Melkoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

レインボー(2015年製作の映画)

3.8

「久しぶりのご馳走だ。10年ぶりだね!」
「あんた8歳でしょ?」
「お腹にいた時から数えた」

「ホントは見えてる?映画に詳し過ぎるよ」
「だって昔は目が見えてた。」

「一緒に虹を見ようね」

姉と
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.9

「自分からは何も挑戦しないで、何か頑張ってる人を見下して安心してるツイッタラーみたい。嫌いだわ〜」

「2人で生き残ろうね」
「帰ったらケーキ食べようね」

「こんなヤベェ奴いるの、先言っとけよ…」
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クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)

3.8

「はいはい、じゃあサンタクロース、クリスマスに車借りて何してるんだ?」
「クリスマスを救おうとしてる」
「クリスマスがヤバいのか?」
「かなりヤバい。君たちも手伝ってくれると、ありがたい。今トナカイを
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.7

「こいつ逃したら俺らが殺されんだぞ」

「岡田君、また、いつでも遊びに来てよ…」

ハロウィン🎃だから、ホラーを…と思って見たけど……
やり切れない、めちゃくちゃ切ない話だったわ…

例によって、あら
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モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル(1975年製作の映画)

3.4

”We better not risk another frontal assault, that rabbit is dynamite(正面攻撃はよそう。あのウサギは危険だ)”

オープニングからエ
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マラソン マン(1976年製作の映画)

3.5

「歳をとると執着心が強くなるものでね」

”Is it safe?”

重厚なサスペンス にしようとしてるのは分かるし、CGなんてまだまだ未発達の時代、大勢のエキストラは本物だし、もしかしたら空港での
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ミリィ/少年は空を飛んだ(1985年製作の映画)

3.7

”Eric made us believe that anything is possible if you really try.(不可能はないのだと、エリックは教えてくれた)”

予想してたよりも
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.8

「わかるか、俺たちの全てはここにあるんだ。この町が好きだ。俺に万一のことがあったら、必ずここへ連れて帰ってくれ。約束してくれないか、マイク」

「悪いけどよそに行く。何故かまだ遠くにいる感じだ。しっく
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.4

「なぜ周りを気にする?誰1人君に関心はない。君が本気で勝負してないからだ。毎朝起きると、自分が消えかけてる。周りのために生きてるが、向こうは知らん顔だ。自分を見失ってる」

”We don't get
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ニモーナ(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

“You wanna know who the kid is?(この子の正体を知りたいか?)”
“Ooh, I like where this is going.(サイコーの展開じゃん)”
“You
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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

3.8

「ねえ、ママも昔こんな時は自分の心に語りかけてたわ。そして思い出したの。そもそも私はどうして母親になったのか。それが役に立ったわ」

「家が綺麗で静かだ」
「落ち着かない」
「俺もだ」

答えは一つで
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ザ・クラフト(1996年製作の映画)

3.4

「知ってる?昔だったら、仲間を裏切った魔女は、殺されたの」

「あんたを見てるとウンザリする!」

記憶から消してたのかな、ずっと見たくて📎したままだったのに、いざ見てみたら、見た覚えがある気が…なシ
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.5

”Whearas Once I was blind, now I can see.(かつて盲目だったが、今は見える)”

「部屋のセットがチャチすぎんのよ、まったく…」

「あなたが見てるものは全てお
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セイント(1997年製作の映画)

3.6

「僕を信じないのか?」
「信じろって、誰を?」
「傷ついたぞ」
「本気よ?あなたは誰?」

オープニングのなんとなく重厚な感じが、本編が始まってみると全く関係なくて、ヴァル・キルマーの楽しい仮装大会み
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スランバーランド(2022年製作の映画)

3.6

「人生が待ってる。生きるべきだ。」

「お別れだね…」

「ニモ」って、男女どちらでも対応できる名前なんだね。
「リトル・ニモ」がベースになってるなと思ったのは、
ベッドに乗ったまま街を移動するシーン
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マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

3.8

「ビルのことは好きだった。夫のことは愛してる。この違いが分かるかしら?」

「お前に誇れる夫でいたい。施しは要らない」

ずっと見たかった作品、レンタルにもなかったものが、映画館で公開!
時間の関係で
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きっと忘れない(1994年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「聞きかじりの知識は信じるな。本に書かれた死者の言葉も信じるな。俺の考えや言葉も間に受けるな。色々な意見を聞いて、自分のフィルターにかけろ。」

「自分が誇りに思うことを書けば良い」
「…あるかな?」
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ローン・レンジャー(2013年製作の映画)

3.5

”How many times do I have to tell you to kill that ranger?”(奴を殺せと何回言えば良いんだ?)

「ハイヨー!シルバー!」
「二度とやるな」
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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.9

「リストを出せって言われたわ。英国でバニーを見た人のリストを…。あの言い方は、まるで、バニーが実在するのか確かめるような…」

うっわぁーーーこっわぁー!!!!
いやぁヤバいヤバい
ラスト30分は色ん
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

「未来から来たの?」
「後ろの道から来たの」

「また今度ね」
「”今度”はないの」

「私が悲しいのは、私のせい」

見たかったけど、タイミング合わず劇場スルーしてしまった作品
素敵な話だった…
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カーリー・スー(1991年製作の映画)

3.5

「だから言ったのに。金持ち女のオモチャになってるわ!」

「あたしにママができれば、ビルはいなくなるわ」

ジャケットよりも実際もっとお目目クリクリ、アニーよりもパーマが強い髪の毛。
アニーから溌剌さ
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

3.9

「困るからってねぇ、そんなこと言ってたらいつまで経ったって君、お嫁に行けやしないよ」
「良いんです、うふっ、行けなくったって」

「お前も気をつけないとこうなるぞ。」

「んー、そりゃあお父さんだって
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シュレック(2001年製作の映画)

4.0

「なんかおかしくない?ファークアードに沼返してもらうために、ドラゴンと戦ってお姫さんを助けるなんて。御伽話の住人を追い出した、あいつの方が悪いのに。」

「こう言ってやって?そのファークアード卿に。私
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恋におちて(1984年製作の映画)

3.6

“Do you think I’m good looking?(俺、ハンサムか?)”

”Nothing wrong with me. Except that I love him.”

「彼女とは、
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チキンラン(2000年製作の映画)

3.7

「アメリカ人は言う。”人に何かさせようって時に、「死」は禁句”」
「ここ英国じゃ”真実を語れ”と」

「バイバ〜イ」

チキン・ランじゃなくて、チキン・フライだね(ネタバレ)

絶対に雌鶏を捕まえてパ
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.7

”I think you hate me, but you don’t.”

「答えてくれ。私が料理とかもっと熱心にやっても、離婚は変わらなかったろ?」

あまりにも人間的で素直で、気持ちが若く己を変
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羅生門(1950年製作の映画)

3.9

「女という奴は、何でも涙で誤魔化しちまう。自分自身まで誤魔化しちまう。だから女の話はよほど用心して聞かねぇと危ねぇ」

「人という人が信じられなくなったら、この世は地獄だ!」
「ああその通り、この世は
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ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「鼻が伸びなかった。僕を重荷と言ったけど、鼻は元のまま。本音ってこと。重荷になりたくない」

なるほど、これがデルトロ版ピノッキオか。
なるほど、良かった!!

ピノキオの魅力と短所が表裏一体な「無邪
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(2023年製作の映画)

3.6

「エーテル、クロロホルム、どっちだ?!」
「…僕に聞いてる?わからない…」

ロアルド・ダール×ウェス・アンダーソンとな!
しかもなんだか舞台演劇っぽいセットの仕掛け

ガンバーバッヂ×ベン・キングス
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.8

”You shouldn’t have left me Henry.”
“I shouldn’t have born at all.”

「なぜだ。こんな世の中…」
「イヤなのか?」
「おれは負け犬さ
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マチルダ(1996年製作の映画)

3.6

「学歴は女をモテなくするわ」

「笑ってないで答えろ!私はシャレの通じる人間だ」

もしも、キャリーが読書家だったら…
もしも、キャリーに仲良しの友達と、大好きな先生がいたら…
もしも、キャリーが自立
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マローナの素晴らしき旅/マロナの幻想的な物語り(2019年製作の映画)

3.8

「今まで何もなかった私にいろんなものができた。ヘマをして失うのが怖い」

「もっと喜べばよかった。私のために戦ってくれた。でも、幸せは苦しみの休息に過ぎないと、私は知っていた」

私の人生を巻き戻して
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さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

3.8

「その日のおねえさんは、人魚姫みたいに綺麗だった。あたしは、おねえさんが泡になって消えちゃうんじゃないかと心配で、魚を見るフリをして、何度も、おねえさんを見てたよ」

「別れてもずーっと忘れない。そう
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.8

「嫉妬に支配される凡人の君に、何が分かるの?あなたが叶うわけないでしょ?時田くんに。」

「ごめん」
「まったく…不細工なんだから」
「知ってる」  

それって、なんだかミステリー!?

その昔地上
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ゲキ×シネ「髑髏城の七人」(2012年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「粋じゃねぇよなぁ…!!」

「鎌はオラたちの…魂だに!!」

「浮き世の義理も、昔の縁も、三途の川に……捨之介だ…!!」

映画館で見て良かったー!!
舞台だとどうしても見れない役者の粒さな表情や汗
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長くつ下ピッピの冒険物語(1987年製作の映画)

3.7

「ちなみに、12たす15は27ですからね。」
「分かるのに聞いたの?」
「13たす14は?」
「だいたい…67」
「いいえ、27です」
「12たす15が27でしょ?どっちなのか決めて」

原作を読んだ
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