなりフィクション性は高く、その点がマイナスに出
>>続きを読む

二重生活(2016年製作の映画)

1.0


皆さん、この世には"どうでもいい映画"というのが存在する事をご存知でしょうか。知らない?知らない貴方に今作をどうぞ。今作のような尾行モノは詰まる所、昼に生きていた人間が、それまで知る由もなかった夜の
>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

2.5


「私バカだから成績で3以上を取らないと、演劇部で活動ができないの!」劇中、女子生徒の口から"当たり前かのように"発せられるこの言葉は実に重たい。学問のあり方について学校教育が犯した概念の固定化は大罪
>>続きを読む

純平、考え直せ(2018年製作の映画)

1.0


「野村周平には純平に通じる格好良さ、魅力があると思う。」今作は詰まる所それに限りると言える。「」内の発言をしたのは今作でヒロインを務めた、柳ゆり菜であり、この場合、おそらく彼女はプラスの意味で言った
>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.0


今作は傑作ホラー映画というにはあまりにも魅力に欠けた作品だった。電球等から受け取れる不気味な雰囲気は多少あるものの、ストーリーは出落ちに過ぎず、主要人物は皆な間抜けで同情すら出来ず(出来る"から"良
>>続きを読む

顔たち、ところどころ(2017年製作の映画)

4.5


「ドキュメンタリーをこれまでに、何度となく撮っているからわかる。何かアイデアを持っていると、割りとすぐにチャンスがやってくる。誰かと出会って、その人の事を知って、突然、特定の人や場所に焦点が当たった
>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

2.0


週プレにて高橋ヨシキ氏が今作を「くさいセリフの見本市へようこそ」と揶揄していたのを知っていた為に、私はかなり構えて観たというのが正直な所である。そして、結果どうだったのか?残念ながら、本当にソレその
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.5


知的な方達が、友情と努力をもってして手に入れた勝利。正しくそれを証明したかの様な映画である。あれは、新宿武蔵野館で『少女邂逅』を観た帰りのこと、濱津隆之さんが「今度K'scinémaで公開します、一
>>続きを読む

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

5.0


本当はこの作品の記録を残しておくつもりは無かったが、リメイク版を観たついでだし、形に残しておこうと思う。因みに今回はいつもに増してダラダラとする恐れがある。それと、リメイク版の記録では幾つか対比させ
>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

1.0


こりゃあ、やっちゃったよなぁ〜…。
scoopに続き、おそらく大根監督が個人的に好きな映画のリメイクという事なんだろうけどさ、大根さんよ、アンタ、心から今作が素晴らしいと思っているか?オリジナルと何
>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

2.7


"良い映画"の条件の1つに、劇中の空気感を操ることがあると思っている。今作は今起こっている事に沿った演出が上手に付けられている為にソレが難なくクリアされていたので驚きだ。又劇版として鳴り続けている二
>>続きを読む

犬猿(2017年製作の映画)

1.6


こう言う作品とはそろそろ縁を切りたい。
伝えたい事は分かるのだが、終始あまりにも演出がくどい為に、冒頭で心がワクワクした自分は既に消え、どうでも良くなり、終いには「早く終わらないかな」と良からぬ期待
>>続きを読む

青春群像(1953年製作の映画)

4.5


時には美しく、又、時には冷酷で恐ろしい。
この、あまりにも生き生きとした、たわいも無い日常をテンポ良く写し、それがある種のドタバタ喜劇にすら見える作りでフェリーニは提示している。
今作は、初期の作品
>>続きを読む

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.5


あたかも何処かであったかの様な恐ろしくも淫らで気品のある物語。今作がそんな色気に満ち満ちている理由には、時に大胆とまで言える役者たちの活気ある演技表現と、細部にまで力を入れたその他の演出が見事に合わ
>>続きを読む

女優ナナ(1926年製作の映画)

3.5


自分は常に他人より勝り、その自分に付いて来れない"他人"には「素寒貧だ!」と罵る。彼女の、あまりにも際立つ暴君ぶりにでさえ、周りのオトコ達は彼女の圧倒的な魅力にまんまと翻弄される。死者が出るまでにだ
>>続きを読む

自由の幻想(1974年製作の映画)

5.0


今作はブニュエル本人の最も素晴らしい知性と頓知のきいた映像表現を持ってしてあたかも我々のアタマの中をこねくり回すかの様な作風となっている。それは常に不謹慎で、常に愉しい。これが出来るのも、彼が人間が
>>続きを読む

ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

3.3


"あら、ディズニー氏も渋い顔を見せるのね?"
今作はこの面において非常に意欲作と言える。
ウォルトに対して発せられるこの言葉だが、ひいてはディズニー・スタジオに対する問いと言えるに違いない。つまりは
>>続きを読む

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

1.0


こういう"貴方と私、2人だけの世界"モノはカルト化しやすく、現に今作を含めた3作品が公開決定となっている以上、今ここで言った事は事実であると思っていただきたい。そんなカルト作品によくある事の1つとし
>>続きを読む

(2018年製作の映画)

4.5


マイエル 監督、新作公開。
このワードを聞いて観にいかないといった選択肢は私には無い。オープニング、タイトルと同時に映されるのは大量の虫達が慌ただしく動きに動いている場面だ。確かに(劇場で横の席の女
>>続きを読む

>|