あとくされさんの映画レビュー・感想・評価

あとくされ

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きみに読む物語(2004年製作の映画)

5.0

うおお!うおお!感動おお!

時代を駆け抜けていく二人、再会して深まる。もうね、最高でしかないっすわ。

戦争もなにげに良いスパイスになっとるね。


アリーがパニクってクールなノアに質問攻めしちゃう
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

4.4

想像していたより、はーるかに、よかった。見入っちゃったわよ。うん。

なんだろうね、少年っぽい一直線に熱血で問題解決、じゃないのよな。
監督も原作も女性、ってのもあるのかな。感情で問題解決、じゃなくて
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

2.6

ヒロインが百面女優。すごい。場面ごとに別の顔を見せる。

七人の侍(1954年製作の映画)

4.7

侍であることの格好良さ。
キクジロウが侍になるビルドゥンクロマンかと思いきや…、そうではなく、というのも渋い。

侍が活場所を求めて、そのことがまた死に場所を求めることでもあるという、その潔さもカッコ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.2

ウェス・アンダーソン。ほむ。

いい意味で誰にも感情移入できなかった。
と見かけて、然り!!!ってなった。

客観視の入れ子構造である。

おもしろい映像体験だった。

ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.9

リスペクトが大切です。
ギャンブルで最初の引きを得るのがワロワロっすわ。
いいお話。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

才能ある若者。
彼を取り巻く,人間たち。
人間っていいな、って思う。

ドラマである。

とりわけ痛切だったのは、
友人が言った言葉。
励ましの言葉。
突き離しの言葉。

おれが20年後にレンガ崩しの
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ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

4.1

ブライダル業界の裏、というだけでなく、とある結婚式にかかわる人の裏、背景のことが描かれており、それらが絡みあい、ドラマを作っておる。

光と影。

信長協奏曲(2015年製作の映画)

3.1

その時代に、別の時代からやってくる、その宇宙人感が、戦のない世界という意思を灯す、そのわけ。


比類ないその人性、みたいな、「役」について思った映画だったな。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.7

主人公が何に囚われていて、何から解放されて今があるのか、という視点で見るのもおもしろい。

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.6

上田誠とヨーロッパ企画の掛け合わせはおもろいなぁ。

瑛太、上野樹里、ムロツヨシなどなど。
今の姿と比べてみるのも面白い。

フォーカス(2015年製作の映画)

3.5

かつて騙されて人を信じられなくなる…の連鎖。断ち切るために告白はあるのかもしれない。精神分析。

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

4.4

おフランスちっくな、思弁的でもあり、感覚的でもある、ボンサンスな啓蒙映画。

34歳?と9歳との関係はどんなもの?
存在していない誰かさんはどんな自分?

などと考えを捏ねてみてもよい。

いずれにせ
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.8

ジュマンジに続編あったんだ〜!!!

ってところで、アクターたちの顔ぶれにも驚く。ジャック・ブラックもええねぇ。

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

3.5

カメさん男の涙ちょちょぎれる祈りにも似た戦い。

七夕とバレンタインの対比もおもろい。

バレンタインの見せかけと、
七夕の本当。
カメはうさぎよりも早い。

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.3

おもしろかった。

イエスを教条的に言うのはアカンってのはそうだけど、そこにあなたが本当におもしろいと感じるのかが大事よね。

ってオチを。

maybeも、許せるくらいに、イエスマン

天河伝説殺人事件(1991年製作の映画)

3.9

天河村に足を運ぶと漏れなく天河伝説殺人事件という映画・ドラマを知ることになる。

んで、見た。

今の天河村とはやや風景が違っている印象がある。
思ったよりも映像観光的な要素が薄いのがやや残念。

神様の思し召し(2015年製作の映画)

3.7

大笑ったイタリアンコメディ。


神のような医者、心臓外科医。
人間だ。とつぜん死ぬ、人間だ。
心臓外科医の全能感を打ち砕く、死。
事故を通して、覚醒する。悟り。
無力を知り、人間を知り、神に気づく。
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レット・ゼム・オール・トーク(2020年製作の映画)

4.2

なんだろう、おもろかった。

なにかテーマがあって、どんでん返しが見られるとかってわけでもないのに、人間が浮かび上がってくるんだよな。


行き当たりばったりの、神聖な、この人生。


終わらないでほ
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

5.0

英語を学ぶことからさまざまな出逢いがあり、人生が開けていくマダム。恋もしちゃって、いやされちゃって。

ラストのすばらしいスピーチでクリアされる、チクリクチリとした家庭内の違和感がいいスパイス。そうい
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バービー(2023年製作の映画)

5.0

可愛い。音楽好き。ストーリー良き。翻訳笑える。

ジェンダー問題を糸口にしているけど、話はもっと壮大。

バービーってなんや?ってところから、ケンってなんや?ってところにも行き、バービーワールドやら現
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

4.6

いろいろ教えてもらえる。
本を読むことのヤバさとか。
物語とは何かを知ることが、この世界を生きることの真相に通じていってしまうっていう、オモロさ。

無は無駄じゃない。無を介して自由を得る。


夢を
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丘の上の本屋さん(2021年製作の映画)

3.4

美しい島の、古本屋の、すてきなおじいさんを中心に、心地よい音楽を聴いたような、そんな映画

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

4.7

音楽すんばらっしい!

台詞回しも最高。

時代の雰囲気も良い。
音楽にもそれはある。

メグ・ライアンいいね!

大切なものに気づいてフォックス氏と、その後の彼のアクションがまた良い。

「風邪をな
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

4.4

発達障害の子どもと、その母親と、「幸せだよ」

泣いてしまう。

お隣さんができて、大きな事件もなくて、なにかが劇的に解決したわけでもなくて、


タイトルになっている「梅切らぬバカ」は、親バカのこと
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.3

2分間だけ巻き戻ってくりかえされる時間劇。記憶まで同じだってのが興味深い。その場合に注意することとして、感情が挙げられていたのはオモロい。記憶が引き継がれる以上、なにかしら感情的なシコリが生じたとした>>続きを読む

大名倒産(2023年製作の映画)

3.7

顔芸やらオーバーリアクションやら、かなり良かった。

不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

4.2

数学を勉強したくなる。

あと、美しさに惹かれる人の生の美しさ

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

とんでもねぇ。

パラレル移動をしまくるのが、なんだかプラトンの想起説にも似た印象を感じさせてくれたな。

マルチバースの世界観をベースに、ぼくたちは新しい人生像を思い描ける、そんな気がしたや。

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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

3.9

すばらしい大作であった…。

ところどころに、んっ?となる部分もあったけどね。
たとえば最後にドワーフの王とゴブリンの王が戦うくだりがあるんだけど、氷の下に落ちてドワーフの勝ちが決まったかに見えたくだ
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