Part1予習しないと付いていけない、でも予習する価値はあるくらい話が進むに連れて引き込まれていく。
信じる者と疑う者での話なんだが、これはもうほぼ進撃でありエレンはポール。
そんな事を考えるとハリウ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
男性に自由を抑圧された女性の話。
オープニングクレジットからテーマを示唆する檻のフレームでお洒落に仕上げるセンス。
ベラは赤ん坊の頭の頃は自由奔放ではあったが言葉と知性を身につけるようになると段々とそ>>続きを読む
宮崎駿の遺言か、というような印象。
自身の作品の一部を意図的に取り入れている、作家が現実で得てきたものが虚構の世界で再現されているような印象もある。
そういったことからタイトル自体は若い世代、特にアニ>>続きを読む
来年アカデミー賞ノミネート確実！？
本も芝居も演出も素晴らしい。
国際長編以外にもしかしたら音楽や脚本だって入るかもしれない。
個人的には神がかった田中裕子推しですが。
主演の安藤や瑛太も心の生と死を>>続きを読む
前作の傑作カランコエからのまたまたの青春金字塔か！キラキラ青春映画では決してない、すごく邦画という印象。（エンドロールでタイアップ曲やる感じはいつもの邦画感で残念ではありますが…お金持ってる人には逆ら>>続きを読む
奇跡的な瞬間が散りばめられているのかと思う本年度最後の邦画傑作。
演者の皆さんも素晴らしいけどもやはり今作は撮影と音、セリフが極端に少ない分イメージと環境音で伝えていこうとする製作側の決意が感じられる>>続きを読む
今週の日本は熱いな。
リアルと虚構のスポーツイベントで日本各地で感動が生まれてる。
スペイン戦は見逃したけどこの映画の試合は堪能できたので取り返した気分。
いろんな意見あっても別にフラットに見れば良>>続きを読む
現在から過去を振り返りながら決してそこには戻れない、そう人生は戻せない、戻せないからこそ人生は美しいのかもしれない。
でもこの映画の主人公が気づいたときには遅すぎたのだ。
20年振りくらいに観たので>>続きを読む
ストレンジャーシングス待てないからとりあえず参加クリエイターの作品観て我慢しますか、くらいのノリで見ましたが予想より遥かに良かったです。
ノンプレキャラ設定がゲーム内だけでなくちゃんと現実世界のキャラ>>続きを読む
いい作品は見終わったあとも作品世界に浸れる、それが本当の映画であると信じてます。初日に観てからいまだにこの映画のことを考えてしまう。
これまで韓国映画が話題だったので来年こそは日本映画、ついにオスカー>>続きを読む
たぶん映画制作の現場とか映画館取り扱った作品なら他にも良いものは沢山あると思う。
アメリカの夜、ニューシネマパラダイスなど。
ただこれまで日本映画が昭和の諸先輩たちに敬意を込めて作った映画はこれが初め>>続きを読む
階級の対立の話かと思いきや自分探し系の話だったので思い込みへの期待を裏切られた気持ちにはなった。
でもそれってあの子はこうだよね、女ってこうだよね、実際そうじゃないよ？と映画内で言われていたこと描かれ>>続きを読む
映画ってこれってくらいに引き込まれる。
10年振りくらいに観たけど宮川一夫のカメラワークに始まり早坂音楽、溝口演出、田中絹代の芝居などが物悲しいストーリーを大胆に魅せる。
もう70年くらい前の作品なの>>続きを読む
過去と現在でゆれる、罪を背負った男の物語。
反社と呼ばれる主人公を題材にした話題の別の邦画を観たばかりでしたがこちらのほうがキャラクターの描き方や感情を画面に映し出す演出が秀でているし、西川美和はやは>>続きを読む
今村撮影も岩代音楽も演者もほぼ良いと思う。
でも表面的なものだけが輝いて中身が脂肪だらけで汚職だらけの岩松了が演じた刑事のような印象の作品。
光と影、時間が経つにつれ光は変化し影の落としかたや場所も>>続きを読む
荒なう波もあれば落ち着き漂う波もある。
人生の様々な波を家族の別々の視点から2部構成で描いている。
ストーリーに意外性などはないが編集と色合い、感情に合わせた音楽がよく考えられて惹きつけられる。
ルー>>続きを読む
純粋vs不純
高潔な魂をどれだけ振りかざすとも所詮は人間であるがゆえに間違いを犯し人を傷つけたりもする
そんなテーマがコメディというジャンル、ハリウッドでいうドラメディのなかで描かれている脚本の手腕に>>続きを読む
藤原季節は津田寛治にしか見えてこないのですが佐々木役の細川岳が良い。
生と死のテーマを描くにあたり、自身も脚本に入っているから役への理解以上に佐々木になりきれたのかもしれない。
できないからやる。>>続きを読む
権力に争う操り人形の話というとこか。
撮影監督の力が多いに発揮された市民ケーン好きとしては期待し過ぎたくらいに撮影もこれといってというところだし、演者のパフォーマンスも拍手送る感じまではいかない。>>続きを読む
中華版ジブリ風ナルトみたいな感じ？
前半部分でもう少し自然と人間の対立を明確にしておけば楽しかっただろうにいまいちキャラクターの求めるものがはっきりしないため感情移入しにくい上にギャグ演出も見せ方が>>続きを読む
権力には暴力で戦うべきではない。
マークライランス、助演男優賞再び受賞か。
はたまたアーロンソーキン作品賞ノミニーか。
アメリカが揺れる時代にタイムリーな作品。
来年アカデミー賞決まりじゃないでしょうか。
流行りの鬼滅に出てくるような呼吸使うようなシーンもある狼たちの話ですがストーリーの完成度は高く映画的なまとまりもある。
この作品もっと上映館数増やすべきでし>>続きを読む
いまじゃ手持ち撮影も気楽にできるようになったから普通に観ていたら凄さを見失なうカメラワークが満載。
スマホじゃなくてドデカいフィルムカメラをあれだけ動かしてるんだからね…笑
そりゃキューブリックもPT>>続きを読む
今年の初めくらいから期待してた作品。
しかし結局こちらもテネットばりに期待し過ぎてしまった感で観賞後はモヤモヤ。
感情というワードがキーになり主人公も自身の明るくない将来に悩むなかおばあちゃんの病を>>続きを読む
正義と悪が混在するのは世の常。
その混沌とした世界を映画で描くことにより観客は我々が生きるどうしようも無い社会を見つめ直すきっかけになる。
その話が事実を基に作られた映画であれば尚更メッセージ性は高い>>続きを読む
岩井チルドレンの行定勲が手掛けた劇場は劇場で観る意味のある作品であったと思う。
でもこの映画はこのコロナ禍で劇場で公開する、観賞すると言う点においては不要不急感が否めなかった。
社会情勢に合わせてスト>>続きを読む
曽我部恵一の歌声をスクリーンで聴きたいのが1番だったのに結局叶わずで残念過ぎたのだが主演2人がちゃんと現実と向き合いきれずに生と死を演技を通じて表現しようと試みていたのが下らない邦画蔓延する業界での光>>続きを読む
タコスソーセージ、ヤクルト、餃子、冷凍パイ、色んな国の食べ物たちが出てくる、そんな細かな部分までちゃんと取り込んで人種や性別に左右されない美しい友情を描いたハリウッドブラックリスト2018に残った傑作>>続きを読む
僕らもシルビアを探しに6年に一度は再視聴する可能性大な作品と位置付ける。
よくここまで緻密に人物を配置したなと言うほどに奥行きある小さなフレームで女性たちが漂い、そして彼女たちを見つめるその視線も揺>>続きを読む
とにもかくもこの映画は牧瀬里穂の可愛さと陽水の主題歌帰れない2人、そして相米1カット演出の巧みさが全てのようにも思える。
どれか欠けたら観客の心に残るのは難しい、そりはやはりその死んだものが蘇り人生を>>続きを読む
「人生の輝きは少女時代にあった」
大人になるにつれて結婚での幸せという価値観を強いられ、それでしか女の生き方はないような考えに抗いながらもある家族の女性としての生き方が現在と過去を織り交ぜながら描か>>続きを読む
ヒエラルキー社会って生きづらい。
大多数の人間は自分の地位を守ることや下から上に成り上がることで頭がいっぱい。
そしてそんな社会には自由はない。
下のものは上の者に仕える事で生きている。
愛する言葉も>>続きを読む
本物と虚構の世界
その中で葛藤を繰り返す健気な愛と歌舞伎役者が持つ芝居への想いと身の丈の実力
リマスターで溝口演出をもっとじっくり味わいたい、クローズアップで気持ちを簡単に説明するのではなく芝居の動>>続きを読む
ほとんど無の死の世界を丁寧に描いているのだがその中に入ってくる桜やミルクや赤ん坊、森の唄など『生』のメタファーを巧みに入れている。
そして何より死ぬかもしれない戦火でのあの走りにはスクリーンからとてつ>>続きを読む
小さな家で起こる憎悪と欲望に満ちた恋愛ドラマを少しカルトっぽいキャラクターで描いた60年代モノクロ韓国映画の傑作。
ポンジュノがオスカーインタビューで真っ先に影響を受けた監督としてキム・ギヨンを挙げた>>続きを読む
CGを多用してそうな作品だが実は数万人の観客以外はほぼ実写というリアリティにこだわったという圧倒的な職人気質で脚色再現された秀作。
それはもはや作品の主題である商業主義vs職人愛を映画制作を通じて行>>続きを読む
