harunomaさんの映画レビュー・感想・評価

harunoma

harunoma

The Moon and Back(原題)(2022年製作の映画)

5.0

「まずその小さなカメラで自分の一日を撮影してみてください」と2002年にJLGは言っていた。四半世紀が過ぎ、もはや2000年前半も一つの時代なのだ。2000年から1975年を振り返れるほどに。
ジョナ
>>続きを読む

神は銃弾(2023年製作の映画)

1.2

序盤、アフリカンジェイミー・フォックスがいるあたりまで
サーチャーズ風姪っ子と叔父さん、ロードムーヴィー西部劇かと期待したが
パンクな格好もドラゴン・タトゥーっぽいし、カルト集団はドライブアングリー3
>>続きを読む

誘導尋問(1995年製作の映画)

4.0

狂信妄想的正義中毒の検察と同じく自称ソーシャルワーカー、魔女狩りメディアなど、どんなものでも良いことをし過ぎたいやばい奴らが多いとこうなる。アメリカの分断はこの80年代から始まっている。
実話というの
>>続きを読む

ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

2.1

もはや名作かどうかすら分からぬ。
1時間45分までどう考えても怪しい第一通報者の電話音声を二人の刑事が初めて聞くと言うのが初動捜査ミスでしかないだろう。アホか。
ティム・ロビンスと奥さんの幸薄い顔夫婦
>>続きを読む

プレッジ(2001年製作の映画)

2.3

ショーン・ペン自身が演じたい演技をミッキー・ロークにさせている。それって監督としては最悪ではないか。
特別出演のミッキー・ロークがショーン・ペンにしか見えないという無駄さ。勘弁しろよペン。

マタイに
>>続きを読む

ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

2.5

現代デンマーク映画作家週間
事が起こるまではキャノンのCMになっています。
地上に一つの法治国家をください。
資本主義を超えるには諜報活動陰謀論と身代金という観念を撲滅しなければなりません。テロリスト
>>続きを読む

シャイン(1996年製作の映画)

2.5

現代オーストラリア映画談義。
コノテイド=トーキョー
この程度オーストラリア

ノア・テイラー  バニラ・スカイ アドルフの画集
ジェフリー・ラッシュ  ミュンヘン 鑑定士と顔のない依頼人
アーミン・
>>続きを読む

ザ・コンサルタント2(2025年製作の映画)

4.0

何も言うことはない。イコライザー、デンゼル・ワシントンとは闘わないことは分かった。
とにかくギャヴィン・オコナーよ、これからも中堅として頑張っていただきたい。
A24やネタフリの若手など殴りつつ。アメ
>>続きを読む

ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.0

現代デンマーク映画講義。
ラース・トリアーより面白い。
ハッキングは「無許可で桟橋を作るのと同じレベルだ」

ベイビーティース(2019年製作の映画)

2.8

現代オーストラリア映画講義
アーノルドー・デップレシャンより面白い。iPhone新登場
まず我らがベン・メンデルソーンはオーストラリア俳優だった。笠智衆へ。
そして『キャドー湖の失踪』エリザ・スキャン
>>続きを読む

ラン・ハイド・ファイト(2020年製作の映画)

3.9

思ったよりいい。
エレファントから続く8年に一度くらい作られる乱射テロ系の中では、至極まっとうなエンタメアクション映画となっている。
無差別殺人テロの現場を臨場感たっぷりにリアルに描くことだけを目指す
>>続きを読む

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

1.9

惑ソラ、昔DVDで見た。
Blu-rayダウンロードして飛び飛び。
タルコの選ぶ顔はどれも最悪かも知れない。
ヨーロッパへ向かうソビエト知識人ってなんだろう。

ドッグヴィル(2003年製作の映画)

1.1

5カットくらい見たかも。
馬鹿がバカであると言うほど世界は馬鹿ではない。
ショットはない、ではなぜ夜と昼と夕景があるのか。
ハナコのコントの方がまだクオリティーが高い。
デンマークは滅びるべきだろう。

恐怖の岬/ケープ・フィアー(1962年製作の映画)

1.7

グレゴリー・ペック家が困ってもそんなに感情は動かされません。
役柄を交換したら良かったでしょう。グレゴリーが変態真面目野郎で、ミッチャムが弁護士。
めまい風の音楽だと思ったら、バーナード・ハーマン本人
>>続きを読む

天使の顔(1953年製作の映画)

3.1

私たちが嫌いな画質について知っている2.3の悪名高き会社 ジュネス企画、ブレーントラスト、文輝堂。
われわれの信頼するまだまともな集団
OK.ru、ruTracker.org、123movies

>>続きを読む

追跡(1947年製作の映画)

3.9

初ウォルシュ。
光の速さという、オペラ的。
早すぎる遅すぎる、熱源の意志、それも仕事としての。
3歳で初めての出会いですでに運命的な瞳の演出がある少女。
同年のまさに『過去を逃れて』
家族の血塗られた
>>続きを読む

(1974年製作の映画)

3.0

ダウンロードしたBlu-rayを飛び飛びで。
そんなに悪くないが、やはりそんなに良くない。
ゴダールではまったくない、であるのでアメリカ映画ではまったくない。
ユーモアは皆無、どこまでも生真面目なコン
>>続きを読む

ハロウィン(1978年製作の映画)

3.5

ハロウィン
名作かよ、天才かよ音楽
視点ショットから始まる導入からして素晴らしい、サイコとタイマンが張れる
脚本愛人家 Debra Hill を忘れない
本当に責任は彼を脱出させた病院にあります。
>>続きを読む

帰らざる河(1954年製作の映画)

4.7

歌いまくる、河くだりまくるロードムーヴィー
アカデミーベストマッサージ賞受賞
マッサージ映画史上最高の映画
1954年にイ・ビョンホン、カメオ出演
アメリカの夜は繋がりません、しかしロケ撮影の勝利
>>続きを読む

ヴァンパイア/最期の聖戦(1998年製作の映画)

3.8

カーペンターの斜めジャンル西部劇シリーズ。
日の光で爆発炎上するならヴァンパイアの巣窟の家、そのまま重機で解体すれば解決する。
やはり最後は屋根を破壊して日の光を入れていたし。
超絶強すぎるヴァンパイ
>>続きを読む

舞台恐怖症(1950年製作の映画)

2.1

ジェーン・ワイマンがヒッチコックに出ている。素晴らしいと思う。
しかし本当に意味が分からないお話は。
非中枢的知覚のない単に意味不明なことをする時のヒッチコック1899はふざけてすらいない。ヒッチコッ
>>続きを読む

サイコ(1998年製作の映画)

2.5

サイコ 1998
中村秀之教授 この映画とオリジナルヒッチコックの違いは何でしょう。
生徒A カラーである。
中村 そうですね、決定的なのは俳優が違うことです、ノーマン・ベイツが違えば、もうそれは別な
>>続きを読む

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

2.5

アルフレッド・ジョゼフ・ヒッチコック グレース・ケリーを絞めあげる
舞台です。男たちの顔が苦手です。本当に1954年の作でしょうか。

ロープ(1948年製作の映画)

4.5

ちょっと完全犯罪倶楽部
ジョン・ドールです。スチュアートもファーリー・グレンジャーも素晴らしい。日が落ち、ラストの夜の街の喧騒も良い。

ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

1.1

オリジナルのミッチャムも出ているとのことらしいが
過去を逃れて、狩人の夜の後に冒頭数分だけ見るが
五月蝿く、やってられない。なにこのサントラ、脚本、演出、俳優、カメラ。
見せびらかしでしかない。クソ俗
>>続きを読む

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.8

狩人の夜
オリヴェイラ、アニキ・ボボの正統な続編(ほぼ同じ幼女が出演している)にして、同年1955年『奇跡』と張れるやばすぎる傑作映画。
ミッチャムは帰らざる河の次の年だが、この映画は奇跡的に異様だ、
>>続きを読む

過去を逃れて(1947年製作の映画)

4.2

過去を逃れて
生き返る、生まれ変わる気持ちだ。
人がまだ生きていることすら感動的である。
人間は立派である by 小津安二郎
トム・クルーズの生存などどうでもよろしい。
RKOも古典 1947
なぜ古
>>続きを読む

RONIN(1998年製作の映画)

3.0

裏切りのサーカス過ぎて、誰も仕事に集中できません。
フランケンハイマーと仕事をするとこういう目に遭います。
仕事仲間からも雇い主からも殺されます、ケースの中身も分かりません、ブラック過ぎます、これで賃
>>続きを読む

スコア(2001年製作の映画)

2.5

世界一地味な金庫破り映画。
準備まで懇切丁寧に説明シーンをご用意。リアルです。
エドワート・ノートンが、”脚本は好きではないがロバート・デ・ニーロとマーロン・ブランドと共演出来るから出演した”と言った
>>続きを読む

アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.5

家族ではあるが、青春映画となる。
一族の兄弟たちよ。
あのザック・エフロンではなく、このザック・エフロン。
そして最強の助演、あのホルト・マッキャラニーの代表作となる。
冒頭1時間くらいまではちゃんと
>>続きを読む

K‐9 L.A.大捜査線(2023年製作の映画)

2.1

アーロン・エッカート主演って、どんな需要が。
警察犬はいいとして、脚本は意味不明。
普通の警察犬映画が見たかった。

ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

2.1

ライフ・オブ・ケビン・スペイシー
もはやラッセ・ハルストレム監督『シッピング・ニュース』も放送されないだろう、ケビン・スペイシーは放送禁止物体へ

隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

3.0

左翼の完全な成功とはこんなものか。あり得ないジェフ・ブリッジスのラスト。
ティム・ロビンスは195cmと破格、顔は小柄にしか見えない。ショーシャンクとは何だったのか。

アウト・オブ・デス(2021年製作の映画)

2.0

Uncle Jack ブルースが活躍するまで冒頭から33分。
汚職悪徳警官は、映画ではだいたい悲惨な死を遂げますね。
それでもやはりスターが映ると画面が息づきます。
B級であることの悲しさはそこはかと
>>続きを読む