MikioTakaokaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

MikioTakaoka

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ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「フォリーズ」(2017年製作の映画)

3.5

2組の男女がかけ違えて、2組とも2番目に好きな人と結婚したら20年後こうなっていた、という結構ヘビーなお話しでした。きらびやかなショー中心の楽しいミュージカルと期待していたので意外!でも当然曲が素晴ら>>続きを読む

ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

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こんなに怖い映画だったとは...ゲティ爺さんは市民ケーンみたいだった。最後はハッピーエンドなのかアンハッピーなのか?見応え充分アリ。

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.0

You Were Never Really Here というのが原題。記憶と想像と今がシンクロして、話が進むにつれて主人公の男の動機が見えてくる。映画「ウインド・リバー」と似たものがあった。

怖くて
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

4.0

パチンコの話ではない。話の第3コーナーまでは、ひっでぇ話だぜ!、と☆2つだったけど、真実が明るみになってからは☆4つになった。赦しと再生の物語。

修道院長のジュディ・ディンチがさすがの貫禄。

灰とダイヤモンド(1957年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭にて。最後のポロネーズ大円団の不協和音の演奏と、逆光の中に佇むヒロイン、同じ時刻に逃げる主人公の男。

劇中、ずっと流れている音楽が効果的、印象的。

ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「イェルマ」(2017年製作の映画)

3.5

子供ができずにどんどん心を病んでいき、最後は悲劇が起きてしまう。こうならないひとの方が多いとは思うが、この物語では主人公の女性と母親との関係がキーだと思った。「なぜ私が子供のとき思いっきりハグしてくれ>>続きを読む

パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

4.0

父親の仕事を恥ずかしがる息子。支える妻。10年以上いいときもそうでないときも応援し続けているファン。そして自分を見失いそうになりながら、そういう周りのおかげで誇りを思い出し進むかつてのエースでいま悪役>>続きを読む

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

4.5

午前十時の映画祭で。

子供たちの世界、大人たちの世界、そして子供と大人の世界。子供たちの周りにいる大人たちが優しい。ギルバート・グレイプの監督作品らしい、ボーイッシュな女の子、母親へのオマージュ、ひ
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散り椿(2018年製作の映画)

3.0

静かに進んで、気がつけば何度も寝落ちしてしまっていた。でも岡田准一の殺陣のキレと迫力を見るだけで充分いけた。そして亡き妻への思いを胸に抱き続けるところがかっこよかった。

役者としてのみならず、殺陣と
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食べる女(2018年製作の映画)

4.5

きちんと食事をすることは、きちんと生きる姿勢を整えることだなぁ、と思えた素晴らしい映画でした。美味しそうなお皿がたくさん出てきて幸せ。そして最後の玉子かけご飯、シンプルゆえの十人十色の食べ方がよかった>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.5

久しぶりに凄い重厚な映画を観た気がする。親の悲しみ、主人公の男の想いと強さと優しさ。憤り、寄り添い、もういろいろある。

きついけれど観るに値する映画作品。

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

4.7

この映画は面白い!常識と世間の言葉を借りて話す大人たちの思考停止ぶりが晒される。平手友梨奈が演じる響が、小栗旬に最後に放った言葉が本当に痛烈で、しかも(あらゆる面での)愛を感じるものだった。

予告編
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.4

有村架純がただただ可愛い!そして彼女のように、落ち着いた話し方を体得したいと思いながら観てました。あの0.5秒の「間」がなんともいい。。。

エンドロールで制作委員(?)の中に再び高校の同級生の名前を
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オーケストラ・クラス(2017年製作の映画)

3.0

公演参加がピンチのとき、生徒の親たちが団結して応援したのがよかった。その前に、あえて親たちに「もう無理です、諦めてください」とネガティブな情報を出すことで、団結させた先生の術に唸った!

きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.5

映画「きみの鳥は歌える」 どうしようもないクズ男が主人公の物語なのに、すごくよかった!!

題名はビートルズのRevolverに入っている曲からつけたそう。観にいったら偶然終映後に監督と主役の柄本佑の
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大人のためのグリム童話 手をなくした少女(2016年製作の映画)

4.0

美しくて残酷で、そして奇跡と再生の物語。こういう表現方法があるんだ、という素晴らしいアニメーション映画でした。

君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.7

純粋にピュアに楽しむことができました。福岡旅行の場面は、なじみの景色、街並アニメで再現されてて嬉しかった!そして1,600円焼肉食べ放題が旨そうでした!

桜良の母親役の声、和久井映見さん、さすがだと
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トップガン(1986年製作の映画)

4.0

学生時代に何度もなんどもビデオテープで観た「トップガン」を大画面と迫力の音響のスクリーンで。

オープニングから嬉しくてニヤニヤしながら観た。トム・クルーズとケリー・マクギリスのかっこよさは相変わらず
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

5.0

はっきり言って、本当によかった!!

安室奈美恵SWEET 19 BLUES はじめ、耳に懐かしいポップスもたくさん聴けて、笑って泣いて。

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

3.8

小学生の頃にくいいって観たビヨン・ボルグとジョン・マッケンローの対決。

映画の中でネットを挟んだ心と心の闘い」という表現があった。自分の悪癖や易きに流されるところをグッと踏ん張るところから、試合の潮
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.2

感情、論理、論点の脱線、歴史、民族、内戦、猜疑、家族、誇り、親子対決

いろいろなものが絡まりあい、スピード感あって魅入ってしまった。

判決が下った後の原告の表情が全てを物語っていたなぁと思う。

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.5

自分をケアすること
向き合う
寄り添う

音楽がとても心地よく、観終わったあとの心は凪の状態。

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.5

ソフィ(娘)をドナ(母親)が出産するまでの本編前日譚と、現在のソフィの物語が同時進行する構成。

僕たち以上の年代の方々に響く作品だと思いました。
MAMMA MIA! Dancing Queenの
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

4.0

絶対に作戦が成功するという安心感を持って楽しめる作品!サンドラ・ブロックがこの上ない格好よさ。そしてアン・ハサウェイはなんであんなにバカっぽくて下品な女を演じてもキュートなんだろう♡ 「エイト」の8番>>続きを読む

英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2017/18 ロイヤル・オペラ「白鳥の湖」(2017年製作の映画)

4.5

舞台美術が素晴らしかった。黒を基調とした落ち着いた舞台。

オデット/オディールを踊った主演のプリンシパルがこれまたスゴイ。踊りよし、演技よし!第3幕の黒鳥(オディール)の演技は、目線、表情、アームス
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.5

ようやく観ることができました。アカデミー賞作品賞の「シェイプ・オブ・ウォーター」。全く目が離せず、息もつかせぬ展開。そして感じることが沢山ある素晴らしい映画でした。

サリー・ホーキンスがこんなにチャ
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.5

かなりはらはらドキドキできた💓話の内容は陰謀逆巻く人間、組織関係が難しくて、いつものようにあんまり理解できんかったけど😅でもラストは感動!

メトロポリス(1927年製作の映画)

3.8

「世界から猫が消えたなら」で佐藤健と宮﨑あおいが偶然出会うきっかけになった映画。これで観てみたいとずっと思ってた。

今朝はお盆期間でも通勤電車が空いていて、毎日こんなんだったらいいのにと考えたが、一
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.5

静かに泣いた。「わたし、まだあなたに何もしてあげられていない!」花が雪に叫ぶ言葉に静かに泣いた。

土砂降りの音がポイントポイントで効果的に使われて印象的。

自家製やきとり串ソースどぼ漬けは真似てみ
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処女の泉(1960年製作の映画)

5.0

ベルイマン監督の「処女の泉」

痛ましくて辛いけれど、完璧な映画。ラストの奇蹟は感動というより、まさに信心ということを思わせる。深く、清々しい気持ち。

時をかける少女(2006年製作の映画)

3.5

「時をかける少女」(2006) 細田守フィルムフェスティバルで。時空を超える作品って、ソウルメイトを見つける旅が多くていつもぐっときてしまう(アイーダとかもそう)。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

百聞は一見に如かず!

笑いすぎて涙が出てきて、最後は映画愛とチームワークに本当に涙がほろり!

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

4.0

両親を亡くして伯父さん家族に引き取られた女の子。叔父さん夫婦と従妹と仲良く暮らす中にも、ふと愛情の差を感じる瞬間だったり、ふと孤独を感じる瞬間だったり、死んだお母さんを思い出したり。

そんななんとも
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.0

相変わらずのオゾン監督らしさ(?)、二重人格、ドッペルゲンガー的な内容で、現実と幻覚の境を失ってしまう感覚でした。主演女優もオゾン監督らしく、シュッとした切れのある美しさ。

ボディガード(1992年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭で「ボディガード」をこの機会に初鑑賞。サウンドトラックは公開時に買って聴いていたけど、これで一層聴くときに気持ちが入りそう!

ケヴィン・コスナーはなぜあんなにカッコいいのだろう!ホイ
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