K2さんの映画レビュー・感想・評価

K2

K2

備忘録/映画にはピザ。
基本全部星5つけたいんですがそれだと意味ないので差異化するために減点する所を探すのは心が痛みます。

リアリティのダンス(2013年製作の映画)

4.0

今の時代ホドロフスキーみたいなぶっ飛び変態おじさんしかおしっこの神聖さを正面から説いてくる逸材はいない。

ホドロフスキーの自伝1作目。ストーリー中の情景を観ると彼のその他の作品へのインスピレーション
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フラメンコ・フラメンコ(2010年製作の映画)

4.2

密かに興味と憧れがあったフラメンコ。昔この予告を目にしてから何か観るならこれからだな〜と思い探し続けてやっと発見。

人(特に女性の踊り手)に対して「雄大」という感想を持ったのが初めてで新鮮だったけど
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

5.0

個人的に最高な傑作の1つ。

愛がありつつも夫婦間のちょっとした歪みから妻メイベルの取り憑かれたような狂気に釘付けになる2時間半。(若干の中だるみはある)

ピーターフォークがカサヴェテスに共鳴して『
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山猫は眠らない(1992年製作の映画)

3.8

"One shot, one kill"

狙撃の伝説的名手ホワイトフェザーをモデルにしたジャングルでのサバイバルアクション。
ヒルとマラリアの宝庫の池で寝たり馬の糞で臭いを消したりとメタルギアソリッ
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

3.7

"Beat it !"

ニューヨークの非行青年版「ロミオとジュリエット」。

カラフルな色と特に指のスナップが印象的なミュージカルの傑作でマイケルジャクソンの「Beat it」のPVのモチーフとなっ
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

3.9

人を殺さないことで罪に問われるという戦争の非常識感。カメラまで60cmの至近距離爆破の技術力に震える。

初めて戦場に出たシーンの戦闘のカオスさが割と凄かった分一夜明けてからのテンポが悪い意味で良すぎ
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チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

4.5

"I can give you anything but love, baby"

外の荒波に揉まれつつも自分の店を守り抜き愛し続けるコズモはカサヴェテスと映画の関係そのもの。シーンの大胆なカットなど
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エルム街の悪夢3/惨劇の館(1987年製作の映画)

3.3

フレディの出生の秘密が明かされる第3作。

まわりと夢を共有する能力者に始まり、夢の中では能力限界がない"ホラー版ピーターパン"な世界感。

椅子に吸い込まれて夢に落ちるシーンや三輪車が溶けるシーンな
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新・13日の金曜日(1985年製作の映画)

3.0

それまで普通に走ってくるジェイソンがイメージ通り歩いて追いかけてくるようになった5作目。
マスクから覗くような形で始まるニュービギニングが意味深い。

4,5作目連続で観てもう既に記憶が混ざってる差異
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13日の金曜日・完結編(1984年製作の映画)

3.3

"Die! Die!"

殺し方にマンネリを覚え始めた製作陣が目をつけたのが窓なのか、窓から飛び出す飛び込むが多かったイメージ。スローで窓から人を投げるジェイソンのフォームの綺麗さに注目したいところ。
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

3.8

"好きな人を好きでいるために、その人から自由になりたいのさ"

うる星やつら自体を初めて観たけどらむちゃんの可愛さがとにかくやばい。他のも観たくなった。

ドタバタ喜劇のようでどこか深いような深くない
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エルム街の悪夢(2010年製作の映画)

3.1

往生際悪い変態。

オリジナルのポップな変態像と打って変わりクールな変態像のリメイク版。どれだけ怖そうに見せてもお前ロリコン変態マンなんだよなあって思ってしまう分オリジナルのコミカルに振り切れた方が好
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コンビニ・ウォーズ バイトJK VS ミニナチ軍団(2016年製作の映画)

1.6

すごい!こんな親バカ娘猛プッシュ映画は初めて観た!!

ローズデップみたさに観たけどこんなに何も生み出さない映画だとは…恥ずかしすぎて目も当てられないというタイトルの印象を忠実に守りきった映画(褒め言
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.8

鳥肌の連続の90分。

昔よく観てたり思い入れのある曲が盛りだくさん。劇場で再びその画と音楽を目の当たりにすればそりゃもう"セックスやチョコを食べた時と同じ快感"に包まれる。

作為や映画における音楽
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立ち去った女(2016年製作の映画)

5.0

"怪物的映画作家、陶酔の3時間48分"

今隆盛のフィリピン映画の筆頭、ラウディアス。8時間とか9時間ある作品などスローシネマの鬼な彼の約4時間の観やすい映画()なら観るしかない。というか次いつ観られ
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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.9

骨の芯まで筋肉がぎっしり詰まった脳筋炸裂マッスルムービー第8弾。

チョロQみたいに直線でゼロヨン競ってた時代から車で『ワールドウォーZ』のオマージュシーンを作り上げるまでに進化。
高級車と数多くの車
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.6

"我々の未来が暴かれようとしている"

音楽のセンスと光の使い方最高すぎ…服が振動するくらいの爆音だったのも良かった。

尺の長さ的に絶対途中でお尻痛すぎてポケモンセンター運ばれると思っていたがあっと
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シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

3.3

MV的アイデア一発勝負で映画作ったような作品。登場人物はクズのみ。

オスカーに操られて元彼を突き放したりするのはアンハサウェイが怪獣を操るのと似た作りだなあとか多少の凝りを感じたけどとにかく普通の会
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フェイシズ(1968年製作の映画)

3.8

前作製作中にプロデューサーと衝突しハリウッドを干されたジョンカサヴェテスが、自宅を抵当に入れ映画出演したギャラも全て注ぎ自力で製作、インディペンデント映画を確立させた作品。かっこよすぎる。
スタッフや
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.4

"Welcome to loser's club asshole!!"

ピエロの口のデザインを見て自分のホラーに対するイメージは邦画のホラーなんだなと理解。頭もデカすぎ…笑

"It"はハリーポッタ
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グレイン(2017年製作の映画)

3.6

"息吹か穀物か"

タルコフスキーを感じさせる雰囲気(レビューで沢山言及されていた『ストーカー』をまだ観ていないとか死んでも言えない)。メッセージ性は監督が話していた内容通り分かりやすく掴みやすいが説
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レインボウ(2017年製作の映画)

2.8

"ドゥタタドゥタタ!!ディディディタタタッ!!"

ドラムマン笑っちゃうからエンドロールでもう一回出してくんな 笑

盲目な愛の方に焦点が当てられてたけどパルチザン闘争の身内と戦う感じは凄い禍根が残り
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アメリカの影(1959年製作の映画)

4.3

ネオレアリスモの影響を色濃く受けたジョンカサヴェテスが演劇のワークショップの延長として撮った役者全員が本人役として出る即興劇のセミドキュメンタリードラマ(且つ処女作)

時期としては少し早いんだろうけ
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シリアにて(2017年製作の映画)

3.7

シリア内戦下で自宅をシェルターにして隣人と立てこもる家族の疲弊の一途を辿るリアルな一日。

生死もわからず連絡の途絶える旦那と子供の危険を理解しつつ動けずにいる妻、自分じゃなくて他人に降りかかる災難で
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.2

"皮肉に満ちた現代に一滴の"清涼剤"としてこの映画を作りました"

愛に溢れたストーリーをR18に据えてくるあたり大好き。

余韻が抜けて文章化出来るようになったらこっそり書き直します。

2017年
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ナッシングウッドの王子(2017年製作の映画)

4.3

"ハリウッド、ボリウッド…
俺たちには何もない、ナッシングウッド"

映画の下地がほとんど整っていないアフガニスタンで30年に渡り110本以上の映画を取ってきた監督サリムに密着したドキュメンタリー。
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スヴェタ(2017年製作の映画)

3.9

聾唖で親がなく1人で手段を選ばず生きてきたスヴェタ。他人に対する同情がなく、どちゃくそ利己に振り切れた彼女は将来「仰天ニュース」に取り上げられるのも待ったなしな悪女。「92年も生たら十分でしょ殺そう?>>続きを読む

現金に手を出すな(1954年製作の映画)

4.0

アルベールシモナン原作のフレンチフィルムノアール。

小説に比べ話が簡略化され、その分老いを感じるギャングの寂寥とした感じに重点が寄っている。仁義を重んじるジャンギャバンの渋さと仕草に痺れる憧れる古典
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.3

"Anger gets great anger"

マーティンマクドナーによる現代版西部劇。

やっぱりケイレブがボコられるシーンの長回しが最高だった。フランシスマクドーマンドも渋くて容赦なく女の股を
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ナポリ、輝きの陰で(2017年製作の映画)

2.6

個人的に合わなくて渋かった。

カメラマンが嫌がらせで単焦点レンズしか持ってこなかったかの様な度が過ぎた周りのぼかしっぷり。そんでもって人の接写の連続で観ていて目線が散らせない。しかもその人すらピント
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

3.6

アダムドライバーとチャニングテイタムの抜けた掛け合と冒頭の「銃を見せろ」みたいな父娘の掛け合い、工具に詳しい娘がすごい好き。ボケてるアダムドライバーがあんなに可愛いのは結構な収穫。

気楽に観ていられ
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ガーディアンズ(2017年製作の映画)

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今年の東京国際に出過ぎ案件なグザヴィエ監督。

途中寝ましたすみません。またみることがあれば書き直します。

隣人たち(2017年製作の映画)

3.6

近くで少女が襲われた時に身近によく分からないやつが居たら「もしや…」となっても仕方がなく人種問題がその不安を増長させる。

随所にコメディ要素をはさんでくるけれど人種問題の緊張感も感じる作品。

マカラ(2017年製作の映画)

4.2

コンゴの雄大な自然の絵力とタフに生きる青年のシンプルな強さに釘付け。
「これドキュメンタリーなのか」と思うような終盤のキリスト系集会の少し異様とも言える光景は引き込まれた。

カンヌ批評家週間作品賞受
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ぼくの小さな恋人たち(1974年製作の映画)

4.9

子供の世界と大人の世界の混ざり。

カフェの大人達との出会いを通して大人への過渡期にさしかかったかと思えば、子供友達に混ざった彼はまだ性に色付くませただけの子供であったりもする。

このエルメスが似合
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人生なき人生(2017年製作の映画)

3.9

"人は2度生まれる 2度目の誕生日は人生が一度きりだと気付いた日だ"

ウィーンに音楽家として留学を控えた主人公は癌宣告されつつも行き当たりばったりで突っ走りがちな父に振り回され…

中東映画は硬派な
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