まりりんクインさんの映画レビュー・感想・評価

まりりんクイン

まりりんクイン

1%er(2022年製作の映画)

3.9

映画自体はお世話にも良い出来とは言えない…謎なストーリー、金の無さそうな画面…

そ ん な 事 ど う で も 良 く な る 最 高 の ア ク シ ョ ン

もう、石井東吾vs坂口拓が始まった瞬
>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.1

闇があるからこそ、来るはずの夜明けを想像できる。何光年も先の星々に思いを馳せるように、今隣にいる人の心に思いを馳せられるようになりたい。

大傑作。

主人公2人の実在感が凄い。
ギリウザいラインまで
>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.7

このクオリティで浅野いにお作品をアニメ化してくれた事への感謝と感動が八割。
連載開始当初はコロナもウクライナ侵攻も無かったのに、むしろ今の方が実感を持ってこの作品の空気を感じられる。
当時からうっすら
>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

おんもしろ 

3時間があっという間だった。

間違いなくノーランの最高傑作。

途中完全に話についついけなくなる瞬間が何回かあったけどそれでもずっと面白かった。
話が追えなくなっても映像と編集と音楽
>>続きを読む

貴公子(2023年製作の映画)

3.8

おもろい。
謎のサイコパスイケメンヒットマンに訳もわからず追いかけ回される120分。

全く先の読めない展開で瞬間瞬間のワクワク感が凄い。
「助けるつもりだったならなんであんな執拗に追いかけ回したん?
>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

1.0

マジでみんな自分が観たのと同じ物を観てるのか…?
頼むから誰か何処を面白がれば良いのか教えて…

映像がデカい
音がうるさい
やたらに長い
その癖内容薄い
キャラが全員魅力無い
戦闘シーンがモッサモサ
>>続きを読む

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.6

いつもより真面目だった
嫌いじゃない
中盤の歌を歌うシーンはグッと来たし、ベッソンってこんな渋い演出出来たんだってなった

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

まさか「ドシタン?ハナシキコカ?」を実写で観れるとは思わなかった。

お母さんが怪物になってしまったのもチンポの所為なんだよなあ…

これはマジの当事者以外には一切響かない。でも当事者には取り返しが付
>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.9

原作未読だけどめっちゃ面白かった。
まず画面がめっちゃリッチだし、創意工夫に溢れてる。
ベン・ハー、レヴェナント、ロード・オブ・ザ・リング、ウィリアム・テルなど、各シーンの表現が超的確な映画的オマージ
>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.9

思春期から大人へ、青春から紅へ。
声変わりする喉のように、
巻き戻せないビデオのように、
取り壊されるミナミ銀座のように、
過ぎ去った日々は二度と戻らない。
でも大切な人から貰った愛の形は、いつまでも
>>続きを読む

ブルービートル(2023年製作の映画)

3.7

DC映画、仕切り直しの第一弾がまさかの日本配信スルー。

マーベルズより断然面白かったけどなあ…

まあ有名俳優出てないし、売り込み辛いのは解るけど、配信スルーは可哀想過ぎる。

虫スーツの性格にもう
>>続きを読む

VESPER/ヴェスパー(2022年製作の映画)

2.9

ビジュアルは良いが、設定飲み込み辛い。

ポスターに出てるでっかいタコみたいなやつはただの背景だし5秒くらいしかうつらない。

めっちゃ森あるけど食物には困ってるんだ…
ナウシカの腐海的な事?って思う
>>続きを読む

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

3.9

OPは勿論だけど、マリファナの作り話の件が1番好き。

倉庫での会話シーンが殆ど、強盗モノなのに強盗シーンが一切出てこない、なのにず〜っと面白いしカッコいい。

劇場で観れて良かった…

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.7

毎日が同じ事の繰り返し
しかし同じ瞬間は2度と訪れない
その事をカメラワークとカット割だけで表現する鮮やかさ。
同じ事の繰り返しなのに、常に画面が新鮮で見飽きない。
こんな感度で毎日を過ごしたい。
>>続きを読む

バグダッド・カフェ 完全版(1987年製作の映画)

4.0

大晦日に久々に観た。
年末に合いすぎる映画。
「パーフェクトデイズ」と直近で観て、暮らしを豊かにするのは心の余裕だなと改めて思った。

ファルコン・レイク(2022年製作の映画)

4.0

「どこにも馴染めない。ずっと独りぼっちでいるのが1番恐い」
「君は1人じゃ無い。幽霊がいる」

「イット・フォローズ」を、より青春映画寄りにした感じ。
生(性)を謳歌し、子供から大人になるという事は、
>>続きを読む

REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.1

スターウォーズ風7人の侍(テンポはDUNE)

テンポがDUNEの時点でダメ。
この内容で前後編分割は攻め過ぎ。

しかし、スナイダー監督の中で娘さんの喪失は本当に大きかったんだろうなあ…
アーミーオ
>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.3

意地の悪い映画。

映画冒頭のインタビューで、ターは権威的で女性問題の絶えなかった、指揮棒で自らの足を刺し貫いて"自滅"した音楽家「ジャン・バティスト・リュリ」を笑いのタネにする。
しかし、結局ターは
>>続きを読む

DASHCAM ダッシュカム(2021年製作の映画)

3.8

アニー・ハーディを舐めんじゃねぇ!

反コロナ、反リベラルの自称ラッパー系クソカス底辺配信者が、超能力ババアをぶちのめす!


最高。
コイツが呪いの館とかカルト教団のコミューンとかにズカスガ入り込ん
>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.8

よく出来てるし、おもろい。

最初は"搾取する側"に立とうとしていた水木が、幽霊が見えるようになる事で"搾取される側"の視点に気付くのが滅茶苦茶良かった。

水木は戦時中、「お国のために」という名目
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.7

この世界の全員ぶっ殺して最後に自分の首を跳ねたら、さぞかし清々するだろう。

戦国時代の社会そのもの、ひいては人の愚かしさそのものを鼻で笑うブラックコメディ。

打首をエンタメとして消費する百姓たち、
>>続きを読む

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)

3.7

面白い
冒頭で2人がケーキまみれになったニュースを観て、

主人公「まともな奴ならこんなニュースで騒がないよ」
→世界中大騒ぎ
このワンシーンだけで映画のテンションをわからせるの上手い。

2人がちゃ
>>続きを読む

ももいろそらを カラー版(2020年製作の映画)

3.8

とても好きな青春映画
ダラダラ会話劇とゆるーい雰囲気とちょっと感動。

小林監督には是非「それでも町は廻っている」を実写化してもらいたい。

マーベルズ(2023年製作の映画)

3.6

カマラちゃんがずっ可愛い。
後はよく覚えてない。
一作目の最強にカッコいいキャロルが好きだったので、ちょっとイメージズレたかも
ドラマ観てない人は多分ついて行けないと思う。

ジュブナイル(2000年製作の映画)

3.6

小学生の時に初めて観て、ビデオが擦り切れるくらいロードショーの録画を見まくってた記憶がある。

ガンゲリヲンすき。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.6

「まっずいサラダモリモリ食わされた後に最高級ステーキ100g出された結果、店を出る時にはバカ美味くて大満足な気がした」みたいな構成だった。

人間ドラマパートが白目剥きそうになるくらい、予想通りの事し
>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.7

シンプルイズベスト
ストロングイズパワー
ナチスイズマストダイ
ジジイイズシス
イッヌイズカワイ

予想を超えては来ないがしっかり楽しい

宇宙探索編集部(2021年製作の映画)

4.0

大好き。

シャマランの映画を愛するような
映画という嘘を信じて救われるような
ビリーバー達に向けた特濃ビリーバー映画。

合間に挟まる風景のショットがとても美しい。

「昔UFOを見た事がある」と言
>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.9

【殺し屋10ヶ条】
計画通りにやれ
誰も信じるな
感情移入はするな
予測しろ 即興はよせ
決して優位に立たせるな
対価に見合う闘いにだけ挑め
これで何を得られるか自問しろ
感情移入するな 弱さに繋がる
>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.9

こんな映画が観たいな〜

SFなんだけど、あんまり見たことないビジュアルで、田舎の風景にSFガジェットが溶け込んでるみたいな…ちょっと捻りが効いる感じの…
でも話はそこまで捻り過ぎてない方が良いな。S
>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.6

「どんな悲惨な事件も、騒ぎになるのは今だけだ。暫くしたら皆忘れるさ」
「これは違う」

ディカプリオのへの字口が頭から離れなくなる3時間半。

石油の権利を手にしたネイティブアメリカン達を襲う悲劇。親
>>続きを読む

>|