MinCさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

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風が吹けば桶屋が吹っ飛ぶ
いたたまれないことこの上なし。
王立現代美術館X-ROYALのチーフキュレーターというステイタスあるポジションにいる主人公がちょっとした事件に巻き込まれたことから歯車が狂い出
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.1


"レディバード"が、いかに母から飛び立って、"クリスティン"になったかにまつわる、危なっかしくてクスりと笑えて人生が愛おしくなる物語。

クリスティンという自分の名前が好きになれなくて"レディバード
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

のび太のものは俺のもの、俺のものは俺のもの、とか何とかいうジャイアンの名言があるけれども、無粋ですみません、いやどれほど素晴らしい瞬間を経て
君の名前で僕を呼んで
なんて詩的な言葉が囁かれるんだ…
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At the terrace テラスにて(2016年製作の映画)

3.9

いやいやいや…こちらもおふざけが過ぎますな笑
女の嫉妬、怖え…
私だったらソッコー帰るな。
いや怖いもの見たさでついつい長居しちゃうかも知れないが。
倒れるタイミング、ご開帳お披露目コーナー、息子の帰
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ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

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とにかく無音で耳が痛いくらい…なところへまさかのホイットニー熱唱(痛笑)
おふざけが過ぎるマイペースパパにバリキャリ生活掻き乱されまくる娘のハナシ…ってかき乱し度がかなり度を越してませんかね⁇WILD
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

あぁ!これは素晴らしいですね〜‼︎
家族みんなで見てほしい。
メキシコ死者の日。
年に一度の、賑やか版お盆または七夕みたいな1日。ご先祖様の写真と華やかに飾り立てられた祭壇、カラフルな砂糖細工のスカル
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.1

私的で詩的で極彩色、ホドロフスキー・ファミリー総出のオペラ・サーカス人生賛歌。タブーとか偏見とか格差社会(←やな言葉だよ…)とか跳び越え、もしかしたら生と死までも超越した混沌からの旅立ち。

芸術家姉
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

アカデミー賞授賞式で、フランシス・マクドーマンドが放った一言
inclusion rider
その際、真っ先に立ち上がるよう声をかけられたのがメリル・ストリープだった。その映像を見たときは本作は未見だ
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blank13(2017年製作の映画)

3.0

なんといっても主演ふたりが今を時めくイケメン俳優だし、脇の役者さんもみんなキャラ立ちしてて上手い。
村ジュンさんがwow wow歌い出したときはオッと思ったし(「あんたのバラード」かと思ったエモーショ
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大和(カリフォルニア)(2016年製作の映画)

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音が…
凄いですよコレ
耳の感覚でいうならリリースを待ちかねたアルバム2枚分一気に聴いたようなstream。サウンド・デザイン森永さん。成る程…

空から空気を震わせる米軍機の轟音とイライラとしたライ
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ローサは密告された(2016年製作の映画)

3.7

スラムで雑貨店を営むかたわら、(というかかなり公然と)アイスを売って生計を立てているローサ。旦那は売りものに手を出して中毒だし子供たちも役立たず。
ドゥテルテ大統領の麻薬撲滅政策は、何故だか石◯元都知
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.8

フランスでは美熟女がモテモテとは聞くが、イザベル・ユペールのこの変態モテぶり。登場人物どいつもこいつも自由奔放というか好き放題で泥沼にも程があるのに、受け入れるべきは受け入れ、ハードな出来事にも経験値>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ヘイ、メ〜ン
なんだか様子がおかしいぞ…
からの展開が笑っちゃうくらい頭オカシイ

けれど特典映像でもうひとつのエンディングとともに、オバマ政権時代のまやかしのポスト人種社会で水面下で続いている人種差
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

-

マルコムX、キング牧師、
そしてメドガー・エヴァーズ
深い悲しみを湛えた大きな瞳を持つ彼を中心に、猛スピードでたたみかけるように編集されたプロパガンダ・フィルム。
ショッキングな暴力映像や西部開拓映画
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地下室のメロディー(1963年製作の映画)

-

目出し帽でも色男、アラン・ドロン。
敗因は、せっかく仕立てのよいスーツ着てお金持ちを気取っても、哀しい哉どうしても出てしまう庶民な出自。利用する筈の踊り子に熱を上げ下手な下心で感情的になってしまったこ
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

4.0

唯一無二の存在、20世紀最高のPOP STAR、THE BEATLES
ライヴ活動を活発に行っていた63〜66年の映像と音が鮮明に蘇り、まるで同じ時代自分もそこにいたかのような臨場感。
twist&s
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ラッキー(2017年製作の映画)

4.5

荒野のサボテン🏜
リクガメ
西部劇みたいなヒマワリイエローのタイトルバック
そしてなんと言ってもハリー・ディーン・スタントンのあの佇まい

さして幸運そうでもないしむしろクソッタレとか悪態祭りで偏屈爺
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パイレーツ・ロック(2009年製作の映画)

4.0

1966北海沖、船上の海賊ラジオ局。
オープニングからキンクス、アニマルズ、ストーンズ、ドノヴァンと畳み掛け
最高にcoolなタイミングでかかるジミ・ヘンドリクス…
ヤァヤァご機嫌ですね🎶

グレイト
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四月は君の嘘(2016年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

広瀬すずちゃんが出てるからって、何でもかんでも見ればいいってもんでもないの寝。
折角の美少女なのにエクステかなんかの人工的茶髪レイヤーヘアは違和感しかなくて。かと言ってメガネっ娘スタイルも微妙。もっと
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.3

恥ずかしながら今、
み・ず・さ・わ〜
って言われたらもれなく
ファイト〜❗️
って言ってしまう自信がある。←o(°▽°)o

もうねぇ、上の句下の句結びとどんどん登場人物全員が愛おしくなってしまって、
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エクソシスト2(1977年製作の映画)

3.7

イナゴの大群、飛行機の翼とともに
アフリカの大地から悪魔ザズズがやって来る、土着の宗教とカソリックの共振

前作に続き、成長したリンダ・ブレアが16歳のリーガンを演じる(またしてもいいところ住んでるな
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.3

イラク北部、砂埃舞う荒涼とした大地、老考古学者(と思いきや神父だった)が見上げる像に、紅く逆光の夕陽に浮かび上がるスコルピオン・ライジング!おお〜これは。期待が高まるオープニング。

70年代オカルト
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.1

スペンサー、GO!

って、言えないよ、なかなか。
軍隊で訓練していたからと言っても、一歩間違えば死ぬかも知れなかったんだから。
しかもGO!直後に即move!だもん。
カソリック系学校や軍隊の規律の
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ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー(2008年製作の映画)

3.9

2作目は、ヘルボーイだけでなく恋する半魚人エイブ・サピエン、自然発火の女リズそれぞれのキャラが活かされ、、そしてそしてさらに♡エクトプラズム半機械人間ヨハン・クラウスが登場‼︎わーい(*^o^*)これ>>続きを読む

ヘルボーイ(2004年製作の映画)

3.5

目には目を
怪物には怪物を⁈

怪僧ラスプーチンが開いた地獄の門から迷い込んだちょんまげヘルボーイ。
お茶の水ブルーム教授によって大切に育てられ、FBI超常現象捜査防衛局勤務の怪物退治係として立派に成
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Day Is Done(原題)(2006年製作の映画)

4.5

うふふ最高。狂ったアメリカンhigh schoolをとことんPOPにめった斬り。キャンディカラーの映像群。あれだけ爪先立ちでshoo-ga-roo train、大変よ。足攣るきっと。エピソード毎モニタ>>続きを読む

サラバ静寂(2017年製作の映画)

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暗闇、廃墟に巨大ボーリングのピン、あの画がとてもよかった。

灰野敬二様降臨
(but in the TV)

大貫憲章さんのパーティSON OF A NOISE
(にて、切腹ピストルズたちがピストル
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ひかりのたび(2017年製作の映画)

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これ、、モノクロームにする必要あるのかな⁇わからなかった…

2017鑑賞備忘録

おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

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おじいちゃんが、死んじゃった時に、ほにゃららしてたからって、一体何なのさ。

2017鑑賞備忘録

星空(2011年製作の映画)

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かしゆかみたいな前髪パッツンストレートロングヘアの少女が、
ゴッホ「星空」のワン・ピースとともに、おじいちゃん、死んじゃったって。&両親の離婚&淡い初恋の初夏を経て
少しだけおとなになって
斜め前髪に
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DARK STAR/H・R・ギーガーの世界(2014年製作の映画)

4.0


『エイリアン』のデザインで知られたH.G.ギーガーの晩年を追ったドキュメンタリー。

チューリヒの街中に、森に囲まれ隔絶されたかのようなギーガー屋敷。敷地内を走る幽霊列車は胎内から生まれ出てまた還っ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

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キーライムのアクセントカラーが散りばめられた、水中ダークファンタジーロマンス⁇
クラシカルな作りの劇場型映画館の屋根裏アパートメント、いいな。


誰かにしたことは、自分に返ってくるんだよ、、
『パン
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

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やーコワイ。ゾッとした。
何がって、不肖ワタクシ女子校育ち。(←望んだワケではない。どうでもいいですが)
自分のなかにも園長先生や少女たちが大なり小なりいるかもって否応無しに認識させられゾッとした。
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

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アベンジャーズも全く未見の門外漢ながらアメコミの映画化でそれなりに面白く見ました
それにしても、アメリカでこれほどほぼ黒人キャストで1本のビッグバジェットな映画が作られているということが興味深い。
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