弘彩ナズナさんの映画レビュー・感想・評価

弘彩ナズナ

弘彩ナズナ

Winny(2023年製作の映画)

5.0

日本のネット社会に最も貢献したのが「判例を作る」ということだったのが切ない。

キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

3.0

訴えたいことは分かるけど、それ以前に話がそこまで面白くない。
ただ単にジーンズが可愛いだけ。

テリファー(2016年製作の映画)

4.0

もっとグロくてもいいし、もっと絶望感に溢れていて欲しい。

登場人物がほぼ全員どん底に落とされていくところが面白い。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

4.0

徐々に殺人が快楽に変わっていく描写が素晴らしい。
最後のシーンは鳥肌もの。

欲を言えばもっと狂気が見たかった。

夕方のおともだち(2022年製作の映画)

3.5

ゆったりとした風景の上で流れる片想いの狂気、性癖の爆発。

素直になるのは難しいし、大人になるのも難しい。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

一番好きな映画。

冤罪だとしても、虐げられても友達がいる。
希望がある。
それさえあれば、なんでもできる。

水のないプール(1982年製作の映画)

3.0

仙台クロロホルム連続強姦事件から着想を得た映画。
こんな事件が現実にあったと思うとゾッとする。

内田裕也演じる冴えないのに、どこか凶暴性を孕んでいる男がとても上手い。

息衝く(2017年製作の映画)

4.0

誰かのために始めた信仰が人生を蝕んでいく。
自分の人生は空虚だったのか、なんだったのか。常に悩んで出した答えは果たして正解だったのか。

人間の葛藤の描写が素晴らしい。

百花(2022年製作の映画)

3.0

忘れていく記憶と忘れたい記憶は違う。

映像と構成が凝りすぎて繋がりが分からなくなる場面がありました。

マリウポリの20日間/実録 マリウポリの20日間(2023年製作の映画)

3.5

残酷なところから目を背けずに常に緊張感と焦燥がしっかりと映し出されていて良かったです。

あの戦火の中で生きていけるのもきっと紙一重。
人ではなく街も、精神も何もかもが死んでいく。

レイディオ(2020年製作の映画)

4.0

内容は王道に近いのだろうけど、短編映画としてはすごく綺麗に纏まっていたし所々センスが光る場面もあって面白かったです。

演技も徐々に自然になっていくので、全く違和感がなく楽しめました。

七つの会議(2018年製作の映画)

4.5

構成が素晴らしい。

重い内容ではあるけど、いい意味で野村萬斎の軽さのおかげで全く飽きずに見れました。

香川照之が可愛い。

リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1960年製作の映画)

3.5

何も考えないまま進んでいく感じで凄く良かったです。

コメディ色が強めだけど、しっかりオチも効いていて素晴らしい。

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

5.0

体育館選挙の話。

学生が拷問され、死んでいく。
警察やメディアも半ば口封じをされる。
そんな希望がない中でも韓国の人々は民主主義を手にするために文字通り死にものぐるいで、全力で政権と闘った。

民衆
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精神(2008年製作の映画)

3.0

カーテンの向こう側に居る人間に対しての理解や知識は少なからず必要だし、彼らなりの苦悩や苦労があってここまで生きてきている。
それはいわゆる健常者も同じだが、カーテンの向こう側にいる人間はなかなか手を差
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.5

恐怖から一転してアクションものになるような展開。
常にゾクゾクしてました。

それにしても宇宙生物のデザインが秀逸でした。

blank13(2017年製作の映画)

2.0

高橋一生が出てなければ見る価値もない。

感動や笑いが全く出てこないくらい面白くない。

夏へのトンネル、さよならの出口(2022年製作の映画)

3.0

話は王道で飽きずに見れました。
ただ、鈴鹿さんの声優があまりにもあわない場面が多くて気になりました。

ハリー・ポッターと魔法の歴史(2017年製作の映画)

3.5

ハリーポッターの話というより、昔から信じられてきた現実の魔法の歴史がメインのドキュメンタリー。

ハリポタのイベントや特集映画では、なかなかお目にかかれないキャスト陣も出ているのでハリポタがメインでな
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「A」(1998年製作の映画)

3.5

結局内部でもオウムが何を成し遂げたかったのかをあまり理解していなかったように感じてしまった。

頭が良く信仰心も熱く、教祖の言うことを信じていたが言動の乖離を周りから指摘され始めるも理詰めで誤魔化して
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.0

この偏差値帯の女性と、援交をする男性の気持ち悪さの表現がとても上手い。

カメラワークは面白いが、内容や構成は面白いとは思わない。

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

希望の一欠片も残してくれないからこそ恐ろしい。

ムロツヨシの精神病を患っている人間の演技がとても上手い。
岸井ゆきのが良心を見せた瞬間、また周りが悪魔のように良心を貪り始める。

恐ろしいが、素晴ら
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.5

すごく面白かったです。

緊張感と、不安が直接伝わってくるかのような場面構成でした。

155人を救ったハドソン川の英雄。
操縦士だけではなく、CAや副操縦士がいたからこそ起こった奇跡。

「“15
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ゆとりですがなにか インターナショナル(2023年製作の映画)

4.0

ドラマ未観ですが楽しめました。

最初から最後まで笑えました。

ゆるい空気感の中にある小さな小風刺がとても効いてました。
お笑いは緊張と緩和、それをよく体現している映画だと思いました。

海街diary(2015年製作の映画)

4.0

無口で淡々とした映画でした。

人のいやらしさや、その人の性格が分かりやすく描かれていて凄く面白かったです。

これこそ是枝監督ですね。

自殺サークル(2002年製作の映画)

1.5

だいぶ酷い。
血や死に方がチープなのも、何も語らないのも酷い。
もちろん、全てを語らないからこそ考える余地はあるのだろうけどここまで何も語られなと考察好きじゃないと楽しめないだろう。

こうやって自殺
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

家族愛と夢。
天秤に掛け、どちらが重くどちらが大事なのか。自問自答を繰り返す主人公。
そんなときだからこそ、家族は娘を愛し信じ切る。

歌の内容や、ろう者の聞こえる世界を表した表現方法にろう者の家
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.0

「明け方の若者たち」のスピンオフだと知らずに短編の恋愛映画だと思ってました。
本編見たら、また評価書きます……。(失礼しました。)