みちたろさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ナポレオン(2023年製作の映画)

4.2

愛憎と没落の物語だった。

合戦のシーンはひたすらダイナミックに撮りつつ、テーマとしてはナポレオンの弱さや愚かさに焦点を当てているのがまさしくリドスコ的だなと思った。終始ナポレオンが小さく見えるように
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.2

こんな現実と虚構の混ぜ方があるのかとラストシーンで鳥肌がたった。

フィクションとドキュメンタリー、両方の感動を与えてくるのは凄い。

旅パートがやや冗長?

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.4

全てのシーンが哀しく美しかった。

武の演出は冷たいけど、その奥に(本作でいえばラスト)に人間の儚さというか暖かさみたいなものが感じられた。

ゴジラ(1954年製作の映画)

4.6

戦争の恐怖であり、核への警鐘であり、人間の罪であるゴジラ。

戦後たった9年でこの映画を撮る技術力の凄さもさることながら、その時代だからこそ戦争の記憶が深くフィルムに刻まれているのが『ゴジラ』の名作た
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私がやりました(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ただ女性が有害な家父長制に完全勝利してめでたしめでたしという清々しすぎるストーリー。

衣装も演技も見ていて非常に楽しく、回想の見せ方も黄金期のハリウッド映画愛に溢れていて良かった。

オゾンは本当に
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ゴスフォード・パーク(2001年製作の映画)

3.6

中盤はもうちょっと面白くならなかったのかと思ったが、終盤で愛を知らない貴族とその使用人の哀しい愛の話だと分かったのでまぁ良かった気がする。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

白組頑張った!
ゴジラの圧倒的な絶望は鳥肌もんだった!

山崎貴!
脚本やめよう!

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.1

手堅くまとまっていて満足度は高かったが、やはり既視感は強かった。AIとアジアを混合させたのは良い発走だと思う。過去の戦争を思い起こすと同時に、未来への警鐘でもあった。

主人公が人類のためではなく身近
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「撮る」という行為を通じて父親を解ろうとする娘、またその姿を撮っている監督(自身の記憶から生まれた本作)というよくもまあこんな多重構造にしたなと。

最後の最後まで父と娘の間にある気まずい壁の正体を明
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.5

オセージ族と悲劇と白人の罪の歴史が重くのしかかってきた。

演出がとにかく冴えていた。モリーが冒頭から車の音に耳をふさいでいたり、デニーロがオセージ族の女性と話すときは上から撮られていたりと、白人とオ
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イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

4.3

さよなら、そしてありがとうイップ師匠…!!

4作通して自由と誇りを守るための詠春拳の道を見せてもらった。

最後にシリーズの映像流すのはズルいよ…泣

イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.7

マッコールさんお疲れ様!

ダコタ・ファニングが眼福でした。

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)

4.3

地域のヒーローと化したイップ師匠。前半はなんだか工夫の無い団体戦が増えた?と思いきや!

マイク・タイソンとの勝負、前2作でイップ師匠を支え続けた奥さんとのしっとりとしたドラマ、そして最後は詠春拳VS
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イップ・マン 葉問(2010年製作の映画)

4.2

ホン師匠が守ろうとした誇りを拳に込め、イギリス人に叩き込む!!

イップ師匠は武術を通して戦争や差別そのものと闘っているからこそカッコいい。

ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.8

綺麗すぎて気持ち悪い映像!

アクションも脚本もヌルヌル動く!