snowさんの映画レビュー・感想・評価

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永遠の語らい(2003年製作の映画)

5.0

最高だった。心震えた。
途中はややダレた(映画館で真っ暗な中見てたら確実に寝てた)
けど、4人が別言語で会話してるところからラストにかけて、めちゃ面白かった。

なんか親子の旅行を淡々と見ていくパート
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

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はぁ〜

キアロスタミの映画にときどき出てくる、
車(orひと)が広い大地を登って行く、大ルーズのカットってなんなんだろう。

しかも、画面の半分より上に走る車を捉えるアングルが多い気がする。
気にな
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

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泣けた…
なんで泣けた?わからない。
キアロスタミ…やっぱすごいな…
言葉がないわ…
こんなに、観てる人の心を掴んで離さない映画、あるかね……

色々理不尽で、もどかしくて、エゴ人間(大人)ばっかりで
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CURE キュア(1997年製作の映画)

4.0

感情内訳
こわい:90
グロい:5
なにこれ:5

怖い映画だと知らずに、夜中の12時過ぎから見始めた。アホすぎる。
見終わって2時。アホすぎる。

なんか色々書きたいのに「怖かった」しか出てこな
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ベロニカ・フォスのあこがれ(1982年製作の映画)

4.3

美しい映画。綺麗な映画。
おしゃれで可愛い映画。

白黒のコントラスト、陰影がめちゃくちゃいい……
謎の斜めアングルとか顔を下から撮るアングルとかヘンテコな画角とクッキリな陰影が不気味さを醸し出す。
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桜桃の味(1997年製作の映画)

4.8

どんなに考えても、わからないけど。

安易に「自殺しちゃだめだ!この世はこんなにも美しいぞー」って言ってるんじゃないんだ。

わたしはバディの気持ちをわからないけれど、桜桃の味というものの存在をわかっ
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.3

絶妙に、狂ってる………。

まず、毎エピソード、かなりゆーっくりなフェードで暗転する。映像が徐々に暗くなっていくのを見ている時間が…なんとも言えない。シンプルに余韻とかじゃない。

暗転のフェード始ま
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クローズ・アップ(1990年製作の映画)

5.0

完全にキアロスタミの手のひらの上にいます。ありがとうございます。

キアロスタミの手のひらの上にいる以上、
これに5.0以外をつけることはできないので5.0とします…。

「これはこういう意図じゃない
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.3

音楽力!
音楽のリード力すごい。

あとストーリー展開のスピードもとんでもなく早い。「ビュン!」である。
なんならパツッに思える繋ぎすらあったけれど…
でも、せかせかしてなくて穏やかなのはなんでかな。
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ライク・サムワン・イン・ラブ(2012年製作の映画)

4.5

これはこれは…これはいいですね…。

「私、今、何観てん?」って多分上映中7回くらい思ったと思う。

しかも意味がわからないのだが、
途中、謎に笑いが込み上げるシーンが所々あった。マジで笑い止まらない
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ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争(2023年製作の映画)

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レビューを書いて、スコアをつけて、自分の受け止めを表に出すこと自体が恥ずかしく思える。

(…)

福田村事件(2023年製作の映画)

4.1

はぁ…
自分の立場を守るため(弱者にならないため)ならば人殺しも出来てしまう。

そここそ、人間の弱さかな。

アイヒマンのことも思い出した。

かつぎっぽい感じで撮られているので、
ドキュメント感が
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.2

いや〜良かった…
人間同士の、心の奥底での繋がりというか。
立場や人種を超えるものを見た感じ。
この息苦しく絶望的にも思える社会での「救い」とか「希望」みたいなもの。

あとOPの編集が面白かった。
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SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.7

うーうー。なんとも…。
スリリング?な“面白さ”はある。
し、色々考えさせられはしたなぁ。

差別が繰り返される理由。
幼い頃から、差別意識を刷り込まれてしまう、その過程を見ているような。

しかし、
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.1

いやー力強い作品ですね。

目の超アップカットがthe絶望だった。
その辺りからは見てるこっちまで苦しくて吐き気がするレベルだった。
ちゃんと「おえっ…」ってなった。

“絶対に理解してくれない”
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人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.0

いやぁ…

とにかく丁寧に丁寧に(コツコツ?)日常が描かれている。

ある老夫婦の日常と言ってしまえばそうで、視聴者にとってはただの知らない人の話で、なんて事のないものなのだが…だからと言って、観る意
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

なはぁ〜泣けたなぁ。
とりあえず涙が出るくらい心を掴まれたということで4.0点。

主人公の男の子の演技、表情がとてもいいね。

なんというか、この手のスリラー系映画で心温まる泣けるってなかなかない気
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ミスト(2007年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

素晴らしい…素晴らしい胸糞
胸糞度なら5点満点
好みで言うと3.7点。

人間って怖え〜。
人間は怖いってことを噛み締める。
極限状態って人を狂わしてしまう。
まぁそうなんだろうなとわかってはいたけど
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

胸糞悪いの好きだって言ったら上司にお勧めされて試聴

まず、怖すぎわろた…

終始心臓がバクバクしてて、自分の心臓が破裂するかと思うレベル。ここまでずっとバクバクし続けた映画なかなかない。うん、シンプ
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ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(2004年製作の映画)

3.6

「ドラえもんの映画といえば…ワンニャンだよね!」という謎の会話の流れで視聴。

予想通り大号泣で涙が枯れてしまった。
YUME日和が良い………。

しかしドラえもんの映画もちゃんと社会課題とメッセージ
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シークレット ウインドウ(2004年製作の映画)

3.1

なるほど。
洋画のミステリー・サイコを漁りまくってると、この手法によく出会うな…。

しかし、グロくて。
めちゃんこ天気のいい日曜の昼間に見る映画ではなかったな。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

絶対怖いと思ってずっと見てなかった作品。心が荒ぶっている今こそ見る!と見たが、

まず、常にめちゃんこ怖い。
怖くて画面の半分隠しながら見るシーンばかり…

えっと、主人公が精神的な病を抱えていて、全
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

配信終了間際ということで駆け込み…。
もう一言。怖くて怯え疲れた。

特に地下室のシーンは一旦再生止めるくらいには怖かった…
まず、地下室という存在自体が怖いから…

あと、サンフランシスコ市警のこと
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

読める展開ではあった…(『アイデンティティ』を観てから多重人格が身近な手法に感じられるようになっているので)が、
読めたとしても「ウッ…」とはなるラスト

途中の
「“罪が証明されるまでひとは無実”僕
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コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

4.5

今まで見た中で1番心を動かされた映画かもしれない…色々な意味で…

見始め、ルーマニアの医療体制そのものが崩壊している事実に対しては「こんな状況なのか、酷いな」とどこか他人事のような気持ちも湧くが、
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

なるほど

マスコミって特にSNSでは「マスゴミ」と言われ忌み嫌われてる印象が強いから
市井の人々vsマスコミみたいな構図が思い浮かびやすかったんだけど、

マスコミ(ここでは新聞記者)の仕事の中身を
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