mizukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(1985年製作の映画)

4.4

これは共感。
女として見てくれるのは嬉しいけど、同時に女への見下しが根底にある人ってけっこういる。
端的に言っちゃうと、女性はか弱いからかわいい、みたいな。この手の女好きは厄介なわけよ。女として見ても
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アイ,ロボット(2004年製作の映画)

4.3

何度も観てる。ウィルスミスってほんといい。表情がいい。人間の感情に寛容な人なんだろうなあと思う。ダメな人間を演じるのも、いい人間を演じるのも上手い。

ロボットがたくさん考えたら、人間ってものすごく非
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幸せのちから(2006年製作の映画)

4.6

親子共演尊い…😭私みたいな赤の他人がみちゃっていいんですか!?という気持ちだった。
息子に「バスケ好きなの?俺はできなかったからお前もそんなに上手くならないだろう」みたいなことを言った後にはっとして、
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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

4.5

もう、めっちゃよかった。。。

エンドロールのオフショットに、唐突にドレとウィルスミスの写真がぽんって出てきて、「え、息子!?…確かに似てる!!」ってなった。ウィルスミスの息子、ジェイデンスミスも、ジ
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.4

人は何度でも間違える。というかクズは一生なおらない。素直に本能に従って生きたら、現代では「クズ」と言われるのが当たり前だから。“Choose Life”のシーン、とても良かった。過ちから学べたら楽だよ>>続きを読む

若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これとても好きです私。色気のある作品。
品のないエロと品のあるエロ、どちらも描かれていたのがとてもいいな〜〜。
「エロス」が追求されすぎて、チマキをエロく巻くシーンがあって、さすがに今何を見せられてる
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浅草キッド(2021年製作の映画)

4.5

粋な生き様大好き…。どこまで実話かわからないけど、それすらどうでもいいくらい柳楽と大泉洋を筆頭とする周りの全俳優さんたち最高だった。DJ松永とR指定もね笑笑(配役最高 確かに二人も同じパッション流れて>>続きを読む

ミニオンズ フィーバー(2022年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃいい0章。悪役好き心をくすぐる映画だ〜〜

遺影が黒縁ではなく金縁なの超いい。がちのあまのじゃくだから不謹慎大好き。ポップな葬式いいね。

アニメーションやグラフィックデザインが美しかった
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

4.7

超『モテキ』リバイバルな森山未來なんですけど。最高。まあ厳密には『モテキ』とはちょっと違うんだけど、いわゆる「サブカル」(好きな側はサブだとは思ってないですけどね)を崇高なものとして扱ってくれてるとこ>>続きを読む

パディントン 2(2017年製作の映画)

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わたしは、「ドッグフードのCMなんか出るくらい落ちぶれた」って俳優に面と向かって言っちゃうパディントンと、それを意気揚々と描く製作者の誰かに"睨みの目"
確かに職業や請け負う仕事によって給与の額は天と
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.6

悲しかったことや辛かったことを吐き出したいけど、他人に吐くと辛い思いをさせてしまうかもしれないからぬいぐるみに吐き出す。自己完結しようとするから、"やさしい"。
もう一つ、なんでも受け入れる"やさしい
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パディントン(2014年製作の映画)

3.0

結論から言うと、アニメーションはとてもいいけど、脚本が私の地雷を踏みまくりでした。地雷系女子でごめんね!キャラクターの性格などの設定は良かった。パディントン可愛かった。

パディントンのことは普通に好
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ジョーイ(2020年製作の映画)

4.4

いいラスト…。いい彼女…。
こんないい人いたらすぐ惚れる。一歩間違うとめっちゃ依存して相手を辛くさせて捨てられると思うけど(笑)
悲しいとか死にたいって気持ちは、認めて欲しいけどわかってほしくはないの
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名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

急にCGっぽいCGが出てきてじわったけど、なんかそれはそれでいい。
名台詞とか、うわ来る!ってわかる台本になってるの面白い。「バーロー」とか(笑)「君って一体何者なんだ…?(振り)」「江戸川コナン、探
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

4.7

私も美しいな綺麗だなって思うこととか、大事だなって思うことが詰まっていて、これは好きじゃん…って終始思った。

回想の、藤と紫陽花(っぽいやつ)とラベンダーなどが咲く花園…本当に美しかった。弟さんの歌
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幸せへのまわり道(2019年製作の映画)

4.5

トムハンクスすご。あの役を、あんなふうに超ユーモラスに演じられるのは彼だからだろうなあ。

何もうまくいかない日々や、何がうまくいって何がうまくいってないかもわからない平坦な日々すらコメディ。それでい
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キッズ・イン・ラブ(2016年製作の映画)

4.2

ジャックの絶妙な芋感…絶対白シャツの方が似合うタイプのお肌の色とお顔立ちなのに、控えめな性格故に「控えめな色着ておくか」ってカーキー着ちゃうところが、ガチ(私もだけど、適当に服着たい時は無難にカーキー>>続きを読む

サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

4.5

途中から、「こういうラストになったらいいのにな」って思っていたラストだった。人生においてロマンスってめちゃくちゃ大事なもので、蔑ろにするのは違うって思うけど、なんかもともと「彼氏」, 「彼女」という概>>続きを読む

名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

3.7

ほぼコメディ。謎展開、謎アクション。
いっぱい笑った、楽しい。

この世界情勢の中、ロシア人と日本人が結託するという内容にしたの勇気あるな〜

CGめちゃくちゃ綺麗だった。

あたしだけをみて(2016年製作の映画)

3.9

こんな扱いされたら、誰でもこんなブスになっちゃうよ…。女の子だから大事にしなきゃいけないんじゃなくて、人だから大事にしなきゃ。人よりスマホ?人よりペット?ふざけんな
犬猫好きの中で、人をそっちのけで可
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カレとカノジョ(2014年製作の映画)

4.0

よくある話?そう、よくある大事な話だと思う

ダブルベッドを定点で経時的に映す
最初はとてもラブラブで、キラキラしていて微笑ましい
緊張して、ベッドとその周りをそわそわ片付けたり
しかし関係が冷めてい
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Candy.zip(2017年製作の映画)

3.9

なんか、散文的
脈絡がない
そこがとても美しい

汚い、嫌い、苦い
心を込めたもの、わかられないこだわり、甘い
あの子は苦い、私は甘い
裁くのは私、殺すのは理解者
みたいなね

起承転結、ざっくりはあ
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アオサギとツル(1974年製作の映画)

4.0

も〜お互い素直じゃないんだから〜

そっぽ向きながら手(羽)を繋ぐシーンかわいかった

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

この、とっぽい雰囲気大好き〜〜電Qさんの絵みたい。カット一枚一枚、シーン一つ一つが美しすぎる。

これは難しい。すごいざっくり言っちゃうと、擬似超新星爆発を起こしたかった話だと捉えたんだけど、そんな感
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サスペリア(1977年製作の映画)

4.5

超きゃわセットが延々と出てくる。たぶん自慢のセットなのか、セットのみを映すシーンがちょくちょく長くて好き。すごい好きに撮ってる感あってとても良い。ライティングもとても好き。
悪魔の仕業ではなく、魔女の
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バッド・エデュケーション(2004年製作の映画)

3.8

画が美しかった。スペインの建造物はどれも美しい。行ってみたいなあ。

なるほど、享楽主義って言うのね。馬鹿な恋愛だと思われるかもしれないけど、好きな理由が説明できる人とうまくいった試しがないから、やっ
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アルファヴィル(1965年製作の映画)

4.2

ほぼ哲学書。頑張って説明しようとはしてると思うけど、普通にわかりづらい。一言に意味が内包されすぎている。まあ、哲学って一言でまとまってるから哲学なんだと思うんだけど。
たぶん言いたいことの半分も理解で
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マッシブ・タレント(2022年製作の映画)

3.8

ニコラスケイジかっこいいなあ。
中学生の時好き好き言ってたら「ハゲ好きなの?」って言われたけど、好きな人がハゲてただけじゃん。あれ以上ハゲないのは不思議だな〜

好きだけど知らない作品多すぎて、観てお
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

今もし終末が訪れるとしたら、こんなことが問題になるんだろうな、ということをなるべく網羅しようとしていてすごかった。
私自身理系分野の専攻だけど、科学は絶対正しい物ではないと思う。科学だって、思想や宗教
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家をめぐる3つの物語(2022年製作の映画)

4.5

1.『And heard within, a lie is spun(内側で聞こえて紡がれるウソ)』
自分の違和感にちゃんと耳を傾けて
よく、潮流に逆らうからそこにとどまることができる、みたいな表現さ
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ラスベガスをやっつけろ(1998年製作の映画)

4.7

ウィリアムモリスの絨毯かわいい💞花柄が動くのも可愛い。あの描写は、マジでラリっている時の感覚に近いとあるドキュメンタリー(『サイケな世界〜スターが語る幻覚体験〜』)で言っている人がいた。「幻覚が見える>>続きを読む

ビーチ・バム まじめに不真面目(2019年製作の映画)

4.5

クズは好き。欲望を隠してないだけで、みんな持ってる。みんなで楽しく生きたい。ただそれだけの願望が原動力でいいんだと思う。

"ロー(底辺)で暮らしてこそハイになれる"
"内面を見つめる暇がない人ほど忙
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

庵野さん好きです。私みたいな、仮面ライダーが全くわからない人間のためにちゃんと説明した上で、「これがかっこいいと思ってるんだ!!」というこだわりを見せてくれる。熱量のやばさに、にやけた。
ポップだし、
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闇のバイブル 聖少女の詩(1969年製作の映画)

4.6

初潮の経血が垂れた野花があまりにも美しい。生理痛とか生殖するための正常な作用だとか、そういうめんどくさいこと全部置いておいて、生理って悪くないなって思った。赤くてどろどろしていて、美しい、たったそれだ>>続きを読む