映画を見る猫さんの映画レビュー・感想・評価

映画を見る猫

映画を見る猫

三度の木天蓼より、映画好きな猫。評価基準は、以下の通りになります。
★4.5〜--- 殿堂入り
★4.1〜--- 御気に入り
★4.0------万人にお勧めの高評価
★3.5〜--- なんだかんだで満足
★3.0〜--- 普通あるいは消化不良
★3.0以下---残念、後悔、時として怒り

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.3

カウリスマキ、好き。
監督賛美に作品の感想全て集約させてしまうのは、もしかすると狡いやり方なのかもしれない。
でもやっぱり、繰り返したい。
カウリスマキ、好き。
美味しい日本酒を。
ぱっと口に含んだと
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立ち去った女(2016年製作の映画)

4.4

大好きだと激賞したくなるような映画ではない。
だが、見に行って良かったと心の底から思える映画であった。
耳を済ます。目を凝らす。そこに見つける。いる、ある、生きている。
人間という動物の営みが。
一つ
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去年マリエンバートで(1960年製作の映画)

4.3

毎回違うところでうっすら寝て、違うところでうっすら起きる。
昨晩も、そうでしたね。
去年も、そうだったんですよ。
いいえ、そんな覚えはありませんわ。
そんな風に劇中のやり取りを模しながら思う。
過去現
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.1

『500(日)のサマー』が好きで、贔屓にしていたウェブ監督。
前評判も良く、期待値が大きすぎたためか、本作は久々に映画館で嘆息が漏れる作品となった。
はっきり言って主人公、あまり好きになれない。
彼が
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.9

続編としては上出来。
前作の世界観をそのまま残しつつ、前作を知らなくても見ることのできるくらい独立したストーリー構成◎。
色々な観点から語ることのできる映画だと感じるが、個人的に気になったのは「女」の
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.1

ゴッホは自殺した。
幼い頃、伝記を読んでからずっと定説だと信じていたので、この映画のサスペンスの根幹を成している諸説に、少し驚かされた。
絵画とは本来、移り行く世界を、一瞬を、「静」の世界に繋ぎ止めよ
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.5

観客の意表をつく見事な脚本に
それを最大限に活かし
観客を全く飽きさせない手堅い演出。
派手ではないけど、これくらい全体に無駄なく上手くまとまった、満足度の高い映画ってなかなか映画館で御目になれなかっ
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第9地区(2009年製作の映画)

4.5

昔、レンタルショップで働いていた。
このDVDの前で一組のカップルの男の方が
「すっげぇつまんない映画!!!」
と熱弁してた。
同じ頃、実家の母親から電話がきた。
「第九地区っいう酷い映画を見た!」
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イルマーレ(2006年製作の映画)

3.4

以前見たとき、母親がいたく気に入って口を開けばイルマーレの感想ばかり言っていた記憶がある。
個人的にはそれほどハマらない。見直しても、十代の頃見たときと変わらない感想。何でだろう。
オチが最初から読め
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.7

雨で潰れた三連休。
徐に見始めた映画、そのうちの一本。
しまった、戦慄。
こんな良作を見逃してたなんて...。
アメリカに蔓延る人種差別問題を白人主義に染まる若者の視点から描いた物語。
ラストシーンで
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.0

これはとても面白い。
テンポがよく間延びしていないので、あっさり見れる娯楽映画としてはイチオシ!
映画の短い時間のなかで、登場人物が魅力的に描かれているので、素直に応援したくなる。
家宅侵入、身分査証
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街をぶっ飛ばせ(1968年製作の映画)

4.5

好きな短編映画を十本挙げるとしたら、必ずいれてしまうだろうお気に入り作品。
鼻歌、駆け足、花束、キッチン、パスタ、猫、洗剤、靴、鏡、そして自分。
中盤、彼女の行動の意味が、突然雷に打たれたようにわかる
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右側に気をつけろ(1987年製作の映画)

3.9

『気狂いピエロ』以降のゴダールは理解が追い付かない。いつからか勝手に決め込んで敬遠してた。
ふと本棚から出てきた本作、うっかり見たら思った以上に気に入ってしまい、正直戸惑っている。
何も考えなくていい
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Out 1, noli me tangere(原題)(1971年製作の映画)

3.7

リヴェット12時間40分超長編映画。
もて余すほどの不思議っ子展開は覚悟していたものの正直、途中5時間くらいまでは、ややげんなり。
しかし不思議と後半から、癖になる。リヴェットが映画のなかで提示するあ
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

久々観賞。
今さら語ることなど何もないくらい、根強い人気を誇るタランティーノの代表作。
見直してみると、すっかり内容を忘れてしまっている。最初に見たとき、あんなに興奮してたのに。
大枠は時系列を崩され
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オープン・ユア・アイズ(1997年製作の映画)

4.0

久々観賞、内容の大部分を忘れてた自分に唖然。
面白いよね、この映画。当時見たときは、大分興奮したな。
ペネロペ・クルスも若くて、お色気シーンも大胆で。
トム・クルーズ主演映画「バニラ・スカイ」のオリジ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.7

評判が良すぎる映画は大抵、すごくハマるかハマらないかのどちらか。
残念ながらこちらは後者だった。
しかし間違いなく言えるのは、冒頭から一仕事終えるまでは最高にクールということ。
ヒロインとの恋が始まる
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アメリ(2001年製作の映画)

4.8

十代の頃、夢があった。一人暮らしを始めたら 
朝から晩まで映画を見よう、と。
映画史を数多に彩る名作なんて、なにも知らなかった。輝かしき名匠の名もなんて、1つも知らなかった。 
けれども、あの頃の自分
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パターソン(2016年製作の映画)

3.9

一枚一枚、丁寧に重ねられた
ミルフィーユのような「反復」は
所々に隠された異なる
甘酸っぱい果実のような演出によって
よく練られたフィクションとなり
観客の元に届けられる。
さながらジャームッシュとい
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.7

80年代の香りがプンプンするギャング映画の金字塔。
しかし時代を感じてしまうということは古さを纏うことと同義であって、この点デ・パルマという監督のセンスの高さというのは、あくまで当時の流行の最先端にあ
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.8

すっごいドキドキした。
いわゆるアメリカ万歳映画。こういうのはあまり好きじゃないし、イラン人をまるで野蛮人のように描いている点も賛同しかねるが、この緊張感をラストまで保つ演出力ってすごいな。
実話とい
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.5

再観賞。
内田けんじ監督の『運命じゃない人』が大好きで、期待大きく映画館公開初日に見に行った記憶あり。
『アフタースクール』は正直いまひとつでガッカリしたけれど、この作品はすごく気に入ってDVDでも見
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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.0

実はあまり好きではないティム・バートン作品。
しかし下手にお涙ちょうだい話にするよりも、こういった割りきったB級コメディの方が好感がもてるような。
フリークスに対するこの監督の偏愛ぶりは、一周廻って、
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グリーン・デスティニー(2000年製作の映画)

3.3

爽快なワイヤーアクションに思わず、おぉ~!飛んだ飛んだ~!
と声を挙げながら楽しめた作品。
映画ではなく漫画のようなものだと思えば、割りきって楽しめるような気もする。
勝ち気なヒロインが鼻につくほど印
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新しき世界(2013年製作の映画)

4.1

渋い、重厚、胸熱。
それでいてラストは爽快。
ハードボイルド好きには堪らない男の映画がどうしようもなく好きな私には、クリーンヒット。
脚本そのものに新しさはないのだけど、役者陣が非常にいい味を出してい
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.3

Amazonプライム観賞。
レビューの良さとナタリーに惹かれて、思わず真面目に見てしまったが、なんか違うぞなんか違うぞという疑心が、最後のアクションシーンで確信に変わる。
こ、れ、はw
(以下エンドレ
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ライムライト(1952年製作の映画)

4.0

チャップリンの作品を年代順に全部見よう。
そんな気持ちで最近、キーストン時代の短編作品ざっと35本ほどを一気に見ていたのだけど、これは無謀だとリタイアしてしまい、ここまで飛んできてしまった。
だからこ
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.8

タイトルこそ知っていたけど、レンタルするのは少し恥ずかしくもあり、ずっと遠慮していた作品。
だが先日「Amazonプライムさん、有難うございまーす」という感じで何気に観賞した。
こういう馬鹿馬鹿しさを
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スピード(1994年製作の映画)

4.2

わたしの母は
「カーチェイスって本当に見てるとイライラする」
が口癖の人で、嫌いな映画の代表格としてよく挙がるのがこの『スピード』だった。
小さな頃からそう聞いていたものだから、無意識にずっと見ないま
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.2

期待値を遥かに上回る美食映画で驚いた。
決して食事の感想を口にしないと誓った信者の顔に溢れる幸福の描きかたに、こちらまでうっとりしてしまう。
美味しいもの食べれば、体だけでなく心も満たされる
食と精神
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愛と死の間で(1991年製作の映画)

3.8

Amazonプライムで何気なく見たら、思ったよりも面白くて、夢中になってしまったサスペンス映画。
映画は尺が短いので仕方ないのだが、美女に男があっという間に惚れて二人が恋愛関係に落ちるというのがテンプ
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カンナさん大成功です!(2006年製作の映画)

3.4

全身整形で生まれ変わる女の子のシンデレラストーリー。
気軽に見れる!元気になれる!
というレビューが沢山あったので観賞したけれど、逆にものすごく考えさせられてしまった。
整形手術はひとつの手段であるし
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赤い靴(1948年製作の映画)

4.5

再観賞。
この映画を最初に見たときは、口をあんぐり開けたまま阿呆のように画面に見入ってしまい、数日興奮が冷めやらなかった。
幻想的なバレエシーンは、これを見るか見ないかで、全ての映画好きの映画人生に差
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