あたしさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ジュリアン(2017年製作の映画)

3.8

何されるか分かんない怖さがずっと漂う映画。
怖い。自分よりひとまわりふたまわりも体が大きくて、気性が荒ぶってる男の人の隣でドライブとか考えるだけでも怖い。

父親方の家族とアントワーヌとジュリアンがご
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旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

3.8

16歳の時に見たかったと心から思った映画。赤ちゃんの頃から一緒にいて、苦楽を共にしてきた仲良し4人組が主人公。初めて4人が別々に過ごす夏をつなぐ、一本のジーンズ。

ジーンズと手紙を次の人に送るシチュ
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.0

ハラハラ+美+数々の想像できる痛みの描写=この映画。
主人公ニナはバレエに全てを捧げる日々を送っており、ついに舞台『白鳥の湖』の主役の座を射止める。そして純真無垢な「白鳥」と官能的な「黒鳥」どちらもを
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

大人向けの童話。童話だけど王子様もお姫様も出てこなくて、パステル色のファンタジーが起こりそうもない、政府の極秘研究所で恋に落ちる2人。水の表現が綺麗。

イライザがすごく魅力的だった。特徴的な顔立ちで
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

4.0

ラブコメ×タイムリープ映画。タイムリープ映画の中で、恋愛系だったらこれが1番面白いと思う。リープする理由の解明、主人公の秘密など見どころが多く、物語に矛盾も出てなくて完成度高かった。

タイムリープす
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ホーカス ポーカス(1993年製作の映画)

3.8

ファミリー向けハロウィン映画。この映画子どもの時に見たかったな!今年は金ローが「アダムス・ファミリー」放映してたから、来年はこの映画流してくれ〜。海外では人気なのか、映画やドラマでたびたび名前を見かけ>>続きを読む

モテる男のコロし方(2006年製作の映画)

3.4

三股かけられた女の子たちが、転校生の主人公を利用して復讐する話。復讐の内容はジョン・タッカーに失恋させること。Tバック流行らせたのは笑った。

主人公がビフォーからかわいい。あの見た目で影が薄いは無理
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デンジャラス・バディ(2013年製作の映画)

3.6

凸凹コンビが麻薬事件解決のために協力する話。爆笑まではいかないけど、所々くすりと笑えるシーンが多かった。

真面目で融通が効かないアッシュバーン捜査官と、破天荒で毒舌なマリンズ刑事。マリンズ刑事の態度
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呪詛(2022年製作の映画)

4.0

悪意の塊の映画。ホラー耐性ない人がみたら本当にトラウマになるレベル。開始早々今後の展開の予想がついて、当たってほしくないけど当たってた。ネットで2chの怖い話読み漁った人は予想つくかも。

人が嫌悪感
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ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書(2019年製作の映画)

3.2

「ストレンジャー・シングス」のナンシー役のナタリア目当てに鑑賞。邦題酷すぎて、この映画見たって言いづらい。原題の“Yes, God, Yes”でいいじゃん。

性の目覚めと好奇心がきっかけで、実は世界
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トムボーイ(2011年製作の映画)

3.4

今年の3月に早稲田松竹で鑑賞したものの、記録し忘れたことに気づいて記録する。子供社会の閉鎖感や、子供ゆえに親の元を離れられず狭い世界で生きなければいけないしんどさのようなものが描かれていた印象。

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クルエラ(2021年製作の映画)

4.0

クルエラって101匹わんちゃんに出てくるヴィランだっけ?ってくらい薄い知識で見ても面白かった。本名はエステラって言うんだね。ファッションと音楽がおしゃれでゾクゾクする。クルエラの幼少期から成り上がって>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

数学のギフテッドであるメアリーと、そんな彼女に普通の生活をさせたい親代わりの叔父との映画。途中でメアリーがギフテッドであるということを祖母が知り、叔父vs祖母の親権争いになり、メアリーの幸せとは何だろ>>続きを読む

マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.4

学生グループの自分たちに騒ぐ場所を提供してくれ、奇妙なほど優しいマーの行動がだんだん過激になっていく話。ストーリーしっかりしていて話がサクサク進んでいく。

サイコパスではなくない?復讐の理由も分かる
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2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

3.2

もし妊娠していたら、妊娠していなかったらの2つの世界線が並行して進んでいく映画。もし〜していたら、していなかったらの2つが並行して進んでいくっていう設定は「スライディング・ドア」で見ていて、私は「スラ>>続きを読む

ホット・チック(2002年製作の映画)

3.8

ギャルJKとおじさんの外見が入れ替わる、2000年代前半の勢いを感じる映画。ギャルとは見た目じゃなくて魂の在り方。パワパフガールズのピチTかわいい。レイチェル・マクアダムスがおぼこくてかわいい。ちょっ>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

シリアスで女のドロドロが描かれている話かと思ってたけど、こんな面白いの。いい意味で予想が裏切られた。BGMにオルガンの曲が多くて特徴的。

良い人と悪い人って分かりやすい区分がなく、人間の描き方が複雑
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

4.2

Bad Bitchたちのリベンジ映画。こういう作品は元気でるからいくらあってもいいね。トントン拍子で話が進んでいって、尺余るけどこの後どう進むんだろと思ったらまさかの展開。

Y2Kの流行りに乗ってる
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ラストサマー(1997年製作の映画)

3.4

ホラーの王道映画。ホラーあるあるが詰まってる。トドメを刺したのを確認することは大事。「ビッグバン★セオリー」のレナード役のジョニー・ガレッキが出演してて、この頃からナードの役がハマってた。

大量のカ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

予想をことごとく超えていく映画。前情報なしで見て本当によかった。「羊たちの沈黙」が頭をよぎるビジュアル。内容も影響を受けたんだろうな〜って設定があって、思いがけず「羊たちの沈黙」ってすごい映画だったん>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.8

自分以外ビートルズを知らない世界線で、ビートルズの楽曲を発表しまくる男の話。映画のお手本らしい映画。リチャード・カーティスの脚本は映画のお手本って感じする。

楽曲はどれも良かった。私はビートルズ「L
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YUMMY ヤミー(2019年製作の映画)

3.8

バストを縮小してBカップにしたかっただけなのに。ヒロインは胸が大きいが故に男性から好奇の目線を向けられることが多くて、それを嫌に思ってる。胸を小さくするために、母親と彼氏(主人公)と一緒に評判の美容整>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.8

新幹線の中に乗り合わせた暗殺者たちの思惑が交差する映画。メインストーリーとサブストーリーが組み合わされてて情報量が多かった。コミカル。洋画であんなにカタカナと漢字見たのは初めて。原作未読で見たけど面白>>続きを読む

ズーム/見えない参加者(2020年製作の映画)

3.0

トレンドにうまく乗っかった映画。交霊会でふざけるのは霊の怒りを買ってもしょうがない。最後のおまけ映像は多分コンペティションに参加するための上映時間の定義を満たす尺稼ぎやろな。

ホラー要素にバラエティ
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ステップフォード・ワイフ(2004年製作の映画)

3.6

バリキャリの主人公が会社の保身のために仕事をクビになり、心機一転引っ越したステップフォードという街はなんだか違和感があって、だんだん真相に近づいていく話。

ステップフォードは絵本に出てくるようなきれ
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.6

安心と信頼の死霊館シリーズの新作。死霊館シリーズは実話ベースで、雰囲気がどことなくおしゃれで、落ち着いたホラー(恐怖演出は除く)だから好き。ウォーレン夫妻相変わらずかっこいいな。
GEOで見たパチモン
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.2

ほとんどドント・ブリーズしてなかった続編。前作は、ちょろいと思っていたおじいさんが実は超強いサイコパス退役軍人だったという展開を楽しむ映画だったのに対して今作はおじいさんが超強いってことは分かってるか>>続きを読む

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.6

人間界を訪れた死神と人間の話。静かにゆっくりと話が進んでいく3時間。BGMのピアノの音色がマッチしてて心地良かった。おしゃれで知的な会話と間と映像美が楽しめる映画。

いきなり死神がもうすぐ寿命だよっ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

こんな未知との遭遇は嫌だ、な映画。最悪な奇跡が起こるって何?くらいの前情報で見たんだけど、これが良かった。何も知らないままこの映画を見てびっくりしてほしい。

UFO(今はUAP(Unidentifi
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レリック ー遺物ー(2020年製作の映画)

2.5

考察系?ホラー。ストーリーが静かに進んでく。画面が終始暗い。最後のシーンは、小説で用いられる比喩を映像化したようなシーンだった。小川洋子の「バックストローク」っぽい。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

2.6

自分にフィットする恋人や環境、才能を主人公が模索する映画。気分転換しに映画館に見に行ったんだけど、あまりに話が現実的すぎて疲れてしまった。

もっと自分に向いている何かが見つかるかもしれないって気持ち
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.0

「不思議だろう。1人の命は大勢の命に関わっている。1人欠けるとすべてが変わる。」

これは泣ける。ジーンとしたい時に見たいクリスマス映画。周りの人を思いやるが故に、貧乏くじを引いてばかりの主人公ジョー
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

4.0

やってることかなりエグいのにスタイリッシュなのが不思議な映画。恋人と後見人詐欺を行うマーラが主人公。裕福なお婆さんをカモにしてから変なことが続いていく話。サクサク進むし、オチも面白かった。

ロザムン
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あたしだけをみて(2016年製作の映画)

3.6

モルカーが流行ってた頃に、作者の過去作ということで気になって鑑賞。7分間で得られる満足度高め。サイコっぽくみえるけど風刺作。

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.4

名作ミステリーのリメイク。展開はわりと読めるから、驚きは少なめ。この人こう言ってるから、終盤ではこうなりそうとか、この2人のどちらかは序盤で殺されるな〜とか予想しながら見るのが楽しかった。

Summer of 85(2020年製作の映画)

4.0

85年、フランス、夏。映像と彼らの恋愛模様がキラキラしていて眩しかった。ファッションがどれもおしゃれでツボ。

「どちらかが先に死んだら、残された方はその墓の上で踊る」。こんなに怪しい魅力がある約束は
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