なおこさんの映画レビュー・感想・評価

なおこ

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そして父になる(2013年製作の映画)

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「子どもは時間なんだよ」
「親がそうだったからって真似しなくていい」
「似てるとか似てないとかそんなの気にするのは子どもと繋がってるって実感のない男だけ」
色々残るセリフがあった。
血縁って、姿が似
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誰も知らない(2004年製作の映画)

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昭和に実際に起こった社会問題事件、巣鴨子ども置き去り事件をモチーフにした、是枝監督の映画。
監督が選び抜いた子役たちと実力派俳優、タレントのYOUが出演。一年にわたって和やかな現場で撮影された、とても
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8月のクリスマス(2005年製作の映画)

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山崎まさよしの目が澄んでいて、おじさん呼ばわりされてもなおかっこいい。ヒロインもかわいい。先輩教師ともお泊まりするくらいで、いじめられたりしてなかったのも安心。おじさんがいなくてもちゃんと周りに大事に>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

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一歩進んで二歩下がる、くらいのゆっくりゆっくりな成長、でも行動に移しててえらい!
BLが流行ってる、って言い方はどうなんだろう。認知度が高まってるってこととは違うのかな
こういう疑問ももはや必要でない
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

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予告なし情報まったくゼロからの劇場鑑賞は初めて。何故そうしたのか理由を知りたい。

そしてストーリーはやっぱり難しい!複雑。終わった後も何かつかめた感じがなく寂しい。でもやっぱり圧巻の映像だった。スク
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川の底からこんにちは(2009年製作の映画)

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おもしろかった!
石井裕也監督よい。ユーモアの世界観がすき。

父親役、エンドロールで大杉漣を待ってたら、志賀廣太郎という俳優さんだった。

満島ひかりがかなり若く(今とそんなには変わらないけど)、薬
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母性(2022年製作の映画)

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湊かなえ原作と知り驚き

娘サイドと母サイドがきっちり分けられている上にわかりやすい台詞と映像描写だったので一回の鑑賞で十分に理解できた。女性役者陣が素晴らしい。

女には2種類あるという。母と娘。
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

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勿論だけど、YES人間になりましょうね、という映画ではない。
嫌なことを頑張って引き受けた先に素敵なドラマが待ち構えてるとは限らないし、NOが多い人生に、では縁や幸福が全く起こらないのかといえばそうと
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もののけ姫(1997年製作の映画)

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渡辺直美がジブリ作品の中で付き合うならアシタカ、というので観てみた。「生きろ」の台詞が思ったより早めに出てきてびっくりした。
台詞が難しくてそこはあまり入ってこなかったけど、映像は見ていて飽きない。
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怪物(2023年製作の映画)

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おもしろかった!!
俳優陣の演技力が総じて高く、あっという間の2時間6分。子役も素晴らしいけどわたしはやっぱり安藤サクラの演技に引き込まれるー。校長室での、奇妙すぎる校長と職員に食ってかかるシーン最高
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

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退屈なのを過保護な親のせいにせずにもっと頭使って、四姉妹もいるんだからお互いに案出し合って楽しめるように努力すればいいのに。。と思ってしまった。学校も行ってることだし世間と関わるチャンスがないわけじゃ>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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ばあちゃんと久しぶりに映画館。
意味をわかろうとして観る類の映画ではないのかも。お父さんの苦しみや謎のダンス(?)も、バケーションでの出来事もうすぼんやりしていて、あまり興味関心持てないまますぎていっ
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

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ジェニファーとっても素敵。冒頭の、滝のように水浴びながらキレッキレに踊るシーンが好きだった。
ニックとリッチー見た目似てて私にはどっちがどっちだか。。
なんでバレエがやりたいのか、なぜそんなにオーディ
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落下する夕方(1998年製作の映画)

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江國香織と原田知世のファン。
菅野美穂出て来た瞬間あまりのかわいさにビビる。仕草口調はちょっと受け入れがたいけど、そこはもう一度原作読んで文字から浮かぶ華子の人物像みてみたい。そして原田知世の透明度と
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EO イーオー(2022年製作の映画)

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ロバが主人公の映画。
動物って演技できるの?
どこまでが本物かわからなかった。
映像が独特。画面一面真っ赤に染まったり、不思議な色の光が差したり。

ロバとか馬の目って、黒くて丸くてめちゃ綺麗。

Share the Pain(2019年製作の映画)

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カランコエの花、つながりでこちらも鑑賞。おもしろい設定。
SPを受けるか迷っている彼氏に、彼女が
「あなたの体だから無理にすることはないと思うけど」と言った言葉に、ハッとなった。
SPとは“女子が感じ
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カランコエの花(2016年製作の映画)

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映画って、100分から200分までのものを指すと思ってたけど、長さなんて関係ないのだと思わされた。それほど40分ほどの映像の中に、たくさんの繊細さが詰まってた。
LGBTQの人たちへの接し方とは。と考
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

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最後の5分間、ころころと変わる日付けを目で追いながらも思考が追いつかず、最後の最後でようやく意味理解した。緻密な構成が凄すぎる。

東京でのたっくんがフィーチャーされすぎてて地方での健気なまゆこの私生
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リトル・ガール(2020年製作の映画)

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ドキュメンタリーとは知らずに鑑賞。
子役の子の涙のシーンに凄く引き込まれたけど、あれは本当の涙だったのね……。
脚本が、素晴らしい。親子の会話、医師(カウンセラー?)を交えての会話、交わされる言葉の
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女は女である(1961年製作の映画)

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漫画家の岡崎京子がこの監督に影響を受けてると聞いて、どんな感じの映画なのか気になり鑑賞。
感想は一言で言うと、観にくい。
バックミュージックがよく分からないタイミングで途切れるし、時々画が二重にみえて
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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デンマーク映画初鑑賞。インテリアがさすが北欧!みていて飽きない。お家もクラスルームも職員室もお洒落で素敵。
最初は誰が主人公か分からなかった。

アルコールを頼りに冴えない自分と日々を変えていこうとす
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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あまりにも印象的な題。長いあいだ頭の片隅にあってようやく観た作品、かいつまんで観ただけなのでまた今度もう一度。湖に行きたくなった。

サウンドトラックに坂本龍一さんが参加してると知って驚き。

午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

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主人公の声がやさしくてラジオパーソナリティにぴったり。こんなラジオが朝四時までやってくれてるなんて、不眠症の人にとってはなんて心強いだろうと思う。

梅田で観たからかして、パリのビル群の夜景が梅田と重
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青葉家のテーブル(2021年製作の映画)

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気になりつつずっと観てなかった作品。初鑑賞 おもしろかった!北欧暮らしの雑貨店さん、映画もするのねと驚き、

主人公の、飽きっぽいところや何かを創りたいんだけど何が向いてるかわからない…っていう足元ふ
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

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綺麗に丁度良く愛することってきっとできないし、そうしようと努力する時点でそれは愛じゃないのかも。

テルちゃんが愛を、その質量のまんま行動に移せるところ私は好きだ。
いますぐ会いたいからいますぐ会いに
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

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ポップな黄色のスチル写真とは裏腹に、
だんだん観ているこちら側からも笑顔が消え去り、只々次のシーンに移るのがゆううつになるような、陰うつ極まりない映画だった。

まずはこの映画に出てきたすべての役者さ
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

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理解するのが難しいところも多々あったけれど、観てよかった。

「なぜ病院に行かないのか。これ以上周りの人を困らせたくないなら努力しないと!」と、主人公に対してもやもやしながら鑑賞。かたくなに治療を拒ん
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恋愛小説家(1997年製作の映画)

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思ってたのと違ったけど、面白かった。
人は変えられないけど、自分は変えられる。本当に人を愛するということを会得するまでの道のりを見たようだった。相手の発言や言動に傷つけられる(傷つく)ことを恐れず、相
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

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おもしろかったー…
育児奮闘シーンが素晴らしい。
女はきっと、自分が想像する以上に強く豊かに生きられると思った。自分以外の人を頼ってこそさらに。

ディープエンド・オブ・オーシャン(1999年製作の映画)

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兄、がんばった。
「辛い思いをさせたわね、許して頂戴ね」だけじゃ足りないほど長く辛かったと思うけれど、弟が帰ってきてよかった。
弟も丁寧に愛を注がれて育ったのがよく伝わってくる。

好きだ、(2005年製作の映画)

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赤ちゃんの鳴き声は、Aの音だそう。
菅野よう子さんのサウンドトラックが素敵。

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