MikioTakaokaさんの映画レビュー・感想・評価

MikioTakaoka

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アイアンクロー(2023年製作の映画)

3.5

フリッツと息子たちの気持ちの関係が、まるで宝塚版エリザベートのエリザベート皇后陛下とルドルフ皇太子のようで辛かった。

リング上、会場、観客の雰囲気は当時を忠実に再現しているようでとても懐かしかった。
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

自分の中にある宇宙を導かれるままに旅している感覚でした。

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

4.7

友人のインスタに載ってるのを見て、当日朝に観に行くことを決めた。僕がはじめて観たのが1995年の夏に福岡天神にあったソラリアシネマだった。

29年ぶりに観たのでストーリーは全く記憶になかったけれど、
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.7

スクリーンでは初めて。ずっと以前に観たミュージカル。

曲は覚えていたけれどストーリーはまるで初めて見るかのようでした。

人生で起きることは全て最後の大円団、幸福につながっている。

午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.7

気持ちに余裕がなくても、お金に余裕がなくても、困っている人に差し出せるものはたくさんある。

その困っていた人が、家族の紐帯になっていく。

いい意味での因果応報だなぁ。

そんなことを感じたしみじみ
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気狂いピエロ 2Kレストア版(1965年製作の映画)

3.5

アンナ・カリーナの美しさを眺めて、哲学的な会話、セリフをただただそのまま受けとめながら、2時間心地よかった。

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2022/23 ロイヤル・バレエ 「ダイヤモンド・セレブレーション」(2022年製作の映画)

5.0

英国ロイヤル・バレエ団のガラ公演「ダイヤモンド・セレブレーション」を鑑賞。一言で言うと素晴らしいものだった。司会進行にダーシー・バッセルさんが戻ってきて嬉しい限り。現役引退して何年もたつのにセクシーだ>>続きを読む

ヌレエフ:伝説と遺産(2022年製作の映画)

3.2

ルドルフ・ヌレエフを讃えるガラ公演の模様をスクリーンで

舞台照明が暗くて、舞台転換もなく、観ていて何度もまぶたが重くなってしまってもったいなかった...

ヤスミン・ナグディの「海賊」メドーラの踊り
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小さき麦の花(2022年製作の映画)

4.5

本当に美しいものは目に見えない

星の王子様の言葉ではないけれど、そんなことを感じた素晴らしい映画でした

ふたりが持っている美しさ
ふたりの間に流れる美しさ

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.5

ロス、NY、パリ、ローマ、ヘルシンキ

それぞれ面白くて、ニヤニヤしたり、胸が温かくなったり、大笑いしたり、しんみりしたり

音楽がトム・ウェイツだったのでエンドロールが「スモーク」のようで余韻もよか
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ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.5

ストレンジャー・ザン・パラダイス

映画館で上映されてたので観に行きました。家で観たらゼッタイ寝てしまうタイプの映画。

でもスクリーンで観たから、ほんわかおかしくて、味わうことができました。

観終
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ヘアー(1979年製作の映画)

3.5

戦地に赴く友人に最高の一時間を贈るという心と行動に感じるものがありました。結果として避けられなかったにせよ、悲しみも残りましたが。

これからの人生での時間の使い方も考えさせられる、素晴らしいミュージ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.5

うまくいく日も
思うようにいかない日も
楽しい日も
辛い日も

振り返ればそれはかけがえのない日々

一生懸命ボクシングに打ち込むケイコのいろいろな表情を見つめながらそう感じました。

#映画 #ケイ
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

3.6

これまでDVDで2回、映画館で一度観たけれど、最後の場面は全く記憶に残っていなかった。今日観てそのラストに今までにない爽やかさ、晴れやかさが胸に広がった。

観るときの年齢、状況によって、映画は常に新
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ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY(2022年製作の映画)

3.8

頂点を極めた後の変化を「下降、転落」と捉えるのか「次のステージ」と捉えるのかで全然違ってくる。(年齢、体の変化によって頂点の定義も変化していくはずなのだ)

みんなの期待に応えようと、過去の自分の姿と
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.3

早朝7:20上映の回😆で観てきました。

何度も背中がゾクゾクしました。目に見えないものをこうしてわかりやすく伝わるように映像化するって凄いなぁって。

最後はうるっときました。

トゥモロー・モーニング(2022年製作の映画)

3.9

あの頃思っていた道にいまいなくても、今日こうして生きている、それだけで成功していると思えたミュージカル映画でした。

It’s all about today. (今日がすべて)

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.3

映画「最後の決闘裁判」

観ながら黒澤明「羅生門」も観たくなってきた。オマージュかも?

決闘の場面はこちらも体が硬直!帰って温かいお風呂でほぐれたい...

重かった〜(褒めてる)

レイトショーは
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ブータン 山の教室(2019年製作の映画)

4.5

観ていろいろ感じました。素晴らしいですね。

「足るを知る」ということを意識しているうちは本当には満ちていないんだなぁ。

幸せの状態とは?幸せはどこにある?

その夢って本当に内側から出てきてる?そ
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ヘカテ(1982年製作の映画)

2.5

映画「ヘカテ」

よくわからないまま進んでいったけど、男が女に狂って我をなくして進んでいくのはよくわかった。

でも最後は、よかったよかったなのかな?その先が気になるところでFIN

ひまわり(1970年製作の映画)

4.0

1970年の映画【ひまわり】

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冒頭とラストのひまわりの海に圧倒された

そして「普遍」なテーマ、作品だなぁと実感

アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

4.0

心を閉ざした拒絶ではなくて、きちんと怒りをあらわにして言葉にした拒絶

だからそこからまた関係が続いていく

ラストシーンの構図が秀逸、この先どうなるのかなという余韻

素晴らしい作品でした

どこか
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この世界に残されて(2019年製作の映画)

4.2

最後のセリフで映画の題名が伝えたいことがわかった

家族

大切な人を守るためのこの世でいちばん優しいウソ

もう素晴らしい映画でした、ここまでよいとは...
人恋しくなる作品。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

原作は7年くらい前に読んでいたけど、内容は全く憶えてなくて

しみじみいい映画、いい物語でした

観に来てよかった

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.0

原題はDRUK 酔ってる状態、酔ってる人、という意味かな?

お酒を借りて自分を解放して楽しいだけの話と思ってったら、さすがにそれはなくシリアスな状況になっていくところが、アルコール習慣化のおそろし
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その日、カレーライスができるまで(2021年製作の映画)

4.2

50分ぐらいの作品、リリー・フランキーが一人で演じる。

すごくよかった。

夜半からの大雨、深夜の停電を経て、小雨の明るい朝

小さな古いアパートの部屋の様子、料理の様子から丁寧な生活が感じられる。
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

3.6

爆笑のオンパレードなのかと観る前は予想してたけど、クスクス笑える場面が多くて、手作り感もあって味わって楽しめました。

勝負しないといかんでしょ、というメッセージ響いた。

ラストの殺陣に行く前の全体
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水を抱く女(2020年製作の映画)

4.2

クリスティアン・ベッツォルト監督特集二本目

原題は「UNDINE」(ウンディーネ)

そう、ウンディーネ、オンディーヌ、水の精伝説のウンディーネ

これにスクリーンを見て気づいたので、ストーリーの意
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未来を乗り換えた男(2018年製作の映画)

3.0

生き抜くために他人になりすまし、人に接近して関係性を深めたりさぐったりしていくところが同じ監督作品「あの日のように抱きしめて」と同じ感じでした。

最後の選択によって運命が大きく変わるところ、選択軸が
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わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.0

天空から注ぐ光がとってもきれい。

最後の手紙、気になる。

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

4.0

ソフィア・コッポラ監督の新作。ソフィアさん、こんな楽しい映画も撮るようになったんだと思いながら観てったら、終盤は父娘や夫婦のシリアスな対話で見入ってしまいました。

娘が父親(ビル・マーレイ)に投げか
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ホテルニュームーン(2019年製作の映画)

3.4

親が子を愛する、想う気持ちはやっぱり何ものにも変えられないものだと感じた。この映画で描かれている出来事は、当時の日本での外国人就業者には稀ではなく今も起きているのだろうなと思った。

テヘランの夕空が
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