めりーまかろんぬさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

めりーまかろんぬ

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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

最強の道徳映画だと思う。

炭治郎や煉獄さんが
絵に描いたような(絵だけど)
超絶真っ当&心がきれいな人間で、

そんな彼らが
厳しい現実に立ち向かって一所懸命頑張る姿に心を撃たれる。

ラストは激重
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ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.4

生き物みたいに動くストップモーションの品々やグニャグニャの足etc…
着いて行けるような行けないような奇妙な世界観だった。

メルヘン&カラフルな幸せな日々から一変、
辛くて苦しいモノクロ調の世界に変
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.1

自分も人間だけど、もののけ姫観てると、人間側への憎しみが湧いてくる。

お互いの正義があって、お互い守りたいものがあるから対立してしまうけど、
ちょっとでも相手の立場への配慮があれば平和に近づくのかな
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

良すぎて、
自分の語彙力じゃ伝えられないぐらいに良かった。

色々な葛藤や苦しみを乗り越えた後の、
ライブエイドの圧巻のパフォーマンスシーンは最高級に感動した。


沢山傷ついて苦しんだフレディだけど
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.7

少年心を思い出させてくれる作品。
見ててワクワクする。

ストーリー構成や伏線ガッチガチの作品も良いけど、
たまにはシンプルに好奇心やドキドキわくわく感だけで楽しませてくれる作品も良いよなぁ。

それ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

まず、圧倒的な映像美、
繊細なベルの歌声と楽曲が素晴らしかった。

ただ、話の流れが唐突だったり、
動機や心情に共感できなくて、
ストーリーや世界観に入り込めなかった。

例えば、
実態を明かさないU
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.0

わくわく冒険ものかと思って観たら、
しみじみ哀愁エモ映画だった。笑

昔仲良かったのに、
環境や進路の違いのせいで
謎に疎遠になるよな、

あの頃の友達にまた会いたくなった

万引き家族(2018年製作の映画)

3.1

「そして父になる」と同様
家族の絆とはなにか、と問う作品だった。

血の繋がりは確かに濃いけれど、
血の繋がりがないから絆が薄い訳ではないと思う。

最後、散り散りになってしまった家族が切なかった。
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.7

ストーリーはシンプル。
花束みたいな恋をした in Americaって感じ。(こちらありきだけど。)

自分のやりたい事か、恋かの選択って
人生の永遠のテーマだよなぁ

ラストの展開は、これで良かっ
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小さいおうち(2013年製作の映画)

3.3

不倫を題材にした話なのに、
終始上品な雰囲気をまとった映画だった。

タキの想う人、板倉さんの想う人は
誰だったのか、どちらとも取れるような描き方で少しスッキリしないけど、
直接的に描かないからこその
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それいけ!アンパンマン 人魚姫のなみだ(2000年製作の映画)

-

幼稚園の頃、映画館で鑑賞。
再度配信にて。

サニー姫と海の中の世界が可愛いくて好きだった。

幼い頃はもちろん気づかなかったけど、
誰でもみんな1人〜の曲は
子供の映画の割に達観しすぎてる。笑
これ
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Dressing UP(2012年製作の映画)

2.4

想像以上に、ヘビーな話だった。

本作では、その特異な設定故に
一見鑑賞者側とは無関係な世界に見えるけど、
理解者や愛情不足による孤独という
身近な問題に触れている映画だと思う。
この主人公は他人では
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.4

これでもかってぐらいの超スケールのパニック映画。
ノリや規模のデカさやストーリー、全てがThe Americaって感じ。

ツッコミ所は多々あるけど取り敢えず、
異常気象の映像すごかった。
現実世界で
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タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

綺麗で大好きな海だけど、
それ以上に底知れぬ海の恐ろしさを改めて感じた。
これが実際にあった事故だと思うと本当に恐ろしい。

死を目前に、演奏を続ける人や、
諦めて沈みゆく部屋で抱き合う老夫婦、
皆様
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.5

映画の視点が第三者だから、真相が分からなくてモヤモヤ。
でも実際はそれが当然で、他人の気持ちを完璧に理解することなんて出来ないし。

恋して、全てがキラキラしてる時なんて一瞬で、
抑圧されて絶望の淵に
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.5

色んな人の無意識の悪意が凝縮されてて、あぁ人間てこんなもんだよな…ってちょっと胸糞になったけど、
最終的には勧善懲悪となるので、鑑賞後の後味は良かった。

一応、真犯人も明らかになってハッピーエンド?
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On Your Mark(1995年製作の映画)

3.6

7分という短いムービーの中に、
世界観とストーリー性が凝縮されてて非常に濃い7分間だった。

ジブリの作品で、近未来が舞台の作品ってあまり無い気がするので新鮮。

屍憶 SHIOKU(2015年製作の映画)

3.5

ホラーとしての怖さは控えめだけど、
冥婚というちょっとタブーな慣習をテーマにしたホラー映画ということで、新鮮で面白かった。

台湾文化特有の赤色を基調とした衣装や式の雰囲気って意外とホラーとの親和性高
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

2.2

思春期特有の心の繊細さの表現が秀逸だった。
庵野監督、実はJKなの?ってくらい

ただ、あの意味ありげなローアングルや、援交おじさん達の若い女性を舐め回すようなじとーっとした目つきが、生理的にダメでし
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メリエスの素晴らしき映画魔術(2011年製作の映画)

2.5

シュールでポップな元祖SFファンタジーと言ったところか。

カラフルな色彩やメルヘンな世界観とは裏腹に、
異国に踏み入り、原住民を襲って捕獲するという野蛮な行動はいかにも西洋的で、
観てて良い気分では
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THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

4.3

叶わない夢と恋に縋って、厳しい現実を直視できないの共感でしかない。

視覚的にも、聴覚的にも想像以上に好みの映画だった。

あと桜井ユキさん、本作品で初めて知ったけど、魅力的な人だな。
表情や挙動の一
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21世紀の女の子(2018年製作の映画)

2.4

「離ればなれの花々へ」
「愛はどこにも消えない」
「回転てん子とどりーむ母ちゃん」
が特に好きでした。

ただ、全編通して
自分の中での期待値が高すぎた分
物足りなさを感じてしまった。

きっと、高校
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.8

日本の政治の悪いところを思いっきり
描き切ってくれたところに好感しかない。

綺麗事だけでは政治が動かせないのも分かるけど、犠牲になる人が出てくるのは許されるべきではないし…。
行政側の人間としては他
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

3.2

ストーリーも映像も良くて、
サメ映画としてめっちゃ面白い!

でも当たり前ながら、目を覆いたくなるようなシーンもあって心臓弱な自分的にはちょっと疲労。

総評すると、コック最強。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.3

現実を見てる麦の気持ちも、
理想を追い求めてたい絹の気持ちも分かる。

人生で1番自由で無責任な大学生の頃に
始まった恋は、キラキラしててこの上ない程幸せだけど、その頃がピーク。

社会に出てからは、
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

4.7

難しくて何言ってるか分からないセリフとか、
ちょっと無理のある舞台設定とか
所々チープでつっこみ所満載だけど、
それを捻じ伏せるほどの
世界観の美しさと2人の愛、2人の顔面の美しさでした。

水槽越し
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初恋(2006年製作の映画)

2.9

三億円事件の真相は実はこうだったのかもしれない…
っていうファンタジーなのは分かっていても、
設定とか強奪のシナリオが拙くて、説得力に欠ける印象。

ポニテミニスカの宮崎あおいがただただ可愛い

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.4

「可愛い」が好きなモデルさんとかがよくお勧めしてる映画なので、
そうゆう映画だと思ってたけど、違った。
インスタ映え、とか可愛い、とかそんなのを期待して見る作品じゃないですね。
結構淡々とした感じで次
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.4

本当にたまたまだけど、3月4日に鑑賞

重めのエモいを具現化したようなお話だった。
とにかく空の色が絶妙でものすごく綺麗。
映像美と音楽の合わせ技はこの頃からだったのか

パプリカ(2006年製作の映画)

3.4

もっとトラウマ級のものを覚悟してたので意外と心穏やかに観ることが出来た。

夢って、寝てる間に脳が行う思考の整理らしいから、
人が心の奥底で常に気にしているコンプレックスやトラウマが滲み出てくるのも納
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アリス(1988年製作の映画)

4.0

人間の理想を押し付けた美しいだけのファンタジーより、
こっちの方がずっとリアルで好き。

悪夢みたいで不気味なのに
何故か中毒性があって、引き込まれた。
また深夜に1人で見たい

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

2.6

ゲームに勝利した後のカラクリを聞いても、最初のシリーズの時みたいに
おおっ!すげぇ〜とならなかった。
しりすぼみ感…。

藤原竜也の演じるカイジは最早、
御家芸的で好き

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

2.5

際立った起承転結はなく、
ダラダラと進むストーリーはダラダラと何となく流れてくタマ子の日常の様。

むすっとして口が悪いタマ子にちょっとイラッとするけど、同族嫌悪だな〜
自分見てるみたいな気持ち。
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.7

安心して見ることが出来るし、
終始安定して面白い。

記憶失う前の中井貴一、
本当にこんな政治家いたような…って思わせるぐらいのしっくり感。

政界を風刺しつつも、面白くハッピーエンドにまとめてて良か
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