K2さんの映画レビュー・感想・評価

K2

K2

備忘録/映画にはピザ。

海月姫(2014年製作の映画)

3.2

「しゅうしゅうは童貞です」

菅田将暉が美脚。

自由の幻想(1974年製作の映画)

3.9

「自由くたばれ!」

ルイスブニュエルの〈真実を求める三部作〉の3番目。習慣や常識を無視した自由という暴力を皮肉的に描き出す。政治か何かで勉強した"皆が自由でいる為に皆の自由を制限する"という原理を思
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光をくれた人(2016年製作の映画)

3.8

「一度赦すだけでいいから」

人生の何処を反省すれば良いのか考えさせられるやり場の無い鬱感情をじわじわ浸透させてくるのが得意な個人的推しデレクシアンフランス作品。

確かこの作品を通して付き合い始めた
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悪女/AKUJO(2017年製作の映画)

3.6

<カンヌ騒然 全世界興奮!!>

鏡張りの壁があるダンススタジオの様な部屋でもグルッグル動く挑戦的でどう撮ってるかわからないカメラワークがかなりの見物。

何度暗殺者として育てられてもメンタルゆるゆる
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サムライ(1967年製作の映画)

4.1

"サムライの孤独ほど深いものはない"

レフンの『ドライヴ』やジャームッシュの『ゴースト・ドッグ』など後世に多大な影響を与えた言わずと知れたフレンチフィルムノワールの名作。

鳥籠や鍵の銀と雨の日の青
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(1985年製作の映画)

4.3

「狂ったこの世で気が狂うなら気は確かだ!」

シェイクスピアの『リア王』をモチーフにした黒澤明最後の時代劇。当人が「人類への遺言」と言っているだけあって特に後半の狂言師や家来の台詞は人間観を多分に含ん
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.1

「ドン底で終わるより一夜の王になりたい」

怖い!イタい!
コメディスターになるという願望に取り憑かれた男とその男に取り憑かれてしまった人気コメディアン。淡々としたシーンに抜けた調子で淡々と映る男の奇
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.9

"最も崇高な芸術とは人を幸せにすることだ"

成長するための登龍門としてとりあえず主人公が一回クビになることがお馴染みになりそうな『LA LA LAND』スタッフ陣による、実在した"サーカスの祖"フィ
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ペンタトニックス:オン・マイ・ウェイ・ホーム(2015年製作の映画)

3.3

PTXのサマソニでの初来日と日本初単独公演On My Way Home Tourを身長187cmにしてともに最前列で見て後ろの背の低い女の子に死ぬほど煙たがられた逸話を持つほどの気持ち悪い隠れファンだ>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.7

"LAURENCE ANYWAYS"

今の自分と同い年でこの作品作ったと思うとため息しかでない。バチバチなBGMキメてきて、「今日がXデーか」からルイ16世の引用の流れは完璧すぎて鼻水吹き出た。
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ピッチ・パーフェクト2(2015年製作の映画)

3.4

"アカペるぞ!"

2時間あってストーリーを全く頭に残らせない神業。

偏見ダダ漏れのジョークに一々お下劣っぽく見せてくるネタすき。

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

4.1

『ファントムスレッド』に向けてPTA作品消化。

魅力的過ぎる設定が本当にツボ。バリーのところに姉やリナや従業員が代わる代わる話に来て電話も鳴ってフォークリフトが壁に突っ込むシーンがテンポ感とかほんと
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フー・ファイターズ/バック・アンド・フォース(2011年製作の映画)

4.0

"これが唯一地下で作られグラミーを取ったアルバムだ"

Nirvanaの最後のドラマーとして歴史上最も偉大なドラマーの4位に入る男がフロントマンとして追い求めた理想的なバンドFoo Fighters。
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4分間のピアニスト(2006年製作の映画)

3.2

"正式なお辞儀ができる?"

刑務所にピアノ教師として来た女性が才能のある受刑者に出会うお話。

如何にもフィルムっぽい色彩が綺麗で話もそれと同様になんか綺麗な雰囲気で押し切った感が強い。

シュルト
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.4

"未来は明るいはずだった"

Netflixでまさかのゲリラ公開。クローバーフィールドは毎回監督もシチュエーションもバラバラで、ざっくり異次元とかモンスターを匂わせる作風だけ統一されているオムニバスC
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.4

「私と付き合うには7人の元カレを倒さなきゃいけないの」

『エターナルサンシャイン』のクレメンタインみたいな自由な彼女と付き合うためにその邪悪な元カレ7人を倒す羽目になる童貞ベーシストが1UPするお話
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カルテル・ランド(2015年製作の映画)

4.0

"これがミチョアカンの現実"

完全に『ボーダーライン』で描かれていた描写。街に首を吊られた死体がぶら下がり生首が転がっている日常。お向かいさんが首を切り落とされたと生首が並ぶ写メを見せる人、我が子を
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縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.9

"子供時代とは分別という暗い世界を知る前に音と匂いと自分の目で物事を確かめる時代である"

ナチス軍人の一家の側からの視点は珍しい。パヴェルを殺った軍人にも軍人のお父さんにも思わぬ方向からブーメランが
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マラヴィータ(2013年製作の映画)

3.8

証人保護プログラムによってノルマンディーに隠れ住む元マフィアとその家族。

どこかとぼけて可愛さ満点のデニーロとすぐ人を殺しにかかるその"ファミリー"のゆるい展開はお酒を飲みながら気を張らずに観るには
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

4.3

雪崩の危機にさらされて家族3人を置いて自分だけ一目散に逃げた夫。

この設定だけでもう大好き。会話のテンポ感、シリアスな話の中での誕生日のお祝いや突然アホな男たちの馬鹿騒ぎに巻き込まれるシュールさ、男
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ファイアbyルブタン(2012年製作の映画)

3.4

"エロティシズムの手ほどき"

「脚は雄弁な語り手だ」と語る生粋の脚フェチ ルブタンによる大人女性の曲線美。

下半身を中心とした美に素敵だなあと思う反面時たまただただエロいと思う葛藤に自らのエロティ
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ダークタワー(2017年製作の映画)

3.3

"我は心で殺す"

『ダークタワー』というタイトルに反して塔の存在を完全に置き去りにしていくエンディングに原作のスケールの大きさを透かし見る大作。

原作者絡みで『IT』のペニーワイズの存在を匂わせた
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

「クラブには警官がいる
ここより危険だ」

今日公開の『スヒービルボード』とは似て非なる白人警官のサイコ描写や暴動下の一触即発の異常な緊迫感が突きつけ続けられる2時間半。

『リトルランボー』でやんち
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

4.2

「何もしないリスクをどうお考えですか?」

テロ云々と緊張感ももちろんそうだけど、テロリストの組織構造すら把握できていない中での掘り下げるべき情報選択とか部署に来てからのハイプレッシャーと仕事の喜びや
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羅生門(1950年製作の映画)

3.9

"女は何もかも忘れてキチガイになれる男のものなんだ"

各登場人物の証言から浮かび上がる事件の全体像。割れんばかりの声と狂気。張り詰める決闘の中で滲み出る汗の雫が自然光の中で強い存在感。

音楽がすご
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

4.0

"知ってしまった味"

肉を食べたことをきっかけにしたベジタリアンのジュスティーヌの「目覚め」。

前情報を全く入れずに観たら予期せぬ衝撃シーンの連続で面食らった。解放された少女が外の人々の価値観とか
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撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的(2003年製作の映画)

2.0

「バーベキューはいいねえ」

エスカレーターから人を投げる、柵を超えるとか本当にどうでもいいシーンでスローモーション多用、かっこいい風な音楽多用、、、B級の真髄ですね。
もう裏切りとかどうでも良すぎて
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ダレン・シャン(2009年製作の映画)

1.8

なんかもろもろ圧倒的にダサい!「子供向けB級映画って案外みたことなかったかも」という驚きをなんとか絞り出すのみ。

あわよくばと思いつつコケて続編作れなかったのが見え見えなストーリー進行が痛々しい。
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.1

「おれはいつでもハッピーだよ」

メンフィスのホテルに流れ着く人々。
それぞれ交わりそうで交わらない関わりの中心に楔のように位置するスクリーミンジェイホーキンスの真っ赤なスーツが超かっこいい。

いち
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ドリス・ヴァン・ノッテン ファブリックと花を愛する男(2016年製作の映画)

4.2

「時代を超えたタイムレスな服を目指している。この撮影を通じて成否を判断してほしい。」

ファッション業界の"独立系の雄"ことドリスヴァンノッテンに密着したドキュメンタリー。次々迫り来るコレクションに挑
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(1954年製作の映画)

4.3

取り返しのつかない喪失と胸をえぐられるような悲しみはまさに人生。

『チョコレート・ドーナツ』の終盤ははここからきてるのかなあとふと思ったり。

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

4.1

「僕は救わなくていい。息子の“父親の思い出”を救ってもらいたい。それだけでいい」

選択肢も少ないのでふと結末がわかる可能性はあるけど伏線の張り方とかきっちりした秀作サスペンス。あんまり情報入れずに観
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.7

ラストは狭い部屋から窓の外を見るように1:1のアスペクト比の先が大きく広がっていくような感覚があった。

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