Daikonさんの映画レビュー・感想・評価

Daikon

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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.6

同じ東京に住んでいても出自が違いから別の世界に生きていてほぼほぼ接点が無いような人達っているような気がする。

階級社会って上の人達が幸せそうに見えていてもそれぞれの階級ごとの世界に別の悩みがあってど
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アリの結婚(2017年製作の映画)

4.4

派手さはないけど、嘘みたいなほんとの話。

宗教(世間体)、国籍といったものに縛られて生きている中で、ついてしまった嘘が真実の愛になるなんてこんなことあるのって話だったけど、イスラム世界を垣間見れて興
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ナイン・デイズ(2020年製作の映画)

4.0

かなり哲学的な映画。

日々の平凡な日常の中で「生きる」とは?、「幸せ」とは?を考えさせる映画。

ストーリーはゆったりとのんびりと進んでいき美しい映像と美しい音楽で少し眠くなるような感じであったが、
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

人種差別との向き合う話でもあるが
仕事そして自分自身とも向き合う話であった。
一方で教科書的でもなく肩の力を抜いて見れた映画だとも感じた。
なかなかの名作

また職業差別、国籍による差別、男女差別、階
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だから、君なんだ(2023年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

スペイン映画らしい少しコミカルながらも少し哲学的話。

映画のポスターと前半のストーリーに騙されていたが、後半で予期せぬどんでん返しがあって面白かった。

運命の人だと思っていた人は実は運命の人ではな
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ベルファスト(2021年製作の映画)

4.0

紛争を描いた映画ながら、もっとミクロな家族を描いた映画。

白黒はっきりとした戦争映画でもなく、戦争の悲惨さを描いた映画でもなく淡々と戦争によって家族や友達付き合いがどう変化かしていったかを描いている
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.7

色々な要素をてんこ盛りにした結構カオスで癖強な映画であったが、オチがちゃんとあり終始笑いが止まらなかった!

シーン1つ1つのクオリティーが高いだけにずっと見ていられた。

ハリウッド映画としては新感
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.1

美しい映像、ストーリー、エイドリアン•プロデイティーの圧倒的な演技力でとても臨場感のある映画であった。

ホロコーストそのものよりもホロコーストの周りにあったポーランド人のシーンも丁寧に描かれていてポ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

耳の聞こえない漁師の家族の中で育った耳の聞こえるただ1人の少女ルビーがコーラス部に入り、音楽の道へと進んで行くまでのストーリー。

音楽の趣味が家族に理解されない、そして通訳役となるルビー抜きで家族の
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究極のハピネスを求めて(2017年製作の映画)

4.0

カップルと犬とで究極のハピネスを求めてアメリカ大陸を横断する旅の話。

誰かの旅ブロガーの日常を覗いているような感じでサクサク見れた。

映画の中身どうこうというというより純粋にただ旅したくなる動画

ミッドウェイ(2019年製作の映画)

4.5

アメリカから見た太平洋戦争。

圧倒的な軍事力で日本に戦争に勝ったと言われているが、アメリカ軍側も人海戦でなんとか勝ったことがよく分かる映画。

日本側もアメリカ側も犠牲があり、戦争は敵も味方も関係な
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街の上で(2019年製作の映画)

4.8

会話といい空気感といい下北沢らしいゆるさとどこかノスタルジーな雰囲気が詰まった「街の人」達によって繰り広げられる人間ドラマ。

大人な落ち着いた感じで見れて心地よい。

こんな人達にモテたり、嫉妬され
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マリッジ・アプリ:点数稼いで関係修復!?(2022年製作の映画)

4.2

ラテンのノリを感じるアルゼンチン映画。

色々2人の恋愛テクニックが見えて面白い笑笑

たとえ演技であってもずっと続けていたら本気になれそうかと思ったけど…


ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか
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カレとカノジョの確率/一目で恋に落ちる確率(2023年製作の映画)

4.1

内容あまりないが、イギリスの街並みの雰囲気が素敵すぎたのでそれだけで点数つけられる笑笑

なんとなくロマンチックになりたい人向け

Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

5.0

名作と言われて見てみたけど、

話のテンポ
ストーリー
キャラクター
コミカルな演出
お洒落さ
カメラワーク

すべてがハマっていて気持ち良かったです!

邦画でもさすが最高峰の名作だと思います!
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トロン:レガシー(2010年製作の映画)

4.0

昔見てハマった映画

ストーリーは大したことはないが

サイバーパンクな世界観と音楽がいい!

ところどころスターウォーズぽさを感じる

ムーラン(1998年製作の映画)

4.0

前情報無しで見ました。

ディズニーっぽいかも不可もないストーリーでしたがムーシューがかわいすぎたので高評価にしておきます笑

中国は舞台になっているが、中国要素はやや薄めな印象でした。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

ウェス•アンダーソンらしい美しい世界観と映像は健全。

女優さん達も美しい

ただストーリーが不明

マリーゴールド・ホテルで会いましょう(2011年製作の映画)

4.3

インドを舞台にした老人達の青春。

歳とっても人生を楽しもうとしたら楽しめるのではないかというポジティブな気持ちにさせてくれる映画。

インド行きたくなるなあー

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

宮﨑駿の過去作品のオマージュも含めたジブリファンタジーの世界観と映像美が戻ってきたという感じでとても楽しめませて頂きました!

緻密なストーリーを期待されていた方、伏線回収を期待している方にとってはス
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オーストラリア(2008年製作の映画)

3.5

第二次世界大戦頃のオーストラリアのイメージがよくわかる映画

先住民のアボリジニ文化を尊重しているように見えるけど、サブ要素でしかなく、ニコール•キッドマンとヒュー•ジャックマンに目がいってしまう結局
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.1

世界観、映像がお洒落
英語版しか見れていないので内容がいまいちよく分からなかったので改めて見たい作品

犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.2

ティムバートン並みに映像が独特な映画だった!!

映像の作り込み、様々な素材感、スタイルでの描写などクリエイターの頑張りがとにかく凄くて脳が追いつかない!

アメリカ人のイメージする昭和の日本のような
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

大昔に見て、20年ぶり?くらいにまた見てみた。

世界観、音楽、映像の美しさ、ストーリーどれをとっても名作だと感じる!

何年経っても色褪せない素晴らしさはさすがジブリだなと思う!

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

3.9

この映画で特別なことは感じなかったが、さすがジブリだなと思う世界感はあった。

メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

地球に訪れた地球外知的生命体との交信の話。

派手さは無かったが言葉も分からない相手との交信をどのようにやっていくかというのは面白かった。

この映画も漏れなく共産国との冷戦があるのがアメリカらしい笑

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.0

2回目の視聴
会話のやり取りひとつひとつがコントみたいで突っ込みどころ満載で面白かった

フィンランド要素はあまりないが、こんなにもおにぎりが食べたくなる映画はないかも笑

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.8

タイムスリップすることで失敗した過去を何度でもやり直せる

それは理想のように思えたのだけど、

子供ができて、今を変えてしまう前の過去には戻れないなる

今大切な人との時間が愛おしいからもう過去には
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名前も知らない君へ(2021年製作の映画)

4.8

ストーリーはありきたり感のある恋愛映画だけど家のインテリア、映像など世界観はかわいい

メキシコの上流階級の話という感じは否めないが

元気がとにかく出る

「真実と時間は相対的」という言葉が気になっ
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最初に父が殺された(2017年製作の映画)

4.3

貧富の格差を無くし、平等な社会を実現する理想を掲げたクメールルージュが、知識層やお坊さんを消していきし、家族をも切り離す。

同じ民族なのにどうしてこんなことになってしまったのかと思う。そして二度と繰
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シルバートン・シージ(2022年製作の映画)

4.0

暴力からは暴力しか生まないということを感じた。

今の美波アフリカを見ていると平和を作り出すのがいかに難しいかと感じる

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.7

インドのムンバイで実際に起きたテロ事件を描いた映画。

ホテルのスタッフが「お客様は神様」という意識でお客さまを守ろうとしたところが素晴らしい。

また二度とこのようなテロを起こさないためにも宗教関係
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

4.5

ストーリーは想像できない展開で、ハリウッド映画やイギリス映画にはないスパイ本場の韓国映画だった!

スパイ映画なのに国家と国家との争いではなく人と人との信頼で築いた平和に着眼しているのが素晴らしい!
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.9

「1917命をかけた伝令」がイギリス戦勝国目線の映画だとすればこちらはドイツ敗戦国目線の映画。

戦場の風景は似たようではあるが、こちらの映画では敵も1人の人間として丁寧に描いていると感じる。

停戦
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.0

登場人物が柔らかでナチュラルな人が多い映画。映画としては可もなく不可もない感じ

多部未華子が可愛いい


印象に残った言葉

「私も関係があると思われたくないのですぐに立ち去りますが、あなたはこちら
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ハッピーフライト(2008年製作の映画)

4.2

お仕事映画。

見てて自分も成長していけるように感じる映画。

目新しいところはないけどシンプルにホットな気持ちになれる。

実際過去に乗った飛行機で遅れがあり、お客様からクレームがあった時に同じよう
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