ウーロン茶さんの映画レビュー・感想・評価

ウーロン茶

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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

みんながハッピーになれる物語。ダニーボイルにしてはエッジが丸かった。
ジョンが生きているというIFの世界線が良かった。
リリージェイムスの最高の幼馴染感。笑顔が可愛い女優No.1に認定です。

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.5

フォードというよりケンマイルズの自伝映画という感じ。実話だから仕方ないけど、まさかのバッドエンド気味で割と気分が落ち込んだ(それだけ感情移入していた)。
マットデイモンのようにグラサンかけてコブラを乗
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

名優たちの顔芸合戦。香川照之の表情はお馴染みすぎてもはやコメディ。野村萬斎のキャラは相変わらず最高。最後の最後に役所広司が出てくる豪華さにまた笑う。
しかし、なんと言っても、朝倉あきの声が1番良い。

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.0

圧倒的にクイーンの方が好きだなあ。Radio Ga Ga聞きたくなった。

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.5

全編CGだと思ってたので、冒頭で人間の描写リアルだな…とビックリしてたら違った。
顔と腕だけで敵に顔面チョップかますアクションはきっと忘れられない名シーン。
最後、ここで終わるの!?

プロメア(2019年製作の映画)

3.5

勢いだけに注力すれば面白いアニメは作れる!という実験作を見たような気分。突拍子もなく平行世界とか宇宙を出す訳分からなさすら、観客に考える暇を与えない計算なんだと思ってしまう。
デウスエックスマキナの名
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キングダム(2019年製作の映画)

3.0

なんと言っても再現度100%の大沢たかお、まさか実写で王騎を見れるとは思ってなかった。。
吉沢亮も再現度90%くらいあって納得の受賞でした。そして、おじさんは長澤まさみのアクションシーンがもっと見たか
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.0

草加せんべいの踏み絵が印象深い。ラストで池袋の知ってる居酒屋出てきて声出た。
GACKTは埼玉出身だからこんな役引き受けたのかーと思ってたら、見当違いの沖縄出身だった。じゃあ伊勢谷はと思ったら裏
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

ピクサーは動画によるマインドコントロールの技術を確立してると思う。出てくる新キャラ旧キャラみんな好きになっちゃってどうしようかと思った。チョコプラのダッキーバニー最高かよ。

ただ、結末だけは、人間の
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

レイシズムもロードムービーもテーマとしては在り来り、どちらかと言うと淡々と進むストーリーに、こんなものかな、と見ていたら、ラストシーンでトニー家に手土産持って現れるドクを見た瞬間に泣いた。
奇想天外な
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.5

ほのぼのしてる前半から一瞬ホラーになり、あとはジェットコースター。緊迫した状況になってもクスッと笑えるシーンがあるのは上手い。
貧富の差ってテーマはこれでもかと伝わってきたけど、鑑賞後の余韻に浸れるほ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

互いのことを知りすぎてる濃密な人間関係では、時には憎しみあうことも対立することもある。でも、根っこには深い愛情があることが美しい。そんな当たり前のことを、主演2人の演技で丁寧に説明されて胸にすっと入っ>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

「最悪」とか「最も残虐な悪」ってコピーをつけた割に、茶目っ気あるヴィランなのはギャップ萌え狙いでしょうか。
トムハに「お前が理由で心変わりした」って言うヴェノムの意図に深さが感じられたら、もう一段面白
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

2.0

シーンの全てが唐突で記号的な表現に感じ、全く物語に入れなかった。特に、初めての家庭のシーンで「パパは人殺しなの?」って聞くだけの役割で画面から消える子供の図は酷かった。
噛まずに台詞を言うことだけに集
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バンブルビー(2018年製作の映画)

2.0

ラストの悪役の倒し方がダサすぎてゲンナリ。バンブルビーってもっとスタイリッシュなアクションができるトランスフォーマーだろ…
ヘイリースタインフェルドの健康的な可愛さはサイコー。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.0

観客を操縦席に乗せるリアリティの追求は良かった。しかし画面の揺れと画角の狭い緊張感のある構図に疲れた。
主人公の淡々とした佇まいは良かった。しかし亡くした娘とアポロ計画というテーマのリンクがよく分から
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ジョーカー(2019年製作の映画)

1.5

誰かが言ってた「キモチワルイおじさんに銃を持たせたらこうなる」という映画だった。
予告では心優しい青年とか紹介されてたアーサーが冒頭からただのキチガイで全く入り込めない。意味もなく笑っちゃう病気もサイ
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.5

光と闇、秩序と混乱、善人と犯罪者、色んな二項対立で登場人物を描くなかで、怪物という主役2人の共通項が際立つ。
この作品のジョーカーほど混じりっけのない「悪」は他にいないんじゃないか。そんな最強の敵にト
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.0

アルフレッドがいなくなったと思ったら、奈落の中でも執事みたいなおじいちゃんに面倒見てもらってるブルースに笑った。
シリーズの集大成。アルフレッドとの別れ、ゴードンに正体を明かす瞬間、ロビンへの鮮やかな
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

ドッグフードを開けるだけで絵になる男ブラピ、ヒッピーの魔窟に乗り込み赤毛と対峙したときの不気味な笑みがカッコよすぎた。俺もあんな不遜な歩き方をしてみたい。
ストーリーは冗長だと思ったけど、ダラダラやる
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天気の子(2019年製作の映画)

4.2

賛否両論の意味が分かるチャレンジングな結末。「君の名は」で上がりに上がったハードルを飛び越えていった。長くタブー視されてた災害の捉え方の転換と、たぶん多くの若者がこうありたいと思う主人公の決断。この結>>続きを読む

バニラ・スカイ(2001年製作の映画)

4.0

史上最高に美しいペネロペ・クルスと史上最高に可愛いキャメロン・ディアスに挟まれ、眩しすぎるトム・クルーズが、鬱気味なストーリーに落ちていくギャップ。ミステリアスな雰囲気を倍増させていて良かった。
美男
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ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

4.0

クッッッッソ面白い。パフォーマンスだけで見てられるのに、見目麗しい美女軍団に、エイミーのパワフルコントでゲラゲラ笑える。
ラストなんて言わずに永遠に撮りつづけてほしい永遠に見るから。

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.0

試合が終わったあとにゲイのスタイリストがビリージーンにかけた言葉こそ、視聴者に向けられたメッセージだった。
男女の戦いを制したビリージーンがどこか物憂げだったのは、その先の性的マイノリティに関する長い
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未来のミライ(2018年製作の映画)

3.5

ここの点数ほど悪くなかった。どちらかと言うと良かった。今風の家族の日常が自然に描かれてて、微笑ましく、ちょっとホロっとした。
ただ、祖先と子供との繋がりという大きなテーマがあんまり腑に落ちず、ホントに
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.0

鉄コン筋クリートを作ったスタジオ4℃の作品を見たくて、原作コミックを読んだ後に鑑賞した。
街の背景の書き込みや、空や花の色の鮮やかさがエグいほど綺麗で、場面の一コマ一コマを額に飾れるレベルだと思った。
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.0

キングギドラのかっこよさには痺れまくったけど、前作と同じく怪獣の戦闘にテンポの悪さを感じてしまい、期待していたほどの興奮は無かった。自宅のDVDで見た髑髏島コングの方が圧倒的に面白かった。
あと、簡単
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さよなら渓谷(2013年製作の映画)

3.5

暗く重く不幸な話の最後に、愛を自覚する瞬間、希望が生まれる瞬間を見た気がして、とても気持ちいい余韻に浸っている。
この作品は不幸よりも幸福をテーマにしていると感じた。
銭湯上がりのシーンは、この世で一
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

キャラよし、ストーリーよし、映像は最高!
スパイダーマンシリーズの乱立っぷりを逆手にとって全員集合させちゃうぶっ飛んだ世界。
5次元の観念世界は日本アニメっぽかった。
キャラの魅力がすごい。グウェンは
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.5

激動の時代の日常を淡々と描くという点で、「この世界の片隅に」を見た後の感覚に近い。
現代史の教科書でしか知らない、まだ不安定な世界、モノクロの世界にも、今の世界と同じような人間の喜怒哀楽の日常が確かに
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

性的マイノリティやバンド内の衝突など、この手のジャンルではあるあるの場面が続くけど、最後のライブに圧倒された。この映像と音楽のためにそれまでの2時間があった。映画館で鑑賞できて大満足。
フレディが、自
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

家族との繋がりが薄れている世の中にあって、先祖まで巻き込んで家族を大事にしようってテーマが分かりやすく響く。
死後の世界の街の灯りと霊獣の色使いはアバターを見た時と同じ衝撃を感じた。
またディズニーが
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

抜群の音楽と映像で殴られ続けるので、細かいプロットの粗なんか全く気にならない。理屈より見た目と分かりやすさこそがショーなんだと、見てるこっちが自然に感じてしまう完成度が凄い。
初めてリンドが歌うNev
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.0

これが現代No.1アクション女優のシャーリーズ・セロンですという作品だった。フュリオサに負けるとも劣らないタフビューティ具合でした。
しかし細かいストーリーの中身がよく分からず、鑑賞後の満足感は非常に
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

3.5

刺し違えてでも勝利をもぎ取るチャステイン嬢の凄み。ただ、相手陣営が元右腕を重要ポジションに残すか…?ってとこでオチが読めてしまうのが辛かった。
「どうして仕事をやめなかったんだ?」と聞かれたチャステイ
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

4.0

鑑賞後は即ハンバーガー食べました。
強欲な人の役が似合うマイケル・キートン。財をなすという意味ではレイは勝者だと思うけど、品質にこだわって目の行き届く範囲でフランチャイズ化してた兄弟の方に感情移入し応
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