FrankTannockさんの映画レビュー・感想・評価

FrankTannock

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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

3.6

挿入歌のcalling は子供の頃から何度も聞いてきたが、本編を見るのはこれが初めて
アメリカ砂漠地帯とフィルムの相性はいいのだなあ、と改めて実感した。特に夕日に染まるモーテルの色彩は芸術的な美しさを
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.7

家族は自明ではない
産んだから、血が繋がっているから、
それだけで親は真に子供とは心を通わせない
愛情を受けれず育った子供達が劇中のリリーフランキーであり、安藤サクラだったのだなあ、と思う
家族の夢を
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(1990年製作の映画)

4.2

幼き頃の原風景、戦争体験、原発、そして未来
生々しく個々の作品が確立しているオムニバス集ではあるが、通して観ると黒澤明が訴えるものが浮かび上がってくる。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

5.0

アイアンマン1から劇場で観てきた自分にとって、記念碑のような作品でした。
積み重ねてきたものがあるからこそ、衝撃の展開に揺さぶられました。
ヒーロー映画として、また映画体験として、ある種の到達点になる
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暗殺の森(1970年製作の映画)

4.7

少年期のトラウマからファシズムに傾倒してゆく主人公
己の異常性を否定したいがために極端なまでに体制派を貫こうとするが、どうしても他者の醸し出す異常性に惹かれてならない。
支えとしているものがなくなった
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.7

舞台は日本、、、だけど、昭和的な雰囲気と外国人が想像するようなステレオタイプなジャパンを掛け合わせたような、独特な世界観です。けれども、そういう「ちょっと違う感じ」が日本人的目線で観ても、いい意味で独>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.5

デロリアンと金田のバイクが爆走して、キングコングがエンパイアステートビルから飛び出しくる。伊福部マーチが爆音で鳴り響く中ガンダムとメカゴジラが超絶バトルを繰り広げる、夢のような映画です
ニヤニヤが止ま
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

4.5

オープニングの空爆シーンは圧巻
本当に50年代初頭に撮られたのか、とびっくりしました。
日本的な感覚でいうと、火垂るの墓を思わせるような子供達の目線から描かれる戦争。大人たちは卑しく必死に現実を生きて
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3-4x10月(1990年製作の映画)

4.0

言葉数の少ない主人公、劇伴を省いた音響構成、原因と結果だけで成り立つ描写
いろんなものを省いて、削ぎ落として、エッセンスだけ数滴ポロっと落としたような映画
60年代ヨーロッパ芸術映画を思わせるような不
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ソナチネ(1993年製作の映画)

5.0

美しい海岸と拳銃、笑いの中に渦巻く殺意。
静と動の対比があまりにも綺麗で、白シャツに拳銃をぶら下げて歩くたけしの姿はなんとも言えない色気を持っていた
生も死も受け入れた上で、諦めとは少し違う孤独な達観
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ヒロシマモナムール/二十四時間の情事(1959年製作の映画)

4.8

映画としてヒロシマを再現する事は意味は無い。記録や証言を通してヒロシマを「知る」事は出来るが、それは「理解」ではない。戦争で降りかかった痛みや喪失こそが現実であり、その個人の現実としての戦争は記録とし>>続きを読む

ジェシー・ジェームズの暗殺(2007年製作の映画)

5.0

核となる自分が無くて、誰かに認めて欲しくて、理想の人間を求めるがあまり、理想だった人物さえ否定してしまう。最も純に憧れを抱いて、崇拝していたからこそ、対象の人間的欠陥が目についてしまい酷く憎んでしまう>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

4.0

「史実に基づくフィクション」という前提において、ピエール瀧やリリーフランキーの残忍さは非常に説得力のあるものだったと思う。
しかしながら、二項対立的に描かれる記者である主人公の私生活の影が少し薄い気が
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日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.5

白石和彌監督の作品はこれが初めて
この監督の作品をもっと見てみたい。と思わせる、力のある一作だったように思う。
本当に悪い奴は誰なんだろうと、最後の主人公と検事の面会シーンで思わせられます。
警察とい
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

4.5

アメリカンニューシネマの傑作
挿入歌「雨にぬれれても」がとても印象的
序盤のカウボーイがフロンティアをバックにさすらうシーンなんかはいかにも西部劇という調子で、けれども一方で主人公らが銀行強盗にしがみ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

5.0

とても優しい映画
マイノリティに属していて社会では虐げられているけれど、心は豊かで真の美しさを理解できる人々
一方で社会的には指導者の立場にいるけれど、保守的でとても寂しい思いを抱えてる人々
それぞれ
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僕の村は戦場だった(1962年製作の映画)

5.0

白樺の林や作品全体に通底する水のイメージ、現実と夢、
タルコフスキー初期作ながら晩年の作品にもみられる描写が随所に見られてゾクゾクっとします
一人の少年は戦争で自我を確立し、戦争が彼を生かしていたのか
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

北米で大変なセンセーションになっているので観てきました。
今見るべき映画だなあって思いました。マーベル映画が大躍進している昨今のハリウッド映画ですが、大衆映画として活躍する一歩で、社会を反映する役割も
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

5.0

この映画を観ているとまず飛び込んでくるのが映像の美しさ。基本的にどのシーンを切り取っても写真として成立する。流れる空、夜明け前の雪原、一面に苔が広がった森林。ヒューグラスの伝説を題材にしているサバイバ>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

5.0

偉いのは死んだ人たちなんでしょうね
原作の遠藤周作も監督のマーティンスコセッシも、聖職者を志しながらも自身の心の弱さ故に踏み絵を踏んでしまった人です。
強い信仰を持ったが故に罪の意識に苛まされる二人の
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

5.0

おそらく現代ハリウッドが作り得る大予算映画という視点から見ると、この作品がある種の到達点なのかもしれない。
かつて映画史を変えてきたアラビアのロレンスや2001宇宙の旅、そしてオリジナルのブレードラン
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